投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 29 日 15:23:08:
回答先: 西鉄高速バス乗っ取り事件、容疑少年は医療少年院送致(朝日新聞) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 29 日 15:04:52:
今年5月、乗客6人が死傷した西鉄高速バス乗っ取り事件で、強盗殺人容疑などで家裁送致された佐賀市の無職少年(17)に対する最終審判が29日午前、佐賀家裁で開かれた。永留克記裁判官は少年の事件当時の責任能力は認めたうえで、「精神科医の観察の下に置くのが適当」などとして少年を医療少年院送致とする保護処分を決定した。広島地検は、犯行状況や少年の供述内容を総合すると責任能力はあったと判断、「刑事処分が相当」の意見書を付けて家裁送致していた。決定により、少年は精神科医の観察やカウンセリングなどの治療の下で教育を受けつつ社会復帰を目指すことになる。
同家裁は、精神医学の専門家1人に少年の責任能力の有無など鑑定を委嘱。今月14日に提出された精神鑑定書は、少年について「事件当時、自己の行為の善悪を判断する能力が著しく低下していたとはいえない」と責任能力を認めた。その上で、少年には自分の意識と行動のつながりが失われる「解離性障害」とみられる症状があり、精神分裂症の前段階の疑いがあると指摘。医療少年院送致が望ましいという意見が付けられた。