投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 29 日 15:16:04:
電力業界が出資する電力中央研究所は、微量の放射線ががんの抑制や免疫力向上などに役立つとする「放射線ホルミシス効果」を検証するため、10月1日に低線量放射線研究センターを東京都狛江市に設立する。この効果は20年ほど前に米国の科学者が提唱した。同センターはラドン温泉の効能など身近な放射線の影響なども確かめていく計画だ。
国際放射線防護委員会(ICRP)は一般人の放射線の被ばく線量限度を1年間1ミリシーベルトと勧告しており、「安全」の尺度とされている。
しかし、電中研によるネズミの実験では、被ばく線量が200ミリシーベルト以下の場合、リンパ球の働きが活性化して、免疫機能が高まった。がん抑制遺伝子の働きを活発にするケースや、老化を抑える効果もみられた。また、ラドン温泉の周辺地域の住民は、がん死亡率が低いという疫学調査もあるという。
放射線の影響については安全最優先の視点から、科学的に立証されたことではないが、「どんなに少なくても人体に悪影響がある」という前提で論じられてきた。電中研は「低線量放射線の影響をくわしく調べ、効用があるなら医療への応用をはかりたい」と話す。
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★電力業界が・・・(笑)。このニュースを要約すればこうなる。「原発からは微小な放射線が漏れていますが、これくらいの放射線を浴びることは却って健康にいいんですよ!」