投稿者 gaattc 日時 2000 年 9 月 12 日 23:11:33:
回答先: <欠陥テレビ>「発火の恐れ」を公表せず 三菱電機(毎日新聞) 投稿者 gaattc 日時 2000 年 9 月 12 日 23:07:04:
三菱電機は12日、1987年から88年にかけて生産した大画面テレビ「CZ―1シリーズ」で3件の発火事故が起きたことを明らかにし、同シリーズ約4万5000台を自主回収すると発表した。
同社は、この日の朝に一部報道で発火事故が明らかになるまで、電子回路の異常過熱で発火する恐れがあることを把握しながら、製品の自主回収や問題の公表をしていなかった。通産省は重大事故の報告を義務づけた電気用品取締法違反の疑いもあるとして調査を始めた。同じ三菱グループの三菱自動車工業によるリコール(回収・無償修理)に絡むクレーム隠し事件が発覚したばかりで、同グループ企業のモラルが改めて問われそうだ。
「CZ―1シリーズ」は約5万台生産され、91〜97年に計10件の事故報告があり、7件は部品の破損にとどまったが、3件は発火した。原因について同社は「プリント基板のはめ込み工程で一部製品に問題があった。構造上の欠陥かどうか不明のため対応が遅れた」としている。また、「(発火事故は)当時の基準では公表すべき事案には入らなかった」と説明している。
[毎日新聞9月12日] ( 2000-09-12-11:54 )