投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 9 月 28 日 00:42:01:
厚生省は二十七日、中小企業のサラリーマンらが加入する政府管掌健康保険(政管健保)について、現状のままでは、二〇〇二年度に、財政破たんに陥るとの試算を医療保険福祉審議会(厚相の諮問機関)の運営部会に報告した。
同省は二〇〇二年度に、保険料率を現行の平均月収(平均標準報酬月額)の8・5%から9・6%に引き上げれば、破たんを回避できるとしている。
同日までにまとまった政管健保の九九年度決算によると、収支は過去二番目となる三千百六十三億円の大幅赤字となった。
収入を見ると、企業のリストラなどで、加入者数は前年度比1・3%減で二年連続のマイナス、加えて平均月収が戦後初めて前年度を下回る同0・5%減となったため、保険料収入は同2・0%減の五兆九千二百九十四億円となった。この結果、九九年度の収入は同1・0%減の六兆九千九十一億円。
(9月27日23:06)