パレスチナ衝突の調停外交大詰めに(朝日新聞)

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投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 12 日 03:03:56:

回答先: アラファト議長が衝突停止を指令(朝日新聞) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 12 日 03:02:56:

イスラエル治安部隊とパレスチナ人との衝突をめぐる国連や欧州連合(EU)による調停活動は11日、衝突の実態究明のための調査委員会の構成や位置づけについての合意文書の作成を目指している。しかし、イスラエル、パレスチナ双方に隔たりがあり、調停の行方次第では衝突が再燃する可能性もなお残っている。
アナン国連事務総長は11日、バラク・イスラエル首相との会談に続き、陸路ガザ入りし、アラファト・パレスチナ自治政府議長と3度目の個別会談に入った。この日の会談はいずれも当初予定されておらず、調停が進展する可能性が出てきたとの見通しもある。
調査委員会の構成については、あくまで当事者間の協議を主張してきたバラク首相が10日、米国が責任と主導権を持つ調査なら受け入れる用意があると語り、国際的なオブザーバーの参加などを認める姿勢を示した。しかし、パレスチナ側は、国際的な枠組みが必要との姿勢を崩していない。自治政府筋によると、アラファト議長は、アラブ諸国、特にエジプトの参加を強く求めているという。
パレスチナ側がアラブ諸国の参加に固執するのは、イスラエルの「過剰な武力行使」を非難する国連安全保障理事会決議(7日採択)をイスラエルへの配慮から棄権した米国主導で委員会が構成されれば、多数の犠牲者を出したパレスチナ住民が反発し、沈静化にはつながらないとの見通しがあるためだ。委員会の位置づけについても、住民の殺害にかかわったイスラエル軍関係者の訴追を求めるパレスチナ側と事実関係の調査にとどめたいイスラエル側には隔たりがある。
(01:36)



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