投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 10 月 11 日 19:57:02:
回答先: ユダヤ人がアラブ人襲う〜イスラエル国内流血〜全土で焼き討ち、死者3人(産経新聞) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 10 月 11 日 02:51:08:
10/11 18:29 報復恐れる南レバノン住民 一触即発のイスラエル国 外信84 #01
【シェバ(レバノン南部)11日共同=船津靖】「バン、バン」
という鋭い衝撃波に全員が身を伏せる。恐る恐る顔を上げると、二
機のイスラエル軍機がレバノンの住民たちを威圧しながら真っ青な
空を急上昇して行く―。
今月七日、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラがイ
スラエル軍陣地を奇襲、兵士三人を誘拐した国境地帯は、いつ大規
模衝突が起きても不思議はない不気味な緊張に包まれていた。
レバノン南部マルジャユーンを通過すると、政府軍兵士の姿はな
い。今年五月の撤退までイスラエル軍が二十年近くも支配したこの
地域は、黒いあごひげをはやしたヒズボラ民兵たちの天下だ。
(続) 001011 1829
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
>
[2000-10-11-18:29]
続き (改行で次文書 E:終了)
>
10/11 18:29 報復恐れ 外信84 #02
イスラエル兵が誘拐されたシェバ農場に最も近いレバノン側の村
シェバに続く一本道を進むと、「こっちは危ない。一家で避難する
ところだよ」と、前から来た車の婦人が叫んだ。イスラエルの報復
を恐れているのだ。
山道をさらに行くと、大破し、焼け焦げた日本製ワゴン車の残が
いがあった。誘拐作戦の直後に武装ヘリに破壊されたという。
この車に乗っていて一歳の息子と危うく難を逃れたリマ・ダヒル
さん(27)にシェバ村で会った。「国連施設に逃げ込もうとした
私たちを追いかけて攻撃してきた」。幸い死者はなかったが、姉妹
を含む七人が負傷した。ダヒルさん一家は、山頂に立つイスラエル
軍の監視塔から常に見下ろされている。しかし「私は避難しない」
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
>
と気丈だ。
「誘拐の時はシェバ村からロケット弾をイスラエル側に撃ち込ん
だ」と、ヒズボラの案内役ハッサン・シュワイブ氏が胸を張る。
(続) 001011 1829
[2000-10-11-18:29]
続き (改行で次文書 E:終了)
>
10/11 18:29 報復恐れ 外信84 #03
シェバ農場を遠望できる西方の丘の上に立った。西側はイスラエ
ル領だ。上空を国連レバノン暫定軍(UNIFIL)のヘリが旋回
している。
百メートルほど先の鉄条網の向こうからイスラエル軍の歩哨二人
がこちらの動きを監視している。「背後にはあの十倍の狙撃兵がい
る」と腕に銃弾のあとが残るシュワイブ氏。レバノン側の山も姿は
見えないが実は「ヒズボラだらけだ」と言う。
人の気配はほとんどしない。静かだが、どちらかが挑発行動に出
たら、たちまち銃弾が飛び交う一触即発のぴりぴりした雰囲気がみ
なぎっている。シュワイブ氏は「祖国と神のために死ぬのは怖くな
い」と言い切った。
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
>
(了) 001011 1830
[2000-10-11-18:29]