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話題の身体にいい食べ物
ごま
・骨粗鬆症の予防
→ごまは骨作りに欠かせないカルシウムとマグネシウムを両
方含む。このため骨粗鬆症予防効果が高い。
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ごまとは?
ごま科の一年生植物の種子で、黒、白、金の3種類ある。3種類のゴマ
の成分はほぼ同じ。エネルギーは、大さじ1杯で約60kcal。
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-ごまの有効成分-
ゴマリグナン 食物繊維 ビタミンE 鉄 カルシウム マグ
ネシウム
ゴマリグナン;ごまの抗酸化成分の総称
ゴマリグナンの種類:セサミン セサモール セサミノール セ
サモリノール セサモリン ピノレジノール
特にセサミンは肝臓で良く働く。
セサミン:ごまの繊維質が分解されてできるリグナ
ン類の一種。ごま油にも1%程度含
まれる。胃腸で分解されず肝臓とつなが
っている門脈で吸収されるため、肝
臓(活性酸素の影響を受けやすい)に直
接作用する。-ごまの効用-
・善玉コレステロールの増加促進及び悪玉コレステロールの増加抑
制
→ごまのセサミンが善玉コレステロールを増やし、悪玉コレス
テロールを低下させる。
・活性酸素の除去作用(とくに肝臓における活性酸素除去に有効)
→ゴマリグナン、とくにその中でもセサミンの活性酸素除去
作用により、肝臓(体内の解毒工場であるため活性酸素
の発生率が高い)の活性酸素を除去し、肝機能の強化をは
かる。ビタミンEも抗酸化作用をもつためゴマリグナンと
とともに活性酸素の除去を行う。また、ビタミンの肝臓で
の酸化を防ぐ。
細胞膜の脂肪は活性酸素により酸化されやすくその結果、
細胞が癌化することがあるが、ゴマリグナンはこの細胞膜
の酸化も防ぐ。
→アルコールの分解促進
ビタミンの働きの活性化
癌予防
・貧血の改善
→ゴマは、赤血球の材料である鉄を多く含む。このため鉄欠
乏性貧血を改善する。
・冷え性の改善
→上記の理由で貧血が改善されると血液の循環がよくなり冷
えが改善される。またビタミンEが血行をよくし、ダブル
の効果で冷え性を改善する。
・骨粗鬆症の予防
→ごまは骨作りに欠かせないカルシウムとマグネシウムを両
方含む。このため骨粗鬆症予防効果が高い。
・便秘の改善
→ごまは非水溶性食物繊維が多く含む。この非水溶性食物繊
維が便秘を解消する。
-まめ知識-ごまは、その有効成分をさらに有効に使いたいなら、炒っ
てさらに摺(す)ること!
炒らないと効果がないわけではありませんが、炒った方がより効果が
大きくなります。理由は、ごまの有効成分のゴマリグナンが炒ること
によって抗酸化力が増加するということと、炒ることによって消化吸
収がよくなる(生のごまの表面はセルロースという食物繊維で覆われ
ているため消化があまりよくない)からです。また、さらに消化吸収
をよくするためには、すった方がいいでしょう。ごま和えの衣を作る
ときは、まず、炒ってからすった方が有効成分が活躍しやすいし、香
りもよく出て一石二鳥です。
研究者 自衛隊舞鶴病院(京都府舞鶴市)の平田文彦内科長
→高脂血症(コレステロール)の人を対象とした臨床実験で
コレステロールを低下させることを証明。
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