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ブッシュ政権が「大量破壊兵器のウソ」をばらまきながら国内世論と国際社会を騙して
ネオコンとイスラエルの宿願の計画だったサダム・フセイン政権転覆“戦争”を
やらかしたのち、このウソの誤魔化しようがなくなって政権内に暗闘が起きている。
いちはやく“トカゲの尻尾切り”(連中の好きな言葉をつかえば“贖罪の山羊”かな)
をやらかそうとして、ライス、ラムズフェルド、そしてブッシュは、チェイニーの
周辺に責任をおっかぶせて“みそぎ”を済ませる動きに出た。ここで先月末から
俄然「問題」となってきたのが、7月半ばに保守系コラムニストのロバート・ノヴァクが
暴いていたアフリカ外交官妻のCIA工作員としての秘密活動スキャンダルだった。
ある意味で当初の政治スケジュールになかったカリフォルニア州知事選挙が突然
日程化したことで、来年秋の大統領選挙への長いのスタートラインが前倒しとなり、
そうした状況のなかでこのスキャンダルがブッシュの足を引っ張る恐れが出てきた。
そういう情勢でホワイトハウスは司法省の追及を受け入れ、嘘発見器の使用まで
容認するといっている。(似たようなことが20年ほどまえのレーガン政権時代にも
起こったが嘘発見器の使用は“マッカーサー旋風”を連想させる秘密警察国家のようで
アメリカの民主主義的価値観とは相容れないという反対が強くて、レーガン政権は
導入できなかった経緯がある。)
これは司法省vs大統領府という二元論や、単純な勧善懲悪の図式で捉えるのは禁物だろう。
911事件以降、米国の捜査警察諜報体制は一元化にむけて再編が進んでいる。そういう
現状で嘘発見器をつかった職員捜査まで進めるというのは、支配体制内の「反体制派」を
あぶりだして粛清する一里塚である。当然ながら司法省はブッシュ政権のコントロール下
にある。
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http://cnn.co.jp/usa/CNN200310020012.html
うそ発見器も拒否しない方針 漏えい問題で米政府
2003.10.02
Web posted at: 11:46 JST
- CNN
ワシントン(CNN) マクレラン米大統領報道官は1日の記者会見で、米中央情報局(CIA)工作員名漏えい問題をめぐり、捜査当局がうそ発見器の使用をホワイトハウスに求めてきたとしても、「全面協力を約束する」と述べ、拒否しない方針を示した。
同報道官は、「完全協力とは完全に協力するという意味だ」と話した。
さらに、この問題について情報をもっているホワイトハウス職員は司法省へ報告するよう求めると述べた。
同問題の捜査に関連して、ホワイトハウスの全職員は2002年2月にさかのぼり、関連の可能性がある全ての書類を保存するよう指示を受けた。
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