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この時期の不起訴処分の真相に迫ってるような気がしましたので、
以下引用させていただきます。既出でしたらすみません。
http://furukawatoshiaki.at.infoseek.co.jp/index.html
「田中真紀子・嫌疑なし不起訴処分」の政治的背景を考える
―そして、小沢一郎は真紀子に離党届を小泉へと叩きつけさせるために、
己の政治生命を賭け、死ぬ気で真紀子を口説け
(03・10・4)
と、本題に入る前に、今回の自民党ソーサイ選を機に、橋本派を始めとする主要派閥
のメルトダウン(=溶解)現象が進むなか、いまや名実ともに「自民党池田派のボス」
として、参院幹事長の青木ミキオのオッサンを抑え、前回の2000年6月に引き続い
て、またもや「ウラの総理大臣」として、「解散権」を小泉に行使させようとしている
さるエライ方(=池田大センセイ)の近況が入りましたので、まず、その一報をここ
に記しておきます。
ちょうど先週の『週刊新潮』(9月25日号)が、「流出した『肉声テープ』が語る
『池田大作』の本当の病状」という形で、実にキョーミ深い記事が出ていて、会話の後
半部分のもつれなどから、「脳梗塞の前駆症状」「一過性脳虚血発作」の可能性を指摘
していましたが、私の取材でも、その記事はかなりの信憑性があることが裏付けられま
した。
そして、最近、接触した信濃町の関係者(=仮にZ氏としておきます)によりますと
「この春に倒れたことがきっかけで、体力の衰えは進んでいる」としたうえで、「普
段は、先生は車いすも使っている」という、衝撃的(?)な事実も披露してくれました。
というわけで、以下、池田大センセイの近況(=病状)について、Z氏の談話をその
まま引用します。
「池田先生の病気について、脳とか心臓とか部位で見るからわかりにくいんであって
体全体を見ないとダメですよ。要は老化が進んでいるってことで、全体的に血栓が脆
く、細くなっていて、それが脳だったり、心臓だったりするわけですよ。
倒れてからは相当のリハビリをしたようです。それで、ようやく聖教新聞に出れると
ころまで回復したのです。でも、主治医からは『人前では長時間話をするな』と言われ
ています。先生ご自身は、なるべく人前でスピーチをされたいようなのですが、そうい
うことなので、周りが止めているところもあります」
「春に倒れて、退院されてからは、移動の際に、先生は車いすも使っておられます。
もちろん、会館でスピーチされるなど、人前ではそんな姿は絶対に見せませんが。です
から、最近は、決裁も最重要事項のものと、聖教新聞の座談会の赤入れは必ずやってい
ますが、それ以外のことについては、『秋谷一任』『広報室と相談の事』というのが多
くなり、会長あたりも『先生、あまり無理をなさらないで下さい』と言って、『先生、
こうじゃないんですか』と、突き返された決裁を逆に切り返していく場面も出てきたと
聞いています」
私もちょっと「車いす」には驚きましたが、いずれにしても、足腰の弱体化も含めて
春先までの池田大センセイの元気とはだいぶ違うようです。
んで、そうした空気は側近、幹部クラスはわかっているといいます。しかし、末端の
“善男善女”の会員には、そうした情報が伝わらないよう、徹底した箝口令が敷かれて
おり、「あくまで池田大センセイは、チョー元気でおられます」とPRしている、との
ことです。
血栓が弱くなるというのは、わかりやすく例えれば、この光ファイバーを使った高速
大容量ブロードバンド通信の時代に、電話回線の2400bpsで電子メールの通信を
やってるようなもので、やっぱり、情報処理能力は低下してしまうということです。
いずれにしても、池田大センセイは、今後、無理は絶対に禁物ですので、私もこれか
らは、聖教新聞の写真付きの登場回数が、せいぜい月イチくらいだったとしても、あま
り騒がないようにしたいと思います(笑)。
さて、そこで本題に戻りますが、田中真紀子が先月30日、秘書給与の流用疑惑につ
いて、東京地検特捜部が正式に「不起訴(嫌疑なし)」の処分を出したことで、明日の
10月5日には、次の衆院選への「出馬表明」を行う、との観測が流れています。
地検がなぜこの時期に、それも「嫌疑なしの不起訴」という、いわば「真っ白」の刑
事処分を下したのかのウラを、私なりのヨミをここで披露して、今度の選挙で「政権交
代」を実現させるためには、何が必要かを考えてみたいと思います。
まず、真紀子の刑事処分ですが、読売新聞がこの7月下旬に「不起訴の方針」をスク
ープして以来、最終的に正式な決定を下すまでに、何とも時間がかかったといえばかか
った一方で、自民党のソーサイ選が終わって、「解散―総選挙」のタイムスケジュール
、すなわち、「10月10日解散、28日公示、11月9日投票」の線がほぼ確定した
時期を見計らっての、何とも微妙かつ見事なタイミングでの決定です。
辻元チャンの不当逮捕が、最終的には「史上最低最悪の検事総長・原田明夫」の政治
判断による可能性が高いということを、以前の本サイトで私は指摘しましたが、じつは
今回もそれと同じキナ臭さを、私の動物的本能は鋭敏に察知しています(笑)。
では、なぜ、この時期に「真紀子はシロ」という“政治決着”が図られたのか。
それは9月24日に、白川勝彦氏が、衆院・新潟5区からの出馬を表明したことが絡
んでいると思っています。
白川氏は、自民党を離党して、一昨年の参院選で白川新党を旗揚げして挑んだように、
言わずと知れた「反小泉、反創価」です。その白川氏が、「政権交代」を旗印に、民
主党をはじめとする野党の協力を得て、新潟5区から立候補することに、一番あせった
のは、間違いなく、池田大センセイです。
大センセイにしてみれば、2000年の衆院選、その翌年の参院選に白川氏が落選し
て、枕を高くして寝ていられるなあと思っていたところ、「新潟5区から出るだって?」
ということになったわけです。
新潟5区はもちろん、真紀子の選挙区ですが、これは真紀子の刑事処分がいつになる
のか、また、刑事処分がどういう内容になるのか次第では、「立候補は難しい」という
局面もありえたと思います。
というのは、これから解散風が吹いてきて、祭りに向かってムードが盛り上がってく
る中、どこで“謹慎処分”が解けて、自由に選挙活動ができるかは、大きな問題だった
からです。
本来なら、検察は、読売新聞がスクープした時点で、遅くとも、8月末にでも刑事処
分を出していれば、真紀子自身もそうですし、「政権交代」を掲げてできるだけ多くの
小選挙区に候補者を立てたい新民主党としても、作戦を立てやすかったのですが、辻元
チャンの場合と同様、さながら「イヤガラセ」的に刑事処分の決定を引き延ばしたのが
いまや、国策捜査機関になり下がった原田検察なのです。
ただ、検察もあまり処分の決定を先に伸ばしてしまうと、「出馬妨害」だと世論の批
判を受ける可能性もありますし、何よりも、「真紀子塩漬け作戦」の首謀者である小泉
の意図を汲んで、そのへんは、まあ「阿吽の呼吸」ってヤツで、タイミングを図ってい
たのでしょう。そんな矢先に、信濃町的には「9・24の変」、すなわち、白川氏の出
馬表明だったのです。
じつは、地元の新潟には、選挙キチガイの私の高校の同級生がいて、現地の情報がビ
ビッドに入ってくるのですが(笑)、新潟県は、野党3党(民主、自由、社民)の選挙
協力がいちばんうまく行っていて、例えば、去年4月の自民党真島某の死去に伴って行
われた参院補選では、民主、自由、社民の野党3党が推薦した黒岩宇洋が54万票を獲
得し、自民党公認の塚田一郎の34万票にブッチ切りの圧勝を果たしているのです(じ
つは、このとき白川氏にも最初、出馬の打診がありましたが、「その時期ではない」と
断っています)。
んで、去年の10月に、真紀子の辞職に伴う衆院・新潟5区の補選がありましたが、
そこでも自・公・保推薦の元職・星野行男が6万9千票に対し、民・由・社の野党3党
が推した石積勝という、地元ではまったく無名の候補が何と6万票も取って、大善戦を
果たしたのです。
私自身が、田中角栄ゆかりの旧新潟3区の出身ですので、あそこの政治風土は誰より
もいちばん詳しいですが、かつての「鉄の団結・越山会」の金城湯池の旧新潟3区(=
新潟5区)で、非自民の野党系候補が、あれだけの得票数を衆院選でハジキ出すという
のは、じつは「革命的」といってもいいのです。
そこで、白川氏に白羽の矢が立ったのは、そうした「民・由・社」の3党協力の絆が
磐石なところに加えて、全県的な知名度があったからです。
ただ、いずれにしても、新潟5区というのは、「田中真紀子」というスターがいます
ので、彼女が出るとなるとやはり選挙は強い。そういうところを見ながら、なかなか「
じゃあ、私が出ます」という人材がいなかった。そのへんも睨んでの、今回の「白川出
馬」ということだったと思います。
ですから、もし、今回の秘書給与流用疑惑の捜査の刑事処分が遅れて、例えば、「解
散後」とか、それこそ「公示直前」であれば、「真紀子出馬」も難しかったでしょうし
、もし、そういう状況で、「白川勝彦VS星野行男」であれば、勝負は見えています。
しかし、それにビビってしまったのが、池田大センセイなのです。
大センセイにしてみれば、白川勝彦は「2度も死んだ」と思って、枕をチョー高くし
て寝ていられたのに、ここでゾンビのごとく、「3度目の正直」とばかりに生き返った
ら、たまったものではありません(#だって、おととしの参院選の信濃町の最大関心事
は、マルハムの総得票数よりも、「白川新党の議席確保なるか」だったんやからな)。
まだ、白川氏が「当選のまま野党」でも大問題なのに、もし、ここでうっかりまかり
間違って、政権交代が起こり、与党に入ってしまった日には、また、国怪で「政教分離
」を追及され、それをまた、週刊誌が面白おかしく取り上げて書き飛ばすのは、目に見
えています。
せっかく、この「自・自・公―自・公・保」で、「白川国怪不在」というファクター
によって、週刊誌での学会批判報道が鎮静化していたのに、このままでは「寝た子を起
こしてしまう」ことになってしまいます。
そこで、池田大センセイによる、「白川当選絶対阻止指令」が出たのです(笑)。
そして、ここからは私の推理ですが、大センセイは「何とかしてくれ」と、小泉に泣
きついたのだと思います。
ここで「何とかする」とは、真紀子を出馬させることで、白川当選の芽を潰すという
ことです。
小泉的には、今や真紀子は「鬼門」ですから、できれば、今回の出馬はさせたくなか
ったのでしょうが、センセイ的には、白川勝彦はそれ以上の「鬼門」ですから、最終的
にここは、せっかく「05年の自民党憲法改正案提出」もブチ挙げたことだし、信濃町
に「貸し」を作らせるためにも、「よっしゃ」と、原田明夫に何かのサジェスチョンを
出したのだと思います。
少なくとも、いまの原田検察は、三井環氏の不当逮捕を出すまでもなく、辻元チャン
の逮捕と、「政治取引」はいくらでもございですので、「真紀子不起訴処分」の決定な
ど、朝飯前です。とりわけ、マルハムに対しては、原田明夫は「盗聴法」を通してもら
ったという「借り」があります。
んでもって、刑事処分の決定をあまり先伸ばしにしてしまうと、「選挙妨害だ」と言
われてしまうので、まさにこれは三者の思惑が一致した「グッド・タイミング」だった
のです。
さらには、不起訴処分も、「起訴猶予」(=灰色)や「嫌疑不十分の不起訴」(=ち
ょっとだけ灰色)ではなくて、「嫌疑なしの不起訴」(=真っ白、純白)なのです。要
は、「真紀子サン、早く出馬表明をして、準備を整え、必ず白川を落とせ」ということ
なのです。
繰り返しになるかもしれませんが、今度の真紀子の刑事処分でいいますと、同じ不起
訴でも「嫌疑なし」というのに、いちばんびっくりしました。
別に、この事件だけを捜査して、こうした処分を出したのなら、まだわかるのですが
カネの流れという面ではほとんど変わらない辻元チャンは、身柄拘束までされて起訴
されているのと比べると、あまりにも釈然としません。サジ加減によっては、当然、
「嫌疑不十分による不起訴」や「起訴猶予」、場合によっても、やる気になれば「起訴」
も可能だったと思いますが(もちろん、公判維持がかなり難しいのは承知のうえで)
「嫌疑なし不起訴」という、“無罪放免”としたのが、本当に不可解なのです。
それを考えると、要は、今度の秘書給与問題というのは、小泉純一郎、そして、池田
大作に楯突く人間に対する、「懲罰」の道具として使われた、という構造がはっきりと
見えてきます。
さて、そこで、真紀子サンが明日5日にも、地元・長岡市で正式に出馬表明をする、
という見通しになっています。おそらく、新潟5区からの無所属での出馬ということに
なるでしょう(彼女は、昨年6月、この秘書給与流用問題で、2年間の党員資格停止処
分にされています)。
そこで、最大の関心事は、彼女が今回、どういうスタンスで総選挙に臨むかです。
じつは、それも含めて、彼女はかなり悩んでいるのではないか、と思うのです。
というのは、今回の「嫌疑なし不起訴処分」は、小泉の真紀子に対する、「ラブ・メ
ッセージ」と取れなくもありません。ダンナが縁を切ったオンナに「まだ、オマエのこ
とを忘れているわけじゃないんだ」とのニュアンスがあるようにも、受け取れないこと
もありません。
そこで、私はここで言いたいのが、小沢一郎に「己の政治生命を賭けて、死ぬ気で真
紀子を口説いてこい」ということです。
確かに、真紀子はこれからに選挙戦で、「反小泉」、「反自民党」とは、口先だけで
は言うでしょう。しかし、自民党に籍を置いていて、そんなことを言っても、全然、説
得力はないのです。それは、2000年11月の「加藤政局」で、自民党員でありなが
ら、自民党政権に不信任案を突きつけた加藤紘一や、おととしのソーサイ選で、「自民
党を壊す」といった小泉純一郎と同じなのです。
はっきり言って、もう真紀子は自民党に居場所はない。
もちろん、一人で戦ってもいいですが、所詮、政治は芸術と違って、何らかの形で「
徒党を組む」ということにならざるを得ないのです。それは、父親の遺伝子を受け継い
でいる彼女がいちばんよく知っていることだと思います。
「真紀子は自民党に居場所がない」というのは、たとえ、この先、自民党にいたとし
ても、「党員資格」は停止されているのだから、入閣ができないのはもちろんですが、
それよりも小泉政権のやろうとしていることが、真紀子の父・田中角栄の「志」に反す
ることをやっているからです。
小泉がやろうとしている、「父・角栄の志」に反することとは何か。
それは、アメリカのしり馬に乗っての、「有事体制」を日本を組み込もうとしている
ことです。
そして、これは私が米諜報筋から直接、聞いた話ですが、アメリカの長期的な軍事戦
略とは、「最終的に日本を中国と戦争させる」ことです。
では、なぜ、中国なのか?
それは、東シナ海の、尖閣諸島沖の海域に膨大な油田があるからです(私が握ってい
る情報では、元副大統領で、駐日大使も務めたモンデールが、人工衛星の写真によって
はっきりとそのこと(=巨大油田の存在)を知っているという事実を掴んでいます)¥。
まあ、イラク戦争と同じように、石油という利権確保のために、中国に侵略するので
すが、それにアメリカの軍隊を使うと、国内の世論が許さない。だから、自らの手を出
さずに、日本の自衛隊を出させる、ということなのです。こうした長期的なパースペク
ティブの前には、北朝鮮の金正日なんて、屁でもないのです。
要は、いま、小泉純一郎と池田大作がやろうとしているのは、名実ともにアメリカの
“奴隷軍隊”となることですが、そのために、なし崩し的に「既成事実」を積み重ねよ
うとしているのが、今度の一連の有事立法、さらにはその先にある改憲なのです。
しかし、こうした行為は、父・角栄の志を根底から否定する、「蛮行」に他なりませ
ん。
30年以上も前に、自民党内にゴマンといる、ウヨクチックな親・台湾派の大反対を
押し切って、「日中国交回復」をなし遂げることができたのは、まさに角栄の「決断と
実行」、それに「歴史的先見性」があったからなのです。
しかし、「小泉純一郎=池田大作」がやろうとしていることは、これら、あなたのお
父さんの偉業をことごとく破壊することなのですよ。真紀子さん、そのことをあなたは
わかっているのですか。そういう連中に手を貸すことに、あなたの政治家としての、と
いうより、ひとりの人間としての「大義」は存在しますか? そのことも含めて、真紀
子さん、「あなたには、もう自民党に居場所はない」ということなのですよ。
そのためには、彼女が本気で自民党を潰し、それに代わる政権において、父親の遺志
を継承するしかないのです。そして、それが可能なのが、今度の総選挙なのです。
私自身が、新潟3区の人間ですから、誰より、角栄のことを知っており、彼の凄さが
わかっています。ロッキード事件だ、金権腐敗だと言われながらも、新潟3区の人間は
田中角栄を支持しました。ちょうど、ロッキード事件の一審判決直後に私は東京の大学
に進むため、上京しましたが、当時は「新潟3区出身」と言うだけで、私は「非国民扱
い」を受けました。
しかし、日本人もバカばっかりではないので、彼が政治家として何をなし遂げ、国民
に何を与えたか(カネとか公共工事だけではなくて)というのは、わかる人はわかって
いるのです。そこで、角栄が目指したのは、経済的基盤、すなわち、「下部構造」から
の日本人の「真の自立」ということだったと思います。
そして、それこそがまさに「保守政治家」としての「大義」、すなわち、「志」に他
ならなかったと思います。
ただ、その一方で、新民主党、すなわち、小沢一郎と組むことに、彼女が抵抗がある
のも、よくわかります。
なぜなら、85年に角栄が脳梗塞で倒れる直前、田中派から独立する形で、竹下登が
創世会の結成、すなわち、「王殺し」をやったわけです。創世会の結成に、角栄は衝撃
を受け、大好きなオールド・パーを浴びるように飲んだといいます。その「王殺し」の
先兵が、小沢一郎だったのですから。
その思いもよくわかりますが、ここは何とかそれを堪えて、今回は小沢一郎と組み、
「打倒小泉」「打倒信濃町」に向かってもらいたいという、一有権者としての私の切な
る願いです。
そこに持っていくために、今回は小沢一郎が政治生命を賭けて、真紀子を説得するし
かありませんし、それしか、今回の選挙での政権交代の可能性はないと思います。ただ
でさえ、安倍効果と、“マニフェスト論争”という名の「選挙争点ぼかし」に、ヤツら
は打って出てきているのですから。
とりあえず、真紀子の出馬表明はいいにしても、公示までにはまだだいぶ時間があり
ますから、それまでの間に、真紀子が小泉に「離党届」を叩きつけることができるかど
うかです。
そこで、もし、真紀子が小泉に未練を感じて、自民党に留まるようであれば、容赦な
く潰すだけです。少なくとも、新潟5区は野党の選挙協力がうまくいっているので、白
川氏に勝算は十分にありますので。
「小泉―池田」政権に対抗するには、最終的には、田中真紀子、白川勝彦、小沢一郎
の3人が組むしかないと思っています。この3人が組めば、間違いなく自・公は打倒で
きます。それゆえ、小沢一郎は10年前を思い出して、ここは水面下でガンガン動いて
もらいたいと思います。
「あんな分厚いマニフェストなど、誰が読むか」っていうのは、まさにその通りであ
って、マニフェストで祭りが盛り上がるわけはないのです。真紀子と組むことで投票率
は上がり、その浮動票は必ずや新民主へと流れるわけです。それが、勝利の方程式です
そうすると、必ず、アホな新聞が「権力の二重構造」「闇将軍」などと、小沢の足を
引っ張る論調が出てきますが、少なくとも、小沢一郎は国怪議員であり、民主党の党員
です。本来、国怪議員でもなく、さらには公明党員ですらない人間が、一つの政治集団
をコントロールする現象を、まさに「権力の二重構造」「闇将軍」というのであって、
そうした「公明党=創価学会・池田大作」の政教一致を批判しない人間に、小沢一郎を
批判する資格はまったくない、ということを、蛇足ながらここに付記しておきます。