ミャンマー 民主活動家「かつてより強い運動が起きている」/nhk
2021年2月28日 7時39分 ミャンマー
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210228/k10012889541000.html?utm_int=news_contents_news-main_003
ミャンマーのクーデターから1日で1か月となるのを前に、アウン・サン・スー・チー氏とともに1980年代の民主化運動を主導したミン・コー・ナイン氏がNHKの取材に応じ「インターネットの発達と若い世代の台頭で、かつてよりも強い運動が起きている」と述べ、クーデターを実行した軍に打ち勝つと自信を示しました。
ミン・コー・ナイン氏は、1988年に起きた大規模な反政府デモで民主化を訴える学生運動を主導したリーダーの1人で、アウン・サン・スー・チー氏と並ぶミャンマーの民主化運動の象徴的な存在です。
2月1日のクーデターのあとはSNSを通じて抗議活動に参加するよう市民に呼びかけていましたが、13日、SNSの投稿が国家の平和を脅かすとして軍から指名手配され、現在は各地を転々としながら抗議活動について助言するなど発信を続けています。
ミン・コー・ナイン氏は、28日までにNHKが送った質問に動画で答える形で取材に応じ、全国で広がる抗議活動について「一斉ストライキなどの抗議が軍にとって脅威になっているのは間違いない」と述べました。
そのうえで「今はインターネットの発達と若い世代の台頭でかつての民主化運動よりも強い運動が起きている」と述べ、1988年の民主化運動を超える大きなうねりによって軍に打ち勝ち、民主主義を取り戻すと自信を示しました。
また国際社会に対しては「正当な選挙で選ばれた議員たちを支援してほしい。武力を行使して人権を踏みにじるような軍は認められるべきではない」と呼びかけました。
http://www.asyura2.com/21/kokusai30/msg/282.html