実は選挙ソフトには、開票率を70%を超えたあたりで突然 一方の候補者に
8割方の票を認識しだすバグ(異常動作を引き起こす設計ミス)があると
思われる。
それは 開票所で現場に行って参観人が指摘するしかない。
過去に平成24年東京都国分寺市選管で衆院選で候補者をたがえて計算していた事件や
平成28年沖縄県議選でも、レンタルPCの設定により 出力数を間違えていたことが
発覚して、その場で数えなおしを手作業で行っている。そして
山田太郎と山本太郎の票を間違えていた富士宮市選管の例もそうだが
開票立会人も選管職員も気づかないでいたところを第三者(参観人など)
が指摘したので、適正化した例である。逆に言えば
参観人なども少なくて気づかず、そのまま間違ったまま集計されてしまった
例は数多くあると思われる。
今回の大阪市の存続の投票は、おそらく 深夜にこの「バグ」が出現する
可能性が非常に高い。そしてこの「バグ」は深夜に参観人が帰ってから
起こることが多いのである。
まして大阪市選管は徹底して ホームページには開票所を掲載せずに
隠している。(電話すれば教えるが それ以外は一切教えない)
時間でいえば12時30分を過ぎるころにバグが発生している例が多い。
平成31年4月7日執行 大阪市長選挙 開票状況(開票区別得票数一覧)
大阪市選挙管理委員会
得票数計 開票率(%)
候補者名 柳本 あきら 松井 一郎
22時00分集計 0 0 0 0.00
22時30分集計 0 0 0 0.00
23時00分集計 11,000 11,000 22,000 40.89
23時30分集計 17,000 35,000 52,000 96.65
0時00分集計 17,827 35,178 53,005 100.00
0時30分集計 17,827 35,178 53,005 100.00
1時00分集計 17,827 35,178 53,005 100.00
2時00分集計 17,827 35,178 53,005 100.00
2時30分集計 17,827 35,178 53,005 100.00
確定 17,827 35,178 53,005 100.00
差分(増加分)を計算する ※現在の集計分−ひとつ前の時間の集計分 例 23時30分の集計17,000−23時00分集計11000=6000
この増加分は バーコードを表紙につけた500票束に換算すると何個分なのか?※500票束一つを一個として数える
増加分の票数を500でわる。
単位時間(30分ごとの増加)に対する500票換算バーコードの
配分を計算すると 異常動作の箇所がわかる。
深夜時間帯である候補者に80%の得票をしていることがわかる。 これは経験則上おかしいため 手作業で開票しなければならない。