ソビエト連邦はマルクス主義ではなくヒトラー的な極右全体主義の階級国家です。
ソビエト連邦時代の支配階級は現在も同じメンバーでそのまま支配階級として存続しています。
ソ連・中共・東欧も含めた世界の国で中間層が部厚い無階級社会は平成バブル崩壊までの日本だけです。
特に自称社会主義国のソ連や中共は極端な階級社会で、下の階級の人間は絶対に上に上がれない社会でした。
戦後の日本が理想の共産社会に近い一億総中流社会になったのは、終戦直後に GHQ が農地改革、意図的なインフレと預金封鎖、極端な累進課税で人為的に所得再分配をやった結果なのです。
何もやらなければ現在のアメリカみたいに、マルクスの預言通りの階級社会になるに決まっています。
平成バブル崩壊までの日本が世界で最も成功した社会主義国だと言われていたのは
すべて GHQ の共産化政策の結果なのです。
日本共産党や労働組合を創設させたのも GHQ なのですね。
20年前まで大学関係者や学生が左翼とマルクス主義者ばかりだったのも GHQ の教育方針の結果でしょう。
昔の学生やインテリは随分 IQ が低かったみたいですね。
1970年代は科学的社会主義とかいうのが流行っていて、唯物弁証法とかマルクスやレーニンの理論が既に科学的に証明されたと思っていたアホ左翼が沢山いたのです。
赤軍派議長の塩見孝也なんか 2017年11月に死ぬまでずっと 世界同時革命とか叫んでましたからね。
当時の日本は一億総中流で、マルクス主義の前提になる階級自体が存在しなかったので、いくら社会不安を起こしても階級闘争や革命なんか起きる筈がなかったのですけどね。
まあ、今の学生やインテリが賢くなったというのでなく
今だけ、金だけ、自分だけ
という価値観に変わっただけなのですが。
因みに、現在の日本共産党は親米保守で反動極右勢力に変わっていますね。
昔から民青の学生は事大主義で
大学では左翼教官に おべっかを使って興味も無いのにマルクスとか読むふりするけど
会社に入ると
マルクス主義はもう古い
と言って否定するので有名でした。
民青や共産党員にまともな人間は一人もいませんでした。
つまり、20年前まで大学関係者や学生が左翼とマルクス主義者ばかりだったのは
GHQ の教育方針が反映していただけで、自律的で自然な現象ではなかったのですね。
戦前に極右で米英鬼畜とか言ってた極右は終戦後に殆ど日本共産党員に転向しています。
反対に、全学連の闘士は年取ってから大半が極右になっています。
つまり、
極右=極左
で、環境によって極右になったり、極左になったりするだけなのですね。
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/851.html