出入国管理庁と法務省は、曖昧で恣意的な「理由」で支那人の上陸を許していた
政府は4月3日から支那人の入国を厳しくし、滅多なことでは「上陸させない」はずなのに、実際は「抜け道」を用意して、“ある種”の支那人を入国させていたのだ。とりわけ、「特段の事情」という口実が怪しく、出入国管理庁と法務省は、曖昧で恣意的な「理由」で支那人の上陸を許していた。4月9日時点の報告書に目を通すと、脚注に「特段の事情」を説明する文章があるので、当然、一般国民はこの説明を読む。ところが、この註釈を読むと、「何それ!?」と言いたくなる。なぜなら、特別な入国者が湖北省や浙江省で発行された旅券を持つ者で、上陸申請日14日以内に上陸拒否地域に滞在歴が無い者となっていたからだ。
ところが、4月13日以降に発表された報告書になると、「特段の事情」という註釈が書き換えられており、その多くが国際線の乗務員である、という具合に“変更(改竄)”されていたのだ。なぜなら、巷の騒ぎを聞きつけた大塚耕平参院議員や長尾敬衆院議員といった国会議員が、法務省にに問い合わせたからだ。たぶん、議員からの尋問に青くなった法務省が、急いで「ダメージ・コントロール」を考えたからじゃないか。責任逃れをしたい法務官僚は、「支那人の入国者は大した人数じゃなく、1日平均、30人くらいですよ」と議員に“御説明”し、火の粉を振り払おうとした。そして、法務省の官僚は何事も無かったように、「実は・・・、入国させた外国人の内、7割くらいは航空会社のクルーなんです」と言い放ったのだ。
正常な一般国民がこうした「言い訳」を耳にすれば、「なぜ最初から脚注の説明で、その7割を具体的に表記しなかったのか?!」と詰問したくなるじゃないか。国会議員からの質問を受けてから、「中国人(支那人)の入国はごく僅かです !」と答えるなんて卑怯だ。どうして多数派の説明を省略して、少数派の例を報告書に記載したのか? また、どうして「特段の事情」という項目の中に、航空機の乗務員を含めて上陸者の数を「水増し」たのか? 国際線のクルーがホテルでゆっくり熟睡したいから日本に上陸するのであれは、我々は反対しないし、「そうだよねぇ〜」と納得するはずだ。まさか、ウイルス騒動の中で「浅草見物や東京スカイツリーに行きたい」と言う乗務員なんかいないだろう。問題なのは、航空会社の関係者じゃなく、「特別な配慮」で入国した非乗務員の方だ。
5月に入り、大塚議員が根気強く法務省に働きかけ、ようやく、その“固い殻”をこじ開けてくれたのは、とても有り難い。頑迷固陋の役所から貴重な情報を引き出した事は素晴らしいが、「新型コロナウイルス感染防止に係わる上陸審査の状況」という報告書の中にある「特段の事情が認められ上陸を許可した人」の内訳(4月1日から4月13日までの合計)は納得できない。この報告書をよく見てみると、幾つか「えっ !」と驚く事がある。刮目すべきは、「乗員以外」という項目にある国別の人数だ。米国の例だと、上陸を許可された人の内、乗員は1,342名で、乗員以外は57名となっていた。ところが支那人のケースは違う。乗員は41名なのに、乗員以外の者は254名もいたのだ。飛行機の乗務員というのは、普通、隔離処置をされて日本に上陸しても、何日かしたら帰国するはずだ。ゆえに、最初から問題は無い。例えば、カルフォルニアからやって来たアメリカン航空の乗務員が、何らかの必要に迫られて日本に上陸することはあるだろう。でも、お金欲しさに永住する訳じゃないから、用が済めばさっさと米国へ戻るはずだ。したがって、「特段の事情」の中に“わざわざ”パイロットやスチュワーデスを含めるのはおかしい。
もしかしたら、法務省は「特別上陸者」の数を増やして、「目くらまし」を行い、どさくさ紛れに「特別な事情」を抱える支那人を入れたかったんじゃないか? 報告書の「脚注3」によれば、乗員以外で上陸した外国人というのは、再入国許可書を持つ「永住者」や、「日本人の配偶者」、「永住者の配偶者等」、または「定住者」の在留資格を有する外国人(これらの在留資格を有さない日本人の配偶者または日本人の子を含む)であるという。なんだか、ややこしい説明だが、要するに、日本に住み着いた支那人で故郷から戻ってきた者、あるいは、日本人と結婚した支那人の女房とか混血児の子供、居候みたいな支那人永住者の亭主や女房、在留資格を有しないけど日本人と結婚または内縁で妻となった支那人、ということだろう。注意すべきは「永住者の配偶者“等”」という表現だ。こうした用語は“クセもの”である。もしかしたら、日本人と結婚した支那人が、「家族」という名目で弟や妹を連れて入国した可能性もあるのだ。日本人と違い、支那人の「家族」とは「一族郎党」だから、40人家族とか50人家族がいても不思議じゃない。支那人は嘘を「嘘」と思わないから、従兄弟や再従姉妹どころか、他人を「妹」や「叔父」と称して入国させるかも知れないぞ。
法務省は小出しに情報を開示するが、役人というのは様々な理由をつけて言い逃れする癖を持っているから、正直に全部話すということは滅多に無い。たとえ、「特段の事情」を抱える支那人が説明され、具体例を3つか4つ示されたくらいで納得するのは軽率だ。もし、乗員以外の入国者が254名いるとしたら、254名全部の素性や経歴、職業などを確かめるべきである。霞ヶ関の官僚供は本当に狡賢いから、「ヤバい事例」は後回しにするか、一番最後に持ってくる。本当にヤバい事例だと、「記録が見つからない」、「紛失したかも」、「よく探してみます」と述べて誤魔化す。(実際は、記録の「抹消」や「破棄」だってりしてね。) 役人は議員が安心するような具体例を先に教え、「そうだったのか! なんだ、取り越し苦労だったね !」という反応を引き出そうとする。国会議員は自分の利権や得票にならない仕事を厭がるから、二、三の具体例で満足してしがちだ。彼らは温厚な態度で接する高級官僚に対し、「いゃぁぁ〜、迷惑掛けちゃったねぇ〜。何せ、右翼みたいな連中がうるさいからさぁ〜。私も乗り気じゃなかったんだけどねぇ。これも一票乞食どもを宥めるためだから、辛抱してね !」と笑顔で謝罪する。対応した官僚の方も手慣れているから、「いぇぇぇ〜、いいんですよ! 先生もお忙しい中、こうやって御公務をなさっているんですから。私どもの方こそ、先生のご苦労をお察しします。また、何かあれば御遠慮なく申しつけて下さい !」と謙虚な態度を示す。議員なんてチョロいものだ。彼らはコロっと騙される。
こうやってアホな政治家を丸め込んだ役人は、隣の同僚に向かって、「あ〜ぁぁ〜あ、ようやく鳩が餌もらって帰ったよぉ〜」と笑い飛ばし、「まったく、余計な手間を取らせやがって !」と吐き捨てる。仮に、有力議員の“口利き”で入国した支那人がいたら問題だ。また、大物幹事長の“圧力”を察知した官僚が、まだ命令されていないのに、自ら進んで上陸許可を出していたら、これまた厄介な問題となる。役人はヒラメと同じだから、「上」しか見ない。庶民は「下界に住む従僕」だから無視しても平気だ。
「特段の事情」を全て“具体的”に説明しない官僚は“けしからん”と言えるが、支那人に配慮する思考も赦せない。4月24日、大塚耕平議員は出入国管理庁に対し、「特段の事情」で入国した外国人の国籍を開示せよ、と要求したが、法務省の官僚は大塚議員の要求を撥ねつけ、国籍が特定されると「外国人の人権を保護できなくなるから」という屁理屈を述べて却下。これはおかしい。どうして、入国した外国人の国籍が暴露されると、彼らの人権が危うくなるのか? 「特段の事情」が正当であれば問題ないだろう。どうして、その「事情」とやらを隠すんだ? 一体、「日本国民」に教える事ができない、「外国人」の「特殊な事情」とは何なのか?
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68811381.html
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/607.html