米国で細菌戦についても研究しているDARPAと関係の深い大学が武漢で研究に参加
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2020.02.04 櫻井ジャーナル
新型コロナウィルスの感染が拡大していることを利用し、アメリカやその属国の有力メディアは危機感を煽る「報道」を続けているようだが、その一方でアメリカ国防省のDARPA(国防高等研究計画局)が注目され始めた。
この研究機関は全人類を監視するシステムや行動や嗜好を分析することで体制に反抗する可能性の高い人間を探り出す研究にも手を出している。
そのDARPAは2018年からコロナウィルスのコウモリからヒトへの感染に関する研究へ数百万ドル以上を提供している。コウモリが媒介するウィルスが人間に感染するようになった原因を解明するためのプロジェクトへこの機関は2018年に1000万ドルを出したともいうが、それだけでなくウィルスの生物兵器としての可能性についても関心を持っているという。
アメリカ国防総省のDTRA(国防脅威削減局)が資金を出している別の研究ではカザフスタンのコウモリが媒介するコロナウィルスが発見され、研究が始まっているが、この研究にはアメリカのデューク大学が参加している可能性がある。
この大学は病原体に関する研究でDARPAと手を組んでいるほか、中国の武漢大学とも提携、2018年には中国にデューク崑山大学を開設した。今回の感染が始まった湖北省の武漢ではアメリカ国防省の研究機関と関係の深い大学が研究を始めていたのである。