JIJI PRESS LTD (Fixed Fee) 提供 日本で初めてエンジンの力で飛んだ「アンリ・ファルマン機」の展示=1日午後、埼玉県所沢市の所沢航空発祥記念館
日本で初めてエンジンの力で空を飛んだ飛行機「アンリ・ファルマン機」の実機の展示が、埼玉県所沢市の所沢航空発祥記念館で1日から始まった。第2次大戦後、米国に移送されてから74年ぶりに同市に戻った。
アンリ・ファルマン機はフランス製の複葉機。布張りの翼は幅約10メートルで、操縦席後部にある50馬力のエンジンでプロペラを回して飛ぶ。1910年12月に東京・代々木で陸軍の徳川好敏大尉が操縦し、国内初の動力飛行を成し遂げた。
その後、国内最初の飛行場である所沢飛行場に移り、11年4月の飛行で高度10メートル、距離800メートルを記録。訓練などに活用された。
大戦後の45年には米国に移送。60年に返還され、東京・秋葉原にあった交通博物館での展示を経て、航空自衛隊入間基地で保管されていた。
今年は、フランス航空教育団が航空機の活用法伝授のため来日して100周年に当たることから、空自の協力を得て記念館での展示が決まった。10日からは同機と所沢飛行場に関する企画展も始まる予定だ。
1日午後、館内に展示された機体を、訪れた客らが次々に眺めた。家族連れで来た会社員松本拓巳さん(30)は「今の飛行機と造りが違い、本当に飛べたのか」と興味深げに話した。
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見に行きたいな。行くか。
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