対米隷属・安倍政権下、日本外交の劣化は、目を覆うばかりである !
安倍政治・安倍首相の深層・真相は ?
(「植草一秀の『知られざる真実』」:2019/07/01より抜粋・転載)
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1)〜5)は前回投稿済みです。以下はその続きです。
6)金委員長と直接対話を実現できて
いないのは、日本の安倍首相だけだ !
米韓中ロ日の北朝鮮問題に関わる5ヵ国首脳のなかで、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と直接対話を実現できていないのは、日本の安倍首相だけだ。
問題を解決するには対話が必要で、問題を解決するには信頼関係の構築が欠かせない。
韓国の文在寅大統領が訪日した。
いかなる問題があるにせよ、対話の機会を生かさないというのは、外交上の失態以外の何者でもない。
問題があればあるほど、直接に言葉を交わすことが重要になる。
韓国は、北朝鮮問題を解決する上での、最重要関係国である。
7)G20 会合で、日韓首脳会談をしない事は、
安倍首相が、拉致問題の解決に関心がないのだ !
G20会合で、文在寅大統領が訪日したのに、その機会を無駄にして、日韓首脳会談を行わなかったことによって、安倍首相が、拉致問題の解決にまったく関心がないと受け取られても弁解のしようはない。トランプ大統領は韓国の文在寅大統領と会談し、第三回目の米朝首脳会談開催を実現させた。
トランプ大統領が米朝問題解決に韓国の力が必要であることを強調した。子どもじみた発想で日韓首脳会談を開催しなかった料簡の狭さは、世界の注目を集める外交対応である。
8)対米隷属・安倍政権下、日本外交の劣化は、目を覆うばかりである !
中国も北朝鮮も、米国に対して、NOと言うべき点は、毅然とNOの意思表示をしている。
その結果として、事態を打開しているのだ。日本外交の劣化は目を覆うばかりである。
米中貿易戦争で、中国は、全面的な譲歩を示してきた。
中国は、米国から農産物等を、大量輸入する方針を確約した。
中国は、技術移転に関して、政府による技術移転の強要を、禁止する法律を、本年3月の全人代で制定した。知的所有権の保護についても、前向きな対応を示している。
9)中国は、技術移転・知的所有権の保護に前向き
な対応をしたが、米国は、対中要求をエスカレート !
しかし、米国は、対中要求をエスカレートさせた。民間企業同士の技術移転禁止をも求めた。
政府による補助金投入禁止をも求めた。中国企業ファーウェイに対する禁輸措置を打ち出した。
通商協議決着後も制裁関税を残存させる方針を示した。これらの米国の要求は筋が通らない。
政府による技術移転禁止を要求することは正当だが、民間企業同士の技術移転を禁止することには正当な根拠がない。政府による補助金投入は米国政府も行っている。
10 )ファーウェイに対する禁輸措置は、
実は米国企業に与える打撃が甚大だ !
ファーウェイに対する禁輸措置は、実は米国企業に与える打撃が甚大である。
中国は一帯一路政策で販路を西方に広げている。
米国との通商関係が滞っても、活路を開けるとの判断が保持されている。
習近平主席の政治的基盤はトランプ大統領よりも強固である。
中国は、譲歩できるラインまでは、徹底譲歩するが、譲歩できないラインを踏み越えての、譲歩をしないとの判断を固めた。
11 )中国は、譲歩できないラインを踏み越えての、譲歩をしない !
これが、5 月8−9日ワシントン閣僚級協議での、中国の基本姿勢だった。
この毅然とした中国の対応を踏まえてトランプ大統領が白旗を揚げたのである。
北朝鮮にとって核武装は生命線である。
したがって、米朝関係正常化に向けてのプロセスは、核の段階的撤去と、北朝鮮に対する制裁の段階的な撤去の、同時進行である。これが北朝鮮の基本方針であり、この基本方針の全否定は、容認できない。
―この続きは次回投稿します―
(参考資料)
T 自民党が、米国・CIAにコントロールされて
きたことは米国務省の外交資料に明記 !
( ほんとうがいちばん: 作成日時 : 2013/11/05より抜粋・転載)
転載元:2013/04/03|カレイドスコープ さんより:
1)自民党という政党は、政党とはいうものの、ワシントンのグローバル・エリートたちによって、遠隔操作されている、完全なロボット政党です。
米国・CIAが、自民党に秘密資金を提供していたことを認めた。
安倍晋三と自民党は、CFR(外交問題評議会)
→CSIS(米国戦略国際問題研究所)の書いた計画に沿って日本の売国政策を進めている
自民党がCIAにコントロールされてきたことは、すでに日本中の多くの人たちが知っている「公然の秘密」ですが、それが米国務省の外交資料に明記されたことは、自民党の正体を明白にする上で重要なことです。
左派弱体化へ、秘密資金を 米CIA、保革両勢力に提供 !
2)CFRとCSISは、3.11の前に「日本のターニング
・ポイント」計画を取りまとめていた!?
非常に高い分析能力と洞察力を持ったジャーナリスト、トニー・カタルッチが、2011年4月14日、福島第一原発が連鎖的な水素爆発を起こしてから、ちょうど一ヵ月後に、ある記事を書いています。
それは、この記事に掲載されています。
2011年4月14日の時点で、「日本のターニング・ポイント」について、外交問題評議会(CFR)ですでに決められており、その計画に沿って安倍晋三と、彼の自民党は、民意をことごとく無視し、政権公約を反故にしながら「日本売り」を進めていることがよく分かる記事です。
まるで安倍の好きな「予言」のような記事です。
これが、安倍が言う「戦後レジームからの脱却」の正体なのです。
安倍晋三と彼の自民党の議員たちが、TPPなどまったく理解できないし、憲法改正の必要性についての合理的な説明もできはないのは、彼らが、私たちが想像もできないくらい深い深いマインド・コントロールにかけられているからなのです。
自民党という政党は、政党とはいうものの、ワシントンのグローバル・エリートたちによって遠隔操作されている完全なロボット政党です。まず、よく読んでください。少なからず、驚かれるでしょう。
by Tony Cartalucci 2011年4月14日、タイのバンコクにて
U 評論家・天木直人氏の主張: 安倍首相はサイコパス(精神病質者)だ
と考えれば すべてに合点がいく !
(天木直人のブログ・2017-02-13より抜粋・転載)
(*補足説明:安倍政権下、(1)森友公文書の改ざん(2)虚偽答弁(3)交渉記録の廃棄(4)加計疑惑での隠ぺい(5)柳瀬唯夫元首相秘書官の虚偽答弁――というきわめて悪質な五つの行為が行われた。
自衛隊の文書も隠ぺい・虚偽答弁があった。安倍政権・自公維新は、強行採決を何十回も行ってきた。不正選挙疑惑も多数指摘されている。)
◆サイコパスの特徴
(www.excite.co.jp:2015年4月18日より抜粋・転載)
1)良心欠如、2)他人に冷淡、3)平気でウソをつく、4)口が達者、
5)自分の行動に責任をとらない、6)罪悪感なし、7)自己中心的
安倍氏が、首相になって以来、多くの人は、安倍氏が上記の7つの特徴を兼ね備えていると感じているのではないでしょうか。
☆サイコパス・安倍首相に従属する自民党議員・公明党議員
の多数は、やはり、サイコパスか ?
V 安倍総理と「傲慢症候群」=“権力中毒” !
香山リカ・精神科医・教授の主張 !
(webronza.asahi.com:2015年07月25日より抜粋・転載)
◆組織や社会を「死に至らしめる病」、
一刻も早く“権力中毒”から覚めよ !
香山(かやま)リカ: 精神科医、立教大学現代心理学部教授。
傲慢症候群|安倍政権|権力中毒
◆「安倍総理と傲慢症候群」=“権力中毒” !
私は、安倍総理は「傲慢症候群」と名付けられた一種の“権力中毒”に陥っているのではないか、と考えている。