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2019年4月16日09時27分 〜
記事 [カルト20] 点描・豪腕の落日、時事・見果てぬ夢。早雲・チャー・孫文然り、小沢再生工場は三回目もあるのである。
ノムさんがヤクルトを立て直した時も、仙一に成果を横取りされたが、阪神の時も楽天の時もそう言われたがノムさんは結果を出した訳だが、小沢は二度も結果を出したし、それを潰したのは空き缶サックスや野田豚サックスといったトロイの木馬サックスである事もバレており、大体、安倍サックスの五連勝は電通マンサックスの不正支持率とムサシマンサックスの不正開票によるもので、実力で自公サックスに負けた事は一度もない訳で、時事サックスも分かってて書いている訳である。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/681.html
コメント [政治・選挙・NHK259] 古賀茂明「安倍総理に言いたい。『天皇陛下の政治利用は止めてくれ!』」〈週刊朝日〉 赤かぶ
8. SHIGE[295] gnKCZ4JogmaCZA 2019年4月16日 09:28:12 : 8UP26mIKBQ : dTR6TVVwRENwWVU=[29]
当方だけの印象かもしれないが、古賀さんの今回の論説はなぜか主張が弱く焦点も鮮明でないように思われる。

言っていることはほとんど異論はない。ご指摘の通りとうなずく。
ただ安倍首相本人が読んだとしても、心中にズキリと突き刺さっていくような迫力はない。
本人も例によってどうにでも国民などに弁明できることとみなすだろう。

当方の勘ぐりかもしれないが、古賀さんの狙いは違うところにあるように思える。
それは最後の「トランプ大統領のご機嫌取りに天皇陛下を利用する安倍総理」から
推測される。

この企てを古賀さんは、官邸にいる首相側近の経産官僚(たぶん彼の同僚或いは後輩格)の主導とみているのではないか。

彼らの影響は、今や天皇の政治利用はもちろんかなりの方面に及んでいると、古賀さんは推測し危ぶんでいるように思える。つまり浅慮とその場しのぎを。

そう読むとき、強いメッセージとなっているなのかもしれない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/667.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK259] 福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。(日々雑感) 笑坊
11. 2019年4月16日 09:29:15 : 32gaobLF6I : WlBpTm96Rmw1dnM=[156]
フクイチの処理は終わっておらず、陸と海に甚大な影響を及ぼすリスクも消えていない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/649.html#c11
コメント [政治・選挙・NHK259] (点描・永田町)野党総結集に見る剛腕の落日(時事)政権交代に執念を燃やす小沢一郎に「悲願達成は見果てぬ夢」との声が支配的 完璧帰趙
1. 2019年4月16日 09:29:42 : mWQeD1RxgA : WWx6U3ZYQnZoWUk=[15]

面白おかしく書いて国民の視点が見事に欠落しているな。

国民が政権交代を望んでいないとでも言いたいのかね? 

それにしても国民を唖然とさせた野田佳彦の華麗な大政奉還が未だに国民のトラウマに

なっているな。

野田佳彦一人の責任ではないが。。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/677.html#c1

コメント [原発・フッ素51] 韓国の輸入禁止は当たり前 「日本の食品は安全」への疑問 世界が規制している食品を食べている衝撃(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
21. 2019年4月16日 09:30:02 : ihjByy4tLq : bi5aOExoVC5Ec1k=[2]
放射能オリンピック世界一

ギネスもんだ

バカ安倍と森喜郎主催

radioacyive olympic TOKYO
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/384.html#c21

コメント [政治・選挙・NHK259] 「ニッポン人の議論は「のんきすぎ」でお話にならない 危機感もって「本質」を徹底的に追求せよ」(日々雑感) 笑坊
2. 2019年4月16日 09:30:57 : 9l5PiA1wZA : azlYY3BJT0paZFk=[2]
 日本人の持つDNAは「士農工商」の身分制度、これが身についてしまっている。

 選民、愚民とまでは言わないが、どこかで“線引き”がある。
 投稿文のアトキンソン氏の警句にあるような「ニッポン人の議論は…」の「議論」が、どこかに線引きができてしまった日本人にはできない。
 外国人の当たり前の概念を日本人は持っていない。「議論好き」は「文句の言いたがり屋」に転化される。

 実際、あなたの周りに自分の意見を持って議論のできるひとが何人いる? 感情的にならずに…、一定の知識を持って…。さらに言えば、アトキンソン氏の指摘する「危機感を持って『本質』を追及している人」が何人いる?

 ただ、これまでの日本は「士」にあたる“選民”に志があり、知性とともに一定の人品があり、倫理観があり、日本の進むべき道を真摯に考え、ものを考えたがらない“愚民”である「農工商」のために働く徳を持っていた。
 徳のある選民に従うことで、愚民が多数の日本は発展できた(昭和の一時期に失敗はあるが…)。選民側にある程度の搾取はあっても、愚民全体を貶めるわけでなく、文句を言わない程度の恩恵も受けて愚民側も納得ができていた。

 でも、いまは違う。徳のない馬鹿者が“選民”であるべきポジションに就いてしまった悲劇がある。愚民を愚民のままにして、日本を仕切っている。
 階級闘争の戦いが起きても当然だが、愚民側は選民に従い、議論をしないDNAを持ち続けている。我慢は日本人の“美徳”と、選民側に教え込まれてしまった。

 この、どうしようもない日本人のDNAに気付き、自覚し、改めようと思わない限り、日本に進歩はない。
 積極的にモノを言う、文句を言う、議論をする。一定の知識も必要だ。特にモノを言う女性の台頭が日本をいい方向に変えていく気がする。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/678.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK259] 枝野が宮本岳志を激励、街頭演説行わず!   赤かぶ
15. 2019年4月16日 09:31:01 : M2IoEZzUhk : NGlVZzBwcEdYM1U=[2]
最善・・・宮本たけし候補が当選する

次善・・・宮本たけし候補は落選しても、結果的に野党共闘が前進する

三善・・・自民党候補が落選する

他にもあると思うが、選挙を通して野党側のアピールが浸透して行けば参院選に繋がるだろう。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/674.html#c15

コメント [原発・フッ素51] 韓国の輸入禁止は当たり前 「日本の食品は安全」への疑問 世界が規制している食品を食べている衝撃(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
22. アキエ[115] g0GDTINH 2019年4月16日 09:32:55 : ovh21rC4os : NGhVVmxRRDJvUVU=[2]
安倍晋三が関わるものはすべて嘘なので、納得‼
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/384.html#c22
コメント [政治・選挙・NHK259] <ゲゲゲッ>安倍総理と省庁幹部の面談記録は「不存在」であることが判明!公文書が次々と消えていく怪しい政権  赤かぶ
29. 楽老[448] inmYVg 2019年4月16日 09:33:26 : QHkUDaloVM : ZjhxY3RmLkFlOU0=[170]
(22)氏の言う通り

これは歴史に対する冒涜です。

    
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/647.html#c29

コメント [カルト20] 植草・補選連敗とGDPマイナスを受けて、消費増税延期で六末ダブル。野党は消費税5%の一点でまとまる事である。で ポスト米英時代
3. 2019年4月16日 09:34:55 : 32gaobLF6I : WlBpTm96Rmw1dnM=[157]
●菅はお遍路に・・・

立憲は、消費税増税の仕掛け人である最高顧問・菅直人がネックになるな。

やはり、菅はお遍路に出てもらった方がいいだろう。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/676.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK259] オール与党の地方政治に一石 自由党・松本候補「高円寺の再開発反対」 山本太郎議員が応援!  赤かぶ
18. 2019年4月16日 09:34:58 : 2otBA0YcUk : V3pOcDF2ZmhHelk=[1]
松本候補頑張れ、真面目で人柄も超良し、弱者のため、庶民のために懸命にやってくれ。新潟から応援してるぜ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/672.html#c18
コメント [政治・選挙・NHK259] (点描・永田町)野党総結集に見る剛腕の落日(時事)政権交代に執念を燃やす小沢一郎に「悲願達成は見果てぬ夢」との声が支配的 完璧帰趙
2. 2019年4月16日 09:36:07 : jk03vlqOxu : emUwdUZNQ0lZQlU=[11]
真相さんならすぐこの記事を取り上げると思いましたが、遅かったですね。まあ内容も今さらですが。「小沢はもう過去の人」なんてもう10年ぐらい言われ続けていますよね。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/677.html#c2
コメント [昼休み54] ゴーン逮捕で仏マクロンの謀略を潰した日本政府 中川隆
172. 中川隆[-10760] koaQ7Jey 2019年4月16日 09:36:35 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1288]
ゴーン前会長、利子0%で友人会社優遇か 計80億円分/朝日デジ
ゴーン前会長
2019年4月16日05時00分
https://www.asahi.com/articles/ASM4D04X0M4CUTIL05P.html?iref=comtop_8_05

日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(65)が中東オマーンの販売代理店に支出した日産の資金を私的に流用したとされる特別背任事件で、この代理店が日産に支払う車の購入費について、利子を0%にするなどの便宜が図られていたことが関係者への取材でわかった。この優遇措置はゴーン前会長の指示だったとされ、日産が得られたはずの利子の総額は10年間で約80億円に上るという。

 代理店のオーナーはゴーン前会長の友人。東京地検特捜部は両者の密接な関係を示す事例とみて経緯を調べている。

 ゴーン前会長は2015〜18年、日産子会社「中東日産」からオマーンの販売代理店「SBA」に約17億円を送金し、そのうち約5億6千万円を自らが実質保有するレバノンの投資会社「GFI」に還流させた疑いで再逮捕された。

 海外の販売代理店が日産から車…

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/323.html#c172

コメント [リバイバル3] ラジカセでクラシックを聴いている清貧の音楽ファンには音楽はわからない 富山誠
69. 中川隆[-10759] koaQ7Jey 2019年4月16日 09:39:23 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1289]
クラシック演奏家のスキャンダル
クラシックの中で一番好きな楽器はヴァイオリンだが、ピアノも嫌いというわけではない。

モーツァルトのピアノソナタ(グールド)を聴いた時間からすると人後に落ちないはずと思っているし、またドビュッシーのピアノ曲も大好きで特に「ミシェル・ベロフ」(フランス)のCD盤は今でも愛聴盤の一つ。

   

しかし、このベロフさん(1950年生まれ)は残念なことにその後まったくの鳴かず飛ばずである。

前途ある有望な若手のピアニストがいったいどうしたんだろう?

気になってそれとなくアンテナを張っていたところ小耳にはさんだ情報によると「女流ピアニストのアルゲリッチから身も心もすっかり骨抜きにされた」とのことで、エ〜ッ(笑)。

お上品なクラシック界にふさわしくない生臭い話だが、噂の真偽を確かめる術もないし、まあどうでもいいことなのだが、つい最近


現代の名演奏家50 クラシック音楽の天才・奇才・異才 (幻冬舎新書) – 2017/1/28
中川 右介 (著)
https://www.amazon.co.jp/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E3%81%AE%E5%90%8D%E6%BC%94%E5%A5%8F%E5%AE%B650-%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E3%81%AE%E5%A4%A9%E6%89%8D%E3%83%BB%E5%A5%87%E6%89%8D%E3%83%BB%E7%95%B0%E6%89%8D-%E5%B9%BB%E5%86%AC%E8%88%8E%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%B8%AD%E5%B7%9D-%E5%8F%B3%E4%BB%8B/dp/434498451X


を読んでいたらこのベロフの件の「いきさつ」が詳しく書かれていた。

犬も歩けば棒に当たる!

   

206頁〜210頁にかけて詳述されており、手短に要約すると、

「ベロフとアルゲリッチは4年間の同棲生活を解消した。この間、ベロフは肉体的にも精神的にもすっかり疲弊してしまったが、ようやく演奏活動を行えるほどまでに回復した。ただしベロフは今でもアルゲリッチのことを絶賛している」

よかったですねえ、喧嘩別れじゃなくて(笑)。

それにしてもアルゲリッチというのは雰囲気に不潔感が漂っているとでもいうのかな、どうも好きになれないピアニストである。

本書によると、ベロフと知り合った当時は指揮者のデュトワと離婚し、ピアニストのコヴァセヴィッチと暮らして娘を生んだものの破局した後だったそうだ。

つまり特定の男性がいなかったので、ベロフは「飛んで火に入る夏の虫」ならぬ「蜘蛛の巣」によってがんじがらめにされたようだ(笑)。

そして、デュトワの名前がここでも出てくる。この人はその筋ではとかく有名な人なのだ。


画像右側の「クラシックCDの名盤」の180頁にも宇野功芳さん(音楽評論家)がこう書いている。

「デュトワは美人演奏家殺しである。アルゲリッチ、チョン・キョンファをものにし、噂では諏訪内晶子にも子を産ませ、それが彼女のDVの原因にもなったとか」

ほんまかいな(笑)。

クラシック演奏家といっても所詮は人の子で「木の股」から生まれたわけでもないので仕方がないのだろうが、かって、指揮者のブルーノワルターはこんなことを言っていた。

1 恥ずかしいことながら音楽家は概して他の職業に従事している人々に比べて別に少しも善くも悪くもない。

2 音楽に内在する倫理的な呼びかけ(高揚感、感動、恍惚)はほんの束の間の瞬間的な効果を狙っているに過ぎない。それは電流の通じている間は大きな力を持っているが、スイッチを切ってしまえば死んだ一片の鉄に過ぎない「電磁石」のようなものだ。

3 人間の性質にとって音楽が特別に役立つとも思えず過大な期待を寄せるべきではない。なぜなら、人間の道徳的な性質は非常に込み入っており、我々すべての者の内部には善と悪とが分離しがたく混合して存在しているからだ。

まあ、そんなところなんだろうが、「音楽は哲学よりもさらに高い啓示」(ベートーヴェン)というほどなんだから、少しは演奏家にもストイックな姿勢が必要のような気もするが皆様のお考えはいかがですか。
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/c9424147dc23385540df825bafbfd222

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/435.html#c69

コメント [カルト20] 植草・補選連敗とGDPマイナスを受けて、消費増税延期で六末ダブル。野党は消費税5%の一点でまとまる事である。で ポスト米英時代
4. 2019年4月16日 09:41:03 : 32gaobLF6I : WlBpTm96Rmw1dnM=[158]
>>3(補足)

菅のファンの方には申し訳ないが、菅がいい人か悪い人かはしらないけれど、植草さんが提唱する「野党は"消費税5%"で闘え」を実現するときに、菅はジャマだなと言ってるだけですから、あしからず。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/676.html#c4

コメント [お知らせ・管理21] 2019年04月 削除依頼・投稿制限・等管理スレ。突然投稿できなくなった方も見てください。 管理人さん
29. 中川隆[-10758] koaQ7Jey 2019年4月16日 09:47:25 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1290]
Googleから嫌われた理由は阿修羅の投稿の99%がデマだからでしょう

原発板の魑魅魍魎男の投稿は 100% 嘘とデマと妄想

ホロコースト板の木村愛二と西岡昌紀の投稿は 100% 嘘とデマと妄想

雑談板の BRIAN ENO の投稿は 100% 嘘とデマと妄想

政治板と経済板と健康の投稿も 95%は嘘とデマと妄想


こんなデタラメ掲示板へのリンクを貼ったら信用を失うと思われるのは当然ですね。

あの 5ちゃんねるでさえ阿修羅へのリンクを貼るとレスを投稿できなくなっています。




http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/553.html#c29

コメント [政治・選挙・NHK259] 異次元金融緩和を米が“強制終了” 企業と日銀を円急騰が襲う(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
14. MaaSホンダ大好き[1] TWFhU4N6g5ODX5HljUSCqw 2019年4月16日 09:57:01 : kxk7MnCbWU : d1N5Q0JNaG5NNEk=[-849]
>>10

今、僕は雨になる。

https://www.uta-net.com/movie/144400/

水素ステーションも整備され、来年は、ホンダからも水素モビリティーが始まる。

https://www.honda.co.jp/news/2018/c180326.html

この涙を君にささぐ!


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/673.html#c14

コメント [政治・選挙・NHK259] 異次元金融緩和を米が“強制終了” 企業と日銀を円急騰が襲う(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
15. 2019年4月16日 09:58:47 : 9bESHEjuhs : QVFFUC5pOVljWk0=[223]
ゴーン一族も、トランプ一族も、

その、寡頭資本家一族の企業独占、横領の実態は、

国内外を問わず巨大資本企業全体に衝撃を与える。

暴かれて、世界に晒され、ノートルダム大聖堂の塔のように、

倒壊するだろうよ。

 
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/673.html#c15

記事 [経世済民132] 改正入管法施行、「人手不足対策」優先の外国人受け入れが残す禍根(ダイヤモンド・オンライン)
改正入管法施行、「人手不足対策」優先の外国人受け入れが残す禍根
https://diamond.jp/articles/-/199893
2019.4.16 大坂恭子:弁護士 ダイヤモンド・オンライン




 外国人労働者の受け入れを拡大する「出入国管理及び難民認定法及び法務省設置法の一部を改正する法律」(改正入管法)が4月1日から施行された。

 国会での法案審議は、政府が成立を急いだため十分な議論はないまま、受け入れ機関や登録支援機関に対し、省令や告示の解釈などの、新制度を具体的に示した運用要領(ガイドライン)が公表されたのは、新制度スタートまで2週間を切る3月20日だった。

 そのガイドラインでも、見えない部分があり、受け入れ側も労働者側も混乱が続いている。

 むしろ、法案審議の際に指摘された性急な受け入れ拡大に対する基本的な疑問や課題がそのまま残った形だ。

急増する技能実習生
「特定技能1号」への移行想定


 今回の外国人労働者の受け入れ拡大では、外国人に対する2つの在留資格が新設された。

 新在留資格は、「相当程度の知識または経験」を持ち、技能評価試験と日本語能力試験に合格すれば、最長で5年働ける「特定技能1号」(対象14業種)と、その後、技能試験を受けて「熟練した技能」を認められ、資格更新が続く限り、日本で働ける「特定技能2号」(対象2業種)だ。

 また途上国から日本に技術を学びに来ている技能実習生も約3年間の経験があれば、技能評価試験や日本語能力試験を受けなくても、「特定技能1号」の在留資格を得られることになった。

 こうした新在留資格によって、政府は、今年4月からの5年間に、最大約34.5万人の受け入れを見込んでいる。

 特定技能の外国人労働者の給与は日本人と同等以上にすることや、外国人が日常生活で困らないように、登録支援機関が支援計画を作り実施することなどもうたわれている。

 だが支援策などは、具体的な内容がいまだにはっきりしないものもある。

 政府が新たな在留資格導入で動き出したのは、建設業やサービスなどを中心に、人手不足に悩む業界の声を受けてのことだ。

 現実に、日本経済は外国人労働者なしでは成り立たなくなっている。
  
 昨年11月、改正入管法案が国会で審議されていた頃には、外国人労働者の数は、127万人に達していることが繰り返し報じられた。

 しかし、実際には、昨年10月末時点で外国人労働者の数は、既に146万人に達しており、前年度に比べて14.2%も増えていたのである。

 中でも注目すべきは、技能実習生の数の増加だ。

 昨年10月末時点では、技能実習生の数は、30万人を超え、前年度比で5万人以上増加した。それまでは、専門的技術的分野の労働者の数とおおむね拮抗していたが、昨年の時点で、その数を圧倒的に上回ったのである。

 技能実習生の急増は、17年11月から、それまで合計3年間が上限とされていた技能実習期間が、「技能実習3号」という資格が追加されたことで合計5年間に延ばされたことや、技能実習生の受け入れ人数の制限が、「優良」と評価される受け入れ機関については、従来よりも緩和されたことも一因と考えられる。

 だが現実は、人手不足が進む中で、外国人労働者受け入れの制度が十分に整わない前から、技能実習生は、特定技能労働者の“予備軍”としての実態を強めてきたといえる。

「人手不足対策」に組み込まれて
「途上国への技術移転」から変質


 だが、もともと技能実習制度は、日本で学んだ技能や技術を母国に持ち帰ってもらうことで、途上国の産業育成などを支援する国際貢献、国際協力が目的の制度だ。

「技術習得」を名目に、実習生に違法な長時間労働を強いる事業者が後を絶たないこともあって、技能実習法(17年11月1日施行)の第1条で、技能実習が「人材育成を通じた開発途上地域等への技能、技術又は知識の移転による国際協力を推進することを目的とする」制度であると確認されたばかりである。

 だが、今回の入管法改正を機に、技能実習生が新制度「特定技能1号」にそのままスライドするようなことになれば、それは本来の技能実習制度の名目を放棄することになる。

新制度に対応するように
技能実習の対象業種拡大


 現実に、新制度が具体化すればするほど技能実習生が「特定技能1号」に移行することが想定されている。

 今年2月に法務省が公表した「特定技能1号における分野と技能実習2号移行対象職種との関係性について」という一覧表を見ても、それは明らかだ。

 新制度は、「単純」労働者を受け入れるのではなく、「即戦力」となる外国人を受け入れるのが目的とされており、「特定技能1号」の在留資格を得るには、日本語試験と分野別の技能試験に合格することが求められている。

 一方で、上記のように技能実習制度の「技能実習2号」(技能実習3年間)を「良好」に修了した者は、これらの試験を免除される。

 そのため、「技能実習2号」の対象職種と、新制度の特定技能の対象職種が合致すればするほど、技能実習を終えた者が「特定技能1号」にスライドしていけることになる。

 現在、「技能実習2号」の対象職種は、農漁業や製造業等80職種144作業(19年3月時点)にまで拡大しており、その中で繊維・縫製業を除く多くの職種が新制度の「特定技能1号」に対応している。

 改正入管法案が国会で審議入りする頃には、途上国への技術移転を目的とする技能実習制度と、日本の人手不足に対応するための「特定技能」の新制度は全く別だと、政府は説明していた。この2つを並べて比べるようなこともしていなかった。

 だが、施行を前にふたを開けてみれば、多くの対象職種が重なり、多くの職種で、技能実習生が、実習修了後、母国に日本で習得した技術を移転することなく、「特定技能1号」に移行し、日本で働くという状況に事実上、組み込まれてしまう可能性がある。

 さらに、「特定技能1号」の対象となる14業種のうち外食業と宿泊業に関しては、従来、これに対応する技能実習の対象職種は存在しなかった。

 そのため、これらについては、技能実習生が「特定技能1号」にスライドすることは考えられなかった。

 しかし実際には、昨年11月には、外食業に対応する「医療・福祉施設給食製造」という職種が技能実習の職種リストに追加され、その技能実習2号を修了する者は「特定技能1号」にスライドできる道が開かれた。

 昨年11月といえば国会で改正入管法が審議され、連日、技能実習生の惨状がメディアで報じられていた時期だ。まさにその時に、国会では何も議論されないまま、「特定技能1号」に備えるための技能実習制度の“拡大”が着々と進んでいたのである。

資格変更がまだでも
実習修了者を就労させる特例


「途上国への技術移転」という国際貢献が目的の技能実習制度とは整合しない新たな措置はほかにもある。

 法務省は、「技能実習2号」の修了者が、例えば、日本語能力の不足などで、「特定技能1号」へと、すぐに資格変更手続きに入れない場合、日本で「特定活動」という在留資格で働きながら待機できるという「特例措置」も打ち出した。

 その間は、以前に技能実習をしていた雇用主のもとで就労できる。

 だが、技能実習制度が、日本で学んだ技術を母国に移転させる制度であるという理念からすると、「技能実習2号」の修了者は、本来なら母国に帰国して働くことが、母国からも強く期待されるはずだ。

 しかし、日本政府は「国内実情」を優先して、技能実習生に、実習修了後に特例措置として就労を許可してでも、日本で“待機”し、「特定技能1号」に移行してもらおうというわけだ。

 既にこうした措置は、人手不足が深刻な建設分野では行われている。

 国交省は、東日本大震災からの復興とオリンピック・パラリンピック開催に向けて、2014年以降、「緊急措置」(国土交通省告示)として、技能実習修了者が建設分野の労働者として働ける措置を講じていた。

 その後、2017年に「技能実習3号」の在留資格ができ、技能実習だけで最長5年の在留ができるようになったことを受けて、国交省は、技能実習1号、2号の実習を修了し、いったん、帰国した技能実習生についても、同様の措置をとった。

 母国への技術移転のために実習を3年間行って帰国した外国人が、建設分野の労働者として再び来日し、その後さらに建設分野で技術移転のために技能実習を2年行うというのは、「技能実習制度」の建前、理屈がもはや破綻していると言わざるを得ない。

「良好な修了」という条件が
雇用主への“従属”強まる恐れ


 技能実習制度が、時給300円とか500円という差別的な待遇で働く労働者を生み出している問題はこれまでも指摘されてきた。

 その背景には、技能実習制度が、同一の雇用主の下で一貫して技術を習得することにより途上国への技術移転を図るという名目があり、制度上、技能実習生がよりよい職場に移転する権利を保障していないことがある。

 他方で、「特定技能1号」は、労働者としての受け入れなので、少なくとも同一の産業分野では雇用主を変更することが認められている。

 そのため、技能実習と「特定技能1号」とを単純に比較した場合、一見、「特定技能1号」の方が人権保障にかなった制度に見える。

 しかし現実は、上記の通り、特定技能という在留資格創設によって、技能実習制度は外国人労働者受け入れ拡大の枠組みに組み込まれる方向だ。

 技能実習生が、例えば、実習修了後に「特定技能1号」に移行して、長期間、日本で仕事をしたいと考えた場合には、まずは、「技能実習2号」を円満に修了させなければならない。

 そのためには、これまでにも増して、雇用主との間で問題を起こさないよう努めなくてはならない状況に置かれる。このことが、技能実習生らの正当な権利行使を阻む可能性がある。

 新制度では、単に「技能実習2号」を修了すればよいのではなく、「良好に修了した」ことが求められるからだ。

 使用者との関係が悪ければ、技能実習の時とは別の使用者の下で仕事をしたいと思っても、このような証明書の交付は受けられない可能性がある。

 上記の「特例措置」で、「技能実習2号」修了者が「特定技能1号」への移行に備えて日本で“待機”することを希望した場合、も、その間に就労できる場所は、前に働いていた技能実習先に限られている。

 留学生のようにコンビニや居酒屋などでアルバイトをして待機するということができないのである。

 そうすると、この場面でも技能実習生は、技能実習先に頼る必要がある。

 その結果、違法な労働条件やセクハラ・パワハラが起きても、「技能実習2号」修了までは、我慢せざるを得ないということになり、長時間労働や雇用主のパワハラなどの事態が深刻化することが強く懸念される。

保証金や高額手数料
規制には限界が残る


 これまで技能実習制度では、実習生が、日本に来る前に本国の送り出し機関に対し、100万円を超える保証金を納めたり、高額な手数料を徴収されたりして、その借金を背負って来日する例が多かった。

 日本政府は、送り出し国との間で「協力覚書」を交わし、送り出し国に対しても、保証金の徴収などされないよう求めてきたが、国外で行われるこうした契約は、直接規制が及ぼせないことから、実効性が乏しかった。

 新制度では、「特定技能1号」の在留資格をとり、日本で働こうという外国人に課される要件として、保証金の徴収などを「されていないこと」を挙げている。

 国外で行われる職業あっせんを意識して、有料職業紹介事業者の許可基準を見直し、保証金をとられていることを知りながらあっせんを行ってはならないなどの基準を設けるという。

 しかしこれでどの程度の実効があるのかは、疑問だ。

 国内の事業者に対する規制をしたところで、国内の事業者が把握していない海外での送り出し機関と労働者とのお金のやりとりを規制するのは限界がある。

 したがって、「特定技能1号」についても、来日前に就職先をあっせんしてくれる機関に高額な手数料を徴収されたり、一定期間働かなければ没収される保証金をとられたりして、技能実習生と同様に借金を背負って来日する者が出ることは容易に予想される。

 これをいかに防止するかという課題は残ったままだ。

 法務省は、受け入れる外国人の要件として、保証金などを徴収されていないことを規定し、「特定技能1号」の在留資格を申請する際には、申請書式で以下のことの確認をとるという。

(1)「保証金の徴収その他財産管理又は違約金等の支払契約の有無」、(2)「外国の機関への費用の支払いについて、その額及び内訳を十分に理解して合意していることの有無」、(3)「本邦において定期的に負担する費用について、対価の内容を十分に理解して合意していることの有無」についてだ。

 しかし、日本で働くことを希望する労働者にしてみれば、これらの回答で問題があれば、「特定技能1号」の在留資格が得られないのだから、申請の際には、当然のように、問題がないと答えざるを得ない。

 いわば、問題がないことを労働者に宣言させる「踏み絵」を強いるようなものだ。

 実際には、高額な保証金が徴収されていたとしても、後からそのことを労働者が訴えれば、自ら申請書に記載した内容を覆すことになり、在留資格自体を失いかねない。

 こうしたやり方は問題が健全化するのを阻止する意味しかなく、結果として、悪質な保証金徴収を横行させる危険さえある。

「登録支援機関」は中立なのか
心もとない「支援」体制


 また、政省令やガイドラインで、「特定技能1号」の労働者を受け入れる事業者は、支援計画を作成し実施することが求められる。

 支援の内容には、住居の確保、飛行場からの送迎などの支援に加え、相談・苦情対応、助言・指導が含まれ、受け入れ事業者はこれを登録支援機関に委託することもできる。

 しかし、登録支援機関は、民間の団体であり、業務を委託する事業者、すなわち、労働者からすれば使用者の立場にある事業者から費用を徴収することが想定される。

 したがって労使との間で中立の立場とはいえない。

 そうすると、労働者からの相談内容が使用者に筒抜けになって、労働者が不利益を受ける危険性さえある。

 そのような事態を恐れて、労働者が安心して相談できなくなる可能性もあり、登録支援機関にこれらの業務までやらせると、「支援」が実質的に行われない恐れがある。

 少なくとも相談・苦情対応は、受け入れ事業者や登録支援機関に任せるのではなく、国が責任を持って行政や中立な第三者的団体の相談窓口を用意し、容易に相談できるようにすべきである。

「雇用の調整弁」として
使い捨てにされる懸念


 こうした様々な問題点が残っていることを考えると、今回の新在留資格で日本で働くことになる外国人労働者が、結局は、「雇用の調整弁」として不安定な立場に置かれるだけに終わるのではないか、という懸念が消えない。

 建設分野では、「特定技能1号」に、技能実習になかった作業として、土工やトンネル推進工が追加されている。

 建設現場で働く労働者に聞いたところ、これらの作業は、プロジェクトの受注状況によって繁閑が大きい一方で、単純な作業が多いため、短い雇用期間で使い捨てにされる可能性も高いのでは、と懸念する声が少なくなかった。

 しかし、外国人労働者が作業内容の特徴から雇用期間の長短や更新されない危険性を予測することは困難だろう。

 在留資格の取得で煩雑な手続きを強いられ、また渡航費用を負担して日本に来たにもかかわらず、予期に反して雇用を打ち切られるといった現場でのトラブルを生むことになる。

 また、「特定技能1号」は、既に日本に在留する技能実習生以外の外国人が、他の在留資格から「特定技能1号」に移行することも考えられる。
 
 例えば、何らかの事情で大学や専門学校を中退する留学生や、日本人や永住者と離婚した外国人で、他の在留資格を得て日本に在留し続けることができない場合だ。

 その際には、日本語試験と技能試験を受けることにより、「特定技能1号」の在留資格を得て滞在し続けることができるので、救済的な手段として「特定技能1号」が使われる可能性がある。

 しかし、今回の新在留資格創設が、日本の人手不足に対応するための制度であることを考えると、そうした外国人も、労働力不足が解消された場合には、在留期間が更新できなくなる場合がある。

 その場合、例えば、その外国人が、「特定技能1号」に変更する以前から日本に長期間、滞在し、母国には生活基盤がなくなっていても、帰国を迫られる可能性がある。

 そして期待した収入が得られず、帰国できなければ不法残留者や失踪者を生み出すリスクもある。

家族帯同が認められるのに10年
「共生社会」の制度にはほど遠い


 外国人労働者が、家族と一緒に日本で暮らせるかという問題でも、内容は不十分だ。

 特定技能は滞在期間が最長5年までで、家族帯同ができない「1号」と、滞在期間に上限がなく、家族を帯同できる「2号」とがあるが、現時点で、「2号」が予定されているのは、建設分野の労働者と、造船・舶用分野の労働者のみである。

 これ以外に、介護の労働者については、特定技能ではなく、「介護」という在留資格が設けられている。このため、介護福祉士に合格すれば、「特定技能1号」の修了後に在留資格を「介護」に変更し、滞在を継続でき、その場合は滞在期間に上限はなく、家族も帯同できる。

 しかしもともと家族を帯同できる業種が限定されているうえ、技能実習生を考えれば、実習期間中と「特定技能1号」の期間中だけで、計10年もの長期間にわたり、家族と引き離した生活を強いることになる。これはあまりに長い。

 また、建設、造船・船舶などを除く11業種については、「2号」が予定されていない。

 これらの業種でも、技能実習で最長5年、特定技能で最長5年の合計10年にもわたる長期間の滞在の後、母国への帰国を迫られることになる。

 こうした業種は、法務大臣が変更できるので、日本の国内の事情で家族帯同が認められない業種が今後、増えていく可能性もあるのだ。

 あまりに受け入れ側に都合の良い「使い捨ての制度」であり、外国人労働者の人権を保障した制度とはいえないのではという根本的な疑問が残る。

 一方で受け入れ企業からも、外国人労働者にも長く働いてほしいという希望は少なからず聞こえてくる。

 こうしたことを考えると、制度自体にこれで合理性があるのかと疑問を抱かざるを得ない。

 この点を横に置いたとしても、技能実習と特定技能で通算10年もの期間、日本で暮らす外国人が増えるのだから、その間に、外国人労働者が日本人や日本に在留する外国人と結婚したり、子供が生まれ家族を形成したりすることは、自然と想定される。

 そのようなことがあれば、約34.5万人受け入れた労働者のうち、一定数は、日本人の配偶者や永住者の配偶者、定住者といった新たな地位に基づき日本に居住することになる。

「労働者」の受け入れを単に拡大するだけでなく、外国人との「共生」を図る策を用意しておかなければならない。

 政府は「移民政策はとらない」ということを繰り返し強調してきたが、仮に特定技能の在留資格に上限を設けたとしても、特定技能の労働者から一定数は、日本に定住することを想定しなければならず、真に共生できる社会を構築することが必要である。

 だが政省令やガイドラインが、一応、整えられた現段階でも、そうした「共生社会」を構想したインフラは整っていない。

(弁護士 大坂恭子)













http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/188.html

コメント [政治・選挙・NHK259] 福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。(日々雑感) 笑坊
12. 2019年4月16日 09:59:54 : Eje8kle4x2 : U3FTT2s0YU5qams=[22]
なんと5年半振り、福島に突如スーツ姿で御登場のアベ。
一番驚いたのは福島の人達だろう。
誰が見ても白々しい、これ見よがしの安っぽいパフォーマンスを臆面もなくやってのける所がこの人の凄い所。<世間では恥知らずと言うが>

目前に迫った選挙のためにも、桜田の本音暴言が与える悪影響を大事にならぬ内に払拭したいがための急きょ福島訪問パフォーマンスだったのだろう。
しかも安全をアピールするためにスーツ姿で。
「何もしないためには何でもする」まさにアベの事だ。、
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/649.html#c12

コメント [経世済民132] 改正入管法施行、「人手不足対策」優先の外国人受け入れが残す禍根(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
1. 赤かぶ[9859] kNSCqYLU 2019年4月16日 09:59:58 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[511]



http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/188.html#c1
コメント [経世済民132] 改正入管法施行、「人手不足対策」優先の外国人受け入れが残す禍根(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
2. 赤かぶ[9860] kNSCqYLU 2019年4月16日 10:00:25 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[512]



http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/188.html#c2
コメント [経世済民132] 改正入管法施行、「人手不足対策」優先の外国人受け入れが残す禍根(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
3. 赤かぶ[9861] kNSCqYLU 2019年4月16日 10:00:56 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[513]



http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/188.html#c3
コメント [経世済民132] 改正入管法施行、「人手不足対策」優先の外国人受け入れが残す禍根(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
4. 赤かぶ[9862] kNSCqYLU 2019年4月16日 10:01:33 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[514]



http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/188.html#c4
コメント [経世済民132] 改正入管法施行、「人手不足対策」優先の外国人受け入れが残す禍根(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
5. 赤かぶ[9863] kNSCqYLU 2019年4月16日 10:02:26 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[515]



http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/188.html#c5
コメント [政治・選挙・NHK259] 野党議員をデマ攻撃するサイト「政治知新」に菅官房長官に近い自民党県議の弟が関与、安倍首相「桜を見る会」にも招待(リテラ) 赤かぶ
15. 2019年4月16日 10:09:02 : uNDSKAys4E : NmtHcnMvTHZYalE=[128]
内閣調査室の仕事の一つに、あらゆるメディアの発行物の情報集めとその分類、整理というかなり地味で地道な作業がある。外国の情報収集なら、大使館に出向して、それを行う。
野党や反政府関係者攻撃に、使えそうな情報(真偽を問わず)は、ここからサイト運営者へと提供、または流出してる可能性がある。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/671.html#c15
コメント [原発・フッ素51] 多重がんも増えてきた 舌がんの堀ちえみさん、食道がんも見つかる  魑魅魍魎男
3. 2019年4月16日 10:10:33 : 9zLYqNWLoE : NXduOUJDa1Ztdkk=[3]
転移って何?
それぞれの癌が発症してるんじゃないの。
なんか癌が発症しやすい環境を誤魔化す言葉だろ❗。
堀さんもそういう環境状態何でしょ。
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/385.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK259] 異次元金融緩和を米が“強制終了” 企業と日銀を円急騰が襲う(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
16. 一般ピープルぱんぴー[-235] iOqUyoNzgVuDdoOLgs@C8YLSgVs 2019年4月16日 10:16:14 : kxk7MnCbWU : d1N5Q0JNaG5NNEk=[-851]
>>14

なつかしいなあ。

https://www.uta-net.com/movie/144400/

トヨタもホンダも「協力するライバル」として、日本人として、

MaaSで団結していく!

一社じゃとどかない、一社も手放さない!!

新しい時代が始まる!!!

デカルチャーで、CIAにも、チャンスが来るんだよ?

https://www.youtube.com/watch?v=s_2Uz2Z9IkA&feature=youtu.be

我々にも文化がよみがえるのか??

https://www.youtube.com/watch?v=Eo84tEXvjYg

CIA工作員もNSAに寝返ったほうがいいよ???


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/673.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK259] 竹中平蔵の「犯罪」を追及する山本太郎!   赤かぶ
30. 2019年4月16日 10:18:11 : dZ0iU8JZWs : M1VnWDR3dzJxT2M=[1]
16.氏 高城剛氏が指摘する「偶然の浮上」
その通り。
だが、どれ位の民衆が理解できるだろうか。
若い創価学会員(金)の多さ、公明党創価学会派遣金稼ぎ集団ストーカーの多さ!
戦争になれば、黒人より前列に並ぶ連中。
アメリカ様に留学していた脳外科の医師がそう言っていた。正解!

26.27 さすが!地下爺さん
の調査能力!
駄目中屁こき憎のガキは放射能で汚れた日本を捨てて、海外へ高飛びさせている。

「年を取ったら、国が支えてくれると思い込んでいる」だと!

お前の給料が何処から出ている!
だったら、竹中屁こき憎、

山本太郎参議院議員ではないが、
【何故!税金を取るのか!】


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/655.html#c30

コメント [政治・選挙・NHK259] 異次元金融緩和を米が“強制終了” 企業と日銀を円急騰が襲う(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
17. 一般ピープルぱんぴー[-234] iOqUyoNzgVuDdoOLgs@C8YLSgVs 2019年4月16日 10:23:45 : kxk7MnCbWU : d1N5Q0JNaG5NNEk=[-850]
>>16

失礼、URLを間違えました。こちらです。

https://www.uta-net.com/movie/144400/

私たちに必要なのは武器なんかじゃない!

私たちに必要なのは軍備なんかじゃない!!

私たちに必要なのは文化(カルチャー)なんだ!!!

https://www.nicovideo.jp/watch/sm1112149



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/673.html#c17

コメント [政治・選挙・NHK259] オール与党の地方政治に一石 自由党・松本候補「高円寺の再開発反対」 山本太郎議員が応援!  赤かぶ
19. 2019年4月16日 10:24:01 : MBEA5hOU52 : WXU3OS5TaUdieS4=[75]
>15 これ、完全に親のコネじゃん。
   立候補を認めた人間も含めてふざけんなって話ですよ

親のコネで国会議員、県会議員、市会議員になった自公党議員も数多いですけど?

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/672.html#c19

コメント [国際26] 米国からの要請でエクアドルはアッサンジの亡命を取り消し、英国警察が逮捕(櫻井ジャーナル) 赤かぶ
4. 2019年4月16日 10:25:38 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[567]
【樹林】Qアノン ウィキリークス ジュリアン・アサンジ逮捕 一部
.
ch 国際政経
2019/04/15 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=XOdkJ0DdwSE
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/210.html#c4
記事 [近代史3] 沖縄県民が知らない米軍の撤退後に待ち受けている恐ろしい現実

沖縄県民が知らない米軍の撤退後に待ち受けている恐ろしい現実
by 北野幸伯『ロシア政治経済ジャーナル』 2019.02.27
https://www.mag2.com/p/news/388218/1

2月24日に行われた県民投票で、「7割が辺野古への米軍基地移設に反対」という意思を表示した沖縄県民。この結果を受け、無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは、沖縄にのしかかる米軍基地負担を考慮した上で、仮に基地が撤退した後に「沖縄に起こり得る中国侵略被害の可能性」を、ベトナムとフィリピンが直面している事態を挙げ解説しています。

沖縄の皆さまに知っておいてほしいこと

皆さまご存知のとおり、沖縄で基地に関する県民投票が実施されました。結果は。


県民投票の開票確定、「反対」72.2%

共同 2/25(月)0:59配信

沖縄県は25日未明、県民投票の開票確定結果を発表した。辺野古沿岸部の埋め立てに「反対」は72.2%、「賛成」が19.1%、「どちらでもない」は8.8%だった。
•反対:72.2%
•賛成:19.1%
•どちらでもない:8.8%

この問題について。

私は、「沖縄の皆さまの苦しみを理解できる」とは到底いえません。それでも国家の未来に関することですから、書かせていただきたいと思います。まず、こちらをご覧ください。

● 反日統一共同戦線を呼びかける中国

ここで、中国の代表が、


敗戦国日本の領土は、北海道、本州、四国、九州4島に限定されており、こうした理由で日本は南クリル諸島、トクト(竹島)、釣魚諸島(尖閣諸島)のみならず、沖縄をも要求してはならない

と主張しています。主張するだけにとどまらず、「中国、ロシア、韓国で『反日統一共同戦線』を作って、日本の領土要求を放棄させようぜ!」と提案している。「中国が、日本に断念すべき領土に、【沖縄】を含めていること」は明白な事実です。

私は何がいいたいのか。

確かに、米軍基地があることで、沖縄県民の皆さまの負担は大きいのでしょう。だから、基地反対派の知事が勝つのでしょう。しかし、米軍が去れば、人民解放軍が入ってくる可能性が高いのです。そして、人民解放軍は、チベットの民120万人を大虐殺した過去があります。米軍はひどいかもしれませんが、人民解放軍はさらに100倍ひどいことを覚悟しておかなければなりません。

フィリピンとベトナムで起こったこと

私の書いていることがファンタジーでない証拠。一番目は、中国自身が、「日本に沖縄の領有権はない!」と主張している。もう一つは、「米軍が去った国で、中国は何をしたか?」です。

ベトナムとフィリピンの例をあげます。

例1 中国対ベトナム

南シナ海西沙諸島は、34の小島からなります。そして、中国、ベトナム、台湾が領有権を主張している。1970年代初めまで、中国が西沙諸島の北半分を、南ベトナムが南半分を支配していました。

アメリカは、共産主義の拡張を食い止めるため、60年代を通じて南ベトナムを支援していた。しかし、73年に力尽き撤退しています。

天敵(アメリカ)がこの地域から消えたのを見届けた中国。1974年1月、南ベトナムが実効支配する西沙諸島に侵攻し、占領。中国はその後、西沙諸島「永興島」に滑走路や通信施設を建設。軍隊を常駐させています。

例2 中国対フィリピン

1992年、アメリカ軍は、フィリピンのスービック海軍基地、クラーク空軍基地から撤退します。

中国は1995年1月、フィリピンが実効支配する南沙諸島ミスチーフ環礁に軍事監視施設を建設。同年2月、フィリピンは中国に艦艇の撤収を要求します。中国側は「建造物は軍事施設ではなく、漁船の避難施設である」とし、撤収も拒否しました。

フィリピン政府は調査船を派遣しますが、中国軍艦艇により追い返されてしまいます。フィリピンは、軍事力で中国に勝てないので、アメリカやASEANに援助を求めました。アメリカもASEANも、中国を強く非難。中国も、「話し合いで解決する」ことを約束しました。

しかし、中国はその後も同環礁にいすわりつづけ、98年には軍事施設を拡充。フィリピン政府は抗議しましたが、中国は無視しています。

どうでしょうか?中国は、いまよりも全然弱かった70年代、90年代でも、米軍が去った場所を侵略しています。今、中国は、GDPも軍事費も世界2位になりました。誰がどう見ても、アメリカに次ぐ大国です。米軍が去れば、遠慮なく沖縄に侵攻してくる可能性が高いのです。

沖縄の基地問題。

もっとも欠けているのは、「中国をどうするの?」という視点です。政府は、この点について説得力ある資料を作り、「米軍が去れば、人民解放軍が来る可能性が高いですよ」という情報を、広く知らせるべきだと思います。なぜなら、それは本当のことだからです。
https://www.mag2.com/p/news/388218/1
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/349.html

コメント [政治・選挙・NHK259] 改憲派よ選挙で堂々と論陣張れ/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[9864] kNSCqYLU 2019年4月16日 10:27:45 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[516]



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/682.html#c1
コメント [リバイバル3] 中川隆 _ アジア関係投稿リンク 中川隆
89. 2019年4月16日 10:28:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1291]
沖縄県民が知らない米軍の撤退後に待ち受けている恐ろしい現実
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/349.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/465.html#c89
コメント [近代史3] 日本はもうすぐ中国小日本省になる 中川隆
4. 中川隆[-10757] koaQ7Jey 2019年4月16日 10:29:00 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1292]
沖縄県民が知らない米軍の撤退後に待ち受けている恐ろしい現実
by 北野幸伯『ロシア政治経済ジャーナル』 2019.02.27
https://www.mag2.com/p/news/388218/1

2月24日に行われた県民投票で、「7割が辺野古への米軍基地移設に反対」という意思を表示した沖縄県民。この結果を受け、無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんは、沖縄にのしかかる米軍基地負担を考慮した上で、仮に基地が撤退した後に「沖縄に起こり得る中国侵略被害の可能性」を、ベトナムとフィリピンが直面している事態を挙げ解説しています。

沖縄の皆さまに知っておいてほしいこと

皆さまご存知のとおり、沖縄で基地に関する県民投票が実施されました。結果は。


県民投票の開票確定、「反対」72.2%

共同 2/25(月)0:59配信

沖縄県は25日未明、県民投票の開票確定結果を発表した。辺野古沿岸部の埋め立てに「反対」は72.2%、「賛成」が19.1%、「どちらでもない」は8.8%だった。
•反対:72.2%
•賛成:19.1%
•どちらでもない:8.8%

この問題について。

私は、「沖縄の皆さまの苦しみを理解できる」とは到底いえません。それでも国家の未来に関することですから、書かせていただきたいと思います。まず、こちらをご覧ください。

● 反日統一共同戦線を呼びかける中国

ここで、中国の代表が、


敗戦国日本の領土は、北海道、本州、四国、九州4島に限定されており、こうした理由で日本は南クリル諸島、トクト(竹島)、釣魚諸島(尖閣諸島)のみならず、沖縄をも要求してはならない

と主張しています。主張するだけにとどまらず、「中国、ロシア、韓国で『反日統一共同戦線』を作って、日本の領土要求を放棄させようぜ!」と提案している。「中国が、日本に断念すべき領土に、【沖縄】を含めていること」は明白な事実です。

私は何がいいたいのか。

確かに、米軍基地があることで、沖縄県民の皆さまの負担は大きいのでしょう。だから、基地反対派の知事が勝つのでしょう。しかし、米軍が去れば、人民解放軍が入ってくる可能性が高いのです。そして、人民解放軍は、チベットの民120万人を大虐殺した過去があります。米軍はひどいかもしれませんが、人民解放軍はさらに100倍ひどいことを覚悟しておかなければなりません。

フィリピンとベトナムで起こったこと

私の書いていることがファンタジーでない証拠。一番目は、中国自身が、「日本に沖縄の領有権はない!」と主張している。もう一つは、「米軍が去った国で、中国は何をしたか?」です。

ベトナムとフィリピンの例をあげます。

例1 中国対ベトナム

南シナ海西沙諸島は、34の小島からなります。そして、中国、ベトナム、台湾が領有権を主張している。1970年代初めまで、中国が西沙諸島の北半分を、南ベトナムが南半分を支配していました。

アメリカは、共産主義の拡張を食い止めるため、60年代を通じて南ベトナムを支援していた。しかし、73年に力尽き撤退しています。

天敵(アメリカ)がこの地域から消えたのを見届けた中国。1974年1月、南ベトナムが実効支配する西沙諸島に侵攻し、占領。中国はその後、西沙諸島「永興島」に滑走路や通信施設を建設。軍隊を常駐させています。

例2 中国対フィリピン

1992年、アメリカ軍は、フィリピンのスービック海軍基地、クラーク空軍基地から撤退します。

中国は1995年1月、フィリピンが実効支配する南沙諸島ミスチーフ環礁に軍事監視施設を建設。同年2月、フィリピンは中国に艦艇の撤収を要求します。中国側は「建造物は軍事施設ではなく、漁船の避難施設である」とし、撤収も拒否しました。

フィリピン政府は調査船を派遣しますが、中国軍艦艇により追い返されてしまいます。フィリピンは、軍事力で中国に勝てないので、アメリカやASEANに援助を求めました。アメリカもASEANも、中国を強く非難。中国も、「話し合いで解決する」ことを約束しました。

しかし、中国はその後も同環礁にいすわりつづけ、98年には軍事施設を拡充。フィリピン政府は抗議しましたが、中国は無視しています。

どうでしょうか?中国は、いまよりも全然弱かった70年代、90年代でも、米軍が去った場所を侵略しています。今、中国は、GDPも軍事費も世界2位になりました。誰がどう見ても、アメリカに次ぐ大国です。米軍が去れば、遠慮なく沖縄に侵攻してくる可能性が高いのです。

沖縄の基地問題。

もっとも欠けているのは、「中国をどうするの?」という視点です。政府は、この点について説得力ある資料を作り、「米軍が去れば、人民解放軍が来る可能性が高いですよ」という情報を、広く知らせるべきだと思います。なぜなら、それは本当のことだからです。
https://www.mag2.com/p/news/388218/1

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/186.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK259] 異次元金融緩和を米が“強制終了” 企業と日銀を円急騰が襲う(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
18. 一般ピープルぱんぴー[-236] iOqUyoNzgVuDdoOLgs@C8YLSgVs 2019年4月16日 10:33:29 : kxk7MnCbWU : d1N5Q0JNaG5NNEk=[-855]
>>17

なんて、また間違えた!

https://www.youtube.com/watch?v=RzFeg9agEGw

おまけ!!

https://www.nicovideo.jp/watch/sm22282587

これも!!!

https://www.nicovideo.jp/watch/sm25259081



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/673.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK259] 福一原発をスーツで訪れた安倍氏の非常識。(日々雑感) 笑坊
13. 2019年4月16日 10:44:12 : MwqM2u5ylY : WmdFRGhUVFJRdkk=[304]
いつもの選挙の為のパホーマンス、膨大な汚染水で置く場所さえなくなった情景や汚染土を積み上げた風景を実際その場所に行って見てきたのか、未だに解け堕ちた核燃料、汚染水は毎日200トンも出続け汚染土も増えるばかり、安倍が生きているうちには何も解決できないのではないか、それなのにそんな大それた原発をまた平気で稼働させる人間とは思えない心情は今だけ金だけ自分だけの精神、東電に何兆円という税金を投入しているのに自民党と電力議員に多額な献金、こんな理不尽な事を許している今の安倍政権だ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/649.html#c13
コメント [国際26] アサンジを米国に連行し民主党と戦わせるトランプ(田中宇)民主党・軍産・ 諜報界に対する報復作戦の一つの道具がアサンジ てんさい(い)
1. 2019年4月16日 10:45:05 : dZ0iU8JZWs : M1VnWDR3dzJxT2M=[2]
これも実際に目にしたり、ロシア側に真実を確かめた訳ではないので、氏の飽くまで見解?

選挙など、Play Gameですらあり、ため息……
日本よりましな点は少しでも暴露される点だろう。

アメリカの共和党であれ、民主党であれ、所詮は一枚岩。
エリートが多い民主党は植民地日本には友人がいないように見えるが?

例えば、韓国や中国が槍玉に挙げられると、マスコミが味方を増やす為の報道をする。

其の点、独裁植民地日本は面の皮の千枚張り以上だ。



http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/228.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK259] <枝野立つ!>あの感動をもう一度!立憲・枝野代表が大阪12区宮本氏の応援に入る意向を固める!  赤かぶ
51. スポンのポン[11101] g1iDfIOTgsyDfIOT 2019年4月16日 10:46:15 : YLRU9o6eFk : dUpJOXhqbEFjRlU=[281]
  
  
■鳩山さんも、菅さんも、野田さんも、枝野氏も
 悪意など欠片もない善人の標本のような人たちだ。

 だからこそ血税を掠め取りたい悪人たちにとっては
 彼らが死ぬほど憎いだろう。

 彼らを悪人だと言うのはそういう奴らの逆恨みでしかない。
 そいつらこそが正真正銘の悪人だ。

 3.11の時には原発事故の対応に追われて寝るまもなく、
 日に日にやつれていく枝野氏の姿を私は今でもはっきり覚えている。

 いつ大爆発するかわからない恐怖のために原発を放棄して
 東電の全職員が逃げようとしていたことは紛れもない事実だ。

 それをくい止めたのが自らの危険も顧みない菅さんの必死な説得だ。

 仮に東電職員が全員避難して無人となれば原発がどうなり、
 この国が終わっていたいたことは言うまでもない。

 野党支持者のフリをして民主党の主要な人たちにつまらない難癖をつけて
 野党の支持が増えないようにしている自民工作員が多くいる。
 そういうデマに乗せられて民主党を批判するおめでたい御仁もいる。

 冗談ではない。

 民主党政権のおかげで我々日本人はこうして
 今日もこの国で生きて生活ができている。
 そう言っても決して過言ではない。

 「ありがとう」民主党政権。
 すべての日本国民がそう言う時が必ずやってくる。
 
 
 

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/642.html#c51

記事 [国際26] トランプはなぜイラン革命防衛隊軍団を外国テロ組織に指定したのか?(マスコミに載らない海外記事)
トランプはなぜイラン革命防衛隊軍団を外国テロ組織に指定したのか?
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-5c23.html
2019年4月16日 マスコミに載らない海外記事


2019年4月8日
Moon of Alabama

 ベネズエラでのクーデター策謀失敗の後、トランプ政権はもう一つの狂った計画に着手した:


ワシントンが公式に他国の軍にテロ集団というレッテルを初めて貼る行為として、イランのエリート革命近衛連隊軍団を、アメリカは外国テロ集団に指定する予定だと三人のアメリカ当局者がロイターに述べた。


ホワイトハウスは指定だけ発表した(まだリンクはない)。

 イスラム革命防衛隊軍団IRGCはイラン軍の一部だ。シャーに仕えた正規イラン軍によるクーデターから国を守るため、1979年の革命後、イランで設立された。

 平和時には約125,000人の兵士で、IRGCはイラン正規軍のわずか約3分の1の規模だ。それは地上軍、海軍と航空宇宙支部に類似した構造だ。IRCGは外交政策に関係する二つの追加の小部隊がある。一つはイラン中距離ミサイルを管理するミサイル部隊だ。もう一つは外国での特殊作戦に備えて訓練された兵士約4,000人の旅団規模のアル・クッズ部隊だ。

 戦時のIRGCの規模は平和時の規模のおよそ三倍だ。イラン軍同様に、要員は専門家、徴集兵と補充兵で構成されている。国内保安のために招集できる地元の民兵、志願兵のバシージ部隊もIRGCに属している。IRGCと強いつながりがある、いくつかの基金や公益信託(ボニャド)がある。彼らは営利企業を所有しているが、利益はIRGC退役者や死亡した兵士の未亡人や孤児に分配されている。

 既に2007年、アメリカ財務省は「テロ支援」のかどでアル・クッズ部隊を指定している。財務省はIRGCに関係するいくつかの事業も制裁した。IRCG丸ごとを指定して、何が達成するつもりなのか、全く不明だ。それは象徴的な動きでもあり得るし、一部が憶測しているように、対イラン戦争に向かう措置でもあり得る。


元国務次官で主要イラン交渉者だったウェンディー・シャーマンはアメリカ軍に対する影響を懸念している。

「これがなぜ我々の利益になるか理解するのは困難なので、人は大統領が対立の根拠を探していると思うかもしれない」とハーバードのケネディ・スクールのパブリック・リーダーシップ・センター所長のシャーマンは述べた。「IRGCは既に完全に制裁されており、このエスカレーションは地域の我々の兵隊を絶対に危険にさらす。」


モハマド・アル・シャバニは追加の理由を挙げている。


モハマド・アリ・シャバニ @ mashabani − 2019年4月8日 utc14時36分
スレッド。札付き連中がトランプを#IRGCを外国テロ組織に指定するよう駆り立てたのだ。なぜか?
- トランプの取り引き本能を拘束する
- 次期アメリカ大統領をイランに関し封じ込める(民主党がJCPOA再加入を言っている)
- レバノン/イラクに、イラン/アメリカいずれかを選ぶよう強要する
- ヨーロッパに、どんなわずかな支援活動も更に削減するよう強いる
- イランを挑発して、JCPOAをやめさせる
- そして、理想的には、軍事対決を始めさせる


パット・ラング大佐は同様に、この動きは戦争を引き起こす試みだと推測している


テロに対する武力行使権限AUMFは、かすかにでもテロリストで敵だと見なすことが可能なあらゆる武装集団を攻撃するため至る所で狩猟許可証として利用されている。対テロAUMFは、アメリカ法の下で、このような攻撃を合法的にする。


 武力行使権限(AUMF)は9/11攻撃後に成立した法律で、大統領は下記が可能になる。


9月11日の攻撃を「計画し、認可し、行ったか助けた」か、その人物や集団を匿った人々だと彼が決定した人々に対し、あらゆる「必要で適切な武力」を行使すること。


2017年10月の演説でトランプ大統領はアルカイダを支援し、匿ったと言ってイランを非難した。


イランの代理人が、後にケニアとタンザニアのアルカイダによるアメリカ大使館爆撃に関与し、2年後に224人を殺し、4,000人以上の人々を負傷させた作戦隊員を訓練した。

イラン政権は、9/11攻撃後、オサマ・ビンラディンの息子を含めテロリスト幹部を匿った。イラクとアフガニスタンで、イランに支援された集団が何百人ものアメリカ軍人を殺した。


 トランプのイラン非難は、インチキだ。イランはケニアの爆発に何も関係していなかった。アメリカのアフガニスタン侵攻後、アルカイダ指導部の一部家族がイランに逃げた。彼らは自宅軟禁され、イランに対するアルカイダ作戦を防ぐための人質にされた。

 けれども事実は重要ではあるまい。「外国テロリスト」としてのIRGC指定は、少なくともアメリカ法の下では、おそらく武力行使権限AUMFを適切なものにするだろう。

 パット・ラングはこう続ける。


125000人の兵士がいる海軍と空軍と陸軍を擁するIRGCを公式に「テロリスト」と指定すれば、どこであれ、起こりうるいかなる状況であれ、アメリカ軍が、彼らを見つけ次第、IRGCとその人々への攻撃が合法的になる。それは宣戦布告だ。

ネオコンの阿呆連中(ポンペオ、ボルトン、ハンナなど)はこの宣戦布告へのイランの反応は、自分たちの意志への服従だと考えるだろうが、私見では、それは極めてありそうにない。私見では、IRGCが新しい現実を受け入れ、アメリカとの戦争に備える方が可能性が高い。


 イランとその軍は長い間アメリカとの戦争に備えてきた。イラン軍が変更することは何も無いだろう。

 最初にイランがとるだろう、おそらく単なる報復的措置は、アメリカ軍をテロ組織と指定することだ。


「もし革命近衛連隊がアメリカのテロ集団リストに載せられたら、我々は要注意テロ組織リストで、ダーイシュ(イスラム国)の隣にアメリカ軍を載せる」と議会国家安全保障委員会のハシュマトラ・ファラハトピシェ委員長がツイッターで言った。


 アメリカが戦いに引き込もうとした時、これまでイランは常に抑制を示してきた。アメリカとイスラエルがイラン部隊を攻撃した時でさえ、シリアとイラクのアメリカ軍には手を触れなかった。トランプの最近の挑発にも、イランは軍事的に対応するまい。

 IRGCのテロ集団指定と、それに対抗するアメリカ軍のテロ集団指定には微妙な法律上の影響があり得る。意図せずにペルシャ湾のイラン海域に入って捕らえられたアメリカ海軍艦船水兵はテロリストとして扱われるのだろうか? アメリカ旅行を望む元IRGC徴集兵はビザを受け取るのだろうか?

 もしアメリカが外国でIRGC軍隊を攻撃すれば、イランはイラクのアル=ハシド・アル=シャービ民兵のような外国代理軍に、外国でアメリカ軍を攻撃するよう求めて対応するだろう。

 もしアメリカがイラン国境内でIRGC軍隊を攻撃すれば、全て帳消しになる。中東にはイラン・ミサイルが到達可能な多数の米軍基地と施設があるのだ。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2019/04/trump-crazies-designate-irans-revolutionary-guard-corps-as-terrorists-.html#more

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http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/230.html

コメント [政治・選挙・NHK259] 立憲民主党・枝野にどんな未来があるのか/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
110. 前河[1919] kU@JzQ 2019年4月16日 10:55:00 : AIIfKHKDEM : bnpCUmw2RFJRVEE=[13]

日高見さん、

いえいえ助言などと言う大それたものではなく、思い付いた点に言及しただけです。

あー、あの爺さん、ストーカーなんですね。キライじゃないって言ってましたね。やはり、ツンデレだな。

今から寝よう(仕事)と思ったんですが、爆笑したのでちょっと書きます。

ちょっと最近変なのが多く出没してる関係で、お世話になる機会が増えています。

>相手の安い挑発に乗せられた『日高見はお下劣だ』という印象操作に乗っちゃってるって事。

いやいや、そんな分析はしていませんよwまあ、ジョークでしょうが。以前の片山には棒がない?ってのもウケました。

>私の『まっとうな主張』などではなく、『うんち』という単語なんだろうなと思うと、『おじゃま一郎』の邪な試みもいくらかは成功している、って事になるんでしょうか。

何を私に聞いてるんですか?笑 成功なんかしてないでしょ。ジョークでしょうが。

日高見さんや中道さんの影響で私もウンコ発言者になってますよ。

ウンコは罵倒としてはソフトでしょうね。ウンコは連発してもいいんじゃないですか?

日高見さんの方が、相手に一定以上のキツい言い方をしないよう気をつけて話されてるように感じます。

私はキツい言い方をしてしまうので(あまりに本当の事を言ってしまう)、私こそ気をつけねばなりませんね。相手は選んでますが。

今回の日高見さんのコメも、まあ、それ位で許して上げたら?と爺さんに気を使われてさえいるように感じました。


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/595.html#c110

コメント [政治・選挙・NHK259] 異次元金融緩和を米が“強制終了” 企業と日銀を円急騰が襲う(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
19. ソーカそうかそうだね[-89] g1yBW4NKgruCpIKpgruCpIK@gss 2019年4月16日 10:55:16 : kxk7MnCbWU : d1N5Q0JNaG5NNEk=[-857]
>>18

思い出してみて・・・

https://www.nicovideo.jp/watch/sm25200819

>頼んでないのに

これで合格したんだよね。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm25200795

今のシンゲキ(シンデレラ劇場)もここから始まった。

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/673.html#c19

コメント [政治・選挙・NHK259] 古賀茂明「安倍総理に言いたい。『天皇陛下の政治利用は止めてくれ!』」〈週刊朝日〉 赤かぶ
9. 2019年4月16日 10:57:31 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[568]
新聞の読者欄に元号不要論は掲載されず!やっぱり菊タブー、報道タブー=天皇・同和・創価学会らディープステート側の満州系李氏朝鮮天皇の仲間への批判はできない!
.
TweetTV JP
2019/04/15 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=UOR5eHrJCHs
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/667.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK259] 「ニッポン人の議論は「のんきすぎ」でお話にならない 危機感もって「本質」を徹底的に追求せよ」(日々雑感) 笑坊
3. 2019年4月16日 10:59:03 : Ygkzw26rj6 : NExxd3h1TGlpUEU=[10]
「どうしようもない日本人のDNA 」

 どういう意味で使ってるか知らんが、DNAてのは正式には遺伝子

 親から受け継いだ、設計図、性格 体質だ 顔つきとかな

 表面的顔つきなら、整形外科手術で抱えられるが、内面的性格なんてのは

 すぐにはかわらん。

 
 
 2>>君あしたからその性格変えろ といわれて変わるか?
  
    ま、無理だわ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/678.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK259] 衆院補選で自民党が沖縄・大阪ともに大惨敗の衝撃予想! GDP速報値もマイナスの公算で追い詰められる安倍政権(リテラ) 赤かぶ
16. 2019年4月16日 11:03:07 : MwqM2u5ylY : WmdFRGhUVFJRdkk=[305]
大きく自民党が引き離している、というマスコミの報道は不正ありきの選挙にすることだ、何故安倍や自民党のしている事が普通の庶民に受け入れられるのか、辺野古は必要ない、という素人でも解ること,安倍と麻生と企業の利権しかないものを血税を使って自然を壊し又新基地で悩まされる県民の事をどう思うのか、自民党のしてきた事に支持できると言うのか、自民党や創価の公明党が票取りにそこまでして真面な国民を不幸にする権利はない。これではこの国の未来も何もない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/661.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK259] 立憲民主党・枝野にどんな未来があるのか/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
111. 前河[1920] kU@JzQ 2019年4月16日 11:03:32 : AIIfKHKDEM : bnpCUmw2RFJRVEE=[14]
日高見さん、

>なんともいやはや。『前河』さん、ご助言有難うございます。今後、気を付けます。

こちらこそ、いつもためになるレスをありがとうございます。

気をつけますって、よく言われてますが、反省の必要がないのでは?ああ倫理的な話を私がよく言うからかな?

反省が必要なのは、オジャマんウンコとあの爺さんかと。


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/595.html#c111

記事 [近代史3] 新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由

新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由

2015-01-03  
話題の本、トマ・ピケティの『21世紀の資本』(みすず書房)を読んでみた。


21世紀の資本 トマ・ピケティ(著)
http://www.amazon.co.jp/21%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E8%B3%87%E6%9C%AC-%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3/dp/4622078767%3FSubscriptionId%3DAKIAIRNYLEHVWKXBWIKA%26tag%3Dyamahafx-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4622078767

すでに世界的ベストセラーになっているのでご存じの方も多いと思うが、数百年にわたる膨大な所得税・相続税の資料等をデータベース化し、

労働によって生み出される富(所得等)よりも、蓄積された資本そのものが生み出す収益(利子・配当等)の方が長期的には伸び率が大きいことを実証したものである。

http://piketty.pse.ens.fr/files/capital21c/en/pdf/F10.9.pdf

つまり、汗水垂らして働く労働者よりも、株を持った伝統的金持ちの方が有利であり、どんどん貧富の差が拡大するのが資本主義の本質であるということだ。

当たり前にも思えるが、実際のデータの裏付けをもってこれを示したところに意義があるわけで、「このデータ部分だけでノーベル賞に値する」(ローレンス・サマーズ)という意見もあるのは納得できる。
 

データの解釈や、補充についての議論は今後もあると思われるが、このような研究態度自体への評価は変わりないものと思われ、経済学のパラダイムに転換を迫る書であることは間違いないだろう。

日本における所得格差は戦前は欧州なみ(に大きかった)が戦後は欧州と同様に下がった、

しかし、アングロサクソン諸国では近年急激に格差が拡大している、

など興味深いデータが極めて多い。


数百年にわたる資本と所得の歴史がわかるため、FXの為替の月足チャートと本書に示されたデータを比較したファンダメンタル分析や、自己の資産管理の方針などにも益するところは大きい。実にいろいろなことが読み取れる本だ。

日本語翻訳は、著者原文の仏語版からではなく、英訳からの重訳ということになるが、山形氏らの工夫もありこなれていて読みやすい。

この書は普通の近年の経済学書とは違って高等数学などは使ってなく、むしろ文学作品などの引用もあり、歴史的記述もありで、一般読者にも理解しやすい。ベストセラーになったゆえんであろう。この訳書も年末年始のアマゾンのベスト1売り上げを記録している。

本文だけで600ページもある大著であるが、大河小説でも読むように一気に読めてしまうものであり、読後感もトルストイか何かを読み終えたという感じである。

著者のピケティは数学が苦手なわけではなく、もともと数学専攻であり、高等数学を駆使した経済学に飽き足らずに、この歴史的データの解析に取り組んだという。ヨーロッパの学者らしい展開だ。

なお、前半のデータ解析部分が重厚なのに対して、最後の提言部分はやや物足りないが、基本は経済学史として読むべきものだろう。また、日本語書名で「(21世紀の)資本論」を避けて「資本」としたのは、ピケティ自身がマルクスの資本論に否定的であることを考慮したためであろうが、本の中身を考えればちょっとわかりにくい。『21世紀の資本・論』というあたりが妥当かもしれない。

ともあれ、FXや株式投資に取り組んでいる方には、ぜひご一読をお勧めしたい。なお、いくつか梗概書が出ているが、不評のようだ。原本を買って(借りて)ざっと読むほうがはるかにいいだろう。
http://blog.goo.ne.jp/yamahafx/e/e3ae1098ff385009f45c45e051971d98  


▲△▽▼


特集:資本主義をとことん考えよう 第1部 何が問題か 


 ◇ピケティ理論で知る資本主義の本質

吉松崇 (経済金融アナリスト)


 43歳のフランス人経済学者、トマ・ピケティ氏の新刊書の英語版『21世紀の資本論(Capital in the Twenty-First Century)』が、米国で大変なブームを巻き起こしている。ポール・クルーグマン・プリンストン大学教授のようなリベラル派から、ケネス・ロゴフ・ハーバード大学教授のような保守派まで有名経済学者がこぞって書評で取り上げ、「ピケティ現象」とでも呼べる様相を呈している。


 クルーグマン氏はこの本を「恐らくこの10年で最も影響力の大きい経済書になるだろう」と持ち上げた。『ニューヨーク・タイムズ』紙はピケティ氏の米国での販売促進ツアーを「まるでロックスターのような歓迎を受けている」と評して、この人の特集まで組んだ。

 同書は本文600ページ、脚注を含めて700ページの大著で、決して取っ付きやすい本ではない。にもかかわらずセンセーションを巻き起こしているのは、これが「貧富の格差」そのものに焦点を当てた本だからだ。

 2008年金融危機からの緩慢な景気回復過程で、米国の中間層の所得は伸びていない。一方、高額所得者の所得は着実に伸びている。いや、もう少し長く、例えば過去30〜40年で見ても、中間層の所得が高額所得者の所得に比べて伸び悩んでいることは多くの人が指摘し、また皮膚感覚で感じていることである。

 ピケティの本がすごいのは、格差が拡大しているという事象を、過去100年以上の統計データを使って、これが一過性の現象ではなく長期にわたるトレンドで、「富と所得の格差の拡大それ自体が資本主義市場経済に内在する」ことを論証してみせたことにある。これはこれまでの経済学の常識を覆す衝撃的な主張である。だからこそ多くの経済学者や評論家がこの本を取り上げて大騒ぎになっているのだ。

 ピケティのこの主張に対して、保守派の一部からは政治的左翼の主張に過ぎないとの批判が起きているが、これは全くの的外れだ。この本は政治的プロパガンダの本ではない。経済統計データに基づく実証分析の本である。

 ◇二つの指標


 この本のメッセージはシンプルだ。要約すれば、

 @先進国では、長期的・趨勢(すうせい)的に労働分配率が低下し、資本への分配率が上昇している

 A資本の分配率上昇の恩恵をより大きく享受しているのは、中間層ではなく富裕層である

 という2点に絞られる。ピケティは、二つの指標でこの事実を立証した。ひとつは総資産/総所得比率、もうひとつは所得上位十分位(つまり、10%の高額所得者)の総所得に占める割合である。

 総資産/総所得比率から見ていこう。総資産とは、一国のある時点での使用総資本(土地、工場設備のような実物資産、海外への投資など)である。一方、総所得は国民純所得、すなわちNNI(GDP−減価償却+対外債権・債務が生む純利益・損失)である。したがって、総資産/総所得比率とは、国全体の資本の蓄積額と国民の所得額の比率を示す。

 ピケティによれば、この総資産/総所得比率は、第一次世界大戦前の西欧(イギリス、フランス、ドイツ)では600〜700%だったが、二つの大戦を経て1950年には200〜300%に低下し、戦後の復興期まで低位にあった。ところが、70年あたりから再び上昇し、2000年には500〜600%と1910年のレベルに近づいている。なお、米国については、1910年のレベルは西欧よりは低いが、2000年のレベルは西欧より高い。

 この比率が時系列で上昇傾向にあるということは、資本の蓄積のスピードが総所得の上昇スピードより速い、つまり「資本の収益率(r)∨総所得の成長率(g)」ということである。ここで資本の収益率とは、土地や株式のような直接資本と債券や貸し出しのような間接資本の収益率の加重平均である。一方、総所得は資本が生む収益と労働所得の合計である。

 仮にr=gであれば、資本の蓄積スピードと総所得の伸び率が同じなので、総所得に占める資本所得の比率が一定となる。従って、総所得に占める労働の所得、つまり労働分配率も一定になる。実際、標準的・教科書的な経済成長論では、長期においてはr=gが成立する、と考えられてきた。なぜなら資本市場も労働市場も長期的には競争的な市場で、一方に有利な方向に偏ることは考えにくいからだ。

 この場合、総資本/総所得比率も長期においては一定の値に収まるはずである。すなわち、ピケティの主張するr∨gとはこの標準理論への挑戦であり、長期的・趨勢的に労働分配率が低下し労働者の窮乏化が起こる、という話だ。

 次に、もうひとつの指標、10%の高額所得者の総所得に占めるシェアを見てみよう。米国は1910年にこのシェアが40%だった。好景気のピークだった20年代後半には、これが50%にまで高まる。その後、大恐慌と第二次世界大戦を経て、50年には35%にまで低下し、70年代まで横ばいだったが、80年以降再びシェアが高まり、2000年代は45〜50%と過去の最高値に近付いている。

 西欧(イギリス、フランス、ドイツ)の場合、1910年には米国以上にそのシェアが高かった(格差が大きかった)が、第一次世界大戦と共にシェアの低下が始まっている。戦争とともに累進税率を含む所得税が導入され、貧富の格差が縮小したからだ。

 また、第二次大戦後は政府が関与する所得再分配の程度が米国に比べてはるかに大きいので、米国ほどシェアが高くはない(格差が大きくない)。とはいえ、70年代以降、シェアが高まっている(格差が拡大している)という傾向は同じである。

 中間層に比べて高額所得者は、所得のうち資本収益の比率が高いと考えられるので、格差拡大の理由はr∨gにある、とピケティは考える。

 ◇クズネッツ・カーブへの挑戦


 さて、先に触れた標準的・教科書的な経済成長論の端緒を開いたのは米経済学者のサイモン・クズネッツ(1901〜85年)である。国民所得計算の生みの親でもあるクズネッツは、米経済学会会長だった55年、先進国と発展途上国の経済成長と所得分布のパターンを分析して、「経済発展の初期には貧富の格差が拡大するが、発展段階が進むと格差が縮小する」と主張する論文を発表した。発展段階の初期においては労働生産性の低い農業所得と高い工業所得が混在するが、発展段階が進むと後者の比率が大きくなり、また後者は技術革新による生産性の上昇を享受するからだ。

 この、「発展段階の初期に格差が拡大して、その後格差が縮小する」というクズネッツの主張はクズネッツ・カーブと呼ばれる。ピケティ氏は、このクズネッツ・カーブについて「クズネッツは、1913〜48年の米国のデータに基づいて推論を行ったので、こういう主張になったのであり、観測期間をさらに長く取ると私の主張になる。私の手法とクズネッツの手法は本質的に変わらない」と述べている。

 第一次大戦前から第二次大戦後という期間を取ると、米国でも西欧(イギリス、フランス、ドイツ)でも貧富の格差が縮小しているのは、前述の二つの指標から明らかだ。クズネッツはこの現象を経済発展がもたらす自然な姿であると捉えたが、ピケティは「この期間に起きた現象が特殊なのであり、19世紀半ばから1910年まで、そして1970年から現在にいたる期間に見られる現象、つまり、富と所得の格差の拡大が資本主義・市場経済における経済発展の自然な姿である」と考える。

 格差が縮小した期間に起きたことは、言うまでもなく、二つの世界大戦である。ピケティによれば、戦争が幾つかの回路で貧富の格差を是正した。第一に、戦争による物理的破壊で資本が毀損(きそん)され収益額を引き下げた。第二に、民間資本が国債購入という形で戦費調達に利用されたが、国債は戦後のインフレで毀損された。そして、累進税率を持つ所得税の導入である。

 ◇資産課税を提言


 r∨gが趨勢的なトレンドである限り、富と所得の格差の拡大は避けがたい。ピケティの予測する21世紀の資本主義像は、現代の福祉社会型の西欧資本主義ではなく、19世紀型の資本主義だ。資本の蓄積は経済成長を越えて更に進み、その時、所得の格差を決定づけるのは、個々人の能力ではなく、個々人が初期条件として有する資本、つまり相続で得た富である。「21世紀には、個々人がどのような知識を身に着け、どのような職業に就くかではなく、誰の子供に生まれるか、誰と結婚するかが所得を決定する」。

 このような社会では、人々は資本主義・市場経済を政治的に支える大前提である「機会の平等とメリトクラシー(能力主義)に対する信頼」を失う、とピケティは考える。これを克服するには、所得税の累進税率の引き上げと再分配の強化だけでは十分ではなく、資産に対する累進課税が必要である、というのがピケティの政策提言である。例えば、純資産100万ユーロ(約1億3000万円)以下は非課税、100万〜500万ユーロには年率1%、500万ユーロ以上には年率2%、というように。

 だが、資産に対する課税は簡単ではない。所得ではなく財産に課税することの政治的なハードルの高さに加え、そもそも資産をどう評価するのかという技術的な問題があり、また、租税回避地(タックスヘイブン)の問題もある。これは、ピケティのこの本の中で最も論争を呼ぶテーマである。

 米国でピケティ・ブームが起きているのは、一つには、1970年代以降に生じている中間層と富裕層の所得格差の拡大という明白な事実を、アカデミズムがきちんと説明できていなかったからだろう。標準的・教科書的な経済成長論の生みの親とも言えるロバート・ソロー・マサチューセッツ工科大学名誉教授が「格差拡大についての断片的な説明はこれまで幾つもあったが、この問題を包括的・理論的に説明したのはピケティが初めてである」と、この本を書評で絶賛しているのは象徴的である。

 また、政治的には、リベラル派と目されたオバマ政権が、人々の期待に応えているとは到底言えないという状況があるだろう。2008年の金融危機とほぼ同時に成立したオバマ政権が、危機の根源である金融機関規制問題にほとんど手を打てていない。さすがに5年もたてば、金融緩和で景気は回復しているものの、貧富の格差は拡大している。

 リベラル派の論客クルーグマン氏が、「今米国は、セオドア・ルーズベルト大統領(共和党)のような大資本と戦う政治家を必要としている」と述べているのは興味深い。リベラル派にとって、ピケティ氏はようやく手に入れた理論武装なのかもしれない。

 ◇仏ではブームにならず


 米国でこれほどのブームとなっているピケティ氏だが、本家のフランスでは大きな話題になっていないという。これにはいくつかの理由が考えられる。第一に、西欧では米国に比べて政府による所得再分配への関与がはるかに大きいので、現に顕在化している所得格差は米国ほど大きくはないだろう。第二に、社会主義政党の支持基盤が伝統的に強いフランスでは「格差の拡大が資本主義市場経済に内在している」というピケティ氏のメッセージが、米国とは異なり、そもそも衝撃ではないのかもしれない。

 だが、おそらく最大の要因は、ユーロ圏の経済状態にあるのだろう。フランスの失業率は10%を超えて横ばいであり、改善の兆しはない。米国や日本とは異なり、そもそも経済が08年の金融危機と10年のユーロ危機からほとんど回復していないのだ。

 このような状態では、差し当たりの問題は所得格差ではなく職の確保である。12年に雇用の拡大を約束して当選したオランド大統領も有効な手は打てていない。だから、5月の欧州議会選挙では反EU政党が票を伸ばした。つまり、今はピケティ氏のメッセージが人々をひきつける状況ではない、ということだろう。

 さて、日本はどうだろうか? 日本の貧富の格差は、今のところは米国に比べればはるかに小さいだろうが、今後どうなるかは分からない。ピケティ氏はトレンドとしての貧富の格差拡大は、日本も含め先進国共通だという。それに所得再分配への政府の関与の程度は、日本は西欧に比べれば小さく、どちらかと言えば米国に近い。この本の邦訳出版は今年12月に予定されている。日本でどのように受け止められるか楽しみである。いずれにせよ、格差問題を語るのに、これほどの話題となったピケティ氏を無視するわけにはいかないだろう。
http://www.weekly-economist.com/2014/08/19/%E7%89%B9%E9%9B%86-%E8%B3%87%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E3%82%92%E3%81%A8%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%93%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%88%E3%81%86-%E7%AC%AC%EF%BC%91%E9%83%A8-%E4%BD%95%E3%81%8C%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%8B-2014%E5%B9%B48%E6%9C%8812-19%E6%97%A5%E5%90%88%E4%BD%B5%E5%8F%B7/


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所得1億円超だと税負担率はこんなに低い、金持ち優遇の実態
2016年11月28日 「週刊ダイヤモンド」編集委員・原英次郎
http://www.asyura2.com/16/hasan116/msg/225.html


 政府税制調査会の議論が、大詰めを迎えている。報道では配偶者控除の引き上げやビール税の一本化などが注目されているが、実は隠れた重要なテーマがある。それは日本の所得税が金持ち優遇になり過ぎているのではないかという点だ。

 日本の所得税は二つの大きな課題を抱えている。一つは、共働きやパートタイムなど働き方が多様化している今、働き方に影響を与えない税制にいかにリフォームしていくか。もう一つは、格差拡大を是正するために、いかに所得の再配分機能を回復していくか、である。金持ち優遇は後者に関連する。


■所得金額約1億円超から税負担が軽くなる

 日本の所得税率は現在、5%〜45%まで7段階の累進税となっている。最高税率は45%で、4000万円以上の課税所得に適用される。よく誤解されがちだが、例えば、課税所得が5000万円の場合、丸々5000万円に45%が適用されるのではなく、4000万円を超える1000万円に対して45%の税率が適用される。いわゆる超過累進税率方式を採用している。


http://www.asyura2.com/16/hasan116/msg/225.html


 グラフを見ていただきたい。これは分母に所得、分子に所得税を採って、所得税負担率を計算したものだ。対象者は確定申告を行った申告納税者だけで、企業が税金徴収を代行(源泉徴収)しているほとんどの会社員が含まれていないという限定つきながら、大きな傾向を示していると言える。

 グラフの実線が負担率。ひと目で分かるように2013年、2014年とも所得税負担率は1億円近辺をピークに、それ以上稼ぐと徐々に低下していき、100億円以上では13年で11.1%、14年で17%しか負担していない。それはなぜか。

 理由は簡単だ。給与所得や事業所得に対しては、最高税率45%の累進税が適用されるのに対して、株式等譲渡所得(いわゆるキャピタルゲイン)や配当、債券・預金の利子などの金融所得に対しては、20%の軽減税率が適用される「分離課税」となっているためだ。

 このため所得(グラフでは合計所得)に占めるキャピタルゲインの比率が高くなるほど、全体を平均すると負担率が低くなる。グラフの破線が所得に占めるキャピタルゲインの比率を示しているが、超高額所得者ほどキャピタルゲインの占める比率が高く、その結果、負担率が低くなっている。

 負担率が20%を下回る所得層がいるのは、金融所得に対する税率20%の内訳が、所得税15%+住民税5%となっており、国税庁の元データが所得税の15%のみを集計しているため。2013年分では、その15%をも下回る層が存在するのは、2013年末まで10%(所得税7%+住民税3%)と、軽減税率をさらに軽減した税率が適用されていたからだ。

■金融所得課税5%の引き上げで
約1兆円の税収増が見込める

 税率は負担能力に応じて徐々に高くなっていくのが公平だとすれば、この状態は明らかに公平の原則に反しているように見える。ただ、ことはそう単純ではない。

 理由は大きく言って二つある。一つはキャピタルゲインをどう考えるかという問題。株式に対する課税は毎年の含み益(株式を保有したままで利益が出ている状態)に課税されるわけではなく、売却して利益が実現したときに課税される。

 とすると、ある企業が小さいときに投資して、それが10年や20年後に大企業となった結果、売却して大きな利益を得た場合、その一時点だけを捉えて、給与所得並みの高い税率を課すのは公平と言えないという考え方もある。同じようなことは、ベンチャーの経営者が努力してビジネスを成功させて株式の上場にこぎつけ、保有株式を売却した際にも起こる。キャピタルゲインに対する税率を高くし過ぎると、リスクに挑戦する意欲をそぎ、経済全体の活力をそぐことにもなりかねないというわけだ。

 もう一点は、グローバル化し資本が自由に動ける現在の世界では、金融資産に対する投資は「逃げ足が速い」という性質を持っていること。キャピタルゲインに対する税率を上げた結果、投資資金が海外に逃げ出し、かえって税収が減るという可能性もある。実際、G5(英米仏独日)では、フランスを除く4ヵ国が、金融所得に対して分離課税制度を採用しており、事業所得などとは別の税率を適用している。

 一方、キャピタルゲインをもたらす企業の利益も、社会全体からもたれされたものだから、税負担率を上げて社会全体に還元すべきという考えも成り立つ。東京財団の森信茂樹上席研究員の試算によれば、いまの分離課税のままで、金融所得に対する税率を20%から25%に引き上げると、約1兆円の税収増になるという。これを原資に、貧困対策や教育に回すこともできる。社会全体が健康になり教育水準も上がれば、ひいては企業の利益にもプラスになるだろう。

 税の形は、どのような国の形を目指すのかということの具体的な表現であり、民主主義の基本中の基本のテーマである。確かに、金融所得一つをとっても、分離課税がよいのか、どの税率が公平なのかをピンポイントで判断するのは難しい。だが少なくとも専門家任せでなく、納税者である国民が、いまの所得税が金持ち優遇になっているという現状を知る、このことが議論のスタートになる。
http://www.asyura2.com/16/hasan116/msg/225.html


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お金持ちが経験、お金がお金を呼ぶ「ゾーン」とは?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170326-00000011-zuuonline-bus_all
ZUU online 3/26(日) 18:30配信

お金持ちは、お金を引き寄せる。
お金の性質を理解して、
お金がお金を呼ぶ「ゾーン」を体験せよ。

私は、よく「菅下さんはお金持ちでいいですね」と言われます。
自分の貯金額を明かしたことはないのですが、なぜかそう言われます。どうも、私は「お金持ち顔」なのだそうです。

(本記事は、菅下清廣氏の著書『今こそ「お金の教養」を身につけなさい 稼ぎ、貯め、殖やす人の”37のルール”』(PHPビジネス新書)の中から一部を抜粋・編集しています)

でも中学生で父が事業に失敗したあのころ、私はしばらくお金に嫌われてしまいました。大学生の頃もアルバイトをしていましたが、貯金をするほどの余裕はなかった。必死にアルバイトをしていた私と、いまの「お金持ち顔」の私。何が違うのでしょう。

私は「貧乏」も「お金持ち」もどちらも経験しましたが、明らかに違うことがあります。それは「お金が向こうから寄ってくるかどうか」です。

お金を持つと、お金がお金を吸い寄せ、さらにお金が集まります。なぜか。お金持ちの人には、お金儲けの話が集まるからです。

「あの人はお金持ちだから、おそらくいい頭脳と人脈をもっているに違いない。相談にいってみよう」

と、なるわけです。有益な相談もたくさんありますから、結果としていい人脈やお金が集まってきます。

よく考えたら、当然のことです。貧乏な人にお金儲けの案件を持ち込んでも、無駄ですから、貧乏な人には、人も金も集まってきません。

■お金がお金を呼ぶ「ゾーン」とは?

お金持ちは、一定額以上貯まったら、あえて貯金をしようとはしていません。お金が向こうから寄ってきて、よほど浪費しなければ結果として貯金できてしまうからです。

私も年収10年分貯まった頃から、「お金を貯めよう」という意識は無くなりました。10年分の貯金があれば、人間は気前が良くなります。すると、さらにいい人が集まってきます。ですから、もともとお金持ちの家に生まれた人は、お金が集まりやすいはずなんです。それでもお金が貯まらないということは、頭が悪いか、素行が悪い。どちらかです。

話を戻します。お金がお金を呼びはじめると、お金は勝手に増えてくれます。たとえば、1千万円をローリスクで利息10%の商品に投資すると、年間100万円になります。月8万円程度のお小遣いがもらえれば、これまで食事などに使っていたお金を、別のことに投資できるようになります。

でもこれでは、「お金がお金を呼ぶ」と言うほどではないです。まだ、少し甘い。本当に「お金がお金を呼ぶ」スパイラルをつくるには、5千万円、1億円クラスのお金が必要です。

1億円あれば、たとえ5%の運用であっても、年間500万円のキャッシュフローが生まれる。30代くらいの方の年収が、そっくりそのままもらえちゃうわけです。

こうなると、お金がお金を呼ぶ「ゾーン」に入ります。あなたに関係のない話をしているのではありません。1億円だって、今は夢のように思えても、貯まります。その「はじめの一歩」が、この本でおすすめしている「恒産」なのです。

お金というのは不思議なもので、10万円しかない人には減る一方、100万円くらいなら横ばい、1000万円になるともう減りません。1億円貯まったら、もう楽勝ゾーン。

■金融リテラシーや投資頭脳は、お金の量に比例

貯蓄が一定のレベルを超えると、貯金の利子もつきますし、お金につながる情報も自然に寄ってきます。おそらくあなたの頭には、最低限の金融リテラシーも備わっているでしょう。さらに一定額になると、「もう少し増やしたい」と思いはじめるから、自然と投資や金融の勉強をはじめます。

お金もリテラシーもないときは、勉強も苦痛です。でもお金が増えると、さらに知識量が増え、お金も増える。すると勉強が楽しくなるから、やっぱりお金も増えます。

金融リテラシーや投資頭脳は、お金の量に比例します。資産家ほど、実はとても勉強家なのです。やっぱり、樽に小銭を貯めていてもダメなんです。

■ピンチをチャンスに変えた経験

お金持ちは、素直。
浅はかな失敗をしても、すぐに方向転換できるかどうか。

エニグモの田中さんは、ピンチをチャンスに変えました。ピンチを機に、自身の人生を上昇気流に乗せました。でもピンチの渦中にいる時には、どうすれば上昇できるのか、一体なんで下降しているのか、わからないことが多いものです。私もそうでした。

私は大和証券時代、常にトップセールスを誇っていました。しかし、当時の日本企業は成果主義を導入していませんでしたから、どんなに頑張っても月給以上はもらえません。私は、転職を考えました。

私の先輩で、相場能力の優れた方がいました。営業成績が極めて高く、良質なお客さんをたくさん持っていた先輩は、大和証券を辞め、小さな証券会社の外務員になりました。

外務員になると、取引手数料の一部が収入になるので、成績が上がるほど手取りも増えます。証券会社に机と電話を貸してもらい、「身ひとつ」で営業します。頑張りによっては、年収1億円も夢ではありません。

その先輩から、「菅下君、一緒にやろう」と誘われたのです。まだ新人でしたが、「君の相場観は抜群だし、営業もできる。2人でチームを組めば、自分がいないときにお客さんを見てもらうこともできるから都合がいい」と言われ、うかつにも「やってやろう」と思ってしまいました。22歳か、23歳のころです。

大和証券という一流の証券会社に入社したわけですから、その後の人生も、一流で終えられる可能性があります。でも小さな証券会社に行ったら、先はないかもしれない。でも若いから思慮が浅く、新しい会社に「来週からお世話になります」と挨拶に行ってしまったのです。先輩の隣に、席が用意されていました。

こんな私を救ってくれたのが、当時私が勤めていた大和証券の大阪営業部長です。「思い立ったたが吉日」と私は大和証券にさっさと辞表を提出し、過去にお世話になったこの部長に挨拶に行きました。大阪の営業を仕切っている方で、めちゃくちゃ偉い人です。

その部長に、「『大番』のギューちゃんを目指して、相場で勝負します」と言ったら、すごい剣幕で怒られました。彼のデスクは、100坪くらいのフロアの一番前にありました。500人の部下のデスクが整然と並び、営業マンたちは忙しく電話をしています。その前で、飛び上がるほど怒られました。500人、ほぼ全員が私を見ました。

「目先の金儲けに目をくらませて、人生を誤るとは何事だ。辞表を提出してしまったのなら、しょうがない。俺が口をきくから、世界最大の証券会社に行け」

その言葉が、ピンチをチャンスに変えました。当時、世界最大の証券会社だったメリルリンチが、日本に進出したばかりだったのです。先輩も「同じ相場師になるなら、ちっぽけな大阪の相場師より、世界の相場師になれ」と言ってくれました。

私がメリルリンチに入社できたのも、先輩が大和証券の国際部門経由で、推薦してくれたからです。メリルリンチの採用担当者は「大和証券の推薦なら採ります」と言ってくれました。

些細なことで、ピンチはチャンスに変わります。特に若いと、人生経験が少ないから、判断も浅い。判断を簡単に誤り、人生を下降させます。私を叱ってくれた部長は、私にとって人生の神様です。彼はのちに大和証券の副社長になり、私がメリルリンチに行ったあともずっと応援してくれました。

いい先輩や上司に恵まれた方は、是非大切にしてください。そして先輩の言葉には、素直に耳を傾けましょう。もしも、悪い遊びに誘う先輩に恵まれてしまったら、それは悪い運です。さっさと断ち切って、遊びや飲みの時間を勉強に充てましょう。それが、幸運を呼び込む秘訣です。

菅下 清廣
スガシタパートナーズ株式会社代表取締役。国際金融コンサルタント、投資家。立命館アジア太平洋大学学長特別顧問。


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2017年03月28日
日本の税金は不平等 富裕層がトクをして庶民は貧しくなる理由
『ルポ 税金地獄』が明らかにする驚きの事実とは - 松浦 新
http://blogos.com/article/215762/?p=1

ルポ 税金地獄 (文春新書) – 2017/3/17 朝日新聞経済部 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4166611216?tag=bunshun_asyuracom-22


 
重税国家ニッポンの現実を知っているだろうか。

給与明細を見ると、所得税、住民税、健康保険税、復興特別所得税……3割〜4割を「取られ」ている人がほとんど。

買い物すれば消費税、家を持てば固定資産税、親族が死ねば相続税もかかる。

一方で節税ノウハウをもつ富裕層は巧みに税逃れをし、資金の海外流出は止まらない。

不平等な税金システムの実態に迫る『ルポ・税金地獄』の著者より、驚きの事例を紹介する。


◆◆◆

タワマンで節税。税法の抜け穴をよく知る資産家たち

 英領ケイマン諸島、バミューダ、オランダ領セント・マーチン島……。

 そのコンサルタントの男性が開いたパスポートには、世界各地のタックスヘイブン(租税回避地)を訪ねたことを示す入出国のスタンプがいくつも押されていた。男性は、タックスヘイブンでの会社の設立や資産運用に携わって30年近くになる。

 取材したのは2016年春。世間ではタックスヘイブンを利用した富裕層の税金逃れや資産隠しを暴露した「パナマ文書」が話題になっていたが、男性はまったく意に介していなかった。

「したり顔で解説するコメンテーターや学者を見ると思いますよ。この中に、実際にタックスヘイブンで会社を設立し、現地の法律事務所と折衝して金融取引をしたことがある者がどれだけいるのかとね」

 男性は自らの取引で法に触れたことは一度もないと、胸を張った。

 そして、タックスヘイブンでの取引について、日本でいったん納めた税金を取り戻した「戦歴」を語った。日本の税法を研究して「抜け穴」があることをわかったうえでの取引だったためだ。

 このコンサルタントの男性が言うように、税法には多くの「抜け穴」がある。それは、世界の税制が1つではなく、それぞれの国が税制を定めていることから生じる抜け穴といえる。国内の制度でも、税制が複雑で、いろいろな利害関係があるため、「抜け穴」はできる。富裕層は専門家に相談するなどして、こうした抜け穴を活用しやすい立場にいる。

 朝日新聞経済部は、15年8月から1年余りにわたり、経済面を中心に「にっぽんの負担」という連載を続けた。こうした税の抜け道を駆使して節税に励む富裕層や税制優遇で恩恵を受ける大企業がある一方で、低所得層が税や社会保険料の負担に追い詰められていること、様々な税制が時代遅れになっていることを現場から報告して、解決策を探った。

 なかでもタワーマンション(タワマン)を利用した富裕層たちの節税策は、本連載で報じたことで大きな反響を呼んだ。

 それは、タワマンの高層階の「時価」と、相続税や贈与税のために使われる「評価額」との差が大きいことに着目した節税手法だった。

 相続税や贈与税は国税だが、その評価額には、自治体が集める固定資産税の評価額が使われる。それは、総務省が定めた基準で計算したマンション建築にかかる費用(再建築価格)がもとになる。マンション全体で再建築価格を算出し、上層階か下層階かに関係なく部屋の広さで割り振られる。

 ところが、実際のタワマンは、階が上がるにつれて販売額は高くなる。この時価と評価額の差に注目した節税がタワマン節税の基本だ。私たちが取材した中では、タワマンを活用して6億円の資産を課税されずに息子に渡すことに成功した富裕層もいた。
都心のタワーマンション群は富の象徴。


 連載の反響は大きかった。これを受けて政府は18年度から固定資産税に例外を設け、タワマンの場合には上層階の固定資産評価を上げ、下層階は下げる方針を決めた。階数によって増減率は変わるが、40階建ての場合は、最上階の評価額が5%上がり、1階は5%下がる。1階と最上階は固定資産税も相続・贈与税も評価額が1割違うことになった。

 しかし、これで十分なわけではない。低層階と高層階の実際の価格差は1割程度では済まない。また、40階の評価は5%高くなるにすぎない。一方、評価の差が大きくなると、通常のマンションに比べて、タワマンの低層階の評価が低い現象も生まれかねない。公平さを追求すると、すべてのマンションを個別に評価しなければいけなくなり、タワマン節税の対策が、固定資産税の制度全体の見直しにつながりかねないのだ。

ふるさと納税の恩恵は富裕層に

 こうした制度の矛盾をつく節税対策はまだある。その代表はふるさと納税だ。

 16年10月、横浜市の赤レンガ倉庫のイベント広場で開かれた「ふるさと納税大感謝祭」には、全国61市町村の「出店」が軒を連ね、「地方物産展」の様相になった。初日は、午前10時のオープンとともに、待ちかねた来場者が会場になだれ込み、足の踏み場もないぐらいの盛況になった。中でも行列ができたのは、宮崎県都城市のコーナーだった。持ち込んだホットプレートで焼いた人気の宮崎牛が試食でき、紙コップで焼酎の「白霧島」がふるまわれた。

 15年度のふるさと納税の寄付額が約42億円と首位になった都城市の人気の高さを見せつけたが、会場となった横浜市は逆に、15年度のふるさと納税による市民税の流出が約31億円、神奈川県も県民税の減額が約21億円と、いずれも全国一多かったので、制度を象徴する光景となった。
ふるさと納税大感謝祭。都城市の前は賑わいを見せる。


 ふるさと納税は本来、自分が応援したい生まれ故郷などに寄付をして、所得税や住民税を軽くするしくみだ。だが、記者が「大感謝祭」で見た光景は、自治体の特産品を売り込む自治体の姿でしかなく、寄付によって解決したい地域の課題を訴える自治体のコーナーを見つけることはできなかった。

 そして、ふるさと納税による減税の恩恵を受けやすいのは、やはり富裕層だ。都城市は100万円を寄付すると、小売価格で60万円を超える焼酎1年分がもらえる。ふるさと納税による減税には所得に応じた上限がある。100万円を寄付すると、計99万8千円が所得税と住民税から戻ることになるが、その恩恵を受けるためには、サラリーマンなら年収3千万円ぐらいが必要となる。

 このように、富裕層は様々な税制の「抜け道」を活用できる。さらに、多くの税制優遇も用意されている。子や孫への贈与が1500万円まで非課税になる「教育資金贈与信託」の制度は、安倍政権が発足してすぐの13年4月に始まったが、信託協会によると、信託財産の総額は16年9月末に約1兆2千億円に達した。

 個人に適用される所得税は最高で45%だが、法人実効税率は16年度に30%を切った。こうしたことを背景に、「合同会社」の設立が増えている。06年にできた新しい会社の形態で、少ないお金で設立でき、決算公告の義務もない。その設立数が、10年の約7千社から16年は約2万4千社に増えた。個人のアパート経営者が合同会社を設立して節税するような動きが広がっていることも一因だ。

税金で貧困率があがる日本

著者・松浦新。朝日新聞経済部記者。


 一方で、消費税が上がっても給料が上がらない人は多い。その結果、消費増税があった14年度の実質賃金は3.0%も下がった。消費税で物価が上がっても賃金が上がらないため、給料で買えるものがそれだけ減ったということだ。実は、実質賃金は11年度から5年連続して下がり、10年度より5.3%も減っている。賃金が下がったり、物価が上がったりして、実質的な給料の価値が下がっているのだ。

 庶民の生活を圧迫しているのは消費税だけではない。高齢化とともに上がり続けている年金、医療、介護の社会保険料は、所得が低い人にも容赦なくかかる。増え続ける非正規労働者が多く加入する国民健康保険には所得に関係なく、世帯ごと、家族の人数ごとに定額でかかる負担があり、悪税と言われる「人頭税」のような要素がある。

 自治体財政も逼迫しているため、税も保険料も、滞納すると差し押さえをするなど厳しい取り立てが待っている。

 本来、税や保険料は、富める者から貧しい者に再分配をして、自由な経済活動で生じた格差を是正するためにある。ところが、日本では、再分配の前と後で貧困率を比べると、勤労者や子供のいる世帯で再分配後の方が貧困率が上がる逆転現象が経済協力開発機構(OECD)の加入国で唯一起きている。再分配が機能していない先進国として恥ずかしい事態だ。

 朝日新聞経済部は、介護や医療などの現場で高齢者らが置かれた実態を報告した『ルポ 老人地獄』(文春新書)を15年12月に上梓した。今回の『ルポ 税金地獄』は、その解決のための国民の負担を考える続編と言える。団塊世代が後期高齢者になる2025年まで10年を切り、これを支える現役世代が確実に減っている今、いかにしてすべての世代の可能性を高める社会を作っていくかを考えるヒントになれば幸いである。


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アメリカが滅びてもアメリカの多国籍企業は滅びない
アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い


ダウ・ジョーンズの100年に渡る株式市場の値動き。

数々の暴落で激しく揺れ動くチャートだが、凄まじい上昇にあるのが分かるはずだ。
https://4.bp.blogspot.com/-oN-T0gr5iHQ/VzQ_TB_m2YI/AAAAAAAA20E/kZ0WYHFYsow3CsuaH4uO86GO4uYHJf2agCLcB/s1600/img%2B-001.png
http://stockcharts.com/freecharts/historical/img/100-100.png


NYダウ工業株30種平均 超長期月足チャート 1928年11月〜
http://baseviews.com/chart/dow-ja.html


2015年06月25日
投資の神様・バフェットの真似をしても損する理由


「ハンバーガーが安ければ買うでしょう。株も同じです」と言うのだが


バフェットは最も優秀で最も成功した投資家で、多くの投資指南では彼の手法を見習うべきだとされている。

だが日本人がバフェットと同じ事をしても、まず失敗する。

バフェットの必勝法と矛盾

世界で最も成功した投資家はアメリカ人のウォーレン・バフェットで、資産は5兆円とも言われている。

彼の投資法の信奉者は多く、投資の王道の一つとされている。


だがバフェットの投資法を模倣しても、他の投資家と同じように9割の人は人生トータルでは投資で損をする。

正しい投資法を実行しているのに、どうして多くの人が負けるのか不思議な気がします。

バフェットの投資理論の多くは、第二次大戦後のアメリカでしか通用しないのだが、その理由をこれから説明します。

バフェットの成功は彼自身の優秀さや正しさ以外に、多くの偶然にも支えられていました。

バフェットの誕生日は1930年8月30日で第二次大戦が終わったとき、15歳の頃には投資を始めていました。

父親は地元では成功した株のディーラーで、州議会議員も勤めた名士でした。

アメリカの大恐慌は1929年10月24日に発生し、丁度バフェットガ生まれる1年前で、既に昔話になっていました。

大恐慌直前には1929年9月3日にダウ平均株価381ドルの史上最高値をつけていました。

ダウ平均株価は5年間で5倍に高騰し、あらゆる評論家や経済学者全員が「これからも株価は上昇する」と断言しました。

しかし最高値をつけた3年後の1932年7月8日にダウ工業株平均が41ドルと、ほぼ10分の1にまで下落してやっと大底を打った。

これが第二次世界大戦の原因になる世界不況を作った大暴落なのだが、第二次大戦前には、株の暴落は珍しくは無く、優秀な投資家は皆「空売り」で儲けていた。

世界恐慌までのアメリカは自由貿易主義、自由経済主義のような事を唱えていて「経済は放置すれば完全な状態に保たれる」と思われていた。

大恐慌が始まっても「市場の作用」によって自動的に立ち直ると考えられていたので、誰も何の対策もしませんでした。

こういう時代では明らかに、バフェットの投資法は通用しません。

そして日本を始めアメリカ以外の多くの国では、大恐慌時代のアメリカのような投資状況なのです。


恐れを知らない投資家

大恐慌の結果アメリカは「自由経済なんか嘘だ!」という事を学び、市場や経済を管理する「管理経済」に移行しました。

自由放任でうっちゃらかしから、管理して乱高下しないよう調整する事にしたのです。

この変化によって大戦後のアメリカでは株式相場は「必ず上がるもの」になり暴落は滅多に起きなくなり、しかも下落幅は戦前より小さくなりました。

「もう株の暴落を起こさない」のがアメリカ政府の政策であり公約になったのです。

この時颯爽と株式投資に参加したのが10代のバフェットでした。


バフェット以前にもアメリカには投資の天才が星のように存在しましたが、彼らは「株は暴落する」という考えを捨て切れませんでした。

日本でもバブル崩壊を体験した世代の投資家は、「土地は値下がりしない」と言われても信用しないと思います。

大恐慌では株が10分の1になった訳で、市場崩壊を目の当たりにした戦前投資家は、政府を信用しませんでした。

バフェットは戦前投資家とは違い、アメリカ政府を100%信用した上で投資しています。

「アメリカは永遠に世界のリーダーである」「株は暴落せず、永遠に値上がりし続ける」といった事がバフェット投資の前提になっています。

バフェットがもし15年か20年ほど早く生まれていたら、株を始めたころに大恐慌に遭遇してしまい、脳味噌を焼かれてしまったでしょう。

毎日毎日株価が下がり続け、3年後に10分の1になったら、彼も投資から手を引いて別な仕事をしたかも知れません。

戦前の投資家は大恐慌で脳を焼かれてしまい、株が暴落する恐怖から、値上がりした株を直ぐに手放しました。

バフェットは株が暴落するのを見た事が無いので、株を持ち続けました。

為替変動の影響が無いアメリカ

先ほど「日本を始めアメリカ以外の多くの国では、大恐慌時代のアメリカのような投資状況」だと書きました。

日本では第二次大戦後も、株は上がり続けるものではなく、定期的に暴落が起きています。

暴落の原因のほとんどは、為替変動やオイルショックなど外部の要因から来ています。

ところが世界で唯一、為替相場の影響を受けない国があり、機軸通貨のドルを発行しているアメリカです。

為替変動はドルに対して乱高下する事で打撃を受けるので、アメリカだけがドルに対して変動しません。

日経平均株価を見れば、円高で下がり円安で上昇するのがはっきり分かる。

投資家がいくら正しい判断をしても、円高になればまったく無意味で、株価は一律に下落していきます。

東北地震の後でドル円レートが70円台まで円高になりましたが、天変地異や世界経済危機の度に円高になるのも特徴的です。

アメリカでは9.11など悪いニュースがあればドル安になり、むしろ輸出では有利になるが、日本は円高になります。

日本の複雑怪奇な為替と株の市場では、バフェットの理論は残念ながら通用しません。

バフェットは良く講演で次のような言葉を話します。「株は一度も下がった事が在りません。保有し続ければ必ず儲かるのです。」

「ハンバーガーが安ければ買うでしょう。株も同じです。さあ買いましょう。」

彼が日本人なら決してそう言わないでしょう。

成功した投資家の大半がアメリカ人

バフェットは年率22%のペースで資産を1949倍の6兆円に増やした。

バフェットの投資法の根幹になっているバリュー投資法は、価値のある会社を見つけたら、買って買ってとにかく買いまくる。

早く言えばこういう事で、マクドナルドやコカコーラが有名です。

コカコーラには価値があり、しかも割安だと判断したら、買い続けて株価が上がって資産が増える。

日本では通用しそうに無く、しかも日本人がアメリカの株を買っても、為替変動の影響を受けるので、日本株を買うのと同じリスクを負う。

バフェットが来日したとき「日本には永続的価値のある会社が1社もなかった」と言いましたが、コカコーラ方式では日本では存続し得ないのです。

世界の著名投資家のほとんどがアメリカ在住や出身者で、アメリカ人がいかに投資環境で恵まれているか分かる。、


外国人がアメリカ人のように投資しても、基軸通貨ではないので、いつか為替でやられてしまう。

現代の世界三大投資家ソロス・バフェット・ロジャーズは3人ともアメリカで成功した人です。

「事業」ではなくいわゆる金転がしの意味の「投資」では、世界の著名投資家の9割までをアメリカ人が占めている。

大半はバフェットと同様に「買って買って買いまくった」結果資産を急増させた人たちです。

ジョージソロスは「ショート」つまり空売りで有名ですが、インタビューで「生涯通産で利益を上げたのはロングだけ」と言っています。

投資の魔王のようなソロスですら、アメリカ以外では通用しなかった可能性があるのです。

株を買って保有し、利益が出たらまた買い増すという方法は、アメリカ人にしか実行できません。

他の国の人が同じ方法を取っても、いつか為替変動や外部要因の暴落でやられてしまうでしょう。
http://thutmose.blog.jp/archives/35127740.html

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現金に固執する貧乏人よ、富裕層が大量に抱える株式とその絶望的な格差に気づけ=鈴木傾城 2018年12月9日
https://www.mag2.com/p/money/596640


私たちがこの資本主義で有利に生きようと思ったら、「優良企業の株式を大量保有すればいい」という至極単純な結論に行き着くはずだ。フォーブスの超富裕層のリストを眺めれば、小学生ですらも気づく事実である。

だが、貧困層であればあるほど、現金にこだわる。現金の呪縛から逃れられるかどうか。現金に対する執着から株式保有の優位性に頭を転換できるかどうか。それが大きな分かれ道になる。(『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』鈴木傾城)

株で儲けてもすぐ現金に戻りたがる…その「呪縛」は解けるのか?

資本主義に君臨するのは「巨大多国籍企業」

弱肉強食の資本主義に君臨しているのは、巨大多国籍企業である。政府ではない。だから、現代社会は多国籍企業の都合の良いようにできている。そして、現代社会においての超富裕層(スーパーリッチ)は、すべて多国籍企業の創業者か、その大株主である。

この創業者と大株主は「株式を大量に保有している」という点では同じだ。シンプルに世の中を見回せば、超優良企業な株式を大量保有するということが現代の資本主義の最大の成功になることが分かる。

現代の資本主義のパワーは、ゴールドにあるわけでもなければ土地にあるわけでもなければ先祖代々の身分にあるわけでもない。ただ単に「優良企業の株式の保有」に集約されている。

そうであれば、私たちがこの資本主義で有利に生きようと思ったら、「優良企業の株式を大量保有すればいい」という至極単純な結論に行き着くはずだ。フォーブスの超富裕層のリストを眺めれば、小学生ですらも気づく事実である。

ところで……。

富裕層と言えば「現金を大量に持っている人」というイメージがあるが、そうではない。現金はインフレで目減りする。さらに現金を長期保有したところで、配当もつかない。


だから現金を持っていても駄目なのだ。株式を保有しておかなければならないのだ。

ゴールドでも不動産でもなく「株式」

ゴールドでは駄目なのか。ゴールドでも駄目だ。ゴールドを大量保有してフォーブスの富裕層リストに載っている人はいない。

なぜゴールドが駄目なのかというと、ゴールドは長期保有していても「成長しない」うえに、現金と同じく「配当もつかない」からである。

株式の実質投資利回りは長期で見た平均は7%であると、ジェレミー・シーゲル氏、バートン・マルキール氏、チャールズ・エリス氏、ジョン・ボーグル氏等の数十年に渡る調査で分かっている。この7%の利回りの積み重ねが長期保有で大きな差となっていく。

株式と並んで唯一、注目に値する資産は不動産だ。しかし、それでも不動産保有者が継続的に富裕層リストに上がってこないのは、不動産が生み出す利回りよりも優良企業の株式が生み出す利回りが大きいからに他ならない。

株式の大量保有は現代の資本主義でうまく生き残るためには、非常に重要な法則であると断言できる。

だから現代の資本主義では「株式を保有しているかしていないか」で、長期で見ると凄まじい差となって現れるのだ。


限度の中で、いかに最大限に株式を増やせるのか?

超富裕層たちは、私たちの想像を絶するほどの株式を保有しているのだが、彼らがそれだけの株式を保有しているのは、一般的には自分で創業した企業が優良企業多国籍企業になったからである。

だから優良な多国籍企業をゼロから作り上げる才覚がある人間が、超富裕層になれるということになる。もし事業家としての才覚がないか、事業の運営に関心がないのであれば「終わり」なのか。

そんなことはない。なぜなら、普通株式は「株式市場でいつでも買える」からである。株式市場で大量に買えばいい。

もちろん、株式は無料で大量に買えるわけではないので自ずと限度がある。しかし、その限度の中で、いかに最大限に株式を増やせるのかが重要なのだ。


そうすれば、実質投資利回り7%の資本主義の魔術が自分の資産の中で働くようになっていく。

現金に固執する貧困層、現金から離れる富裕層

貧困層であればあるほど、現金にこだわる。

現金があれば、売っているものは何でも買える。誰でも現金のパワーは子どもの頃から知っているので、そのパワーから離れられない。株式を保有しても最後に現金に戻すことを考える。人々はそれほど現金至上主義である。

しかし、富裕層は逆だ。富裕層であればあるほど現金から離れる。

現金は何も生み出さないし、インフレで目減りするし、その上あれば無意識に使ってしまう性質があることを知っているからだ。現金は「資産を減らす」のである。だから、現金から離れて不動産や株式に向かって現金の保有率を極限まで下げる。

現金の呪縛から逃れられるかどうか。現金に対する執着から株式保有の優位性に頭を転換できるかどうか。それが大きな分かれ道になる。


親の遺産が転がり込んだとか、宝くじに当たったとか、保険金が入ったとか、まれに大きな金が転がり込んでくる人もいる。しかし、現金至上主義のまま多額の現金を手に入れると、往々にして使い果たすのは、やはり現金の呪縛にかかっていて「使わずにおられない」からでもある。

資本主義の中で「資産を増やす」という行為に向かうのは、まずは自分が現金の呪縛にかかっていないかどうか、心の中をのぞき込む必要がある。


分かっていても離れられない。だからこそ「呪縛」

「株式なんか信用できない。現金だけが信用できる」という無意識の呪縛から逃れられないのであれば、いかに優秀で勤勉で知識があったとしても株式の長期保有をすることができない。

「現金に戻したい」という欲求が心の底から湧いてきて、保有する株式が上がっても下がっても良いニュースが出ても悪いニュースがでても、常に売ってしまうことになるからだ。

「優良企業の株式の保有数を増やす」ことが資本主義で生き残るための重要な要素にも関わらず、その本質が決して理解できないのである。頭で分かっていても、現金の呪縛がかかっていて、どうしても「現金に戻してしまう」のだ。

それほど、現金への呪縛が強い。客観的に資本主義を見ると「富=株式」になっているにも関わらず、「富=現金」という意識があまりにも強すぎて「富=株式」という現実が感覚として捉えきれない。


分かっていても離れられない。だからこそ「呪縛」なのである。

「現金こそすべてだ」という呪縛は解けるか?

優良企業の株式の保有を増やすためには、単に手持ちの現金を優良企業に置き換えていけばいいだけの話なのだが、その単純なことができないのは「現金しか信用できない」という呪縛にかかっているからだ。

株式を保有しても心の中で現金を渇望しているので、どうしても「現金に戻したい」という気持ちが心の底から湧いてきて、それに引きずられる。

実際のところ、この現金至上主義に対する呪縛を解かないと、いくら理論的に「優良企業の株式の長期保有が現代社会の要諦(ようてい)だ」と気づいてもどうしようもない。

この呪縛は、実際に長期保有した株式が「自動的に膨れ上がる」「配当が大量に入ってくる」という経験をしているうちに自然に解けてくるのだが、問題はそこまで至ることができる人は意外に少ないことだ。


呪縛を解くきっかけ「株式はすごい!」を体感できるかどうか

「株式はすごい。確かに資本主義のマジックだ」と体感するためには「すごい」と思える経験が必要なのだが、ほとんどの人は大量の株式を保有することもなく、10年20年という長期に渡って保有することもないので、体験できないまま途中で株式を売り飛ばして現金に戻っていく。

長期運用は複利のマジックも効くのだが、この複利もまた長期運用の中でしか働かないので、現金への呪縛がかかっている人はこれまた体感できないままである。

「優良企業の株式を大量に保有するだけで資産は増え続ける」というマジックは言葉に表したらシンプルこの上ないのだが、それができないのは長期に渡って保有し続ける意志が必要なのと、現金に対する呪縛が強すぎて株式よりも現金の方に惹かれてしまうからでもある。

低所得層になればなるほど、貧困層になればなるほど、資本主義とは「現金がすべて」だと勘違いして、そうでないと言われても理解できない。自分が現金至上主義で呪縛された状態であるということに気づかない。


「現金こそすべてだ」という呪縛があることが理解できているか。そしてその呪縛は解けるのか?あなたは、どうだろうか。


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2019年4月15日
株式の長期投資は預金より儲かりやすい
塚崎公義(久留米大学商学部教授)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/15927


 今回は『老後破産しないためのお金の教科書 』の著者である塚崎が、株式の長期投資の期待値について解説します。

投資家がリスクを嫌うから期待値がプラスに

 前回の拙稿『株式投資はカジノより儲かりやすい』で、短期投資の期待値がプラスであるこよを示しました。「明日の株価の予想は5割の確率で1100円か900円になるだろう」と投資家たちが予想している銘柄があるとすると、その株価は1000円より安いはずである、それは投資家たちがリスクを嫌うからである、というのが論拠でした。

 まったく同じ論拠で、「明日の株価の予想」を「10年後の株価の予想」に変更すれば、長期投資の期待値もプラスであることがわかります。今は預金金利がほとんどゼロですから、期待値がプラスなら預金より有利だ、と言えるでしょう。

 そして実は、預金金利がゼロでなくても預金より有利なのです。それは、「株式投資の期待値が預金金利より低かったら、投資家たちはリスクを避けて預金をするから」なのです。

 本稿は以上おわり、でも良いのですが、別の説明も考えてみましょう。

長期投資は会社の付加価値の分け前にあずかるもの

 株式投資には、短期投資と長期投資があります。短期投資は、会社の価値には変化がないのに株価が変化する事を利用して利益を得ようとするものです。一方の長期投資は、会社が生み出す付加価値の分け前にあずかろうとするものです。

 会社は株主と銀行から資金を集め、労働者を雇い、材料を仕入れて製品(財またはサービス)を作って販売します。売値から材料費等を差し引いた部分が「付加価値」で、その中から労働者に賃金を、銀行に金利を、株主に配当を支払います。残りは内部留保となりますが、これも最終的には株主のものとなります。

 株主が大勢いる場合でも一人のオーナー社長がいる場合でも、基本は同じです。つまり、株式投資をするということは、オーナー社長と同じ立場に立つということなのです。

 では、オーナー社長は確率5割で100円儲かるか100円損するか、という案件に投資するでしょうか。しませんね。期待値が預金金利と同じでリスクがあるならば、預金をする(または借金を返す)方を選ぶでしょう。彼らもリスクは嫌いですから。まして、大きな投資に失敗して会社が倒産してしまうようなリスクは避けるでしょう。


 余談ですが、実は株主有限責任という法律があるため、資本金1円の会社が「100円儲かるか100円損するか」という投資をすることは合理的とも言えます。オーナー社長は資本金を失うだけで、あとは銀行が損を被ることになるからです。

 もっとも、日本の大企業は倒産して従業員が失業することを極端に嫌いますから、オーナー社長の利益だけで意思決定がされるわけではありません。そもそも取引銀行がそのような投資は認めないでしょうし。

 このように、オーナー社長はリスクを嫌うので、期待値がプラスの案件しか投資をしません。そうであれば、企業収益の期待値はプラスでしょう。そして、上記のように零細投資家であってもオーナー社長と同じ立場ですから、零細投資家の持っている株についても利益の期待値はプラスでしょう。

 したがって、株式に長期投資をすれば、期待値としては預金金利よりも高い配当利回りが得られるはずです。配当しない企業もありますが、その場合には利益が内部留保されるので、長期的にはPBRが一定だとすれば、株価が上昇していく、ということになるはずです。

数年前、経済学者トマ・ピケティの著書『21世紀の資本』がベストセラーとなり、その中のr>gという式が話題となりました。株式投資等の利益率が経済成長率より大きいので、格差は拡大する、ということですね。

 これに意外感を持った人が多かったようですが、資本家や投資家は期待値がプラスの案件にしか投資しないのですから、むしろこれは当然だと言えるでしょう。

 ちなみに「経済成長率は金利と等しいはずだ」という考え方があり、それに従えば、ピケティの理論は「株への投資は期待値としては金利より高い」ということになりますから、本稿の内容と似ているわけですね。

経済は成長するから株価も上がるはず

 経済は、基本的に成長します。バブル崩壊後の長期低迷期、日本経済はゼロ成長時代が続きましたが、その間も世界経済は成長を続けていました。つまり、世界中の株を全部持っていれば、企業の利益が増え、株価が上がっていくはずなのです。

 実際には、世界中の株を全て持つことはできませんが、その一部を持つことは期待値としてはプラスだ、と言えるでしょう。特に、世界中の株に分散投資する投資信託などを長期保有すれば、期待値としてのリターンはプラスになるはずでしょう。


損得以外にも株の長期投資はオススメ(余談)

 以上、株式の長期投資の期待値が預金より高いことを説明して来ましたが、筆者は期待値以外にも株式の長期投資をする理由があると考えています。それは、リスク分散です。

 預金は安全資産で株はリスク資産だ、と思っている人が多いようですが、インフレを考えると預金は目減りするのでリスク資産です。一方で株は、インフレに強い資産です。「インフレになると企業の売り上げもコストも利益も増えるので、株価も上がる」というのが、その理屈です。

 したがって、預金も株もリスク資産なのだから、バランスよく分散投資すべきなのです。もちろん、株の銘柄分散をしっかり行うこと、一度に買わずに少しずつ買う「時間分散」も忘れないこと、は当然ですが。

 具体的には、たとえば「世界中の株に投資する投資信託を毎月一定額ずつ買っていく」といった投資をしておけば、インフレが来ても大丈夫ですし、インフレが来なくても期待値としては預金より良いのですから、ぜひ検討してみましょう。もちろん、投資は自己責任でお願いしますが。


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株式投資はカジノより儲かりやすい 2019年4月8日
塚崎公義(久留米大学商学部教授)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/15853
 今回は

『老後破産しないためのお金の教科書 』
https://www.amazon.co.jp/%E8%80%81%E5%BE%8C%E7%A0%B4%E7%94%A3%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%87%91%E3%81%AE%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E2%80%95%E5%B9%B4%E9%87%91%E3%83%BB%E8%B3%87%E7%94%A3%E9%81%8B%E7%94%A8%E3%83%BB%E7%9B%B8%E7%B6%9A%E3%81%AE%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E7%9F%A5%E8%AD%98-%E5%A1%9A%E5%B4%8E-%E5%85%AC%E7%BE%A9/dp/4492045872


の著者である塚崎が、株式投資の期待値はカジノより高い、と説きます。

株の短期売買はカジノと似ている


 株の投資は、短期投資と長期投資で全く異なります。短期投資は企業の価値が変化しないのに価格が変化することに着目して値上がりするか値下がりするかを賭けるものです。

 長期投資はこれに対し、企業が生み出す付加価値の分け前にあずかろうとするものです。長期投資については別の機会に論じることとして、本稿は短期投資について論じましょう。

 企業の価値が変わらないのに価格が変わるのは、なぜでしょうか。一つにはニュースが流れるからですね。大発明をした凄い企業なのに、投資家たちがそれを知らなかったとすれば、記者発表と同時に株価は上がるでしょう。あるいは、戦争勃発のニュースと同時に武器製造メーカーの株価は上がるでしょう。

 しかし、世界中のプロたちが情報を得ようと頑張っている時に、個人投資家がプロより優れた情報を掴める筈はありませんし、戦争勃発をプロより正しく予想するのも無理でしょう。

 今ひとつは、市場のムードが変化する場合ですね。バブルの時には皆が上がりそうだと思って強気になりますし、バブルが崩壊すると皆が下がりそうだと思って弱気になります。そこまで行かなくても、著名評論家が株価の強気予想を発表したりすると、投資家たちのムードが大きく変わる場合が少なくありません。

 株価は美人投票の世界ですから、「何が正しいか」ではなく「人々が何を考えているのか」で動きます。従って、株価の短期的な動きを予想するのは、「あしたは人々は何を考えるだろう」と予想する事になります。それは不可能ですよね。

 したがって、株を今日買って明日売って値上がり益を得ようという行為は、カジノのルーレットで赤に賭けて儲けよう、という行為と同じようなものなのです。

カジノのルーレットもディーラーの癖を読める人がいるようですし、株式投資もデイトレーダーで儲けている人もいるようですから、全く不可能ではないのでしょうが、本稿はそうした例外を考えずに一般的な話をしたいと思います。

 もっとも、例外はあり得ます。「地元のレストランチェーンが最近混んでいる事をプロたちは知らないが自分は知っているので、決算前に買っておけば儲かるはずだ」といった場合ですね。その場合には、間違いなくカジノより期待値が高いでしょうが、本稿ではそうした場合は考えないことにしましょう。


カジノの期待値はマイナスである

 カジノの期待値は、マイナスです。それは当然ですね。客が賭けた金額と客が受け取る金額の差額がカジノのコストと利益になっているわけですから。カジノ以外のギャンブルも、同じことです。

 たとえばルーレットであれば、赤が出ると賭けた金額が2倍になりますが、赤が出る確率は5割より若干低くなっています。0と00が出ると、赤に賭けた人も黒に賭けた人も没収されてしまうからです。38個の数字のうち2個が出ると赤も黒も没収されてしまうわけですから、客の期待値としては5%程度の赤字ということになります。

 一晩で何回もルーレットに賭けて、そのたびに5%ずつ期待値が赤字なのであれば、相当運が良くないと勝てないという事ですね。

 もちろん、筆者は「カジノへ行くな」などと言うつもりは毛頭ありません。カジノのゴージャスな雰囲気は素敵ですし、「当たれ」と念じるのは楽しいですし、「大儲けしたら何をしようか」と考えるだけでワクワクできますから。

 一方、株式投資には「胴元」がいません。株式発行にかかる費用は上場企業が負担するからです。売買する際に証券会社の手数料が必要ですが、手数料の安い証券会社を使えば良いわけですし、ルーレットのように1日で何回も取引をするわけでは無いでしょうから。


株式投資の期待値はプラスである

 株式投資の期待値は、じつは(証券会社の手数料を除くと)プラスなのです。その理由は、投資家たちがリスクを嫌うからです。

 「明日の株価は5割の確率で1100円か900円になるだろう」と投資家たちが予想している銘柄があるとします。その銘柄の今日の値段は、1000円より安いのです。投資家たちはリスクを嫌うので、期待値がゼロの投資案件には投資しないからです。

 今日の株価が999円なのか980円なのかは、投資家たちがリスクを嫌う度合いによりますが、いずれにしても1000円よりは安いので、株を購入すれば期待値として明日までに利益が得られる可能性が高いのです。

 そこが、カジノとの決定的な違いです。カジノはリスクを好む客ばかり集まるので、期待値がマイナスでも商売になるのですが、株式市場はリスクを嫌う客が多いので、リスクを好む客にとっては稼ぎやすい場所なのです。

初心者が儲かるとは限らない

 上記は、あくまでも期待値の話ですから、初心者でも株式投資をすれば簡単に儲けることができる、というわけではありません。プロに比べると得られる情報が限定的ですから、「大事件が起きた翌日に知った時には暴落した後だったので、売り時を逃した」といったこともあるでしょう。

 それ以上に問題なのは、株価が上がると「今が最後の買いのチャンスだ」と思って高値掴みをしてしまうケースや、株価が暴落すると「この世の終わりが来る」と感じて狼狽売りをしてしまうケースなどが多い、ということです。

 反対に、損切りが下手なので、損を抱えてしまった銘柄を「塩漬け」にしてしまい、そのまま損失が拡大してしまったり、他の儲かりそうな銘柄を買うチャンスを逃したりするケースも多いでしょう。

 したがって、投資初心者は自分で判断せずにサイコロを振って投資を決めた方が勝率が高いのかも知れません(笑)。

 加えて、証券会社の手数料も安い所を選ぶか取引頻度を抑制するか、といった工夫が必要となります。

 そうしたことを考えると、投資初心者にとっては、期待値がプラスであっても儲けることは容易ではないのかもしれませんね。

 くれぐれも投資は自己責任でお願いします。

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2019年01月13日
著名投資家が株式投資を勧める理由 株以外は儲からない

過去200年で伸び率が高かったのが株式で、ドル預金はマイナスだった


画像引用:https://www.avocado-fes-thought.com/myimg/investment_longterm/img1.png

過去200年で最良の投資とは

資産が兆単位の成功した著名投資家のインタビューでは、必ず株式投資を行っていると思います。

アマゾンなど事業を起こした成功者もいるが、彼らも資産の大半は所有株式の値上がりで築いた。

株以外の為替や先物やオプション、土地投資でそれほどの資産を築いた人は居ない。


投資の世界でとても有名なグラフがあり、1802年から2013年までの株・債券・金・預金・ドルの値上がり率を示しています。

グラフではすべての投資対象の価値は1800年時点で1ドル前後だが、株は213年後に93万ドルに値上がりしている。

2018年までに米株式市場はさらに高騰したので、現在は100万ドルを優に超えているでしょう。


もっとも値上がり率が低かったのは預金で、200年銀行に預けっぱなしだとインフレで価値が20分の1に減少しました。

2番目にダメだったのは金で、意外にも200年以上かけて3倍に値上がりしただけでした。

定期的に金投資ブームが起きていますが、投資結果はいつも惨憺たる結果に終わっている筈です。


株式に次いで良かったのは長期債券だが株が93万ドルに対して僅か1000ドルにすぎず、やはり負け組に入った。

短期債権は300ドルほどと長期債券の3分の1の値上がり率しかなく、買うなら長期債券に限ります。

このように投資の中では株式投資が圧勝であり他の投資は損なのだが、これは自分が米国民でドル資産を持っている場合です。


日本人は株を持っているだけではダメ

日本人は円で給料をもらい円資産を持っているので、投資も円ですることになるが世界の市場はドルで動いています。

円は為替レートの変動に左右され、困ったことに円は時間が経つとドルに対して値上がりします。

1950年に1ドル360円だったのが現在は110円以下なので、円の価値は60年で3倍以上値上がりしました。


結構なことですが問題があり、円高になると国内のすべての市場価値が下落してしまいます。

日本株、日本の土地、日本企業の業績などあらゆる相場が円高で下落し、円安だと上昇します。

超円高が発生した90年代と2000年代は失われた20年になり、経済はゼロ成長で日本はGDP2位から3位に転落した。


円高では日本から見て国内市場も外国市場も全て値下がりするので投資しても無駄、こんな国に住んでいる人はアメリカ人と違う投資戦略をとる必要があります。

アメリカ人は「株を買いさえすれば100%値上がりする」ので、Wバフェットはこの手法で5兆円も儲けました。

日本人は持っているだけではだめで、円高進行時のダメージを防がなくてはならない。

1ドル120円が80円になったら外国株を持っていても国内株を持っていても、40%は資産が目減りします。


そこで円安の頂点を過ぎて円高に転換し始めたら、いったん保有株式を整理する必要があります。

デフレ不況時や円高局面ではさきほど切り捨てた国債の減少率が最も少なく、僅かですが利益も望めます。

そのまま株式を保有すればいつか値上がりするので保有し続ける方法もありますが、それは20年後かも知れません。


1991年のバブル崩壊ではほとんどの日本人は「すぐ景気は回復して元通りになる」と考えたが、25年以上経っても株価は回復していません。
http://www.thutmosev.com/archives/78707239.html


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2019年03月19日
株価は長期で上がるか? 配当金を含めて計算

配当金を含めた株価は2012年と比べて3倍になっている


画像引用:指数情報 − 日経平均プロフィルhttps://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index/profile?cid=7&idx=nk225tr

株価は一貫して上がるとは限らない

投資の大きな命題として、短期投資がいいか長期投資が良いかという比較があります。

短期投資は株価が変動を繰り返すのを前提にしていて、長期投資は株価は必ず上がるのを前提にしています。

言い換えると株価は長期的に必ず上がるのか、それとも必ずあがる訳ではないのかの論争です。


長期投資派の最大の根拠は米株価で、過去100年に渡って上昇を続けてきました。

100年続いたのだから今後も上昇するだろうというもので、Wバフェットなどもそう言っています。

一方で短期派が引き合いに出すのは日本株で、1990年にピークを付けた後2012年まで下落を続け、2013年から現在までは上昇しています。


1989年の日経平均最高値は約3万8900円だったのに対し、2013年以降の最高値は2018年10月2日の2万4270円でした。

アメリカ以外の株式市場では上海総合は2007年に5500だったが、2014年に2000まで下がり、現在も3000前後となっています。

株価は一貫して上昇し続けるという法則が当てはまるのはアメリカだけで、他の国はこの通りになっていません。


成長著しい中国でも当てはまらないのは、株価上昇が法則というほどではないのを示しています。


配当金は毎年蓄積されていく

だがそれでも投資手法として短期売買より保有したままの方が良いという根拠があります。

株式には配当というものがあり、例え株価が10%下落しても、10%に相当する配当を受け取れたら株主は損失を受けません。

その後株価が回復したら受け取った配当は丸儲けなので、株価が下がっても利益が出る場合があるのです。


先ほど書いたように日経平均1989年の約3万8900円から2009年には約7000円まで下落し、現在は2万1000円台です。

ところが株価に加えて配当金を加味すると様相が一変し「日経平均トータルリターン・インデックス」によると2018年10月に3万8400円に達しています。

1989年を100として計算しても、日経株価2万4000円でほぼ1989年の最高値約3万8900円を回復しています。


株価が上がらなくても配当は増え続けるので、やがて日経平均2万円以下でも、1989年に買った投資家は利益が出るようになります。

まあ買った株に利益が出るのにかかった30年という期間は長すぎますが、配当込みでは「いつか利益が出る」のは本当です。

自分が1989年の最高値で買った投資家にならないためには、投資を分散して株以外の債券や現金などに分けておく必要があります。


土地運用は一見良さそうなのだが、株価が下落すると土地も下落するので、分散する意味がなくなる事があります。

株や土地が下落する時に価値が上がるのは、それまで地味だった国債や預金で、デフレになるほど価値が上がる特性があります。

株を買うにしても一度に全額投資せず、コスト平均法を活用して期間を分散する必要があります。
http://www.thutmosev.com/archives/79341682.html


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年収400万円層が知らない本当のルール。富裕層になるたった1つの方法とは=鈴木傾城
http://www.mag2.com/p/money/169957


あなたは、現在の資本主義のこの仕組みをあなたは理解しているだろうか。していないのであれば、生きるのに苦しむことになる。本質をつかまないと、踏みにじられるだけだ


資本主義ゲームのこの仕組みを理解しないと踏みにじられるだけだ

年収400万円以下=普通の人が知らないこと

日本人の平均年収は、国税庁の民間給与実態統計調査を見ると約6割が400万円以下となっている。大企業の社員や一部の公務員をのぞくと年収300万円台は珍しくないし、驚くべきことではない。

年収300万円が6割というのであれば、それが最頻値であり、それが普通であると考えるべきなのだ。これは年収だから、人々は1年間かけて必死で働いてこの金額を稼ぐ。

ところで、あまり誰も言わないことがある。

アメリカの大統領戦でドナルド・トランプが選挙を制して次期大統領に決まってから、急激な円安とアメリカ株式市場の上昇が起きたことだ。

2016年11月4日あたりは1ドル104円だったが、12月4日にもなると114円ほどに上昇していた。さらにニューヨーク株式市場はその1ヶ月で約10%も上昇していた。

米国株を所有して売りも買いもしなかった日本人の多くは、自分が保有している銘柄が何であったのかで振れ幅はあったとしても、11月だけで15%以上の資産増加があったと見るのが一般的だ。

1ヶ月に15%の上昇というのはどういう意味か。

資本主義の不条理にまず絶望しなければならない

1ヶ月で15%の資産が増えたというのは、資産が1000万円の人はたった1ヶ月で資産が150万円増えたということである。では、資産2000万円の人はどうなのか。資産は300万円増えたということになる。

売りもせず、買いもせず、ただアメリカの優良企業の株式を保有しているだけで、資産2000万円の人は1ヶ月で自分の資産が300万円膨らんだのを目にしたということである。

1年間、必死で働いて稼いだ300万円と、1ヶ月ぶらぶらしていたら棚からぼた餅で増えた300万円は、同じ300万円でもずいぶん性質が違う。

1年間も必死で労働していた人にとって、それは許しがたいことである。恐らく、深い嫉妬や自分のやっていることへの絶望や虚無感を止めることができないだろう。

せめてもの慰めは、日本で株式を買っている人は人口の2割にも満たない「少数の人間」であることだ。つまり、1ヶ月に15%の資産増加という僥倖を得た人はほとんどいない。

その2割の中でも長期投資をしている人はさらに極小でり、その保有の対象がアメリカ株であるというのは、さらにほんの少数である。

それを考えると、何もしないで棚からぼた餅で資産を増加させた人は恐らくまわりにいないし、まわりにいないから嫌らしい自慢話を聞かされることもない。

しかし、弱肉強食の資本主義の中では、労働力はもはや搾取される対象でしかなく、資産を持つ者と持たない者の呆れるほどの運命の違いが、ますます先鋭化しているのは見逃せない事実でもある。

ほんの1ヶ月で、100万円も200万円も300万円も「何もしない」で資産を膨らませた人は、本人は何も言わないが確実に存在しているのである。

この資本主義の不条理にまず絶望しなければならない。資産家はそうやって何食わぬ顔で資産を膨らませるのである。


資本主義のルールに即したシンプルかつ強力な手法とは?

すでに資産家は、この資本主義社会の中で優良企業の株式こそが富の源泉であることを知っている。

ますます資本主義は「多国籍企業中心主義」と化しているので、もはや土地成金がフォーブスの金持ちリストの上位にくることも消えた。

世界でも有数の富裕層の「すべて」は、優良企業の株式の大量保有者でもある。

最も株式を大量に保有する条件を満たしやすいのは、自分で会社を興した事業家だ。そして、その株式を譲渡された妻や子供たち、その次に事業として投資を行っている投資家と続く。

事業家もその家族も投資家も、売って買って、売って買って…を繰り返して資産を膨らませたのではなく、成長し続けている企業の株式を「じっと持ち続けた」ことで大きな酬いを得ている。

「株式を売買」しているのではない。「株式を大量に保有」していることで富裕層になっている。それが、最も資本主義に即したシンプルにして強力な手法である。

現代の資本主義で錬金術を成し遂げるには、優良企業の株式を保有するのが有効であることはもはや疑問の余地がなく、あとはどれくらい優良企業の株式を大量に保有できるかが問われているということだ。

小金持ちと富裕層と超富裕層は、その資産の中身で何が違っているわけではない。本質的な部分を見ると、違っているのはただひとつ。優良企業の株式の「保有数」のみである。

単純明快に分かりやすく言うと、単に「数の問題」だ。

10株の株主も株主には違いないが、100株の株主に比べると規模に劣る。100株の株主も株主には違いないが、1000株の株主に比べると規模が劣る。もらえる配当も、影響力も、保有数が大きければ大きいほど強い。

資本主義は数がモノを言う。つまり株式市場で資産を膨らませるには、いかに売るかではなく、いかに買うかの方が重要であることに気付かなければならない。


この本質をつかまないと踏みにじられるだけだ

持たざる者が、優良企業の株式保有数を増加させるにはどうすればいいのか。それは「優良企業が最も安い時に大量に買う」ことで成し遂げる必要がある。

実は長期投資家のほぼすべては、「安い時に大量に買う」という方法を遵守している。

資産を持つ投資家は、金があるのだから株価が高い時でも株を買っているのかと言えば、まったくそうではない。株式を買うという行為の前では、すべての人が平等に「資金が足りない」という状況下にある。

優良企業の時価総額は、例えばファイザーでは約19兆円、コカコーラでは約18兆円、ペプシは約15兆円、エクソンは約37兆円、アップルに至っては約61兆円である。

世界最大の資産家であるビル・ゲイツの資産は約10兆円であることを考えると、ビル・ゲイツでさえ株を買うのに「資金が足りない」状況下にある。

だから、成功している投資家であればあるほど、株式が大暴落している局面で、大量かつ徹底的に株式を掻き集めて保有数を増やす努力をしている。

人生のすべてを使い、ありとあらゆる方法で「株数を増やす」のが、現在の株式至上主義と化した資本主義の中で生き残る最大の方策なのである。

「暴落時に株を買う」のも、「配当を再投資する」のも、「節制して余剰資金で株を買う」のも、すべて「株数を増やす」ためである。

ということは、「人気化してバブルになった株式を買う」のも、「下落局面で株を売る」のも、「安い時に買わない」のも「高値を追う」のも、すべて誤った方法であることが分かる。

私たちが資本主義の中でしなければならないのは、「株式の保有数を増やす」というゲームである。

それ以外のゲームは、資本主義の中で資産を極大化させるのにはあまり役に立たない。むしろ、余計なことをすればするほど基本から遠ざかっていく。

現在の資本主義のこの仕組みをあなたは理解しているだろうか。していないのであれば、生きるのに苦しむことになる。本質をつかまないと、踏みにじられるだけだ。
http://www.mag2.com/p/money/169957


2017-04-16
長期投資家には、北朝鮮がどうなろうと知ったことではない

2001年9月11日は何気ない一日になるはずだった。ところがこの日、二機の旅客機がアメリカのワールド・トレード・センターに突入して3000人以上が一瞬にして亡くなるという大惨事が引き起こされた。

現場はウォール街の近くであり、NY株式市場もこのテロで一週間も閉鎖された。

まだ、この時の株式市場の大混乱を覚えている人もいるかもしれない。二棟の高層ビルが影も形もなく崩れ落ちたように、今度はアメリカの株式市場が崩れ落ちる番だと世界中の投資家は青ざめていた。

そのためNY株式市場は相場が立った瞬間に一瀉千里に売りが殺到し、事件の10日後には15%以上も暴落となっていた。しかし、事件から2週間もすると人々はやっと冷静になり、株価は下げた分だけ戻した。

その後のアメリカは軍事にのめり込み、アフガニスタン侵攻やイラク侵攻と歩を進めていき「ブッシュの戦争」の時代に突入していく。

投資家にダメージを与えたのは2001年ではなく2002年の方だ。2001年の前半には1万ポイントを超えていたNY株式市場は2002年の後半には8000ポイントを割って7500ポイントにまで近づいていた。1年で25%以上も下落した。


今回の北朝鮮を巡る動向でどうすればいいのか?

では2001年の高値で優良企業の株式を買って長期保有した人は大損害を受けたのだろうか。まさか。それから6年後、NY株式市場は1万4000ポイントをつけるほどの「大暴騰」に転じていたからだ。

その間、アメリカはイラク戦争に突入してベトナム戦争を彷彿とさせる泥沼に陥って戦費を無駄に消耗し、「もうアメリカは終わりだ」と言われていた。

ところが株式市場と不動産市場はどんどん上昇していき、特に2006年からはブーストがかかったかのように高値を目指していったのだった。

この頃になると、もう2001年9月11日に起きた同時多発テロの大暴落のことを覚えている人など誰もいなかった。人々は根拠なき熱狂に酔いしれていたのである。

しかし、2008年に入ってからNY株式市場は変調を来すようになった。

サブプライムローンという爆弾が破裂し、9月15日にはリーマン・ブラザースが倒産して全世界を巻き込んだ金融崩壊である「リーマン・ショック」が投資家を襲いかかった。

2007年は1万4000ポイントに届いていた株価はリーマン・ショックの泥沼から抜け出せない2009年2月には7000ポイントさえも維持できなかった。

つまり、投資家は50%以上もの市場の大崩落に巻き込まれたということだ。もっと分かりやすく言うと、資産の半分が吹き飛んだということになる。

この時期の投資家は生きた心地がしなかっただろう。金融市場は死にかけており、アナリストはすべて絶望を語り、自分の資産が半分になって平静でいられる人はどこにもいない。

では、2007年の頂点で優良企業の株式を買って長期保有した人は大損害を受けたのだろうか。まさか。NY株式市場は2013年に1万4000ポイントを一気に追い抜き、2015年には1万8000ポイントに到達していた。

結論から言うと、同時多発テロでもアフガニスタン侵攻でもイラク戦争突入でもリーマン・ショックでも、長期投資家は優良企業の株式を売る必要はまったくなかった。何もしなくてもよかった。ただ保有しているだけでよかった。

そうであれば、アメリカの優良企業に投資している長期投資家は、今回の北朝鮮を巡る動向でどうすればいいのか、答えが見えてきたはずだ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/04/20170416T1949100900.html


2017年03月30日
投資専門家の予測が当たらない理由 大資産家は損をしない


ロジャースが「ドルは消滅する」と言ったとたん、アメリカ経済は回復し始めた。
中国が超大国になるから中国人になるとも言っていた。
引用:http://kinyu-arekore.net/wp-content/uploads/2016/02/jimu2016.jpg


アナリストの予想は逆になる

2017年に入って為替と日経平均が小刻みに上下して、個人投資家や専門家を慌てさせている。

1年前に1ドル120円以上だったドル円相場は、3月現在で110円であり、先行き不透明になっています。

日経平均は2万円直前で頭打ちになり下落、NYダウは2万1000ドル達成を節目に下落しました。

         

専門家は1%上がれば「回復基調」「底打ち感がでている」と書き、逆に少し下がると「リスク回避懸念」などと書いた。

例に出して悪いが3月29日のロイターは「日経平均は続伸、米株高と円高一服が追い風」と米企業の好業績を並べていた。

だがこのつい2、3日前に1ドル110円を割り込みそうだった時には、悲観的な見通しを掲載していた。


経済メディアやエコノミスト、投資の専門家は少しでも上昇すると「上げ相場だ」と言い、少し下げると「下げ相場だ」と言っているだけです。

XXX銀行チーフエコノミストのような立派な肩書きを書いていても、やっている事はオウムと一緒で、早くAIで自動化したほうが良い。

オウムよりはしっかりした著名投資家や投資機関は中長期の見通しを発表するが、これがまた当たらない。


世界一の投資会社はゴールドマンサックスで、取引高は国家を遥かに上回る数千兆円とも言われていて、さぞ的確な予想をしているだろうと想像する。

だが2011年に東日本大震災が起きた後、GSの責任者は「日本売りで年末には1ドル195円を超え、国債大暴落が起きる」と言っていました。

現実には日本国債は大暴落どころか大人気でマイナス金利になり、年末に1ドルは80円でした。


予想の上手さと投資成績は無関係

GSの経済予想を時系列で並べても当たった例はほとんど無く、わざと逆の事を言って騙そうとしているのではという邪推すら起きてくる。

世界一の投資家のWバフェットも同様で、2008年の北京オリンピックの頃「中国の一人当たりGDPはアメリカ人と同じになり、中国のGDPはアメリカの5倍になる」という計算を披露しました。

この計算では中国の経済規模は日本の10倍になるが、現実には「水増し」を差し引くと未だにアメリカの半分、日本の1.5倍程度で頭打ちになっています。


バフェットと共に大投資家として名高いJソロスはトランプ大統領当選でドルが暴落すると予想したが、逆にドル高株高になって数千億円も損をしたとされています。

ソロスは2016年に中国人民元暴落も予想し、少しは下げたのだが暴落はしなかったので、これも儲からなかったでしょう。

冒険投資家Jロジャーズも2008年ごろは「子供を中国に移住させ、自分も中国人になるつもりだ」と述べるなど大変な入れ込みようだった。


「中国人はアメリカの4倍いるのだから4倍のガソリンを消費し、4倍の買い物をする」だから中国人になれば世界一の投資家になれると言っていました。

その後中国の失速が明らかになるとロジャースは中国の話をしなくなり、ベトナムとかミャンマーとか怪しげな国を「将来有望だ」と言っていました。

日本で経済や投資のニュース解説に必ず登場するのが元財務官僚のアナリストで、中でも「ミスター円」榊原英資は大人気です。


大恐慌でも投資家の財布は痛まない

だが榊原氏の相場予想となると、当たったことが一度も無いと言えるほど外れまくり、それでいて経済番組に必ず登場するので、テレビと財務省の癒着ではないかと疑っています。

このように経済専門家や投資専門家、アナリストから世界最大の投資機関まで、彼らの予想は99%まで外れる事になっていて、一般の人と同じレベルです。

それでもバフェットやソロスやGSは、我々一般人の年収を数分で稼いでいるので、相場の予想と投資で稼ぐのは無関係だと分かります。


彼らが運用する数兆円というような金額になると、「どこにいくら配分するか」という運用配分が重要になります。

どの国の株式に何%、どの国の国債にそれぞれ何%、あるいは成長分野の企業買収とか、細分化することで「絶対に損をしない」ようにします。

例えばリーマンショックの時ですら、世界全体では1年だけ0.05%マイナス成長だっただけで、分散していれば打撃を受けなかった筈です。


こうした事がお金持ちや大投資家の投資なので、予想が当たろうが外れようが、彼らの資産は守られているのです。

自分でリスクを負っているようで、実は株価が半分になっても、資産は保護される仕組みになっています。

一般の個人投資家はそうではなく、日経平均やNY株が1割も下がったら、資産の大半を失う人が続出します。


お金持ちや投資機関責任者の発言を真に受けると、個人投資家は酷い目に遭うでしょう。
http://www.thutmosev.com/archives/70226723.html


第一線を退いてからも資産が増大するビル・ゲイツ

ビル・ゲイツは現在も世界最大の資産を持つ富裕者としてその地位を守り続けていますが、ビル・ゲイツがマイクロソフトのCEOを降りたのは2000年でした。

そして、マイクロソフトから完全に離れて慈善団体に活動の重点を移したのが2008年です。つまり、ビルゲイツは2000年代にはすでに経営の第一線から身を引いており、事業活動はしていないことになっています。

ところが、それ以後も多少の順位の変動はあったものの、ほぼフォーブスの世界長者番付で世界一位を独走していると言っても過言ではありません。

経営の一線を退いてから、ビル・ゲイツの資産はさらに増大しているのです。ここに一体何が起きているのかを私たちはよく考える必要があります。

ビル・ゲイツはマイクロソフトから離れた2006年以後、マイクロソフトの株式をどんどん売却しているのですが、それで何をしていたのでしょうか。

抜け目ないビル・ゲイツは、激しい競争に晒されているマイクロソフトの株式を売却して、コカコーラやカーディーラーや銀行や鉄道やレストラン運営やホテル経営などの企業の株式に転換して保有するようになっています。

ビル・ゲイツの資産を運営しているのがカスケード・インベストメントという企業なのですが、この企業の運営者がマイケル・ラーソンという投資家です。

ビル・ゲイツは、第一線を退いて「投資」で資産を膨らませているということになります。

あまりにも激甚な競争に晒されているマイクロソフトの株式をタイミング良く安全な株式に変えて資産を守りつつ膨らませているというのが実態です。


株式の資産価値が増大しているから富裕層になった

ビル・ゲイツは資産を現金にしているわけではありません。リスクの高い株式からリスクの低い安定した株式に転換して、株式として保有しているわけです。

ビル・ゲイツの資産の中で大きなウエイトを占めているのがバークシャー・ハザウェイですが、このバークシャー・ハザウェイもまたアメリカの優良企業の株式を保有するコングロマリットです。

バークシャー・ハザウェイを保有するというのは、つまりクラフトハインツ、コカコーラ、ウェルズ・ファーゴ、IBM等を保有するのと同じと見て構いません。

何が起きているのかというと、ビル・ゲイツはアメリカの安全な優良企業の株式に資産を移し替えて、それを「じっくりと保有する」ことによって資産を膨らませているということになります。

ところで、バークシャー・ハザウェイのCEOはウォーレン・バフェットです。

今や、投資家でなくてもウォーレン・バフェットの名声を知らない人はいないはずですが、このウォーレン・バフェットもまたアメリカの優良企業の株式をじっくりと保有することによって資産を増大させた人物でもあります。

こうした人物を追って、フォーブスの資産家リストの上位に、「ザラ」のアマンシオ・オルテガ氏や「アマゾン」のジェフ・ベゾスが浮上しています。

これらはすべて自分が興した会社を世界有数の一流企業にした実業家です。

これらの実業家は「一流企業にした自分の企業の株式を大量に保有している」から富裕層になったわけで、株式をせっせと現金に変えているから富裕層になっているわけではありません。

株式の資産価値が増大しているから富裕層になったのです。


「優良企業の株式を大量に保有し続ける」の重要性

現在の富裕層とは何者なのかは、彼らをよく観察すれば分かるはずです。「優良企業の株式を大量に保有し続ける人間が勝ち組になっている」ということなのです。この文章は3つの重要な要素を含んでいます。

(1)優良企業の株式を保有する。
(2)大量に保有する。
(3)保有し続ける。

現在の富裕層とは、この3点を極限まで突き詰めた人たちです。彼ら「だけ」で上位を独占しているのです。

すでに、現在の資本主義というのは、富の源泉が多国籍企業に集約されているので、土地成金だとかゴールド保有者だとかダイヤモンド王が頂点に立つことはありません。

頂点に立つのは、「優良企業の株式を大量に保有する人間」でしかあり得ないのです。

これは逆に言えば、「優良企業の株式を保有しない」「保有しても少ししか保有していない」人は、かなり厳しいことになるということを示唆しています。

現金を積み上げても長期的に見ると意味がなく、金の延べ棒を買っても仕方がないのです。

現金もゴールドも価値が増大することもなければ配当を生み出すこともないので、それが長期で見ると巨大な差となって現れるわけです。

分かりやすく言えば、定期預金などしても、現代の資本主義の仕組みからすると、何の意味もないということです。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/04/20170414T1250340900.html

2016-12-18
予測せず、愛を囁き合っている間に資産は膨れ上がっていた

このメルマガを読んでいる人の大半はここ1ヶ月で資産を20%から50%近く増やしているはずだ。

なぜなら、アメリカの株式市場はトランプが次期大統領に決まってから一気に上昇し、さらに10円以上もの円安の恩恵も受けているからだ。

資産が1000万円の人であれば数百万レベルを一気に手に入れたことになるわけで、実際に「220万円のクリスマスプレゼントになりました」というメールも頂いている。

言うまでもないが、5000万円以上もの資産をアメリカの優良企業に投資している人は、1ヶ月で1000万円以上の単位で資産を増やしていることになる。

資産の規模の大小よりも、どんな人でもアメリカの優良企業の株式を保持し続けるという戦略だけで、ここ1ヶ月で20%から50%の資産増大を成し遂げているということが重要だ。

これが「買い持ち」戦略の威力である。

ただ、市場の状況は急変しやすいので、本当であればこうした変動に一喜一憂することなく、今後は急騰した分だけ急落することもあるという前提でサバイバルしておかなければならない。


世の中は予期せぬことは、いつでも起こり得る

ドナルド・トランプが大統領に決まる前、「トランプがもし次期大統領に決定したら株式は大暴落する」と預言していた人もいたし、「投資家はトランプを嫌ってドルを手放すので、円高ドル安になる」と言っていた人もいた。

「ドルは90円を目指す」と自信満々に断言していたエコノミストもいたし、「そもそもトランプが選ばれることは100%ない」と言っている人もいた。

全員、外れた。

これは「世の中は予期せぬことは、いつでも起こり得る」ことを意味しており、さらに「専門家の予測ですらもまったくアテにならない」ことを意味している。

もっと可哀想なのは、トランプが大統領選挙を制して「もう駄目だ」と株式をすべて処分した人だ。彼らが処分した瞬間に、アメリカの株式市場は激しくラリーし、円は大変動して、手に入ったはずの儲けをみすみす失った。

また、ドナルド・トランプが次期大統領に決まった後、「ドル安円高になる」と考えて、そちらの方向に為替取引で賭けた人もいるが、実際にはドル高円安に一気に大変動したので、逃げ遅れた人で阿鼻叫喚の地獄と化した。

しかし、私を含めて「安い時や適度な価格の時に買って、黙って持っていた人」は、たった1ヶ月で数十%もの利益を目の前で手にすることになったのだ。

優良企業の「買い持ち戦略」を取っていた人がやったのは、予測ではない。誰も予期しなかった動きの中で、ただ「市場にいた」だけなのである。

予測などしていない。予測はしなくてもいい。波に乗る必要はないし、情報に翻弄される必要もない。安い時に手に入れたものは、それは仮にもっと下がったとしても充分に安いのだから、あとはどこかのタイミングで騰がるだけである。

いつか騰がるのだから、別にいつ騰がるのかは予測する必要はなく、あとは好きなことをしてればいい。好きな人とたっぷり時間を過ごし、愛を囁き合っている間に資産は静かに膨れ上がっていく。

2016年は11月から12月にそうなって、私は何も予測しなかったが、資産は勝手に増えた。

では、これからどうするのか?
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20161218T1508040900

株式市場では、なぜいつも「大震災は買い場」になるのか?


大地震が起きて国内が混乱するような事態になると、だいたい株式市場は大きく値を下げる。

しかし、大地震が株式市場に凄まじい悪影響を与えるのは当日から1週間がピークであり、その後は復旧するにつれて当初の悪影響が少しずつ消えていき、1年経てば大地震の影響は株式市場には痕跡も残っていない。

そういった意味で大地震による大暴落は「分かりやすい買い場」となることが多い。これは1995年の阪神・淡路大震災でもそうだった。

1995年1月17日は火曜日だった。被害と死者が拡大していく中で、投資家は蒼白になっていった。21日と22日の土日になって悲惨な状況がテレビで連日のように報道されると、投資家の恐怖は絶頂に達した。そして、週明けの23日から株式市場は1054円もの大暴落を見た。

しかし4ヶ月後になると、市場はこの悲惨な大地震の記憶が薄らいだのか、徐々に値を戻して暴落前に戻ってしまった。

もちろん、神戸の大地震の爪痕は半年ではまったく回復していないのだが、恐怖が薄らぐと復興に意識が戻る。そうなれば震災の悪影響を織り込んだ株式市場はやがて値を戻すのである。

つまり阪神・淡路大震災の暴落は、長期投資家にとっては「買い場」だった。


「大震災は買い場」はアメリカにも当てはまった

「大震災は買い場」というのは、実はこの神戸の大地震の前年に起きていたロサンゼルス大地震でも同じだった。

1994年1月17日の地震の被害が壮絶なものであると分かるとニューヨーク株式市場は動揺し、やがて3月に入ると地震前には4000ポイント近くまであった株式市場は3600ポイント台にまで暴落した。

市場は一気呵成に10%もの暴落を見たということになる。しかし、やはり半年も経てば人々は落ち着きを取り戻し、1995年以降になってニューヨーク株式市場は二度と3600ポイントに戻らないほどの上昇気運に入っていった。

分かりやすく言うと、ロサンゼルス大地震で「アメリカはもう終わった」と言われていたときは「絶好の買い場」だったのである。

この時期、カリフォルニアに根を張って不動産ローンを手広くやっていた銀行「ウエルズ・ファーゴ」は売り叩かれて「倒産するのではないか」とさえ言われていた。

しかし、その時期に猛然とこの銀行を買い進めていたのが史上最強の投資家ウォーレン・バフェットであったのはよく知られている。

この時期に手に入れたウエルズ・ファーゴ株は、今やウォーレン・バフェットの経営するバークシャー・ハサウェイの中核のポートフォリオとなっている。

このロサンゼルス大地震はアメリカ史上、もっとも経済損失の大きな地震だったのだが、それでも「大震災は買い場」という教科書通りの動きは揺るがなかった。

日本では2011年の東日本大震災が、史上最悪の大地震として記憶されている。

この地震では大津波が襲いかかって約2万人もの人々の生命を奪ったばかりでなく、福島第一原発が爆発してメルトダウンするという世界でも類を見ないほど悲惨な天災となって歴史に名が残った。

2011年3月11日の日経平均株価の終値は10254円だった。しかし、原発が爆発するような未曾有の災害が伝えられると3月15日になってパニック売りが発生して一時は8227円を付けるという大暴落になった。

震災前は1万円でそれが8000円台に落ちたのだから、たった数日で株式市場は20%もの大暴落に見舞われたことになる。


恐怖が勝っているので、売り止まらない心境に

この暴落分は2012年3月になって一時的に値を取り戻したのだが、この当時の民主党政権の大混乱で株式市場は再び低迷を余技なくされた。

本格的に株式市場が復活していくのは2012年12月の安倍政権の誕生を待たなければならなかった。

しかし、2年の忍耐で値が戻ったのだから、「大震災は買い場」は結果的に東日本大震災という未曾有の災害にも当てはまったと言える。

民主党政権の政治混乱が重ならなければ、回復はもっと早かっただろうが、パニック売りで起きた下落は、いずれは回復するというのは、だいたい当てはまる動きである。

株式市場が、いつもこのような動きをする理由は、だいたい想像できる。

パニック売りとは「恐怖が恐怖を生む」という現象であり、往々にして適正価格以上に売り込まれるからである。

災害によって、将来の企業収益に悪影響が起きると考える短期投資家は、その損のとばっちりに巻き込まれたくないと考えて、誰もが一刻も早く持ち株を処分しようと動き出す。

誰もが同じことを考えて売り急ぐので、相場は一気に下落する。そうすると、その下落を見た他の投資家が恐怖に駆られ、これ以上損をしたくないと考えてさらに売っていく。

そうやってドミノ倒しのように、次々と恐怖が伝染して売りが殺到するのがパニック売りなのだ。

問題なのは、恐怖に駆られているときは、もはやその企業の本来の価値以上に売り込まれても、投資家は「これ以上損をしたくない」という気持ちが勝っているので売り止まらないということだ。

割安な株式を見つけようとしている投資家たちはよくPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)で割安性を計る。

一般的にはPERが10倍以下、PBRが1倍以下は割安であると言われている。優良銘柄がそうした価格に落ちることはめったにないのだが、パニック売りが発生しているときは、この規準以下の株価にまで落ちる株式が発生する。

要するにパニックが起きているという証拠である。


今後、株価がどうなるのか誰にも分からない

2016年4月18日月曜日、先週の熊本大地震の被害が拡大する中で日本の株式市場は下落した。

前日の終値は1万6848円だったが、これが終値1万6275円になったので572円もの下落だったことが分かる。率にするとマイナス3.40%程度なので、これは暴落というほどでもない。ただの下落だ。

しかし、アベノミクスを支えていた円安局面のピークでは日経平均株価は2万円を超えていたわけで、そこから1万6000円台に落ちているのだから、それこそ20%の下落を見ているということになる。

熊本大地震はその苦境をさらに後押ししたと考えられる。

今後、株式市場がさらに下落するのか、それともこれを底として持ち返すのかは、いろいろな予測があるはずだが、基本的にどうなるのかは「誰も分からない」というのが実情だ。

私自身もこれから市場がどうなるのか、まったく分からないし、予測するつもりもまったくない。実は、市場が上がろうが下がろうが、あまり関心も持っていない。

しかし、売りが殺到しているときは、会社の価値よりもさらに安く売られている株式が存在するのは強い関心がある。

「利益を出している企業が会社の価値以下に売られていたら買え。それを拾ってしばらくすれば、株価が回復する確率がかなり高い」

このような当たり前のことを実行するには、売りが殺到している時期こそが良い時期だ。それこそ、PERが10倍以下、PBRが1倍以下という絵に描いたような「割安株」が生まれる時期である。

今、そんな株があるのか。もちろんある。

今日、私は時価総額1兆円以上の、ある企業の株式を買ったが、この株式はそれこそ「PERが10倍以下、PBRが1倍以下」を地で行くような安値まで叩き売られていた。

適正価格を超えて叩き売られているのであれば、黙って買って置いておき、パニックが去って市場が「安すぎる」と気付いて再び買い上げるまで保有しておけば悪い結果にならない。

安く叩き売られている優良企業を拾っておけば、相場がいつ戻るのかなどあまり関係がない。相場がいつか戻ったら、どのみち安い株価は修正されるからである。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160418T1549550900


いったん悪材料が出ると、ドミノ倒しのように他に波及していく。

さらに、パニックがどんどん連鎖して、問題ないと思っていた部分にまで悪影響が及ぶようになる。

投資を巡る世界では、悪材料には過剰なまで強く反応するパターンが多い。

今回の中国の2015年6月12日から始まったバブル崩壊でも、いったん崩れ始めると売りが売りを呼び、パニックが発生し、落ちるときは一気呵成の暴落となっていた。

パニックのエネルギーは強大だ。

あの中国政府が数十兆円ものカネを投じ、先進国ではあり得ない情報規制や売り規制をして暴落を食い止めようとしても、歯が立たないほどの暴落である。

そのため、悪化していく相場を前にして多くの投資家が恐怖に駆られて自滅していく。真っ先に自滅していくのは、信用で相場を張っていた「投機家」たちである。

信用取引で相場を張っていると、思惑と反対方向に相場が動いたとき、通常の3倍かそれ以上の破壊力で資産を吹き飛ばす。今回のような暴落が起きると、真っ先に死ぬのがこうした投機家たちである。

また、レバレッジをかけて為替相場を張っている人たちも、通貨が暴騰・暴落する局面では一瞬で資金が吹き飛ぶので、相場が荒れている局面では、「全滅」に近い状況になる。

今回の円安から円高の局面でも、為替取引をしていた人たちの阿鼻叫喚は凄まじいものがあった。中には暴落と暴騰で二重の判断ミスをして往復ビンタで資金を吹き飛ばした人もいた。


ハゲタカとハイエナしかいない、地獄のような光景

では、現物取引をしている人は問題はないのか。現物取引の人は、暴落したからと言って精算を迫られるわけではないので、本来は問題ないはずだ。

しかし、暴落相場になると、現物取引をしている人ですらも犠牲となる。

なぜなら、自分の資産が日に日に吹き飛んで行く恐怖に耐えられる投資家というのは多くないので、相場が落ちれば落ちるほど、パニックに陥って「意味もなく」売り飛ばすからである。

優良企業の多国籍企業は、資本主義社会の中で最も強い存在であり、ある意味では政府よりもサバイバル能力に秀でている。政府が崩壊しても、きちんと経営されている多国籍企業は修羅場をくぐり抜けて生き残ることが多い。

そのため、多国籍企業に長期投資した人間は、全世界が荒れても保有している株式を売り飛ばすという選択肢は考える必要がない。

むしろ、強大な多国籍企業がパニック相場で売り飛ばされていれば、逆に買い進むのが本筋である。パニックに陥って売っている人間と一緒になって売っていたら意味がない。

毎日毎日悪材料が続き、相場が転がり落ち、予測が意味をなくし、全世界が総弱気派と化し、企業業績もボロボロになって予測もできなくなる局面というのは、10年に1度は予期せぬタイミングでやってくる。

しかし、全世界が危機に陥り、将来が見えなくなり、誰もが相場を見捨てるようになると、動き出す投資家がいる。ハゲタカともハイエナとも言われる投資家である。

たとえば、ジョージ・ソロスやカルロス・スリムのような投資家だ。彼らは転がり落ちた優良企業を好む。

(世界有数の金持ちカルロス・スリムが、1982年にやったこと )
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20120121T2128000900

資本主義のハゲタカやハイエナは、株式市場が暴落して阿鼻叫喚の地獄が出現すると遠くから姿を現し、転がり落ちた優良企業の株式のまわりに集まり出す。

転がり落ちて「腐った」株式は誰も拾わない。もっと腐るかもしれない。つまり、もっと下落するかもしれない。さらに、いつ上昇するのかも分からない。それは10年以上も先かもしれない。

多くの投資家は長期投資ができないので、持ち続けることができず、それを吐き出してしまう。飲み込めるのは、ハゲタカやハイエナだけなのである。

資本主義のハゲタカやハイエナは、そういった局面で、転がり落ちた株式をガツガツと食う。相場がさらに悪化していくと、ハゲタカとハイエナしかいない、地獄のようなおぞましい光景が出現するかもしれない。

地獄の門を開いたのは、中国だ。


全世界が危機に陥り、将来が見えなくなり、誰もが相場を見捨てるようになると、動き出す投資家がいる。ハゲタカともハイエナとも言われる投資家である。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20150826T1722300900


世界有数の金持ちカルロス・スリムが、1982年にやったこと
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20120121T2128000900


現在、世界最大の資産家はメキシコのカルロス・スリム・ヘルという人物だ。メキシコ生まれの実業家だが、実際には実業家というよりも投資家としての側面が強い。

10代の頃から投資をはじめて20代の頃には億万長者になっていたという人だが、その大金はメキシコの株式市場で得たものである。

この人が大富豪になるきっかけは1982年にメキシコが経済危機に瀕した最悪のときだった。このときのメキシコの状況は、今のギリシャの状況によく似ている。


破綻の坂を転がり落ちていったメキシコ

1982年。石油に依存したメキシコ経済は累積債務がかさんで国家破綻寸前にまで転がり落ち、国債信用力も地に落ちて通貨は下落していた。

この経済危機のさなかにデ・ラ・マドリー大統領が就任してIMF(国際通貨基金)に支援を求めることになった。

IMFはメキシコに乗り込んで行ったが、やり方は例によって非情だった。徹底した緊縮財政を強要して、メキシコのペソも切り下げたのである。

国が破綻寸前にまで追い込まれて通貨が信用をなくし、しかも切り下げまで行われたというのは、つまり国民の預金が一気に価値をなくしてしまうということである。

その結果、国民は一気に貧困のどん底に突き落とされてメキシコは阿鼻叫喚の地獄に包まれた。

数年経ってもメキシコ経済は低迷したままで、1986年には債務がさらに膨れ上がって1,000億ドルを超える事態にも陥った。

結局、メキシコ経済が好転していくが、それは石油価格が上昇して外貨が稼げるようになったからである。

IMFの指導は関係がなかったし、政府の指導力が効力を発揮したというわけでもなかった。単に市場環境が好転して、メキシコは息をつくことができただけだった。

経済的な政府の無策や汚職はその後も続いたので、こういった弱点を見透かされて1994年にはヘッジファンドに狙われてメキシコ発の通貨危機、いわゆるテキーラ・ショックさえも起きている。

メキシコはお世辞にも投資環境が素晴らしい国とは言い難いところだったのである。

しかし、そのメキシコが史上最悪の国難にさらされているそのときに、カルロス・スリムはチャンスをつかんでいた。


メキシコのカルロス・スリム氏。ビル・ゲイツと並ぶ世界最大の資産家。


カルロス・スリムはそれをやった

カルロス・スリムはその時、何をしていたのか。

1982年、メキシコが債務危機に陥って、メキシコを代表する企業が次々と破綻の危機に追いやられていったとき、間違いなくメキシコは国として「終わっていた」状態だった。

メキシコ・ペソは切り下げられて、もはやメキシコには将来がないと多くの資産家が国外に逃げて行った。

そのとき、カルロス・スリムは国営化されるという噂のあった大企業の株を「捨て値同然の価格で買い集めていた」のである。究極の逆張りだ。

もちろん、これは大きな「賭け」であり、また長期戦でもあった。何しろ国の将来は真っ暗闇、好転する兆しもなく、100人に聞けば100人ともメキシコは「もう駄目だ」と言っていたときだ。

企業は次々と潰れていき、金持ちはアメリカに逃げていき、貧困層が街に溢れ、株式市場は壊滅的な大暴落に陥ってしまっている。

そんなときに株を買い集められる人は少ないし、ましてや明日にでも破綻するかもしれないような会社に全財産をつぎ込める胆力を持った人もいない。

しかし、カルロス・スリムはそれをやった。一世一代の大勝負に出て、しかも結果が出るまで何年も何十年も長期投資(バイ・アンド・ホールド)してきている。

ボロボロになった国の、国有化寸前にまで追い込まれた会社の株を不屈の意思で持ち続けることができる人もそういないはずだ。

カルロス・スリムはそれをやった。だから、メキシコがようやく立ち直ったとき、底値で買った株を持っていたカルロス・スリムが、メキシコはおろか、世界でも有数の資産家になっていったのである。


株式は紙幣に勝り、優秀な企業は政府に勝る

投資家はここで「なるほど逆張りで金持ちになれるのか」と考えるのだろうが、一般人の教訓はそうではない。

国家を信用して貯金をしていても助からないが、適切な企業の株式を適切な価格で買って保持しておけば、短期の浮き沈みがあったとしても、最終的には助かるということだ。

カルロス・スリムは優秀な投資家だったので、「勝負」と「賭け」に出た。金持ちになるにはそういった大きな賭け、大きな勝負が必要になって来るのだろう。

しかし、一般人はそんなことをしなくてもいい。

ただ単に、優秀な会社の株式をそれなりの価格で保持しておけば、それだけで政府を信頼するよりも報われる。

株式は紙幣に勝り、優秀な企業は政府に勝る。それが、1982年におけるカルロス・スリムの教訓なのである。

政府が累積債務を積み上げているとき、政府は信用してはいけない。むしろ、全力で預貯金をどこかに逃さなければならない。どこに逃がすのか。

現物資産か、外貨か、株式か、不動産である。

たとえば、日本は今、1000兆円における前人未到の累積債務を積み上げていて、歳入よりも歳出のほうが多い国家運営になっている。

しかも国家運営している政治家は非常に質が悪く国益にかなう政治をしていない。

いつ破綻するのかは状況にもよるので誰にも分からないが、いつか破綻するのは分かっている。そういう状況だ。

そんなことは誰にも分かっているので、それで誰もが馬鹿な国家のとばっちりを受けたくないと考えるようになっているのである。

現物資産か、外貨か、株式か、不動産か。

1982年、カルロス・スリムは迷うことなく「株式」を選び、そして最終的にはそれが功を奏した。何もしないで「現金」「紙幣」を抱いていた一般人は破綻した。
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株式市場が下落しても、株式資産を持つ私が動揺しない理由 2014年10月16日


アメリカ、イギリス、ドイツ、日本と、世界の主要な株式市場がことごとく売られ、ちょっとした暴落に見舞われている。

投資家が、ドイツ経済の失速、エボラ出血熱の拡大懸念等を懸念して、リスクから逃れようとしている。

株価が上がるか下がるかは、それぞれの判断に任せればいいが、現在は「市場は動揺している」という言い方が相応しい状況になっている。

私のなけなしの資産はほとんどがアメリカの多国籍企業のものなので、株価が下落したら私の資産も道連れになる。では、私が株を売ったのかというと、実は1株も売っていない。売るどころか下がれば拾い上げている。

私は基本的に市場が大暴落して動揺している局面の時だけ、目当ての株式に食いつく個人投資家である。今回の局面は私にとってちょっとした買い場であって、売り場ではない。

20%下がろうが、30%下がろうが、私には関係ない。リーマン・ショックのような局面が来て、持ち株が50%以上下がっても何ら問題ない。


下落相場は、私にとっては願ったり叶ったりだ

私の持っている多国籍企業の株式は、基本的に国家よりも強靱な体力があり、私はそれを自分の余裕資金で買い上げているから、暴落の局面は買い上げる局面なのである。

20%暴落したら20%余計に、50%暴落したら50%余計に株式を増やせる。下落相場は私にとっては願ったり叶ったりであり、まさしく「望むところ」なのである。

私はギャンブラーではないが、必要な時にリスクを取ることに対しては臆病ではない。自分が想定している株式が、価値相応の値段になったと思えば、欲しいものを取りにいく。

ちなみに、アメリカ国家の衰退の話と、私の持っている多国籍企業の株式の価値の話は別の話であり、アメリカの衰退が私の経済活動に何らかの影響を及ぼすことは一切ない。

現在、オバマ政権はレームダックと化して、アメリカの外交的戦略と威信はボロボロになっているが、それも私の持っている多国籍企業の価値と何ら関係はない。

さらに、ドルが暴落して紙くずになるというヨタ話も、私は考慮することはない。アメリカが死ぬ前には、世界経済が道連れになる。

まさか、アメリカがひとりで誰にも迷惑をかけずに静かに死ぬとでも思うだろうか。

中国がアメリカに次いで資本主義を牽引するという話も、ありえない方向が強まってきている。

中国共産党率いる中国は、香港の民主主義ですら弾圧するような政治体制である。こんな国が次世代を率いる国家になると思う方がどうかしている。

中国の金持ちが率先して逃げ出しているような国家の未来を信じろという方が無理だ。

中国とアメリカが20年後はどちらが強い国家なのかを考えたら、当の中国人でさえアメリカを選ぶ。


資本主義社会を動かしているのは誰なのか?

本当に中国が次世代の国家になっているのであれば、アメリカ人はみんな中国国籍を取得しようと画策するだろう。

現実はどうか。

中国人が必死になってアメリカ国籍を取ろうとしている。あるいは、アメリカで子供を産んで、自分の子供にアメリカ国籍をプレゼントできるようにしている。

中国人も自国を信じていないのだから、私たちが中国を信じる理由はない。国際ジャーナリストだか、経済評論家だかが、中国を礼賛しても別に気にする必要はない。彼らの言っていることは、ほぼ雑音である。

結局、今の資本主義社会を動かしているのはアメリカであり、もっと正確に言うと、アメリカの株式市場に上場されている多国籍企業群である。

私たちはインテル製のチップが搭載されたコンピュータを使い、マイクロソフトのOSを使う。

アップル製のスマートフォンを使い、シスコのルーターを使ってグーグルの検索エンジンに依存する。そして、フェイスブックで友人たちと交友を楽しみ、オラクルのデータベースを仕事で使い、買い物はアマゾンでする。

コカコーラやペプシを飲み、マクドナルドやケンタッキー・フライドチキンを食べ、クラフトフーズのお菓子を食べ、スターバックスのコーヒーを飲んで一息つく。

ディズニーの映画を観て、フィリップモリスのタバコを吸い、バドワイザーで酔い、身体の調子が悪くなれば、ファイザーやメルクの製薬に頼る。

エクソンやシェブロンが売る石油を買って、戦争が始まったら、レイセオンやロッキードやボーイングから武器や戦闘機を調達する。

私たちは、もうすでに、アメリカの多国籍企業に「支配されている」のである。


アメリカの国民が貧困に転がり落ちている理由

そういった世の中の実態が見えてくると、アメリカ国家の威信が低下しようが、アメリカ国民が貧困に転がり落ちていこうが、多国籍企業に影響を与えるものではないということが分かってくる。

そもそも、アメリカの国民が貧困に転がり落ちているのは、多国籍企業が彼らを見捨てた結果である。

この現象は、多国籍企業が無慈悲なまでに機能しているという証明であることに気付かなければならない。

多国籍企業は、高賃金の労働者を捨ててもやっていける体制を手早く整えた。そして、合理性・効率性を追及して余計なコストを極限まで削減できる体制を整えた。

その結果、多国籍企業は未曾有の利益を上げるようになったが、逆に労働者は合理化・効率化のあおりを受けて、片っ端からリストラされるようにあったのだ。

機能していないはアメリカ国家の方であり、多国籍企業は逆に背筋が寒くなるほど効率的に機能している。

世界に君臨するアメリカの多国籍企業が弱体化したという兆しはまったくない。グローバル化も終わる兆しもない。つまり、株式市場の乱高下があったとしても、多国籍企業の存続に何ら影響を及ぼしていない。

ということは、これからも多国籍企業はその驚異的で極限まで研ぎ澄まされたマネージメントによってさらに利益を上げていき、成長していくということでもある。

そんな多国籍企業の株式を、なぜ私が売らなければならないのだろうか。私は売りたくない。それよりも、イメルダ夫人が3000足の靴を買い集めたように、多国籍企業の株式を買い集めたい。


労働者は苦境に落ちる。しかし、多国籍企業は巨大な利益を吸い上げる。
それが資本主義の背筋が寒くなるような現実だ。
http://www.bllackz.com/2014/10/blog-post_16.html


株式の暴落に目を奪われていると大きなところで判断を誤る

ダウ・ジョーンズの100年に渡る株式市場の値動き。数々の暴落で激しく揺れ動くチャートだが、凄まじい上昇にあるのが分かるはずだ。
https://4.bp.blogspot.com/-oN-T0gr5iHQ/VzQ_TB_m2YI/AAAAAAAA20E/kZ0WYHFYsow3CsuaH4uO86GO4uYHJf2agCLcB/s1600/img%2B-001.png


この世で最も馬鹿げた預言は「将来、株式市場が暴落する」というものである。

これが馬鹿げているのは、「将来、必ず天気が崩れて雨が降る」と言っているのと同じことを言っているからだ。

株式市場は上か下にしか行かないのだから、下に行くと言っていればいつか当たる。それは別に預言でも何でもなく、単なる経済現象である。

たとえば「将来、絶対に雨が降る」と預言している人がいたとする。その人の通り、いつか雨が降ったら、人は彼を「将来が予見できていた」と尊敬するだろうか。

いや、絶対にそんなことはない。「いつか雨が降る」というのは誰でも知っていることであって、実際に雨が降ってもそれは「当たり前」だ。当たり前のことを預言のように言っても馬鹿としか思われない。

だから、別に経済学者やアナリストが「将来、株式市場が暴落する」と言っても、そんなものをありがたく聞く必要はまったくない。

それは、「いつか雨が降る」と同じことを言っているようなものだから、実際に暴落が来ても「当たり前だ」と思わなければならない。


次々と起きていた株式大暴落。そして経済危機

今まで、私たちは多くの金融危機を記憶している。時にはどしゃぶりの雨が降るように、時には大きな株式暴落も来る。

1927年には昭和金融危機が来て、1929年には世界恐慌が来て、世界はめちゃくちゃになった。1946年を迎えるまで、株式市場は死んでいたようなものだった。

人類大戦争だった第二次世界大戦が終わった後からは順調だったのかというと、まったくそういうわけではない。

1953年にはスターリン・ショックで株式市場は大暴落して多くの投資家が破綻した。1963年にはケネディー大統領が暗殺されて、ケネディー・ショックがやってきた。

その後、ベトナム戦争が泥沼化して1971年にはニクソン・ショックがやってきて株式市場はまたもや大暴落を迎えた。

1970年代のアメリカは、ベトナム戦争の敗退で自暴自棄な空気が蔓延し、不景気にのめり込んで治安も乱れ、まったく先が見えない状態にあった。

当時の資料を読んでいると、「もうアメリカは死んだ」という意識を持っている人も多かったようだ。ベトナム戦争の敗北は、今の私たちには想像もできないほどアメリカの威信を傷つけていた。

1980年代に入って、やっとアメリカは厭世的な気分を脱して、新しい時代に入って行くが、そこに起きたのが1987年のブラック・マンデーだった。

1987年10月19日に起きたこの暴落は、史上最大規模の株式暴落だった。株式市場は一瞬にして22.6%の下落となり、投資家を阿鼻叫喚の地獄に陥れ、全世界にこの暴落が駆け抜けた。

暴落の理由は何もなかった。不意に、何の予告もなく突如として壮大な暴落となっていったのだ。誰も何が起きているのか分からないまま、地獄に突き落とされたのである。

その頃、日本はバブル景気に沸いていたのだが、その3年後の1990年からバブルは崩壊し、1991年の絶望的な長期下落の時代に入って、日本の時代は終わった。

バブル崩壊で傷ついた日本をさらに追い詰めたのは、1995年の阪神大震災だった。それを乗り越えると、今度は1997年の山一証券破綻と金融不安で、さらに暴落を余儀なくされた。


アジア通貨危機、ロシア債務不履行、ITバブル崩壊

山一証券が破綻し、北海道拓殖銀行も消え去って、日本の沈没が決定的になっていたその頃、世界ではとんでもない危機が起きていた。アジア通貨危機である。

これは1997年7月にタイを発端として起きた金融危機だ。東南アジアの成長を破壊し、国家破綻にすらつながる巨大な金融崩壊劇だった。

この金融ショックが元で、韓国も国家破綻寸前にまで追い込まれてIMFの救済を受ける羽目になり、インドネシアの長期独裁政権だったスハルト政権は音を立てて崩れ去っていった。

そして、その余波で1998年にはロシアがデフォルト(債務不履行)した。世界中で危機が連鎖していたが、それを乗り切ったのがアメリカだった。

アメリカはインターネットという新しいパラダイム・シフトを受けて投機資金が大量に株式市場になだれ込んでいて、まさに世界に君臨する帝国となって、この世の春を謳歌しているように見えた。

ところが、2000年に入ると株式市場は一気に崩れ去り、IT関連株はことごとく消え去って行った。後にこれはITバブル崩壊と呼ばれるようになった。

一度、転がり落ちると、悪いことはどんどん重なった。

2001年9月11日。いつもと同じ朝が始まろうとしているちょうどその時、2機の飛行機がニューヨークのワールド・トレード・センターに突っ込んでビルを崩落させるという前代未聞の大規模テロ事件が起きた。

これが、世界史のひとつの転換になった「アメリカ同時多発テロ事件」だった。ニューヨーク株式市場は1週間閉鎖されていたが、再開と当時に株式は暴落していった。

しかし、当時のFRB総裁であったグリーンスパンは巧みにその危機を収束させて、アメリカを新たな成長気運に乗せたが、それが不動産を核とするバブルの醸成だった。


超弩級の株式暴落だったリーマン・ショック

欧米の銀行は、本来は家を持つような収入にない人たちにどんどんカネを貸して家を持たせた。

彼らの組んだローンはサブプライム・ローンと言われたが、このローンは債権として売られて世界中の金融セクターが資産として抱えることになった。

2007年、低所得層が借金を返せなくなっていよいよバブル破裂の兆候を見せ始めたが、金融セクターはどんどんサブプライムローンの債権を吸収していた。

しかし、2008年に入ると不動産バブルは弾け始め、一気に逆流がやってきた。

人々は次々と破綻して金融セクターは不良債権の山となり、名門投資銀行であったベア・スターンズが3月に破綻、そして9月15日にはリーマン・ブラザーズが倒産して、株式市場は何度も何度も大暴落を繰り返した。

これが、リーマン・ショックだった。この株式崩壊は超弩級のショックだった。アメリカのみならず、世界中がリーマン・ショックで経済崩壊寸前となった。

ユーロ圏も大きな波をかぶっていた。2010年には、ユーロの弱国ギリシャが破綻寸前に陥り、ギリシャ・ショックが起きて、ヨーロッパの銀行は莫大な負債を抱えてユーロそのものを激震させた。

日本はすでに1990年代のバブル崩壊から立ち直ることができておらず、日本の銀行はリーマン・ショックの影響はそれほどかぶらなかった。

しかし、2011年3月、日本は国家崩壊につながりかねない巨大なショックを被ることになる。

それが東日本大震災だった。この震災は津波の規模が非常に大きく、一気に約2万人を死に追いやった未曾有の大災害だった。その被害をもっと悲惨にしたのは、福島第一原発の爆発とメルトダウンだった。

当時の民主党政権はまったく危機に対処できず、2012年にもなると日本は国家崩壊さえも視野に入るほど追い込まれてしまった。


驚くべきことに、依然として「上昇し続けている」

日本が立ち直ることができたのは、2012年12月に民主党政権が崩壊して、次に来た自民党の安部政権が強力に円安・株高に政策を誘導したからだ。

しかし、それで安定したわけではない。2014年後半からの原油安によって新興国の株式市場も軒並み崩壊し、2015年からは中国が株式バブルも吹き飛んだ。その結果、日本の株式市場も巻き込まれて再び下落に見舞われている。

こうやって金融危機の歴史を見ていると、まさに「いつも」金融危機が来ていることが見て取れるはずだ。株式市場はいつでも暴落してきた。

そして、これからも金融危機が来るのは「当たり前」であり何の不思議もない。金融危機は、いちいち誰かが警告しようがしまいが何らかの形で必ず来るものなのである。

株式暴落もバブル崩壊も自然の摂理である。季節が巡るように大暴落も巡って来る。別にそれは預言でも何でもない。いつか雨が降ると言っているのと同じことだ。

しかし、これだけ暴落が繰り返されたのに、世界の株式市場は驚くべきことに、依然として「上昇し続けている」現象にも気付かなければならない。

特に特筆すべきは現在の資本主義を支配しているアメリカ市場の成長は、すべての暴落を飲み込んで、今もまだ成長し続けていることだ。

幾多もの戦争や災害、幾多もの経済不況、幾多もの金融危機を経験してきた資本主義だが、それでもまだ「株式《至上》主義」は機能し続けている。

これが意味するところは、今後も資本主義が終わる方に賭けるよりも、むしろ資本主義の成長に賭けた方が合理的であるということでもある。

株式市場の暴落は間違いなく来るのだが、その後の成長もまた間違いなく来る。株式の暴落にばかり目を奪われていると、大きなところで判断を誤るということだ。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160512T1741580900


優良株式が市場の暴落につられて下落したとき、あるいはほどほどの値段になったとき、その株式を大量に買って保持しておくというのは、すべての国の、すべての市場で有効な手段となる。

つまり、日本の株式市場でも、ヨーロッパの株式市場でも、タイや中国等の新興国の株式市場でも、中東の株式市場でも、まったく事情は変わらない。

「優良企業の株式を安く買って長く保持する」という原則は、別に特定の国だけに通用するニッチな法則ではない。すべての株式市場において、すべての時代に通用するものである。

メキシコの株式市場であっても、ロシアの株式市場であっても、それは機能する。

現に、メキシコの大富豪投資家であるカルロス・スリムは、メキシコがデフォルト(国家破綻)してメキシコ株式市場が史上最悪の「崩壊」を見せた1982年にメキシコの優良企業を全財産を使って買い占めて、数十年後、ビル・ゲイツを抜いて世界最大の資産家になっている。

その国がデフォルトしたときというのは、株式市場が最悪の局面に達する時なのだが、優良企業は国が潰れても生き残る確率の方が高いので、最悪の時が往々にして最上の投資機会となるのは歴史が証明している。


「悲観の時」が「投資に最も適した時」である

日本が史上最悪だった時と言えば、もちろん1945年の敗戦時だったのは間違いない。国土は灰燼と化し、産業は崩壊し、人々は傷つき、国家も破綻したのだ。

株式市場も混乱の中で停止したままであり、東京証券取引所が開始するのは1949年まで待つ必要があるほど、状況は悲惨だったのだ。

しかし、その後の日本は復興を目指して破竹の勢いで蘇っていくわけで、この最悪の時期の投資が最も最適な投資だったのは言うまでもない。

同じことは第二次世界大戦の敗戦国だったドイツにも言える。やはり国土が塵芥に化し、ナチス政権が崩壊して、何もかも無に帰したドイツでも、BMWやシーメンスのような企業はボロボロになりながらも生き残っていた。この時期が最上の投資機会だったのである。

もちろん、最悪の時に投資するのだから、投資は長期投資でなければ果実を得られない。いつ株価が上昇するのか、何のタイミングで景気が回復するのか、そんなことは誰にも分からないし、予測などまったくできないからだ。

しかし、一寸先をも見通せない最悪の状況の中にある「悲観の時」が「投資に最も適した時」だというのは誰もが認めるところである。

株式市場は、いつの時代でも何の前触れもなく暴落する。10年ごとに金融市場が崩壊しそうなほどの激震が来ると言っても過言ではない。

1950年代はスターリン・ショックがあった。1960年代はケネディー・ショックがあった。1970年代はニクソン・ショックがあった。1980年代はブラック・マンデーがあった。1990年代は日本のバブル崩壊やアジア通貨危機があった。2000年代はITバブル崩壊やリーマン・ショックがあった。

その度に「世界は終わった、アメリカは終わった、株式は終わった」とマスコミやジャーナリストが叫ぶのだが、実はその時が一番の「投資に最も適した時」だった。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20160306T1259310900


日本人の経済的困窮はバブル崩壊から始まっている。自殺者が3万人を超えるようになったのも、バブル崩壊以降だ。しかし、「貧困」が意識されるようになったのは、2000年を過ぎてからである。

最初は一部の若年層の苦境から始まったので、それは「格差」問題から始まった。

しかし、その格差がどんどん拡大していくと、「格差問題」ではなく「貧困問題」と言われるようになった。

高齢者は年金をもらって生活できるので勝ち組と思われたが、実は生活保護受給者のほとんどが老人世帯であるのを見ても分かる通り勝ち組ではなかった。

正社員が勝ち組だと思われた時代もあったが、リーマン・ショック以降はリストラされる中高年も増え、正社員が狙い撃ちで辞めさせられており、正社員でさえも勝ち組ではなかった。

衰退していく国の中で、日本人はトップの数%以外は、みんな貧困から逃れられない構造になっていたのである。

そこに、政府の累積債務問題が重なり、少子高齢化問題が重なり、2014年には増税が実施され、社会福祉の削減もじわじわと為されていくのだから、日本人の困窮化は、むしろこれからが本番であることが分かる。

企業は社員を切り捨てにかかる。政府は国民から収奪にかかる。福祉や行政は削減する方向に向かう。少子高齢化で活力が失われる方向に向かう。

そのような動きが複雑に絡み合って日本の国力は削がれていくわけだから、私たちはもう全員まとめて「生きるのが難しい時代」に放り込まれたのだ。

「日本がより悪くなる」というのは、現実化してしまった。


常に「引き上げ」の方向に圧力がかかるのは何か

2012年に悪夢のような民主党政権が終わって日本の完全崩壊は何とか止められた。

しかし、政権が変わっても、国の借金はゼロになるわけではなく、少子化問題が解決するわけでもなく、グローバル化が止まるわけでもない。

つまり、何とか完全崩壊を食い止めて踏みとどまることはできているのだが、復活には程遠い現状がある。それが、生活保護受給者の拡大や、実質賃金の減少となって現れている。

だからこそ、私たちが重要になっているのは、「劣悪になる環境の中で生き残ること」である。実質賃金が物価に追いつくのはいつも最後の最後なのである。

今までは真面目に生活しているだけで生きていけたが、資本主義においては賃金はコストに分類されるので、常に引き下げの方向に圧力がかかる。

だから、賃金に頼るというのは、「劣悪になる環境の中で生き残ること」にはならない。

では、資本主義の中で常に「引き上げ」の方向に圧力がかかるのは何か。それこそが株式である。企業経営者は企業価値を向上させることを求められ、それが株価上昇の圧力になる。

政治家は景気の上昇を求められるが、それが成功すると、真っ先に反応するのも株式市場である。逆に言えば、株式市場が上昇していくと、「景気が回復している」と時の政権は胸を張ることができるのだ。

だとすれば、劣悪になる環境の中で生き残るには、賃金で生活するにしろ、資本主義の王道である株式を保有しないというのはあり得ない。

2013年から株式が上昇しているが、上昇している、していないに関わらず株式は資産防衛のために持つべきなのである。

ちなみに、19カ月連続で実質賃金はマイナスになっているが、株式市場はどうだったのか。

2013年7月の日経平均株価は1万3668円だった。2015年2月の日経平均株価は1万8797円である。何と、36%以上も上がっている。

「物価上昇分を補って余りある」どころではない上昇だと思わないだろうか?

結局、グローバル資本主義が極まっていくというのは、株式上昇の圧力が苛烈なまでに激しくかかっていくということなのだから、優良株を保有していた人間が最後に生き残る。

資産家がより資産家になっていくのは、単純な原理だ。資本主義の象徴である株式を長期に渡って保有しているからである。

別に大金持ちになるという発想で株式を持たなくてもいい。「資本主義の中で生き残る」という発想で株式を持つべきなのである。


結局、グローバル資本主義が極まっていくというのは、株式上昇の圧力が苛烈なまでに激しくかかっていくということなのだから、優良株を保有していた人間が最後に生き残る。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20150304T1629350900


通貨や国債よりも、株式や社債の方が重要

ただ、私が全資産を株式に変えて、それから1株も売らないどころか、むしろ増やしていくつもりでいるのは、自民党や日本が復権したからというような意味合いではなかった。

まして、為替の動きさえも、実はどうでもよかった。

今回の経済動向の動きは私にとってユーフォリア(幸福感)を生み出す甘美なものだったが、今回の動き自体はまったくどうでもよくて、私が見ているのはさらにその先である。

グローバル化はさらに加速して、グローバル主義が全世界を掌握してしまうのは止めることができない。そうなると、いずれは現在の政府は力を大幅に失う。

なぜなら、世の中の動きはグローバル化なのに、政府はグローバル化に抵抗する存在だからである。

グローバル化と政府が戦ったら、グローバル化が勝利するに決まっている。累積債務でよたよたになっている政府が勝てるはずがないのである。

それは、今の世の中がひとつの国の意向だけで動くのではなく、G7やG20のようにブロック化していく動きになっているのを見ても予見できるはずだ。

政府は単なる「省」や「州」のようなものとなり、地球全体はグローバル主義の「何か」が支配することになるのだと考えている。TPPという危険なものも、日本を省か州にする動きのひとつであると解釈できる。

グローバル化が世界を覆い尽くす。そして、政府を超えてグローバルに根を張っている「何か」はすでに目の前にある。

それが多国籍企業である。

つまり、多国籍企業が、政府を超える存在になり、やがて政府をも凌駕する権力機関になる。

何らかの金融崩壊や金融ショックが起きるたびに、政府は力を喪失していく。そして、多国籍企業は、いずれ政府よりも力を持つ。まだまだ先の話だろうが、いずれはそのようにシフトしていく。

通貨や国債よりも、株式や社債の方が重要になるのだ。

そのような世の中になり、多国籍企業がより強大な力になっていくのであれば、通貨や国債よりも株式を持った方がいいと考えるのは自然の摂理だ。

私たちが今、一番安心できるのは政府に身を委ねるのではなく、多国籍企業に身を委ねることだ。

あなたも、どこかに一生就職するつもりでお気に入りの多国籍企業を見つけ、あたかも貯金でもするかのように株式を買い集めてみてはどうだろうか。

政府よりも、自分の寿命よりも長生きする企業はどこかにあるはずだ。
http://www.bllackz.com/2013/05/100.html?utm_source=BP_recent


私はドル資産で持っているアメリカの多国籍企業の株式を今後「10年以上」に渡って保有するつもりでいる。

何にしろ、弱肉強食の資本主義社会の中で最後まで生き残るのは国家ではなく多国籍企業である。そして、その多国籍企業の多くはアメリカ市場にいる。

イノベーションも、パワーも、時価総額も、すべてアメリカの株式市場が圧倒しているので、アメリカの多国籍企業に投資しない理由を見つける方が難しい。このスタンスは、まったく何も変わっていないし、今後も変わらない。

ドルが崩壊する? そうなったら、世界も一緒に崩壊していくのだから何をしても無駄だ。


イノベーションも、パワーも、時価総額も、すべてアメリカの株式市場が圧倒しているので、アメリカの多国籍企業に投資しない理由を見つける方が難しい。
http://www.bllackz.com/?m=c&c=20150318T1655500900


地獄を生き延びた超長寿企業30社は今後も充分に投資対象だ


新しくできた企業は、場合によっては大きく成長する可能性があるのだが、逆に資金が尽きて会社が死ぬ可能性もまた高い。時流に乗れば一瞬にして時代の寵児になるのだが、流れが変わると一瞬にして泡(あぶく)と化して弾ける。

2000年前後のITバブルの時に祭り上げられた企業は多くが弾け飛んだ。

その頃に最も注目を浴びていた「ヤフー」は生き延びて定着すると思われたが、17年経った今、米ヤフーは存続ができない状況にまで追い込まれている。

もちろん、新興企業の中から今後も数十年、いや数百年にも渡って生き残る企業も必ず生まれてくる。しかし、どの企業がそうなるのか誰にも分からない。

マイクロソフトがそうなるのか、アップルがそうなるのか、アマゾンがそうなるのか、誰にも予測がつかない。そうなるかもしれないし、ならないかもしれない。

こうした企業に「超長期」で投資して、配当を人為的に10%以上にしながら再投資して資産を膨らます手法を使うには少々、不安がある。

投機ならいいが、何も持たない人間がもがくための投資には向かないのである。では、どうすればいいのか。


この100年を生き残るのは並大抵のことではなかった

「今後もずっと長持ちする企業」を見つける良い方法がある。

「数十年どころか100年以上も長生きして、今もきちんと利益を出し続けている企業を探す」のが最も合理的かつ確率的な解答となる。

今まで100年以上も生き残って利益を出している企業というのは、その事業と経営が時代の荒波をくぐり抜ける体質になっているという確固とした証拠である。

単純に100年と言うが、この100年を生き残るというのは、実際には並大抵のことではなかったはずだ。なぜなら、アメリカだけでも、この100年は激動だったからだ。

考えてみて欲しい。この100年の間、世界大恐慌、第二次世界大戦、スターリン・ショック、キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争敗北、オイルショック、ニクション・ショック、ブラックマンデー……と、数限りない危機が直撃した。

その都度、アメリカのみならず、世界の資本主義が動揺し、企業収益は吹き飛び、先が読めない展開となり、多くの企業が崩壊していった。

世界大恐慌は1929年から1933年まで続いたと言われている。しかし、それ以後は経済成長期に入ったのかと言えばまったく違う。アメリカのみならず、全世界は1930年代は戦争の世紀であり、不況は長く執拗に続いて停滞していたのである。

10年以上、先のない陰鬱な経済停滞が続き、世界情勢の不安や戦争はいつ終わるのかも分からない暗黒の時代だった。100年以上も生き残ってきた企業は、そうした修羅場をくぐり抜けている。

さらにその後も、数々のショックを乗り切って、昨今ではリーマン・ショックの大暴落をもくぐり抜けて利益を出しているのである。その企業体力は並大抵のものではない。

寿命が凄まじく長いのに、今も利益を出し続けている企業は、今後も数十年生き残る確率が高い。

長期に渡って資金を預けるのであれば、わけの分からない新興企業より、地獄を生き延びてきた企業に金を預けるのは何の疑問もない。

当たりもしない評論家の下手な企業分析を聞くより、生き延びた企業の実績を見た方が100倍も確かだ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/02/20170212T1947440900.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html

コメント [リバイバル3] 中川隆 _ 経済、ビジネス関係投稿リンク 中川隆
68. 2019年4月16日 11:10:03 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1293]
新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/813.html#c68
コメント [カルト20] ドン・日本は太平洋戦争の前に核実験成功、当時は核を戦闘機に搭載するのは不可能。だそうである。 ポスト米英時代
10. 2019年4月16日 11:11:17 : pxl5Wj2Hlo : a0dvZEJ4Vkd5ajY=[1]
朝鮮人支配のための猿芝居

それが第二次世界大戦?

核兵器研究と製造を、傀儡のナチスや、日本を利用して行っていたに過ぎず

原爆投下が、ダミーで、日本が独自に開発、製造に成功した原爆を地上爆発させた自演テロだという

世界中に拡散希望

歴史学者は全て似非学者!


http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/674.html#c10

コメント [近代史3] 新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由 中川隆
1. 中川隆[-10756] koaQ7Jey 2019年4月16日 11:12:31 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1294]
資本主義で格差が広がっても貯金する必要がある理由とは?

マネーボイスに私の文章

『永遠に続く格差の正体。死ぬ前に脱出するにはこの「うまい話」に気付け=鈴木傾城』
http://www.mag2.com/p/money/246739


が掲載されております。ご関心のある方はどうぞお読みになって下さい。

この世はすでに資本主義が全世界を覆い尽くしています。

そんな中、世界中で格差がどんどん広がっているのを見ても分かる通り、超富裕層はすでに個人で数兆円もの資産を保有するようになっています。

逆に貧困層は、持ってるものまで取り上げられて無一文になるような苛烈な社会となっています。この差は、もはや埋めがたいものであるように見えます。

なぜ、格差が埋めがたいものになるのかは、簡単に計算すれば誰もが分かります。

総務省統計局によると、2015年時点で日本の世帯数は5340万3000世帯であると発表しています。

野村総合研究所によると、この中で純金融資産が5億円以上の世帯は7万3000世帯、1億円以上の世帯は114万4000世帯であると「日本の富裕層に関するレポート」で発表しています。

合わせると日本の富裕層は121万7000世帯で、これは日本の全世帯の2.28%となります。一方で、貯蓄を保有していない世帯は30.9%であると金融広報中央委員会は2016年12月13日に発表しています。


格差がどこまでも広がるのを確認する哀しい計算

格差がどのように広がっていくのかは、この両者の資産の増え方を見れば分かるはずです。

たとえば、資産をまったく持たない層が今年から1ヶ月2万円を貯金に回したとします。そうすると、年間で次のように推移していくことになります。

1年目 24万円
2年目 48万円
3年目 72万円
4年目 96万円
5年目 120万円
6年目 144万円
7年目 168万円
8年目 192万円
9年目 216万円
10年目 240万円

一方で、1億円を持っている人がそれを株式に回して3%の配当をもらって、それを貯蓄するとします(分かりやすく単利計算とします)。すると、年間で次のように推移していくことになります。

1年目 300万円
2年目 600万円
3年目 900万円
4年目 1200万円
5年目 1500万円
6年目 1800万円
7年目 2100万円
8年目 2400万円
9年目 2700万円
10年目 3000万円

1億円の方を複利ではなく単利で計算しても、10年にして2760万円の差となってしまいます(実際には複利やキャピタルゲインも入るので、もっと差は広がっています)。

2760万円の差というのはどういうものなのかというと、年間24万円を貯める人がこの金額を貯めるためには115年もかかるということです。

しかし115年後になると、1億円の資産だった人は単利計算であっても3億4500万円となっています。資本主義の中で、格差がどこまでも広がるというのは、こういうことです。

日本では2.28%の世帯がさらに資産を増大させることになります。


浪費が過ぎれば没落し、野心が適えば下克上になる

もちろん、世の中は計算通りにいくというわけではありません。たとえば、浪費癖のある人は1ヶ月100万円の買い物くらいは毎月できると豪語します。

たとえば、エルメスのバッグ1個買えば100万円です。ティファニーのアクセサリー1個で100万円するものもあります。毎月こうしたものを買っていると、1ヶ月100万円を使うのは決して難しいことではありません。

1ヶ月100万円の浪費をする人は1年で1200万円を使うことになります。そうすると、1億円は8年と少しで完全に消えてしまうことになります。

一方で年間24万円を貯めている人は8年後には192万円の貯金を持つことになるので、ここで立場が転換することになります。

富裕層の家族や配偶者や友人や愛人には、しばしば浪費癖のある人がアリのようにたかって来るので、いったん浪費が始まると格差は下に向かって是正されていくことになります。

ごく稀に、何も持たない層がいきなり富裕層になることもあり得ます。

宝くじに当たった、事業で成功した、スポーツや芸術で成功した、投資に成功した……。世の中には多種多様な成功の方法があります。

野心と才能が合致して一挙に億単位の金額が転がり込むことも決してゼロではないわけです。

現在、格差の上にいる人も浪費が過ぎれば没落し、格差の下にいる人も野心が実現すれば成り上がります。これを指して、格差が固定化されるわけではないと考える人もいても不思議ではありません。

確かにそうなのですが、それは世の中の数%で起きている事象であり、一般的に見ると「金持ちはさらに金持ちに。貧困層はさらに貧困に」という事象の方が圧倒的多数を占めているわけです。


資本主義の仕組みを利用する「したたかさ」

すでに格差は埋めがたいものとなっているのですが、だからもう貯金も何もしないという選択をするのは合理的な判断ではないはずです。

なぜなら、資本主義は依然として続くことは確実であり、資本主義が続く限り、資本主義のルールから外れて生きるのは自分を不利にするばかりだからです。

格差の上をいく野心がなくても、富裕層になるという欲望がなくても、資本主義で生きているからには経済社会に沿った生き方を選択するのは当然のことです。

奇をてらったことをせず、きちんと貯金をするという堅実な生き方をするのは資本主義の世界では合理的な生き方です。

さらに金融リテラシーを身につけて、投資に目を向けるというのは、すでに資産を持っている人よりも、むしろ持たない層こそが実践すべきことであると思います。

一攫千金のための投資があるのであれば、資本主義の犠牲にされないための投資というものがあって然るべきだと私は固く信じています。

この世は資本主義の世界なので、資本の争奪が社会の中で行われており、邪悪な意図を持った人間や組織が跋扈して貧困層からさらに奪うという邪悪な世界を築き上げています。

邪悪な世界の落とし穴にハマらず、逆に資本主義の仕組みを利用する「したたかさ」を身につける必要があります。

マネーボイスで取り上げられている今回の記事『永遠に続く格差の正体。死ぬ前に脱出するにはこの「うまい話」に気付け=鈴木傾城』も、そうした意図の元に書いた記事でもあります。

今までマネーボイスで取り上げられた記事のすべては、資本主義の仕組みを利用するための「邪悪な世界のもがき方」を書いていると言えます。

関心のある方は、どうぞマネーボイスの記事をお読み下さい。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/06/20170622T1742390900.html


永遠に続く格差の正体。死ぬ前に脱出するにはこの「うまい話」に気付け=鈴木傾城 2017年6月20日
http://www.mag2.com/p/money/246739

もしあなたが資本主義の正体に気付かないまま「じり貧」に追い込まれているなら、搾取された分を奪い返さなければならない。どこから始めればいいのか?

冷酷な事実「リスクを取らない人間に、リターンは与えられない」

あなたの給料はなぜ「2倍」にならないのか?

現代は「資本主義」の世の中なのだが、基本的に資本主義の世界ではリスクを取った人間がリターンを手に入れる世界である。リスクを取らなかった人間にはリターンは与えられない。

そのような社会になっているという例は、サラリーマンを長くやっている人が一番よく知っているはずだ。

会社の業績が上がったら株価も上昇する。しかし、どれだけ業績が上がっても基本的に自分の給料はほとんど上がらない。業績が2倍になったから給料も2倍になったという話など聞いたことがないはずだ。

仮に会社の業績が2倍になって株価も2倍になったとしても、給料は絶対に2倍にならない。一生懸命に働き、真面目に努力しても、さして給料が上昇していくわけではない。

では、業績が上がって株価も連動して上がったら、いったい誰が得するのか。それは従業員ではなく、株主に他ならない。業績が上がって株価が2倍になれば、株主の資産も自動的に2倍になる。

株主は基本的にはその会社で働いていない。通勤などしないし、朝から晩までその会社に尽くしているわけではない。にも関わらず、最も利益を得るのは株主である。

一見、これは不公平極まりない事象のように見える。いったい、従業員と株主は何が違ったのか。

資本主義はすべてこの公式に則って成り立っている

株主は何をしたのか。株主は「リスクを取った」のである。

たとえ、その会社が減収になっても破産しても文句は言わないという契約で、自分の大切な資金を会社に提供した。その代わり、会社が儲けて株価が上がればその利ざやは全部まとめて自分のものにできるという契約をしている。

株式を買うというのは、その会社の存続に関してのリスクを負うということである。うまくいかなかったら資本を減らし、うまくいけば資本を増やす。

リスクを取ったからその儲けをがっぽりと手に入れることができる。その権利を与えられている。

資本主義とは、すべてこの公式に則って成り立っている。

「資本でリスクを取った者にリターン(利益)を与える」という社会なのである。逆に言えば、資本でリスクを負わない者はリターンも手に入らない。

一生懸命に労働したところで報われない世界が来ているのは、現代は資本主義がどんどん効率化されているからだ。労働よりも資本の方が上位に立っている。

だから「資本主義」という。

資本主義においては、労働というのは単なるコストである。コストは下がれば下がるほど得するので、労働の対価は削られていく可能性の方が高い。コストは常に削減されるものなのだ。

ちなみに会社側にとっての「コストの削減」という言葉は、労働者側から見ると「搾取」である。

「資本でリスクを取らないと報われない」ということに気付かないと、いつまで経っても資本主義でうまく生きていくことができない。資本主義の正体に気付かないと、どんなにもがいてもじり貧になる。

もし、自分の人生が資本主義の正体に気付かないまま「じり貧」に追い込まれているのであれば、資本主義から搾取された分を奪い返さなければならない。

どこから始めればいいのか。


「働いているだけでは駄目だ」という冷徹な事実に気付け

働いている人間はみんな搾取の構造の中にいる。搾取される一方の世界で生き続けると、どうしても金融的にじり貧になっていくのが避けられない。

現代の資本主義は、働いている人の賃金はコストであり、コストは削減されるものなのだから、「ただ働いているだけ」であれば、じり貧になるのは必然であると言っても過言ではない。

まず「働いているだけでは駄目だ」という冷徹な事実に気が付かなければならない。

起きている時間のすべてを労働に費やしても、それでも食べていけない人が続出している。資本主義が進めば進むほど格差が極大化し、ワーキングプア層が莫大な数になっているのを見ても分かるはずだ。

しかし、誰であっても「資本でリスクを取る」自由は残されている。年齢、性別、職業、出自に関係なく、資本主義はすべての人間の資本を受け入れる。

だから、労働者も「資本でリスクを取る」という第一歩を踏み出さなければならない。

ところで、リスクにも「大きなリスク」と「小さなリスク」が存在する。往々にして巨大なリターンには巨大なリスクが付きものであるというのが世の中の常識だ。リスクとリターンの相関で考えると、以下の4つのものがある。

(1)ハイリスク・ハイリターン
(2)ハイリスク・ローリターン
(3)ローリスク・ハイリターン
(4)ローリスク・ローリターン

誰もが望むのは1つ。「ローリスク・ハイリターン」である。リスクはなるべく取らず、しかしリターンは大きく欲しい。そんな「うまい話」は本来はないのだが、常識に照らし合わせるとゼロではないことに気付く。

それは「絶対に潰れない優良企業の株式を安く買う」というものである。


これ以上ない「うまい話」を見過ごして人生を終える人たち

優良企業は毎年利益を上げる。利益が上がっている限り会社は成長する。成長する企業は株価が上がる。

これはとても単純な話で、こうした優良企業の株式を安い時に大量に保有すれば、いとも簡単に資本主義の搾取構造から逃れることができる。

「絶対に潰れない優良企業の株式を安く買う」というのは、これ以上にない「うまい話」なのである。

ところが、この「うまい話」に素直に乗れる人が世界中見渡してもほとんどいない。その理由は無数にある。

ある人は、株はどんなものでも元本割れを起こすから怖いと言って買わない。一時的な元本割れを起こしても、優良企業は利益を上げ続けるのでいずれは株価は利益に収斂して元本割れも消えるという理屈が分からないし、信じられないからだ。

ある人は「資本主義は終わるかも」「金融市場は崩壊するかも」と恐れて買わない。資本主義は現代文明の深い部分まで浸透しているので資本主義の終わりは現代文明の終わりであることが分かっていない。

資本主義が死ぬよりも、自分が先に死ぬ方を心配しなければならないのだが、下らない噂話や陰謀論に動揺して余計な心配をして人生を消耗する人がたくさんいる。

株はギャンブルだと思い込んで激しく嫌悪する人も大勢いる。その人たちはフォーブスの長者番付を見たら、ほぼすべての金持ちが「株式の保有者である」ということに気付いていない。株式は売り買いしたらギャンブルだが、「優良企業の株式を長く保有する」というのはギャンブルではない。

他にも奇妙な理屈、勉強不足、無関心で、この資本主義の搾取構造から逃れることができる方法を検討すらもせず、行動も起こさないで人生を終える人がたくさんいる。

「資本でリスクを取らないと報われない」ということに気付かないと、いつまで経っても資本主義でうまく生きていくことができない。リスクを取らなかった人間にはリターンは与えられないのだ。

それでいいのだろうか?
http://www.mag2.com/p/money/246739

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK259] 改憲派よ選挙で堂々と論陣張れ/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
2. 2019年4月16日 11:13:47 : fPAGedqalU : S0tQb1pzMi91OVU=[133]
 良いことだ。信用がおけない総裁、総理大臣のときに
 100年の計を改憲派が議論することは砂上の楼閣を

 論ずるに等しいのだから。
 

 
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/682.html#c2

コメント [近代史3] 新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由 中川隆
2. 中川隆[-10755] koaQ7Jey 2019年4月16日 11:13:48 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1295]

年収5億円vs.186万円「新・階級社会」日本の真実 もはや「格差」ではなく「階級」だ
2018.02.05 週刊現代  :現代ビジネス
http://www.asyura2.com/17/hasan125/msg/734.html


頑張れば報われる――それは、昭和の牧歌的な風景だったのかもしれない。努力しても報われない、現代日本の残酷な現実。

入会金540万円のスポーツジム

仮にW氏としよう。40代男性。シンガポールに住む投資家である。元々、メーカー勤務のサラリーマンだったが、ベンチャー投資で財を成した。その後、資産は倍々ゲームで増えている。

そのW氏が語る。

「資産がいくらあるのか――正直、自分でも正確に把握できていないんですよ。数百億円といったところでしょうか。複数のプライベートバンカーに運用を任せていて、株や債券、外貨、資源、ゴールドなど、ありとあらゆる金融商品に分散投資をしています。

何かで損が出たとしても他が補ってくれますから、資産は安定的に増えていく。年収5億円?それくらいは優にありますかね」

豊かな人はより豊かになり、貧しい人はより貧しくなっていく――。トマ・ピケティ氏が『21世紀の資本』で喝破した現実は、現代の日本でも着実に進行している。
W氏が続ける。

「月に1000万円を使うって大変なんですよ。昔は酒とオンナで浪費しました。入会金100万円を払って、VIP向けの会員制交際クラブに入り、有名グループの女性アイドルを買ったこともあります。でも、実際に寝てみたら『こんなものか』という感想。

ワインは多少高いものを飲みますが、飲める量には限度がある。結局、酒もオンナもほどほどで、健康が一番という結論に辿り着きました。

ああ、時計は買いましたね。アラスカでオーロラを見た後、スイスに寄った際に。リシャール・ミルの1億円の時計を2本買った。一つは自分がつけて、もう一つは保存用です。これも希少性が高く、今では買った価格よりも高値で取り引きされているようです」


使っても使ってもカネが減らない。年収5億円以上の超富裕層が日本にも存在する。彼らに共通するのは、こんな特徴だ。

●限度額が著しく大きなブラックカードを持ち、現金は原則使わない。

●事故を起こすリスクを考え、自分で車は運転しない。移動はハイヤーかタクシーを利用する。

●会員制高級ジムに通って健康維持に励む。

資産数十億円、年収1億円の上場企業創業者A氏はこう話す。

「カネを使うのは、自己研鑽、情報収集、人脈形成のためですね。たとえば、一般の方がとても入会できない高額のスポーツジムで汗を流しています。

大手町にある超高級ホテル内にあるフィットネスクラブです。入会金は540万円、年会費64万8000円。ここには私のような経営者や投資家が集まり、体を鍛えると同時に情報交換の場になっています」

超富裕層はこういった場で、公になっていない情報をやり取りし、新しい儲けのタネを仕込んでいく。前出のW氏は、こんな豪快なカネの使い方をしたと言う。

「ミシュランの星付きの店はたいてい行きましたが、高くておいしいのは当たり前。

むしろ私は、安くておいしいものに目がありません。博多で一人前800円のもつ鍋が評判だったので、シンガポールからビジネスクラスに乗って食べに行ったこともあります。

800円のもつ鍋を食べるのに、30万円くらいかかりましたが、まあ、いくら使ってもおカネはなくなりませんので……」

7割近くが結婚していない

超富裕層の中には財布が膨れるのが嫌というだけの理由で、お釣りの小銭を全額募金箱に入れる人もいる。一方で、日々の生活もままならない「階級以下」の層=アンダークラスが登場している。

「格差社会」が社会問題として一般に認知されるようになったのは、この言葉が流行語大賞トップテンに選ばれた'06年のことだった。所得が低く、結婚もできない「非正規労働者」の存在が問題視された。

その後、格差は縮小するどころか、拡大し、今や絶対に超えられない壁=階級となった。早稲田大学人間科学学術院教授(社会学)の橋本健二氏は著書『新・日本の階級社会』で膨大なデータを用いて分析している。

「これまでの社会は、資本家階級があり、中間階級がいて、一番下に労働者階級がいると考えられてきました。労働者階級の給料は安いですが、正規労働者として身分は安定し、生活できるだけの所得はもらっていた。

ところが近年、その条件に当てはまらない非正規労働者、『階級以下』の存在(アンダークラス)が増えています。彼らはたしかに雇われて働き、賃金をもらっている労働者です。しかし、身分は不安定で、給料も安く抑えられている。

社会調査データから明らかになった、彼らの平均年収は186万円で、貧困率は38.7%。男性の未婚率は66.4%にも上ります。こうした人が929万人も存在し、就業人口の14.9%を占めているのです」

彼らの暮らしぶりはどのようなものか。東京都武蔵野市に住む日雇いバイト(45歳・男性)の話。

「20代の頃、人気グループのバックダンサーをやっていました。'90年代には小室哲哉さんと何度も仕事をしたことがありますよ。

でも年齢を重ねるごとにダンス関係の仕事は減っていき、安定した収入を得るために、洋服の包装・仕分け工場で非正規社員として働いたこともあります。

40歳を過ぎたとき、年下の上司と揉めて契約を更新されなくなりました。それ以来、イベント会場の設営などの日雇いバイトで収入を得ています。月の収入は15万円程度です。

中央線の駅から徒歩30分のボロアパートに住んでいます。家賃は6万5000円。夕食は100均で買ったカレールーを湯でとかしたもの。少し野菜も入れますが、この歳になると米は太るし、節約のために食べません。

2週間に一度、ラーメン屋に行って食べるのが唯一の贅沢です。移動は基本、人からもらった自転車。現場によっては交通費が支給されるので、それが浮くのがありがたい」


収入が低いと、異性と付き合うことにも困難を伴う。介護職に従事する男性(29歳)が物悲しいエピソードを披露する。

「学生時代から付き合っていた彼女がいたのですが、卒業後はデートをするにも交通費や食事代がかかり、厳しいものになりました。クリスマスはおカネのかかるイベントですから大変でしたね。

プレゼントは、彼女の革のブーツをピカピカに磨いてあげるというもの。おカネがないなりに相手を笑わせようとした精一杯の誠意だったのですが、彼女は笑うどころか引いていましたね。それが彼女との最後のクリスマスになりました」


一日頑張っても500円

愛知県在住の派遣労働者(26歳・男性)は、派遣労働の合間に小銭を稼ぐのに四苦八苦している。

「部品工場に派遣され、流れてくる部品を組み立てたり、運んだりします。時給900円で、一日7000円程度にはなる。

景気のいいときは月収12万〜13万円ですが、派遣先が見つからないときもあり、そういうときはネット上のニュース記事を書くバイトをしています。500文字書くと50円もらえる仕事。一日頑張ると、500円くらいにはなります」


一日頑張っても500円。かたや財布がかさばるから小銭はすべて募金箱に投げ入れ。たしかに「格差」という言葉では生ぬるい。

アンダークラスの多くに共通するのは、正規労働者になりたいという切実な願いだ。

だが、企業は一度採用するとなかなかクビを切れない正規社員の雇用を渋っている。
'03年の時点で「年収300万円時代」の到来を予見した経済アナリストの森永卓郎氏は、今後、階級間の断絶はさらに広がると指摘する。

「資本家階級と労働者階級は、同じ日本で暮らしているかもしれませんが、超富裕層にとって、自分たち以外の人は人間ですらない。彼らにとっては金儲けの道具でしかないのです。

資本家と労働者階級が対立するのが、マルクス経済学が読まれた時代の資本主義でした。しかし、今の階級社会では、両者の間に接点がないので、対立になりようがない」

これがアベノミクスの背後に隠れた「日本の不都合な真実」なのである。


「週刊現代」2018年2月10日号より

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK259] 世界一「幸福」な国フィンランドで反・移民政権が誕生する。(日々雑感) 笑坊
1. 2019年4月16日 11:14:19 : Uh6hycg9Iw : RVRSa01DSk1UWDY=[1]
世界の趨勢と真逆の方向に動く、バカに支配された不思議の国日本
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/681.html#c1
コメント [近代史3] 新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由 中川隆
3. 中川隆[-10754] koaQ7Jey 2019年4月16日 11:15:16 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1296]
身分制度は、頂点にいる人たちには「楽しい制度」であることに気づけ2018.10.24
https://blackasia.net/?p=2062


数年前、「1%の金持ちと99%の貧乏人」の存在が強調されて、世界で経済格差が凄まじく広がっている実態が問題になったことがあった。最近は、もう誰もこの「1%の金持ちと99%の貧乏人」の問題を口にしない。

この問題は解決したのか。

まさか。現在は世界で経済格差がどんどん広がっていて、もう富裕層と低所得層の乖離は埋められないほど大きなものになってしまっている。解決するどころか、問題はどんどん拡大しているのが現状なのである。

さらに、それは「金持ち」と「貧乏人」という身分制度として固定化されつつある。

こういった固定化された身分は是正されなければ社会に柔軟性が生まれない。しかし、実は逆にいったん経済格差や身分制度が生まれると、それを「解決したくない理由」が生まれるようになってくる。

「解決されたら困る」という人が出てくるのである。いったい、それはどういうことなのか?

経済格差が全世界で深刻化していく中で、これは考えなければならない問題だ。(鈴木傾城)


身分制度は、頂点にいる人たちには楽しい制度

経済格差は「1%の金持ちと99%の貧乏人」のピラミッド構造を生み出し、それがそのまま身分制度となる。

そしてピラミッドの頂点にいる階層は、身分制度の枠組みは自分たちにとって非常に有利であると考える。なぜなら、その社会では自分たちが最も有利な立場であり、既得権益になるからだ。

誰もが自分たちを敬ってくれる。誰もが自分たちを特別扱いしてくれる。やりたいことは、ほぼ何でもできる。自分が働かなくてもカネで誰かを働かせられる。カネで何でも解決できる。これほど、楽しいことはない。

身分制度は、そのピラミッドの頂点にいる人たちは「楽しい制度」なのである。

富裕層はその気になれば、一年中ハワイでもグアムでも行って遊んでいても暮らせる。旅行ばかりしていても問題ない。

富裕層の男はどんな美しい女でも金にモノを言わせて手に入れることもできる。富裕層の女も金にモノを言わせて靴でもカバンでもブラジャーでも倉庫いっぱいに買い揃えることができる。

望むのであれば、フィリピンの独裁者だったマルコス大統領の妻イメルダ夫人がそうしたように、宮殿に住んで靴を3000足も集めることも可能だ。そして、宮殿のような家に住み、下の身分の人間をあたかも奴隷のように使うことができる。

自分がそんな立場になれば、このピラミッド構造は「長持ちさせなければならない」と思うはずだ。身分制度が解決されてしまったら困るのである。

グローバル化した社会の中で成功した人たちもまた同じだ。富裕層は自分たちの財力や権力を誇示できる「下の人間」が必要だ。そして、社員を奴隷のようにコキ使うブラック企業の社長は、そのような低所得層がいなくなったら困る。

だから、経済格差や身分差別を解決したいなどとは絶対に思わない。むしろ、極限に達するまで身分が固定化した社会が続けばいいと願う。


身分が固定化したら、それを変革することは不可能

社会で影響力を持っているのは貧困層ではなく、富裕層だ。

彼らは政治家に金で影響力を及ぼし、カネで世論を動かし、カネで自分たちの都合の良い法律を作ることができる。

だから、いったん身分が固定化したら、それを変革することは不可能になる。富裕層の人々は富裕層のまま、貧困層の人々は貧困層のままという社会が続いて行く。

富裕層は、「貧困なのであれば、一生懸命に働いて金持ちになればいい。金持ちを恨むのは筋違いであり、努力が足りないのだ」というのだが、あまりにも格差が広がった場合、それは現実的ではない発言となる。

富裕層は金で金を生み出すことができる。10億円あれば、それを3%の株式に投資しているだけで、年間3000万円の配当が転がり込んで来る。

しかし貧困層が必死で働いても、せいぜい300万円だか400万円程度の年収にしかならない。それが数年続くだけで、ますます格差が広がるというのは、誰が計算しても分かるはずだ。

このような中で、徒手空拳で成り上がれる貧困層はごくわずかであり、低所得層の多くは低所得の人生で終わる。こういった社会の変革は、最後には社会転覆を伴った暴力的な「革命」しかなくなる。

もちろん、富裕層は自分たちが貧困層の上に君臨していたら不満を持たれることは承知している。では、どうするのか。経済格差や身分差別を解決するのか。いや、そうではない。もっと良い方法がある。

どうするのかというと、貧困層よりも、さらに下の貧困層を作るのである。つまり、下には下があるという社会にする。そして、その下の階層の人間には、何をしてもいい、という暗黙の了解を作る。

そうすると、鬱憤はさらに下の階層に向けられる。上に刃向かうより、下をいじめた方が楽だからだ。いったん、そうなると経済格差や身分差別は絶対的固定となる。

地獄のようなインド売春地帯を描写した小説『コルカタ売春地帯』はこちらから

社会システムは、常に不満のはけ口が用意される

人間社会は、それがどんな社会であっても、最後は必ず「身分制度」になるというのは覚えていた方がいいかもしれない。

最初に持てる者と持たざる者が分かれていく。次に、それが自分の子供、孫へと継承される。そうやって身分は固定化してしまう。

そして、身分制度の中では「極限の貧困者」が社会不満や閉塞感の「はけ口」のために作られていき、彼らにはどんな虐待をしても許されるようになる。

学校でも会社でも、まるで決まっているかのように、必ず「とことんいじめられる弱者」が生まれて、本当にみんなからいじめ抜かれる。社会システムは、常に「不満のはけ口」が用意されている。

上に刃向かうのではなく、下をいじめるような仕組みになっているのだ。

経済格差が固定化していくと、極限の貧困者が、はけ口として「わざと作り出される」のである。衝撃的かもしれないが、これが社会の仕組みでもある。

何のために生まれて来たのか分からないような、いじめられるだけの人生を送っている人たちもたくさんいる。

インドでは、カーストにも入れてもらえない「不可触民(ダリット)」という存在があった。不可触民は「サブ・ヒューマン」とも言われている。サブ・ヒューマンは日本語に訳すと「非人」である。

不可触民 = 触ることができないほど穢れた人。
サブ・ヒューマン = 人間になりきれてない人。
非人 = 人に非(あら)ず = 人間ではない。

これらの言葉は、激しく人格否定をしている言葉であることに気付くはずだ。社会が「この人たちは、人間ではない」と宣言して言葉として定着させたのである。

そして、あえて社会が「人間ではない層」を許容して、何かがあったときの「はけ口」に向かうように方向付けしている。


上に這い上がるのは難しく、下に落ちるのは簡単

どこでもそうだが、そういった最下層の身分の女性たちが、レイプされたり、強制結婚されたり、人身売買されたり、性奴隷にされたりしている。最下層は、そのために存在させられていると言ってもいい。

残虐だ。

こういった話は、先進国では「前近代的」「他人事」だと考える人が多いのだが、先進国を覆い尽くす経済格差がさらに極まっていったとき、本当に「前近代的」「他人事」と言っていられるだろうか。

その最下層の人権剥奪は、もしかしたらグローバル経済の最下層にも適応されても不思議ではない。

たとえば、今の日本はホームレスと言えば「個人」である。しかし、家族みんなが路頭に迷うと、いずれそれが「家族」になり「集団」となっていく。

何も持たない貧困層が個人から家族や集団になったとき、彼らはインドで言うところのダリットのような身分になってしまうかもしれない。

途上国ではホームレス家族は珍しいことでも何でもない。タイでも、路上で寝る妻に寄り添ってあげている夫の姿を見ることもあった。

大部分の貧困層が貧困層から抜け出せず、世代を超えてずっと貧困状態になる。大部分がそこから抜け出せなくなったら、それは身分が固定されたも同然なのである。

今のまま放置していると、このグローバル化の最終的な形はそういった「身分制度」になるまで突き進む。

上に這い上がるのは難しく、下に落ちるのは簡単なのだ。いったん経済格差が身分制度になると、本当にきれいなピラミッド型の構造になる。そして、身分が固定化したら、それを変革することは不可能になっていく。

しかし人々は黙っていない。「1%の金持ちと99%の貧乏人」の問題は、再び爆発する。(written by 鈴木傾城)


大部分の貧困層が貧困層から抜け出せず、世代を超えてずっと貧困状態になる。大部分がそこから抜け出せなくなったら、それは身分が固定されたも同然なのである。今のまま放置していると、このグローバル化の最終的な形はそういった「身分制度」になるまで突き進む。



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html#c3

コメント [カルト20] ドン・日本は太平洋戦争の前に核実験成功、当時は核を戦闘機に搭載するのは不可能。だそうである。 ポスト米英時代
11. 2019年4月16日 11:16:24 : pxl5Wj2Hlo : a0dvZEJ4Vkd5ajY=[2]
夜間の爆撃を避けた理由は飛行機の撮影のためだよね

マスゴミ協力した?

上から落としたようにして、日本軍が丁寧に爆発させました?

国民は騙され続けてます。

不正選挙自民党に!
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/674.html#c11

記事 [カルト20] ネトゲ・消費税26%は財務玉木がOECDに腹話術、厚生省・死ぬまで年金払え。後の年金相当税である。
消費税を8%に上げる時は世銀サックスに言わせて、この惨状では世銀サックスも言えないから、今度はOECDサックスに言わせたという事である。
どちらも胡散臭いのは、共産や太郎が指摘しているように消費税で賄った法人減税を元に戻せとは言わない訳で、お里が知れるという事である。
厚生省サックスの年金支給年齢引き上げと負担年齢引き上げという踏んだり蹴ったりサックスもその類いだが、団塊世代までは逃げ切らせてやるよ、次の世代はトントンにしてやるよ、氷河期からは持ち出しになるから人生を再設計してね、ゆとりからは全額税金で支給がないけど怒らないでね、公務員は今まで通りだから世界一の賃金と手厚い年金を満喫してねという訳だが、木の股とエッチした訳でない者は親もいれば子供もいる訳で、連中は世代間のいがみ合いも期待しているが、その手には乗らず、消費増税と併せて全世代が怒らなければ駄目で、ゆでガエル状態もいよいよ湯加減が熱湯プレーになってきた訳だから、大人しくしていてはサバイバルできないのである。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/682.html
コメント [政治・選挙・NHK259] 改憲派よ選挙で堂々と論陣張れ/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
3. 新共産主義クラブ[-10869] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2019年4月16日 11:17:01 : 642tWORf0I : YTZhMC4xN2RMTXc=[5]

朝日新聞社系列の日刊スポーツの「政界地獄耳」のライターが、これまで、「野党は一丸となって、一致協力せよ!」と主張してきたのは、世論誘導をおこない、安倍政権の求める憲法改正に、野党が一丸となって協力するように仕向けるためだった

野党の中の改憲派が中心になって、野党統一名簿を作成し、改憲反対派に対しては、公認を出さず、選挙資金を与えず、連合幹部と謀って労働組合からの選挙応援も断てば、選挙後の国会は、憲法改正派閥だけで占めることができ、野党第一党の協力も得られた形をつくり、憲法改正を進められるからである。

立憲民主党が安倍政権下での憲法改正に反対する立場を貫くならば、参院選(衆参同日選)では、連合の選挙応援をあてにせず、独自に選挙ボランティアを集めていく必要がある。


◆ 連合・神津里季生会長インタビュー「共産党とは互いに信頼できる間柄にはなれない」

(産経ニュース,2016.8.23 )

−−憲法改正議論や自民党との大連立については**

憲法はしっかりと議論すべきだ。参院選で改憲勢力が発議に必要な3分の2を占めた中で、一切議論しないという方がおかしいだろう。大連立は、条件が整うならばあっていい話だ」(連合・神津里季生会長

https://www.sankei.com/politics/news/160823/plt1608230003-n2.html


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/682.html#c3
記事 [原発・フッ素51] 事故から8年経ってようやく使用済み核燃料の取出しがスタート。溶け落ちた核燃料に到達するには気の遠くなるような時間がかかる
事故から8年経ってようやく使用済み核燃料の取出しがスタート。溶け落ちた核燃料に到達するには気の遠くなるような時間がかかるだろう。ああ、それなのに、ふざけたPRではしゃぐ原子力ムラの非道な人々!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-ae20ff.html
2019年4月16日 くろねこの短語


 パリのノートルダム寺院が炎上中!! カシモドは大丈夫か、って誰にもわかんないか。

仏ノートルダム寺院で大規模火災 尖塔が崩壊

 そんなことより、福島第一原発3号機の使用済み核燃料の取出しが始まったというので大はしゃぎしてるんだが、これってまだスタートラインにようやく立ったというだけのことなんだね。本命はその状況さえまださだかにつかめていない原子炉内に溶け落ちた核燃料(デブリ)なわけで、そこに到達するには想像を絶する難関が待ち受けている。

 使用済み核燃料の取出しですら、うまくいっても数年かかると言われているほどで、これが核燃料(デブリ)の取出しなんてことになったらどのくらいのタイムスケールになるか検討もつかないのが現実なのだ。

プール核燃料、搬出開始 福島第一事故8年 3号機566体

 ああ、それなのに、原子力村はポップなホームページ作って能天気に浮かれちゃって大顰蹙買ってるんだから、反省のカケラもない非道なひとたちだってことがよくわかる。

「あつまれ!げんしりょくむら」は炎上で閉鎖されたが…SNS拡散狙う原子力ムラの“ふざけたPR”は他にも

 そしてまた、原発事故でいまだに右往左往している国が原発輸出しようってんで、初老の小学生・ペテン総理が先頭に立ってセールスしまくってるんだからは恥ずかしいったらありゃあしない。先頭に立つなら汚染水だろう、ってなもんです。



プール核燃料、搬出開始 福島第一事故8年 3号機566体
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201904/CK2019041502000083.html
2019年4月15日 東京新聞 夕刊

   
燃料取扱機で持ち上げられる核燃料。モニター画面ではプール内に小さながれきが多く確認できる=15日、福島県大熊町の東京電力福島第一原発で(小川慎一撮影)

 東京電力は十五日、福島第一原発3号機の原子炉建屋上部にある使用済み核燃料プールから、冷却保管中の核燃料の取り出しを始めた。事故から八年、炉心溶融(メルトダウン)を起こした1〜3号機でプールからの核燃料取り出しは初めて。現場は放射線量が高く人が長時間いることができない。ほとんどの作業が遠隔操作であるため、難航することが予想される。

 3号機プールには、使用済みと未使用の核燃料計五百六十六体を保管。使用済み核燃料は長期間、強い放射線と熱を発するため、水中で冷やしている。東電は四月中に未使用の七体を取り出し、六月下旬から作業を本格化させる方針。核燃料は敷地内の共用プールに移す。取り出しを終えるまでに約二年かかる見込み。

 作業は午前八時半すぎに開始。建屋から五百メートル離れた免震重要棟内の操作室で、作業員がモニターの画面を見ながら取り出し機器を操作した。燃料取扱機で核燃料を一体(長さ四・五メートル、十五センチ四方、重さ約二百五十キロ)ずつ持ち上げ、水中に置いた専用容器(重さ約四十六トン)に七体入れる。一体を入れるのに二、三時間かけ、この日は午後八時まで作業する。一体目は、一時間半ほどで容器に入れることができた。

 その後、容器をクレーンで三十メートル下の一階に下ろし、トレーラーで共用プールに運び出す予定。

 3号機の核燃料取り出しは当初、二〇一四年末にも始める計画だったが、高線量が作業の壁となった。外部に放射性物質が飛び散らないよう、建屋上部にドーム型カバーを設置。東電は昨年十一月に取り出しを始める計画を示したものの、クレーンなどの機器に不具合が相次ぎ、点検や部品交換のため延期していた。

 4号機では、一四年末にプールから核燃料千五百三十五体を取り出し済み。地震発生時は定期検査で停止中で原子炉内に核燃料がなく、炉心溶融を免れた。水素爆発で建屋上部が吹き飛んだが線量は低く人が中で作業して一年程度で終えた。
◆解説

 福島第一原発3号機のプールからの核燃料取り出し作業は、同じく炉心溶融が起きた1、2号機の核燃料取り出しの行方を左右する。いずれも建屋内の放射線量が高く、人が中で長時間作業できず、遠隔操作で進めざるを得ないからだ。

 3号機プール周辺の線量は毎時五四〇マイクロシーベルトで、二時間で一般人の年間被ばく線量限度に達するレベル。プールに残る細かな汚染がれきを、アーム型機器で取りながらの作業だ。クレーンなどでトラブルが起きれば、人が建屋内で修理しなければならない。これら未経験の作業をこなし、ノウハウを積む必要がある。

 東電は1、2号機のプール内の核燃料取り出しを二〇二三年度に始める計画を立てたが、両号機は3号機よりも線量が高く厄介だ。

 特に1号機は建屋最上階に大きながれきが積み重なり、原子炉格納容器上のコンクリート製の巨大なふたがずれ落ちている。ふたのずれを元に戻さなければ、3号機同様の取り出し機器は設置できない。

 1号機は三百九十二体、2号機は六百十五体の核燃料がプールに残る。これらを高台の共用プールに移すことはリスク軽減のため不可欠。ただ3号機の作業次第では、1、2号機の取り出し計画の大幅な見直しが迫られる。 (小川慎一)

   















http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/388.html

コメント [近代史3] 新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由 中川隆
4. 中川隆[-10753] koaQ7Jey 2019年4月16日 11:19:06 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1297]
2019年03月20日
階級の固定化 / 分裂する日本社会 (後編)
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68758337.html


大衆社会が誕生する前、大学は曲がりなりにも研究と教育を司るギルド組織であったが、段々と「階級」形成機関になってしまった。今じゃ、「最高学府」という名称も白々しい。身分制度が厳格な頃は、労働者の息子が大学を卒業しても、紳士や貴族になるわけじゃないから、大金を積んでまでオックスフォードやケムブリッジに進もうとは思わなかったが、出身大学の名前が立身出世の条件になるや、無理をしても我が子を大学に押し込もうとする親が増えた。貴族階級の無いアメリカでも事情は同じで、王侯貴族が居ない分、余計に身分形成への意欲は強い。とりわけ、平等主義が徹底している日本だと、出身大学の評価がそのまま卒業生の身分に繋転化するので、エリートを目指す高校生はうなぎ登り。勉強が苦手な雑魚やドジョウだって有名大学の登龍門にチャレンジするくらい。漫画だけど、「ドラゴン桜」という弁護士が、受験生の尻を叩いて東大に入れようとするんだから、悟りを目指す比丘(びく / 僧侶)もビックリだ。

 ちょっと脱線するけど、学歴社会の裏で実力主義が脈打つ日本は意外と素晴らしい。筆者が尊敬する武論尊(別名「史村翔」)先生や池上遼一先生、弓月光先生は輝かしい学歴は無いものの、ボンクラ官僚より輝いている。武論尊といえば、『ドーベルマン刑事』や『北斗の拳』の作者としてで有名だ。池上先生は『クライング・フリーマン』を手掛けた劇画家で、武論尊と組んだ作品には『サンクチュアリ』や『HAET 灼熱』『BEGIN』などがある。ヒット・シリーズの『甘い生活』で知られる弓月先生は、昔、受験戦争をモチーフにした恋愛漫画『エリート狂走曲』を描いていた。筆者にとっては想い出深い作品である。(秀作漫画を探している高校生は一度読んでみてね。)

Rick Singer 4 (左 / ウィリアム・リック・シンガー )
  話を戻す。今月、アメリカで大学への不正入学を巡るスキャンダルが発覚した。何と、我が子を有名校に入れたい裕福な親が、大金を払ってブローカーに頼んだというのだ。この賄賂を懐に入れた仲介者というのは、ウィリアム・リック・シンガー(William Rick Singer)という"コーチ"で、受験生のカウンセリングを行う「Edge College & Career Network」の創設者である。彼はまた、非営利団体の「Key World Foundation(キー・ワールド財団)」を運営する最高責任者でもあるそうだ。高額所得者の願望に目を付けたシンガーは、「お宅のお子さんを名門校に入れてあげまっせ!」と囁き、法外な値段を吹っかけたという。彼が唾を付けた大学は、イェール、スタンフォード、テキサス大学、南カルフォルニア大学、UCLA、サン・ディエゴ大学、ウェイク・フォレスト大学などである。

  日本の庶民にはちょっと無理だが、なんと言っても、金に糸目を付けぬ億万長者がゴロゴロ居て、「世の中すべてお金で解決できる」というアメリカだ。大金を払っても構わないという親は少なくない。今回の事件がマスコミの注目を浴びたのは、依頼人の中に有名なハリウッド女優が居たせいだ。『デスパレート・ハウスワイヴズ』で知られるフェリシティー・ハフマン(Felicity Huffman)は、長女のソフィーをスタンフォード大に入れるべく、「チャリティー献金」という名目で、「キィー・ワールド財団」に1万5千ドルを寄付したそうだ。(Sara Boboltz and Hayley Miller, "Felicity Huffman, Lori Louighlin Charged In College Admission Scheme With More Than 40 Others", The Huffington Post, March 12, 2019.) 慈善活動を賄賂の道具にするのは"けしからん"が、寄付金を税控除にするためには賢い方法である。ちなみに、フェリシティーの亭主は、映画『ファーゴ』で知られるウィリアム・H・メイシー(William H. Macy)だ。

Felicity Huffman & William MacyFelicity Huffman & Sophia & William Macy

(左: フェリシティー・ハフマンと夫のウィリアム・メイシー / 右: ハフマンの娘たち)

 もう一人のハリウッド・スターであるロリ・ロフリンは、日本でもお馴染みの『フルハウス』に出演していた女優である。彼女にはイザベラとオリヴィアという二人の娘がいて、南カルフォルニア大学にねじ込むため、50万ドル(二人分)を払ったそうだ。この娘たちはスポーツ枠を利用して裏口入学を謀ったそうだが、今回のスキャンダルで水の泡となってしまった。でも呆れたことに、彼女たちはその競技をしたことが無かったという。日本でもそうだけど、アメリカではどんなアホでも、バスケットボールやアメフトが得意なら、有名校に推薦入学できる。大学の理事長や部活のコーチは、スカウトマンを使って優秀な選手を集め、自校の名声を高めようとするから、学力なんか二の次、三の次で、終いにはどうでもよくなるそうだ。

Lori Loughlin & daughtersLori Loughlin & Mossimo Giannulli

(左: ロリ・ロフリンと二人の娘 / 右: 亭主と一緒のロフリン )

  しかし、アカデミックな業績を重要視する教授は、こうした風潮を嫌い、筋肉頭の学生に厳しい点数を付けようとする。だが、落第前に政治的な圧力が掛かり、低能学生は無事ご卒業となるらしい。小学生程度の学力しかない黒人学生が、有名大学の卒業生になっているのは、スポーツ入学と底上げ点数のお陰なのだ。ある大学教授が嘆いていたけど、英単語の綴りさえまともに書けない黒人学生とか、文法が滅茶苦茶なヒスパニック系の学生がいるんだって。それに、たとえスポーツ選手じゃなくても、「アファーマティヴ・アクション(有色人種優遇制度)」があるから、文系の一般学生には"いかがわしい"奴が多く含まれている。これは大きな声で言えないけど、鋭敏な白人は黒人の医者を避けるそうだ。どんな方法で大学に入ったのか分からないし、ちゃんとした業績でその地位を得たのか怪しいからである。有色人種だと、その肌の色で特別な出世を遂げたりするから、本当の実力なのか否か、不安で信用できない。

知識社会と所得格差

  不正入学事件はともかく、アメリカ社会で大学が果たす役割は大きい。特に、知識産業に携わる人材を育成し、高い身分や所得を形成する要因となっているから尚更だ。最近のアメリカ社会では貧富の格差が拡大し、それが固定化する傾向が強くなっている。例えば、トップ1%に属する人々は、一世帯当たり平均で421,926ドル(約4600万円)の年収があり、残り99%だと一世帯当たり平均で50,107ドル(約551万円)になるらしい。この数字だけ見れば「そんなにかなぁ」と思ってしまうが、上層中流階級を除く下層中流階級や労働者階級を区別して計算すれば、そのギャップは更に広がってしまうだろう。全米各地の所得格差を二、三箇所調べてみれば判るはずだ。

       上位1%での一世帯当たりの平均年収 / 下位99%における一世帯当たりの平均年収
ニューヨーク州 $ 2,202,480 $ 49,617
コネチカット州 $ 2,522,806 $ 67,742
カルフォルニア州 $ 1,693,094 $ 55,152
テキサス州 $ 1,343,897 $ 55,614

 今では信じられないけど、1960年代前半くらいまで、アメリカ人の所得格差は少なく、表面的には上流階級と中流階級の区別は曖昧だった。もちろん、富裕層と貧困層はあったけど、ほとんどの白人が自分を中流階級に属していると考えていたし、高額所得者もド派手な生活を送ることはなかった。例えば、上層中流階級のエリートたちが車種で差別化を図ろうとしても、選択肢は限られており、大都市ならメルセデスやジャガーを見かけることはあっても、それは例外である。第一、大都市でも輸入車のスペア部品は入手困難で、整備工も見つからないから維持費が掛かってしまう。だから、輸入車なんか買うより国産車の方がいい。

  じゃあ、キャデラックを買えばいいかというと、それはエリートから敬遠されたという。なぜならば、管理職や専門職に就くホワイトカラーは、「目立ちたがり屋」を避けるからだ。下品な都会人やレッド・ネックの田舎者なら、馬鹿デカいアメ車を乗り回して有頂天になるだろうが、洗練された趣味を持つ教養人は、平凡なアメ車かシックなヨーロッパ車を選んだりする。彼らはたとえお金があっても、ファイヤーバード・トランザムなんか買わず、フォルクス・ワーゲン社のビートルを選ぶ。屋敷に関しても同様で、プールやテニスコート附のメガハウスなんかには住まない。1960年代だと、新築物件の平均価格を二倍したくらいの値段で、高級住宅地に家を構えることができたのだ。

Richard Florida 2 ( 左 / リチャード・フロリダ )
  しかし、1970年代が過ぎ、80年代90年代と進むにつれ、新たな上流階級が現れてきた。 ハーヴァード大学教授で労働長官になったロバート・ライシュによれば、この新階層に属するのは、企業の経営者、技術者、科学者、法律家、学者、会社幹部や行政府の高官、ジャーナリスト、コンサルタントなどであるらしい。ジョージ・メイソン大学のリチャード・フロリダ(Richard Florida)教授によれば、新上流階級は、情報処理を仕事にする「頭脳労働者」、あるいはそれに見合った報酬を得ている者である。つまり「クリエイティヴ・クラス」に属する人々だ。具体的に言えば、音楽家、建築家、エンジニア、デザイナー、作家、藝術家、科学者、あるいはビジネス、医療、法律などに関わり、その中心的な部分において創造性を発揮する事を求められている人であるという。

  現在のアメリカ社会を見ていると、人種的差異もさることながら、報酬や地位で社会的評価がガラリと変わってしまうのだ。日本だと法科大学院まで進もうとする人は少数派だが、アメリカだと高額の授業料を払ってでもロー・スクールに通おうとする。憲法上の法解釈に携わる裁判官は有力者だし、黒を白にするドリーム・チームを抱える法律事務所となれば、莫大な報酬が期待でき、そこに所属する弁護士は高額所得者になること間違い無し。全米放送で雇われるキャスターやアンカーマンもビックリするような年俸を得るから、まるでメジャー・リーグの野球選手みたいだ。また、ニュース報道の方針を決めるマスコミ上層部、主要なメディアで署名入の記事を投稿している高名なジャーナリストやコラムニスト、映画やTVドラマの制作に係わるプロデューサーやディレクター、一流の大学や研究所に属する学者などもエリート層になるらしい。

階級で異なるライフスタイル

  日本人は階級を所得の面でしか見ないが、本当は生活様式での違いが決定的な相違点になっている。アメリカでは厭になるくらい、人種や階級でライフスタイルとか文化が違っているという。例えば、有名小学校に子供を通わせる保護者は服装からして違うし、乗っているクルマも大抵ヨーロッパ製の外車である。ケバケバしい化粧はせず、服装もコンサーヴァティヴで仕立てがいい。大阪のオバちゃんみたいに、ヒョウ柄などのアニマル・プリントやサンバイザーは絶対に好まず、合成繊維の服もダメ。これは論外だけど、入れ墨を彫っている紳士淑女なんて想像できない。有名幼稚園の面接では即門前払いだ。コンビニだって採用しないぞ。

  また、保護者の外見を眺めると、年齢層が違っているのに気づく。普通の小学校では母親の平均年齢は20代後半か30代前半であるのに、エリート校では20代の母親は稀で40代が多い。父親も40代後半か50歳代前半で、高校生か大学生の子供がいてもおかしくはない年齢である。もう一つの特徴は、見た目の違い、つまり体型が違うのだ。普通の小学校では、両親の3分の2が太り気味で、残りの3分の1が肥満である。日本でもオバタリアンは太り気味だけど、黒人やヒスパニックのオバはん達と比べれば、遙かにマシだ。黒人だと業務用のマヨネーズ容器かと思ってしまうほどのデブがいて、皮膚の下は脂肪だらけ。アフリカ系アメリカ人には、ホッテントットの遺伝子が混ざっているのかも知れない。

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(左: 肥満気味の黒人女性 / 右: 肥満体質の白人女性 )

  一方、有名私立小学校では、両親はだいたい痩せていて、肥満は稀である。新上流階級は健康と運動に気を配っているので、スポーツクラブに通って引き締まった体を保ってい人が多い。中にはマラソン大会とかトライアスロンに参加して、やり過ぎじゃないのか、と思える人もいる。他にはヨガ教室に通ったりする人や、週末にマウンティングバイクに乗る人、平日にプールで泳ぐ人など様々だ。彼らは自分のコレステロール値を知っており、ファストフード店に行くことはない。一部の新上流階級は、ファストフードを恥ずべきモノと考え、決して子供を連れて行こうとはしないのだ。フレンチ・フライに使われているショートニングにはトランス脂肪酸が多く、肥満の原因となっている。アメリカ人は小さい頃からジャンクフードに馴れているせいか、塩辛いポテト・フライにケチャップまで附けて食う奴がいるというから、本当に救いようがない。多少知識があって健康志向の親なら子供に食べないよう注意する。

  筆者がNYにいた時、「人間観察」の目的でバーガー・キングやマクドナルドに行ったことがあるけど、もう憂鬱になるくらい有色人種ばかりで、大抵の客は多かれ少なかれ皆、肥満気味。しかも、英語の発音が独特で、目を瞑っていても黒人と判る。店で注文できるのは、人工甘味料がたくさん含まれた炭酸飲料ばかりで、新鮮なオレンジジュースなんか無い。お金を払うのは気が進まなかったけど、試しにビスケット(日本で言うと「マフィン」)を食べてみた。案の定、パサパサで美味しくない。アメリカ人のお客が、どうして人工蜂蜜とかメイプル・シロップをタップリ附けて頬張るのか、その気持ちがよく分かった。(アメリカでの食生活を紹介すると長くなるので、別の機会で述べてみたい。)

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(左: 巨大ハンバーガーに齧り付く黒人 / 右: ジャンク・フードに慣れ親しむヒスパニックの子供 )

  新上流階級は飲み物の好みも違っており、彼らが口にするのはワインかクラフトビールくらいである。それも、軽くたしなむ程度。酒豪のアイリス人みたいに、瓶のバドワイザーをラッパ飲み、なんてことはない。一気飲みで急性アルコール中毒になるのは、日本の馬鹿な大学生くらいだ。新上流階級は、タバコを「キャンサー・スティック(癌を引き起こす棒)」と呼び、ほとんどの人が吸うことはない。

  次に、新聞や雑誌に関してだが、新上流階級は情報収集に熱心だから、リベラル派は『ニューヨーク・タイムズ』紙、保守派だと『ウォールストリート・ジャーナル』紙を毎日でオンラインでチェックする。雑誌は『ニューヨーカー』とか『エコノミスト』、老舗の『ジ・アトランティック』や『ハーパーズ』などを購読し、時折、ガーデニングや旅行雑誌、文藝評論などを読む。彼らは暇な平民と違って、あまりテレビを観ない。上流階級は平日だと仕事で忙しいし、家族との団欒を大切にするから、「アメリカン・アイドル」とか「リアリティー・ショー」といった下らない番組に没頭することはない。自分たちで楽しい事をしようとする。休日になれば、人里離れた湖までピクニックに行くし、別荘を持っていれば家族で週末を過ごしたりする。娯楽費に余裕のある彼らは、多彩な趣味を持ち、一般人だと手が出ない乗馬やテニス、登山、スキー、カヌーを楽しんだりする。また、彼らは遠く離れたカントリー・クラブでゴルフをしたり、ヨットでクルージングに出かけたりするから羨ましい。(チャールズ・マレー 『階級「断絶」社会アメリカ』橘明美訳、草思社、2013年、pp.63-66.)

Charles Murray 1 (左 / チャールズ・マレー)
  アメリカ社会を研究する政治学者のチャールズ・マレー(Charles Murray)は、職業と認知能力(cognitive ability)に注目する。科学技術やハイテク産業はもちろんのこと、金融や法律、医療業界においても高い知能が要求され、それに応じた報酬が与えられるという。確かに、高度な技術を発明・改良できる人には、複雑な問題を解決できる数学的能力とか、人並み外れた認知能力が必要になってくる。そして、こうした能力は幼い頃からの教育で取得されるので、家庭環境や学校のレベルがこれまた重要になってくるのだ。

  良い教育にはお金が掛かる。したがって、奨学金を得れば別だが、そうでない場合、親が高額所得者でないと有名私立学校に子供を通わせることは困難だ。公立学校は下層中流階級の子弟や、黒人やヒスパニックの低能児、移民や難民の子供たちで溢れているから、学力とか勉強どころの話じゃない。そもそも、躾ができていないのだ。知的好奇心なんか限りなくゼロに近い。数学や理科は天空の科目で、ざわついた教室ではモーゼの十誡を教えるだけで精一杯。つまり、「人を殺してはダメ」とか「盗むな」「淫乱はよくない」「麻薬は違法だ」「兇器を学校に持ってくるな」とか、呆れるほどの禁止事項が優先されている。言いづらいけど、黒人のガキどもに位相幾何学(トポロジー)なんて無用だ。性科学(セクソロジー)でさえ難しいから、教えるのはコンドームの使い方くらいである。

遺伝する知能?

  子供の知能は親の影響を多大に受けている。特に、母親との接触を通して形成されるみたいで、家庭での教育は非常に大切だ。新上流階級の女性は、妊娠に気づくや否や、子育て計画に没頭するという。知的な母親は先ず産婦人科選びから始め、自己管理を徹底し、アルコールを控えるのはもちろんのこと、栄養摂取量が適量になるよう食生活を管理するそうだ。また、自然分娩のためのクラスを受講し、産後の母乳は当たり前。ベビー用品は量販店でなく、インターネットで様々な商品を検索し、比較検討した後に購入する。子供の精神的発達を重視する女性は、一時的に職場を離れ、専業主婦となって子育てに専念するらしい。新上流階級の女性は高齢出産という危険を犯すが、無事出産すれば、20代の母親より円熟しているので、落ち着いて子供の躾をすることができるという。

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(左: 理想的な上層中流階級の家庭 / 右: 知的生活にはほど遠い家庭の子供)

  知能は部分的に遺伝するが、やはり環境の要因も大きい。だから、IQの高い親からIQの高い子供が育つ確率は高く、安定した家庭を築く経済力があれば、こうした子供は更に有利だ。マレーによれば、親の学歴や知能は子供の学力を左右するそうだ。夫婦とも高校中退だと、子供のIQ期待値は94で、名門校を出た両親の子供だと、IQ期待値は121になるらしい。つまり、鳶(トンビ)から鷹は生まれないと言うことだ。確かに、日本でも学校の勉強が苦手だった親から秀才が生まれる確率は低い。ファッションとダンスだけが得意なハッピー女子が、「我が子を東大に!」とかいうテレビ番組に感動し、北歐の教育玩具を購入しても、子供の知能が高くなるとは思えない。翻って、修士号や博士号を持つ母親が、娘のヒップ・ホップ・ダンスを褒めたり、一緒にカラオケでJポップスを唄うことは稀で、毛嫌いする方が普通である。パチンコなんか夢の中でもしないし、親子揃って髪染め、藝人気取りでプリクラを撮るなんてこともない。

  米国では大学入試としてSATやACTといったテストがある。2010年、SATの数学と英語700点以上を獲得した高校生の87%は、少なくとも両親のどちらかが大卒で、56%は少なくとも両親の片方が大学院卒であったという。「やはり」と言っては何だが、大卒者の親は子供の将来を考え、大学進学のための準備をするし、普段の生活でも子供の勉強に注意を払い、時には宿題の手助けをしたりする。たとえ、意識的に勉強させようと考えなくても、親が読書の習慣を持っていたり、知的好奇心の持ち主であれば、子供は自然と本に手が伸びるし、物事を深く考えたり、新たな知識を得ようするものだ。

  以前、数学者の森毅(もり・つよし)教授が述べていたけど、子供の頃は児童向けの本が無かったので、しょうがなく父親の書斎にあった難しい本を読んでいたという。森氏は何気なく述べていたけど、これは凡人の家庭と比較すると結構すごい。例えば、労働者の家だと、そもそも学術書が無いし、本があっても競馬必勝法とか、ゴルフの上達本、釣り雑誌とか週刊現代、ヤング・マガジンくらいだ。たとえ、本棚があっても、並んでいるのは『こち亀』全200巻とか、『ワンピース』や『ドラゴンボール』ばかりでお宅族のコレクションに過ぎない。また、『ゴルゴ13』があっても、内容が難しいので「積ん読」状態だったりする。頭の痛い家族だと、全員揃っての夕食でも、知的な会話というものは無い。両親の好奇心と言えば、隣人や同僚の噂話か陰口で、社会問題といっても新聞の三面記事をちらっと読むていど。後は、藝人の色恋沙汰とか、野球の試合結果といったところだ。

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(左: 知的産業で成功した大富豪 / 右: 生活苦に喘ぐ下層労働者)

  日本でも有名大学に進学するのは、高収入の親を持つ子供か、高学歴の家庭で育った子供であるという。知能の高い人は、それに見合った仕事に就く割合が多く、配偶者となる人も同じ職場に勤めていたりするから、双方とも高学歴で高収入という場合が出てくる。つまり、彼らは自分と同等の知力と経歴を持つ相手と結婚するということだ。マレーによると、新上流階級を形成し固定化するものは、同類婚(homogamy)らしい。これは個人的属性が類似している者同士が結婚する現象を指す。学歴が類似していれば学歴同類婚で、認知能力が似ている者同士が結ばれれば認知能力同類婚となる。ただ、高学歴の男性でも、相手が美人で魅力的なら高卒でも構わない、と思うから男女の仲は複雑だ。

  世間にはマレーの見解に腹を立てる人もいるけど、モノは考えようで、秀才と馬鹿が結婚するより、いわゆる「バカップル」の方が幸せな場合もある。趣味や知能が同じだからウマが合う。例えば、デートで洋画を観に行っても、吹き替え版で揉めたり嫌がったりすることはない。なぜなら、両方とも「日本語」の字幕を読むのが苦痛だから。もっと悲しいのは、翌日に内容を忘れていることだ。知性が等しいバカップルは、相手の缼陥(けっかん)に気がつかないから毎日が楽しい。恋人が「テイク・アウト(持ち帰り)」を「テイク・オフ(離陸)」と間違えても、それに気づかず自分も同じ事を言ってしまうし、「月極駐車場」を目にすれば、「月極(げっきょく)さんていう人は、たくさん駐車場を持っているのねぇ」と二人で感心してしまうのだ。(まぁ、「京極」という名前の人がいるから仕方ないかなぁ。) こんな訳だから、参議院と衆議院の違いが分からぬ有権者がいても不思議じゃない。

  日本と同じくアメリカでも、庶民の大学進学が普通になっている。マレーも触れていたが、1960年代くらいまでのアメリカ人は、高卒でも満足していたし、要職に就く人でも名門校卒という訳ではなかった。アイゼンハワー政権の閣僚を見れば分かるけど、有名大学卒の経歴を持つ長官がいる一方で、無名校卒の長官もいたのだ。例えば、内務長官のダグラス・マッケイは少年時代からの苦労人で、パッとしないオレゴン州立カレッジ卒である。しかも、オレゴン州知事になる前、彼は鉄道会社で事務員を務めていたし、一時は自動車のセールスマンでもあったのだ。農務長官になったエズラ・タフト・ベンソンは、11人兄弟の長男で、ユタ州立農業カレッジ卒である。労働長官になったマーティン・パトリック・ダーキンは、配管工を経て陸軍に入隊し、その軍歴を買われて政治家になった。商務長官のフレデリック・ミュラーは家具職人の息子で、通ったのはミシガン州立大学だ。

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(左: ダグラス・マッケイ / エズラ・タフト・ベンソン /  マーティン・パトリック・ダーキン / 右: フレデリック・ミュラー)

  ところが、今や政治家や閣僚になるのは、裕福な家庭の出身者か有名大学を卒業したエリートがほとんど。軍人上がりの政治家でも、海兵隊の一兵卒じゃなく、士官学校卒の優秀なビジネスマンだったりする。財務省とか国務省に配属される議員や官僚になると、ゴールドマン・サックスとかメリルリンチといった金融業界出身者が多く、あとはハリバートン(ヒューストンの多国籍業)やCFR(外政問題評議会)の回し者みたいな人物ばかり。高い地位に就く人々は、プレップスクールや大学で人脈を作り、結婚相手も同じ階級の異性を選ぶ傾向が強い。議員や官僚、大富豪の閨閥(けいばつ)を調べると、意外な人物が親戚だったりする事がよくある。

  ということで、大学進学率が増えるにつれ、学歴同類婚の可能性が広がってきてもおかしくはない。クリスティーヌ・シュワルツ(Christine R. Schwartz)とロバート・メア(Robert D. Mare)の研究によれば、教育の程度による同類婚が結構みられるという。1960年代には、両方とも大卒という組み合わせは、全米カップルの僅か3%であったが、2010年には25%に跳ね上がっていた。この変化は特筆すべきものであり、既に新上流階級形成の重要な因子になっている。さらに重要なのは、認知能力同類婚の増加である。IQの高い両親を持つ子供は、やはり知能が高くなるそうで、名門大学に集中しやすい。日本でも子供の頃から大学附属の学校や進学塾に通っていた者は、東大や京大に合格する率が高いし、理系になれば圧倒的に有利だ。社会科学や人文科学でも、本当の意味で大学レベルの課題に取り組むには優れた言語能力が必要で、良い成績を収めたいと思ったら、かなりの言語能力はもちろんのこと、困難な課題に取り組む精力や継続的な努力が必要となる。田舎の学校でのんびりと暮らしている子供じゃ、都会のエリート高校生には勝てない。

  緊縮財政や意図的なデフレ継続のせいで、ここ数十年、庶民の生活水準は頭打ちか低下の一歩を辿っている。高額所得者は子供に充分な教育を与えるから、景気に関係なく名門大学に送ることができるけど、低所得の子供は中級大学か底辺大学しか進めず、就職先も大した能力や技術を要求されない企業となる。つまり、凡庸な一般人だと、給料は安いのに目一杯こき使われる業種にしか選択肢が無いということだ。さらに恐ろしいのは、支那人や朝鮮人、インド人などの移民が日本の大学を目指し、定員枠から日本人を蹴落とすことである。科挙の伝統を引き継ぐ支那人からすれば、教科書くらいで躓く日本人など敵ではない。移民や帰化人の子供が大学に増えれば、将来のエリート層には外人系が目立つようになり、グローバリスト的風潮は益々強くなるだろう。彼らは日本の伝統や歴史に興味は無い。支那人は支那人で群れるし、朝鮮人は在日同胞の利益を優先させようとする。政界や財界でもアジア人が増えれば、彼らは日系人に不利なルールや法令を作ろうとするはずだ。大学の推薦枠にも民族的要素が濃厚となり、支那人は支那人を引き入れるし、朝鮮人は朝鮮人を贔屓にしようとする。大学の人事も例外じゃない。帰化朝鮮人が朝鮮系の講師を優遇することはくらい、容易に想像できるじゃないか。

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(左: 支那人生徒だらけになったカナダ・トロントの学校 / 右: 黒人生徒が主流になったアメリカの公立学校)

  下層階級が固定化する日本というのは本当に恐ろしい。大した学歴も無いから、つまらない仕事しか選べず、いつまで経っても低所得のまま、という庶民が増えれば、日本人の中に無力感が蔓延してしまうだろう。低い知能が親から子へと受け継がれ、貧富の格差は悪循環となって固定化し、「努力したって生活は良くならない」という絶望感が庶民に拡散する。ただでさえ左翼教育で日本人の国家意識は低下しているのに、そのうえ階級社会となれば、日本人が伝統的に持っていた「国民の絆」はズタズタに分断されるだろう。国家を支える中流階級が没落すれば、日本はラテン・アメリカのようになってしまう虞(おそれ)がある。夏祭りの時だけ元気になる国民じゃ先が知れているよねぇ~。

  でも、日本人はどんどん劣化し、怠け癖までついてきた。今年は御代替わりがあるからしょうがないけど、10連休なんて異常じゃないか。日本には驚くほど休日が多い。西歐人が「海の日」とか「山の日」なんて聞いたら腰を抜かすぞ。まぁ、受験生は勉強すると思うけど、暢気な家庭の子供だと準夏休みだ。下層階級の親はテレビの前に坐って、一日中ボケ~と野球やゴルフを観戦しているし、できの悪い子供は何時間も携帯やTVゲームに夢中となる。賢いのは藝を覚えるペットだけ、という日本になったら本当に哀しい。人間なら、元「渡辺組」の猫組長くらい頭が良くないと、グローバル社会で成功しないぞ。

http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68758337.html



http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html#c4

コメント [原発・フッ素51] 事故から8年経ってようやく使用済み核燃料の取出しがスタート。溶け落ちた核燃料に到達するには気の遠くなるような時間がかかる 赤かぶ
1. 赤かぶ[9865] kNSCqYLU 2019年4月16日 11:20:16 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[517]









http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/388.html#c1
コメント [原発・フッ素51] 事故から8年経ってようやく使用済み核燃料の取出しがスタート。溶け落ちた核燃料に到達するには気の遠くなるような時間がかかる 赤かぶ
2. 赤かぶ[9866] kNSCqYLU 2019年4月16日 11:21:05 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[518]



http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/388.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK259] 改憲派よ選挙で堂々と論陣張れ/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
4. 空っぽの愛国君[271] i_OCwYLbgsyIpI2RjE4 2019年4月16日 11:21:45 : XC4kc1n7Fs : bDlMWTRHTEplTTY=[95]

この記事は皮肉のつもりなんだろうか。

改憲に前のめりな政党に
国民の多くが望んでもいない改憲について
今このタイミングで騒ぐようけしかけて
国民から浮き上がらせようという作戦なんだろうか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/682.html#c4

コメント [近代史3] 新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由 中川隆
5. 中川隆[-10752] koaQ7Jey 2019年4月16日 11:24:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1298]
2017年03月08日
家庭環境が貧しいと子どもの脳は「貧困脳」になる
http://gigazine.net/news/20170308-brain-on-poverty/


貧困が「子どもの脳の発達」に強い影響を与えることが研究により明らかになっていますが、コロンビア大学の神経科学者であるキンバリー・ノーブル氏が「貧困と脳の関係」を視覚化した画像を一般向けの科学雑誌としては世界最古のScientific Americanの中で公開しています。

This Is Your Brain on Poverty - Scientific American Blog Network
https://blogs.scientificamerican.com/sa-visual/this-is-your-brain-on-poverty/

貧困が脳に強い影響を与えることが明らかになっていますが、これはお金が脳の構造や機能に直接何かしらの影響を与えるわけではなく、貧困に伴う環境や遺伝的影響が合わさった影響が脳構造に出ている可能性が高いそうです。これは相関関係にあるのか因果関係にあるのかを解き明かすことが実質的に不可能なのではないかという問題でもあるのですが、ノーブル氏は現在利用可能なさまざまなツールを用いて「貧困と脳のつながり」を解き明かそうとしています。

「貧困と脳のつながり」をひもとく上で必要なのは、「貧困はどのように脳機能に影響を与えるのか?」を定義することです。そのためにノーブル氏はさまざまな社会経済的背景(SES)を持つ約150人の子どもを被験者として集め、脳の特定部分に関連する認知能力を評価するための標準的な心理テストを行いました。

心理テストの結果を示したのが以下のグラフで、横軸が被験者のSES(高いほど裕福な家庭であることを示す)、縦軸がテストのスコアを示しています。

グラフは左上から

「Language Skills(言語能力)」
「Perception of Spatial Relationships(空間的関係の認識)」
「Memory of Facts and Events(真実と出来事の記憶)」
「Cognitive Control(認知制御)」
「Short-Term Memory(短期記憶)」

を示しており、程度の違いこそあるものの、すべての認知能力で「貧しいほど認知能力が低い」という正の相関があることがわかります。


http://i.gzn.jp/img/2017/03/08/brain-on-poverty/s01.png

上記のグラフは「貧困はどのように脳機能に影響を与えるのか?」を明確に示していますが、「貧困が脳に物理的にどのような影響を与えるのか?」まではわかりません。そこで、ノーブル氏は約1100人の小児および青年の脳をスキャンし、SESに基づく差異を見いだそうとしました。

「貧困環境で育った子どもは脳の皮質の一部面積が減少している」ということを示したのが以下の図。

「皮質面積の減少」が見られる領域は帯状回・楔前部・下前頭回・上前頭回・下側頭回で、図では赤色に塗られています。


http://i.gzn.jp/img/2017/03/08/brain-on-poverty/s02.png

以下のグラフは横軸が家庭の年間収入、縦軸が脳の皮質面積を示したもの。

特に注目すべきなのは、年間収入が5万ドル(約570万円)以下の家庭の子どもは収入が低ければ低いほど皮質面積が指数関数的に縮小する傾向にあるという点。


http://i.gzn.jp/img/2017/03/08/brain-on-poverty/s03.png


最も低所得な貧困環境で育った子どもたちは、脳の発達において重度の損失を被っている、というわけです。
http://gigazine.net/news/20170308-brain-on-poverty/  



▲△▽▼

所得低いと発育不全のリスク 高所得の1・3倍、北里大調査 2018年6月17日


 所得が低い世帯の子どもは、乳児期に体重が増えないまま成長する発育不全のリスクが高所得世帯の約1・3倍になることが17日、北里大などの調査で分かった。調査した研究者は、経済的な理由で保護者が十分な食事を用意できなかったり、仕事の忙しさなどから育児放棄(ネグレクト)をして栄養が不足したりしていることが背景にあるとみており、早い段階からの支援や介入が欠かせないと提起している。

 子どもの貧困が問題となる中、生後間もない乳児を分析した研究は日本では珍しいという。

 調査は、2001年と10年に生まれた子どもを追跡調査している厚生労働省のデータを活用して分析した。

(共同)



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子どもの学力は「母親の学歴」で決まる…? 文科省の衝撃レポート
8/29(水) 9:00配信 現代ビジネス
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180829-00056752-gendaibiz-bus_all

文科省がとりまとめた分厚い調査報告書を読み解く

 小学6年と中学3年の全員を対象に、毎年4月に実施されている文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)。それぞれの対象学年100万人以上が一斉に受ける国内最大の調査では、都道府県別の平均正答率が公表されるため、「今年は秋田県が1位」などの報道を見たことをある人は多いだろう。

 しかし、テストに付随して行われる保護者対象の「アンケート調査」はあまり知られていない。じつはこちらの調査こそ、日本の「教育格差の真実」が凝縮して示されているとして、教育専門家の間ではむしろ注目されている。

 その調査はお茶の水女子大らの研究者が文科省から委託され、小6と中3の児童生徒の保護者から、無作為に10万人規模を抽出。保護者の年収や学歴といった家庭の社会・経済的背景を指標化して4階層に分け、テストの平均正答率との相関関係を分析している。

 これまで13年度と17年度に実施され、その調査結果からは「親の収入や学歴が高いほど児童生徒の学力が高い」といった傾向が浮かび上がっている。今年6月に公表された17年度の調査結果でも、学歴や収入が最も高い世帯は、最も低いそれらの世帯と比べ、たとえば基礎的な数学A問題では24・2ポイントもの差が付いており、エビデンスで裏付けられた。

 その一方で、学歴や年収が高くない世帯でも「日常生活で本や新聞に親しむことや、規則正しい生活を促している家庭では好成績の傾向がある」といったことが明らかになっている。規律正しい生活と好奇心、勉強への一定の意欲があれば、学習で工夫を加えれば、家庭環境を克服できる可能性が示された。

 こうした調査報告書の概要は報道済みで、保護者の感覚でもそれほど違和感のない内容だろう。

 しかし、文科省がとりまとめた分厚い調査報告書を読み解くと、新聞では報じられていない内容がふんだんに記載されている。そこからは、児童生徒の学力と家庭環境との「知られざる関係」がより明確に浮かび上がってくるのである。


父親の学歴より、母親の学歴との関係性が強く出る

 さっそく見ていこう。

 たとえば「家庭環境と子供の学力」の章は、「200万円未満」から「1500万円以上」まで100万円刻みで世帯年収と学力の関係を分析している。年収の高さに比例して正答率の高さも増しているが、注目されるのは、ある程度の高さの年収世帯になると「年収と学力」が直線的な関係を示さなくなることだ。

 たとえば、「年収1200〜1500万円」世帯の生徒の平均正答率は、「年収1500万円以上」世帯に比べて、国語A・B、数学A・Bのすべてで上回っている。必ずしも世帯年収が高いほど正答率が高くなるとは限らない一例といえよう。

 さらに興味深いのは、保護者の学歴と児童生徒の学力との関係だ。保護者の学歴が高いほど児童生徒の学力が高い傾向がみられるが、より詳しく見ると、児童生徒の学力は父親の学歴より母親の学歴との関係性がより強く出ていることだ。

 中3の数学Bでは、父親の最終学歴が「高等学校・高等専修学校」のケースだと正答率は44・1%、「大学」になると56・55%に上り、その差は12・4ポイント。一方、母親の最終学歴が「高等学校・高等専修学校」だと43・4%、「大学」になると60・0%になり、差は16・6ポイントに広がり、父親の学歴にともなう差より拡大していることがわかるのだ。
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親の単身赴任と子の学力との興味深い関係性

 17年度調査では新たに保護者の単身赴任と児童生徒の学力との関係も対象となった。単身赴任世帯は各学校で一定割合含まれることから新項目になったとされるが、結果は「父親が単身赴任している子供の学力は、そうでない子供より高い」という分析が導き出された。

 データでみると、小6と中3の全科目で、「父親単身赴任」の児童生徒の正答率がそうではないケースを上回り、特に、中3の数学Aでは3・9ポイントの差がついた。

 一方、母親が単身赴任しているケースでは、逆の結果がでた。母親と同居しているケースに比べて児童生徒の正答率は10ポイント程度低くなり、とりわけ中3の国語Bでは52・1%にとどまり、72・5%の同居ケースに比べ20・4ポイントも差が付く結果となった。

 詳細な分析説明がないためデータの意味づけは不明だが、さきほどの母親の最終学歴と学力との関係と合わせて考えれば、子供の学力に対する母親の存在の影響力をうかがわせて興味深い。

父親は遅く帰ってきたほうが、子どもは伸びる!?

 「保護者の帰宅時間と学力」という調査も親にとっては気がかりなところだろう。結論から言うと、父親については22時以降の帰宅(早朝帰宅を含む)という家庭の子供の学力が最も高いことが明らかになった。

 たとえば、小6の国語Aでみると、父親の帰宅時間帯別の正答率は「就業していない」(68・9%)、「16時より前」(72・0%)、「16〜18時」(72・4%)、「18〜20時」(74・6%)、「20〜22時」(77・0%)、「22時以降」(77・9%)、「交替制勤務などで帰宅時間が決まっていない」(72・8%)。帰宅時間と正答率の相関関係を示しただけで、踏み込んだ分析は示されていないが、こうしたデータだけみれば、「父親の不在により、子供が自宅で勉強に集中できる環境がある」とも読めるが、いかがだろうか。

 ただし、こうしたデータを単純に鵜呑みにすることはできない。たとえば、国語Aの正答率について、年収や最終学歴など家庭の社会・経済的背景を指標化して4階層(Lowest、Lower middle、Upper middle、Highest)別にみると、遅い帰宅時間のほうが若干高いが、父親の帰宅時間と学力との間に明確な関係はみられなくなる。社会・経済的背景がよく似た世帯の子供には、それほど学力に違いがないことが浮かぶ。

 家庭の蔵書数と学力との関係もおもしろい。漫画や雑誌、子供向けの本を除いた蔵書が多いほど、子供の学力が高い傾向が示された。特に、国語より算数・数学の正答率で差が開く傾向が伺える。中3の国語Aでは「0〜10冊」世帯の生徒の正答率は70・4%だったのに対し、「501冊以上」は85・4%で15ポイントの開きがあった。

 一方、数学Aでは「0〜10冊」が55・0%、「501冊以上」は75・7%となり、20・7ポイントもの差がついた。家庭にある子供向けの本と学力の関係でも、冊数が多いほど学力が高くなる関係がうかがえた。

 全国学力テストに付随する保護者対象のアンケート調査結果は、巷間言われる「金持ちの子供は学力が高い」という言説をデータである程度裏付けるものであり、高収入と高学歴の親の子供が同じように高収入と高学歴という同じコースをたどり、教育格差が経済格差を固定化させ再生産するという見方につながることはある程度説得力があるのかもしれない。

 しかし、ここで示されるのは家庭環境と学力の相関関係であり、必ずしも因果関係ではない。公教育の役割は、経済格差の拡大を招きかねない教育格差の是正・平準化にあるはずだ。全国の学校現場で奮闘する先生たちには、ぜひこの報告書を読み込んでほしい。


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子どもの時に、自宅に紙の本が何冊あったかが一生を左右する:大規模調査
2018年10月18日(木)17時30分

本が何冊あったかが一生を左右!? FlairImages-iStock

<31カ国、16万人を対象に行われた調査で、16歳の時に家に本が何冊あったかが、大人になってからの読み書き能力、数学の基礎知識、ITスキルの高さに比例することが明らかになった>

自宅に紙の本が何冊あったかが一生を左右!?
学生の頃、自宅にどれだけの本があったか、覚えているだろうか? 16歳の時に家に本が何冊あったかは、大人になってからの読み書き能力、数学の基礎知識、ITスキルの高さに比例することが、このほど行われた大規模な調査で明らかになった。研究者らは、「子どもの頃に自宅で紙の本に触れることで、一生ものの認知能力を高めることができる」としている。

調査を行ったのは、オーストラリア国立大学と米ネバダ大学の研究者たちだ。2011〜2015年に31の国と地域で、25〜65歳の16万人を対象に行われた「国際成人力調査」のデータを分析した。結果は学術誌ソーシャル・サイエンス・リサーチに発表されている。英ガーディアン紙が10月10日付と12日付で報じた。

調査では、16歳の時に自宅に何冊本があったか、と参加者に質問。その後、読み書き能力、数字、情報通信技術(ICT)のテストを受けてもらった。

その結果、本がほぼない家庭で育った場合、読み書きや算数の能力が平均より低かった。自宅にあった本の数とテストの結果は比例し、テストが平均的な点数になるのは自宅に80冊ほどあった場合だった。ただし350冊以上になると、本の数とテスト結果に大きな関係性はみられなくなったという。

本に囲まれて育った中卒と本がなかった大卒が同じ学力
さらに、最終学歴が日本で言うところの中学卒業程度(13〜14歳)であっても、たくさんの本に囲まれて育った人は、大人になってからの読み書き能力、算数、IT能力が、本がほぼない家で育った大卒の人と同程度(どちらも全体の平均程度)だということが分かった。読み書きや数学の基礎知識において、子どもの時に本に触れることは教育的な利点が多いと研究者たちは述べている。

興味深いのは、「言葉の読み書き」(いわゆる文系の能力)と「数字」(いわゆる理系の能力)が別物だと考える人が多いと思われる中、今回の調査では、自宅に多くの本があると、このどちらも強化することがわかったということだ。研究者らは「これは予期していなかった」とし、「子どもの時に本を読めば大人になって文字を読むのが得意になる、という単純な話ではない。読み書きとはまったく異なる、デジタル環境にも繋がるということだ」と説明する。

ただし、これら自宅の本を必ずしも読めなければ効果がないというわけではなく、また単純に「本を読む」という行為によりこうした能力が伸びるというわけではなく、何が利点になっているのかを特定するのは難しいと研究チームは話す。「ただ本をたくさん読みなさい」というシンプルな話ではなく、大切なのは「子どもたちが、親や他の人たちが本に囲まれている様子を目にすること」だとしている。

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ただし今回のテスト結果は、大人になってどれだけ本を読んだかとは無関係なので、今から慌てて読んだ場合の効果は不明だ。

「本好き」の国別ランキング、日本は?
この調査では16歳の時にどれだけ書籍が自宅にあったかを国別のランキングも出している。最も本好きの国はエストニアで、平均は218冊。350冊以上だったと答えた人は35%に上った。

日本は平均102冊で、世界全体の平均を含む18カ国・地域のランキングで14位だった。世界全体の平均は115冊。

研究者らは、本がもたらす利益は世界的に一貫しており、教育水準や、大人になってからの仕事、性別、年齢、両親の教育水準とは無関係だったとしている。データが最も詳細にわたって取れたオーストラリアを例にとっても、裕福さやIQ、学校の成績などを調整した後のデータでも同じ傾向がみられ、研究者らは、どのデータを考慮して調整した場合でも、「本に囲まれて育つことには利点があるという結果が出た」としている。

○16歳の時にどれだけ書籍が自宅にあったか
国 平均冊数
エストニア 218
ノルウェー 212
チェコ 204
デンマーク 192
ロシア 154
ドイツ 151
オーストラリア 148
英国 143
カナダ 125
フランス 117
世界 115
米国 114
アイルランド 107
日本 102
ベルギー 95
チリ 52
シンガポール 52
トルコ 27

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/10/ok-11_2.php  


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html#c5

コメント [原発・フッ素51] 事故から8年経ってようやく使用済み核燃料の取出しがスタート。溶け落ちた核燃料に到達するには気の遠くなるような時間がかかる 赤かぶ
3. 赤かぶ[9867] kNSCqYLU 2019年4月16日 11:24:21 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[519]



http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/388.html#c3
コメント [原発・フッ素51] 事故から8年経ってようやく使用済み核燃料の取出しがスタート。溶け落ちた核燃料に到達するには気の遠くなるような時間がかかる 赤かぶ
4. 赤かぶ[9868] kNSCqYLU 2019年4月16日 11:24:57 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[520]



http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/388.html#c4
コメント [原発・フッ素51] 事故から8年経ってようやく使用済み核燃料の取出しがスタート。溶け落ちた核燃料に到達するには気の遠くなるような時間がかかる 赤かぶ
5. 赤かぶ[9869] kNSCqYLU 2019年4月16日 11:25:42 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[521]



http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/388.html#c5
コメント [原発・フッ素51] 事故から8年経ってようやく使用済み核燃料の取出しがスタート。溶け落ちた核燃料に到達するには気の遠くなるような時間がかかる 赤かぶ
6. 赤かぶ[9870] kNSCqYLU 2019年4月16日 11:26:40 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[522]



http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/388.html#c6
コメント [原発・フッ素51] 事故から8年経ってようやく使用済み核燃料の取出しがスタート。溶け落ちた核燃料に到達するには気の遠くなるような時間がかかる 赤かぶ
7. 赤かぶ[9871] kNSCqYLU 2019年4月16日 11:27:38 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[523]



http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/388.html#c7
コメント [カルト20] ドン・日本は太平洋戦争の前に核実験成功、当時は核を戦闘機に搭載するのは不可能。だそうである。 ポスト米英時代
12. 2019年4月16日 11:28:40 : pxl5Wj2Hlo : a0dvZEJ4Vkd5ajY=[3]
第二次世界大戦は多くの日本人の優秀な男子が招集され死亡した。

生き残ったのが朝鮮人支配のグループ

日本を支配するため第二次世界大戦はCIAによ企画された戦争ではなかったのか?


http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/674.html#c12

コメント [原発・フッ素51] 事故から8年経ってようやく使用済み核燃料の取出しがスタート。溶け落ちた核燃料に到達するには気の遠くなるような時間がかかる 赤かぶ
8. 赤かぶ[9872] kNSCqYLU 2019年4月16日 11:28:55 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[524]



http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/388.html#c8
コメント [近代史3] 新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由 中川隆
6. 中川隆[-10751] koaQ7Jey 2019年4月16日 11:29:21 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1299]
「経済格差は知能の格差」という現実から目を背けるな[橘玲の日々刻々]
http://diamond.jp/articles/-/114447


 2016年に国際社会を揺るがした最大の事件は、イギリスのEU離脱を決めた6月の国民投票だと思っていたら、11月のアメリカ大統領選でそれを上回る衝撃が起きました。もうひとつの驚きはAI(人工知能)で、ディープラーニングによってコンピュータがチェスだけでなく、より複雑な将棋や囲碁でプロを圧倒する時代がやってきました。

 じつはこのふたつの出来事は、「知識社会化」という同じコインの裏表です。

『ワイアード』創刊編集長のケヴィン・ケリーは、人間がテクロジーを開発しているのではなく、テクノロジーが人間を利用して自ら進化しているのだという「テクニウム(テクノロジー生態系)」を唱えました。テクノロジーはまるで生物のように、さまざまな知を吸収して未知の領域へと自己組織化していくのです。

 社会が高度に知識化すれば、それに適応するにはより高い知能・技能が求められます。――パソコンを使いこなせないと事務の仕事すらできない、というように。仕事に必要とされる知能のハードルが上がれば、必然的に多くの労働者が仕事を失うことになるでしょう。これが「格差社会」とか「中流の崩壊」と呼ばれる現象です。

 しかし失業したブルーワーカーは、なぜ自分が虐げられるのかがわかりません。その怒りを動員するのがポピュリストの政治家で、今年はフランスやイタリア、ドイツなどでも同じ光景を見ることになるでしょう。なぜなら、知能の格差が経済格差を生み、社会を混乱させるのは、(新興国との競争にさらされる所得の高い)先進国に共通の問題だからです。

 AIがその驚くべき能力を示しはじめたとき、多くのひとが、人間がロボットに支配されるSF的なディストピアを予感しました。しかしその後、すこし冷静になると、AIは人間に取って代わるものではなく、人間の知能を拡張するツールだといわれるようになりました。脳(身体)とコンピュータは仕組みが本質的に異なっているので、AIがどれほど学習しても、人間のような認知能力や共感能力を持つことはできないからです。

 しかしこの事実も、あまり明るい未来は見せてはくれません。

 AIが知的能力を大きく引き上げるとしても、それはすべてのひとに平等に恩恵を与えるわけではありません。そこからもっとも大きな利益を得るのが、高度で複雑なテクノロジーを効果的に使いこなす、知的能力の高いひとであることは間違いないからです。同様のことはビッグデータ(統計解析)などの分析手法や、ビットコイン(ブロックチェーン)、3Dプリンタ、VR(ヴァーチャル・リアリティ)のような新しい技術にもいえるでしょう。

 このようにしてテクノロジーの「進化」がますます知能の格差を広げ、それによって富は局在化し、経済格差が深刻になり、社会は分断されていきます。これは知識社会化がもたらす必然ですから、人類がこの運命を避けることは(おそらく)できないでしょう。

 だとすれば、私たちはどうすればいいのでしょうか。

 そのこたえを私は持ち合わせませんが、ひとつだけ確かなことがあります。それは、「経済格差は知能の格差」という現実から目を背けるなら、私たちはグロテスクな「陰謀論」の世界に落ちていく以外の未来はない、ということです。

参考:ケヴィン・ケリー『テクニウム――テクノロジーはどこへ向かうのか?』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4622077531/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4622077531&linkCode=as2&tag=mailmagazin0asyuracom-22
 



▲△▽▼


米調査で判明。本が多い家ほど子供の読解力はグイグイ上がる 2017.06.23

算数の文章題を解くにしても、論理的な文章を書くにしても、とかく必要となってくるのが国語の読解力。そんないつの時代にも求められる「読解力」を簡単につけられるかもしれない方法があるようです。

無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』の著者・真井花さんが詳細に記してくださっています。


500で2.2!!

さて、本日は家にあるだけでOK! なもののお話。

以前、算数ができないという親戚の子に算数を教えていました。そのころ繰り返し解説しても、ぜんっっぜんひとっつも出来るようにならなかったのが「文章題」でしたorz 

こっちが悪戦苦闘して解説しても、全く出来ない。ポカ〜〜〜〜ンなその子を見ていて感じたのは、「こりゃ、算数がモンダイなんじゃないな」ということでしたね。なんていうか、少しでも抽象的だと概念そのものが理解できないんですよね。たとえば、「連続した3つの整数」という問題設定だと、「連続した」「3つの」「整数」はそれぞれぼんやり解るけど、これがくっつくと、もう完全にお手上げ(T-T)。本当に「ニホンゴ、解ってる?(`ー´;」なレベルでした。算数以前の、抽象的な語彙力、論理的な文章の読解力自体がモンダイだったんです。

算数が苦手なコドモは多いものですが、その真の原因が国語力だとすると、これはこれでタイヘンです。国語力って一朝一夕には、アップしないですからね。

ところがね(0_0)

家にあるだけでコドモの国語力がアップするモノがあるんです。そう、それは、想像どおり「本」なんです。アメリカでの調査によると、子供の読解力は


•100冊あると、1.5学年上の子供と同レベル
•500冊あると、2.2学年上の子供と同レベル


なんだそうです。読解力が1.5学年分ってどうやって測ったのかビミョーに不明ですが(^Д^)、ま、それでも納得の結果ですよね。

その調査では、「家にあるだけじゃだめで、ちゃんと親が本を読む環境で…」と注意書き(?)がありましたけど、本を読まない親が100冊分500冊分のお金とスペースを本に投資するとは思えません。フツー、その親、読書が好きでしょ。

また、この本は子供用でなくても良く、オトナが読むレベルのものでOKのようです。そうなるとグッと選べる本の範囲が広がりますね。要は、
•本が身近にある環境で、周囲の大人が本を読んでいる

ということを本の所有冊数から検証したということでしょう。

逆に、この調査からすると、数百冊単位の本を持っている家庭は学習環境としてトップ数パーセントに入っている可能性が高いんじゃないでしょうか。1.5学年2.2学年上の学力を持つ子供って、当該学年ではトップ数パーセントに入るはずですからね。

文庫本が1冊500円くらいとして、100冊で5万…。夏休みに塾に行かせたら、あっという間に吹き飛ぶ金額ですよね。ですが、そのお金を使って優れた学習環境を整えられるわけですからずいぶんカンタンに感じますね。

家には本をたくさん置く。なかなか上げられない国語力や算数の文章題が出来るようになるための、悪くない投資だと思いますよ。
http://www.mag2.com/p/news/254190




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貧乏な家の子どもがお金持ちになれない本当の理由と「思考格差」の正体=午堂登紀雄
2017年9月3日
http://www.mag2.com/p/money/293416

子どもに貧困が連鎖する本当の原因は「親の子育て」にあります。「所得格差が教育格差を生み、貧困が連鎖していく」という説は、厳密には正確ではありません


「親の経済格差⇒子の教育格差⇒連鎖する貧困」はどこまで本当か

相関関係はあっても、因果関係はない

雑誌やネットのコラムなどで、「親の所得格差が子の教育格差を生み、貧困が連鎖する」という記事がたびたび取り上げられます。

確かに相関関係はあると思いますが、私は直接的な因果関係はないと考えています。

昨今ではすでに、高等教育を受ければいい会社に就職もできて安泰という図式は崩れつつありますし、奨学金制度があるので大学に進学できないというケースは稀でしょう(私自身、高校・大学には奨学金で進学し、15年かけて完済しました)。

貧困が連鎖する本当の原因は、親の子育てではないかと私は考えます。

それは、低所得の親の思考パターンと行動パターンが子に伝わるからです。

低所得の親が抱える「本当の問題」とは

そもそも、なぜ親は低所得なのか。それはたとえば、難しい課題に取り組もうとしない、新しい仕事に挑戦しようとしない、困難にもくじけず耐えようとしない、逆境を乗り越えて目標を達成しようとしない、勉強して能力を高めてより成長しようという意欲が低いために起こることではないでしょうか。

つまり、親自身が勉強することの価値を理解していないのです。親自身が「学ぶこと、努力することによってのみ自分を成長させることができるのだ」と認識していなければ、それを子どもに伝えることはできません。

たとえば「勉強しろ」「早く宿題済ませろ」などというのは教育でも何でもなく、単なる強制です。

大人でも会社で上司から「仕事しろ」「さっさと終わらせろ」などと言われたら気分は良くないでしょう。

そして、そういうマインドは当然、日常生活の親の振る舞い、そして子供にかける言葉にも違いを生じさせます。

「自分にはムリ」と思っている親の口から出る言葉は、「お前にはムリ」ではないでしょうか。

貧困は「親の思考と行動」によって連鎖する

じっくり考えるのを面倒くさがる親は、子どもが「それどういうこと?」と聞いてきても「知らない」「どうでもいいよ」で終わってしまうかもしれません。

家族でテレビを見ていて、事故のニュースが流れた時に発するセリフも「怖いねえ」くらい。

そんな親の言葉、態度、何かに取り組むときの姿勢を見ていれば、子どもも当然それを見習います。そうして親と同じような思考パターン、行動パターンが形成されます。

虐待されて育った子どもが親になったとき、また子に虐待するというケースがあるのもそのためで、子にどう接していいかわからない親に育てられれば、本人もやはり自分の子にどう接していいかわからず、結局親と同じことをしてしまいやすいのです。

つまり、親自身が低学歴・低所得となるような思考と行動をしているわけで、それが子どもに伝わっていることが「連鎖する貧困」の原因と言えるのです。


高所得な親の「思考と行動」は何が違う?

反対に、高所得な親の思考と行動はどうでしょうか。

彼らは積極的に学習する姿勢を持ち、難しい問題に果敢に挑戦したり、スキルアップのために日々研鑽してきたからこそ高所得になったと考えられます。

そういう親は、学ぶことの意義を認識していますから、子どもにもそのように伝えます。親自身も積極的に学び、努力する姿勢を持っていますから、子もそんな親の姿を見て育ちます。

親自身が「努力が大切だ」と思っているから、「やってみろよ。失敗したってまた頑張ればいいんだから」と子にも挑戦することの大切さを教えます。「お前にはムリ」ではなく「お前ならできる」というところでしょうか。

子どもが「それどういうこと?」と聞いてきたら、「それはね、これこれこういうことで、こういう理由があるからなんだよ」と答えるか、わからなければ「なんでだろうね、一緒に調べてみようか」と答えるでしょう。

事故のニュースをテレビで見たら「こういう事故に遭わないようにするには、どう行動したらいいかな?」というセリフを発するかもしれません。

そういう親の態度に毎日毎日、何年間も接して育てば、子どもも親と同じような思考パターンや行動パターンを受け継いでいきます。

そのため、「勉強しろ」などと直接言わなくても、日々の会話の中から、親の論理的な考え方や勉強することの大切さは子に伝わるものです。

だからなのか、高学歴の親の子どももまた高学歴になりやすいですし、東大に合格した学生のほとんどは、子どものころから一度も親に「勉強しろ」と言われたことがないそうです。

子どもの人生を左右する「親の思考格差」

さらに、高所得の親は部下や組織をマネジメントしている立場である人が多いと考えられますから、「どうすれば人は動くか?やる気になるか?」という人間のモチベーションに配慮する姿勢を持っているでしょうそういうスキルを発動すれば、子どもがやる気になるように促すこともできると言えます。

逆に低所得者は末端従業員であることが多く、人のモチベーションがどうこうより自分が不平不満を言っている立場でしょうから、人間心理に疎い可能性があります。それはもしかしたら、子どもの学習意欲や進学意欲の適切な形成を損なっているかもしれません。

ただしこれは高所得家庭でも起こり得ることですが、たとえば親があれこれ先回りしすぎたり、支配的に押し付けるような子育てをすれば、子は自分の頭で考える機会を奪われ、それが子の貧困化につがることがあります。

後半はうがった見方かもしれませんが、いずれにせよ貧困の連鎖を生んでいるのは、親の所得格差ではなく、それに伴う教育格差でもなく、「親の思考格差」なのです(なお、結果的には同じなので、冒頭でも直接的な因果関係はないと表現したわけです)。

「鳶が鷹を生む」現象

そしてもちろん、どの世界にも例外はあり、貧困世帯からでも偉大な人物が出てくることもあります。

親を反面教師にして努力し大成した人もいれば、逆に立派過ぎる親に反発してドロップアウトする人もいますが、それらはほんの一握り。珍しいからこそ、そうした人がテレビや書籍で取り上げられるのです。

では、そんな「一握り」に子どもが育つ条件とは何でしょうか?


子どもの論理的思考を鍛えよ

「ではどうすればいいのか?」ですが、私のひとつの提案は、子どもの義務教育を変えることです。

本来は親がすべきことであっても、強制することはできません。そこで親ができないなら、学校教育を変えるしかないというわけです。

具体的には、まず理系科目のウエイトを高くすることが挙げられます。理系科目は論理的思考の基礎となるからです。

私が知る限り、低所得者の多くは数学や物理などの理系科目が苦手です(もちろん全員ということではありません)。

それはつまり、論理的思考が苦手であることを意味します。だから感情や思いつきで判断したり、自分の行動がどういう結果を招くのかという想像もできない。

ただ、現状でも授業数はいっぱいなのに、今後英語やプログラミングの授業も入ってくるとなると、これ以上コマ数を増やすのも難しそうですが……。

子どもが「自分で考える」習慣の大切さ

もうひとつは、学校の中で、自分で考える習慣をつけるような授業の頻度を増やすこと。

現在の学校教育の多くは、教師が知識を伝え、児童生徒は受け取るのみであり、そこに「自分の頭で考える」「自分の意見・主張を持つ」「自分の考えを発表し、他者との違いを認め合う」という場はほとんどありません。また、テストでは問いを与えられ、最初から答えが存在していることばかりですから、自ら問いを発する、つまり課題を発見する機会にも乏しい。

国語にいたっては、たとえば小説の問題でも「こういうふうに捉えなさい」と感じ方まで強制されます。むろん正確に読む書く話す能力は重要なので、それを否定するわけではありません。

そういう基本は押さえつつ、でも「そういう意見や考えもあっていい」という多様性が認められる場を盛り込もうという意味です。

そもそも低所得者は、現状に疑問を持つことが少なく、一方で「こうすべき」「こうしてはいけない」という強固な固定観念に縛られ、自由な発想ができません。

言われたことしかできないとか、標準化された仕事はできるけど創意工夫して変えることが苦手な人は、思い込みが激しく多様性を認めない傾向があります。そのような柔軟性がないため、環境変化にも適応できず、所得は下がっていきます。

そしてそれを「しつけ」と称して子にも教えている可能性があり、だから親のそういう根拠のない常識や思い込みから解放させ、自由に発想させる場が必要です。

それにはたとえば「あなたはどう考えるの?」「僕はこう思う」「私はこう考える」という一人一人の個性を発揮させる授業、たとえば討論やディベート、グループ研究・発表会などが考えられます。

ただ、これも前述と同様、現状の授業枠の中でそこまでの時間が取れるかどうか難しいですが……。

変わるべきは親自身

「自分は貧しかったから、子どもには良い教育を与えてあげたい」という親の気持ちは当然だとしても、やはり変わらなければならないのは親自身ではないか。

親が変われば子に接する態度が変わり、子も親の影響を受けて変わるはず。

そして親の手を借りずとも「大学ではなく専門学校に行く」とか「日本の大学ではなく海外の大学に行く。そのため給付型のスカラシップが取れるよう頑張る」などと、自己責任において進路を決めるようになるかもしれません。


子どもの人生に、本当に大切なこと

「親の経済力によって大学進学率に差がつくのはおかしい」「親が貧しく進学させてあげられないから教育格差が生まれ、子も貧しくなる」と考える人は、奨学金の無償化や、公的な教育投資を増やすよう働きかけています。

しかしそれは「大学に行けばすべて解決する」と言っているようなもので、本質とは言えません。

むろん、義務教育をちょっと変えるくらいで解決できるテーマではないし、集団の中ではどうしても差ができてきます。だから完全に格差をなくすことは不可能。

とはいえ大学以前に、子どもが自分の頭でしっかり考えるような教育をすれば、「雇われるため」の進学だけではなく、たとえば高校生で起業家デビューとか、多様な人生の展開ができるようになる人が増えるのではないでしょうか。


そういえば、お金に関する知識は学校教育では習わないですよね。生きる上ではとっても大切なことなのに。同様に、子育てに関する知識も学校では習わない。論理的な思考方法やコミュニケーション技術も習わない。

ということは、学校では教わらないことの方が、実は人生においては重要なのかもしれません。






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中国農村の子どもの半数、知力発育に遅れ、米経済学者が指摘―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/b190840-s0-c30.html
2017年9月18日(月) 8時0分

2017年9月16日、米ボイス・オブ・アメリカは、中国の農村の子どもの半数が知力発育に遅れが生じていると指摘している。

米スタンフォード大の経済学者スコット・ロジール氏は、中国の河南省鄭州市にあるアップル社のOEMメーカーを視察した際、工場が採用したがるのは学歴が高くなく、しかも知的能力の高くない人ばかりだということに気づいた。

ロジール氏は「知的能力の低い高校中退者が好まれていた」とし、「応募してきた人たちに知能指数(IQ)テストを行い、成績が目立って高い人は採用しない」と、工場の採用について明かした。工場の単純なライン作業は10分程度で仕事が覚えられ、知性の高い人はその単純な反復作業がすぐにいやになってしまうからだという。

だが中国では、そうした単純作業に向く労働力があふれている。10年の国勢調査によると、高校卒業者は労働力全体の24%でしかなく、トルコやブラジル、メキシコ、南アフリカ、インドネシアなどよりも低い水準にある。経済協力開発機構(OECD)加盟国全体で見ると、全労働力のうち高卒以上の学歴を持つ人は74%もいる。

中国は、都市部では高校進学率が93%に上る。米国よりも高い水準だが、農村では37%と著しく低い。ロジール氏は「中国の農村に特有の現象だが、問題は根深い」と話す。

中国の3歳児は50%近くが貧困状態の農村で生活し、約25%は都市部の出稼ぎ労働者の住む貧しい地区で暮らしている。ロジール氏によると、農村の教育問題は、学校や教科書の不足だけでなく、栄養不足や健康面も多く、就学前から問題の種子が植えつけられるという。

ロジール氏を中心とする研究グループが14年から行っている調査によると、陝西省や河北省、雲南省の農村に住む生後18〜30カ月児の45〜53%がIQ85よりも低く、正常な水準を下回るという。他の地域でも同様の結果が出ている。

また遺伝子や栄養の問題以外に、成長の過程で大脳に刺激を与えて知能的発達を促すような育児が行われていないことも深く影響しているという。ロジール氏は、今後4〜5億人もの中国人が治る見込みのない知的障害を抱えて生きていくことになることになるかもしれないと話している。(翻訳・編集/岡田)




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甘い希望など持つな。貧困層の子供はもう抜け出せない現実

政治家の子供たちは大抵が政治家になっている。なぜか。政治家は儲かるからである。

金持ちの子供たちも大抵が金持ちである。遊び狂って財産を散財するだけの息子たちもいるが、こういった息子たちは、金があるから散財できる。

また金持ちの家庭の子供たちは高学歴が普通だ。なぜなら、子供の教育に金を出す余裕もあれば、安心して学業に励める快適な環境もあるからだ。親のコネや人脈で有名大学に入るルートもある。

現に、ハーバード大学やオックスフォード大学は世界各国の権力者の子弟を受け入れている。おまけに大学卒業後も、仕事や役職が約束されている。

端的に言うと、エリートや金持ちや権力者の子供たちというのは、最初から社会的な地位が用意されており、貧困家庭にはない多くのメリットを享受できる。

アメリカでは親の所得が高いほど子供の成績が良いのが確認されているが、その理由は言うまでもなく教育に最適な環境を整備できるからである。

子供が将来、社会的に成功しやすいかどうかというのは、本人の努力が問われる以前に、親の収入も影響する。世の中は公平ではない。それは冷徹な事実である。


極貧の家庭は、常に何らかのトラブルに追われる

これは別に社会学者が統計を出さなくても、普通の人ですら日常を観察してしみじみと思う現象でもある。

収入のある家庭では、子供にいろんな習い事をさせることができる。塾にも行かせることができるし、家庭教師を呼ぶこともできる。

また、親が精神的余裕も経済的余裕もあるので、子供に目をかけやすい。家族の団欒を持てたり、一緒に旅行ができたり、一緒に勉強したり遊んだりすることができる。

もちろん、すべての富裕層がそんな理想的な家庭ばかりではなく、それぞれ複雑な事情を抱えているのも事実だ。何の悩みもない家庭はひとつもない。

しかし一般的な比較で言うと、総じて富裕層は子供に最適な環境を与えることができる。それが、子供の能力を伸ばすので、富裕層の子供に社会的能力の高い子供が多いのは別におかしなことでも何でもない。

では、極貧の家庭で育つ子供たちはどうなのか。彼らは富裕層の子供たちが持つメリットは何もないだけでなく、大きなマイナスをも抱えている。

極貧の家庭は、常に何らかのトラブルに追い込まれている状態であると言ってもいい。親はストレスにまみれ、家庭そのものが破綻していることもある。

経済問題はありとあらゆる問題を先鋭化させるのだ。今を生きていくだけで精一杯であり、子供の教育などはすべて後回しにされる。

習い事をさせる余裕もない。塾や家庭教師など、とんでもない話である。義務教育が終われば、あとは一刻も早く社会に出て金を稼いで欲しいと考える家庭も多い。

そのように口に出して言わなくても、子供たちは親の貧窮ぶりを見て育っているので、悠長に教育を受けるよりも、さっさと社会に出て稼ごうと考える。

環境的に、低学歴で社会に出るしかない。

そうすると結局はそれが仇になって、低収入の仕事に甘んじるしかなくなっていく。もちろん、彼らに人脈やコネがあろうはずがなく、折に触れて助けてくれる人もいない。


貧困家庭に生まれたことから、すべてが始まっている

富裕層の子供たちが多くの良き助言者を持っているのに比して、貧困層の子供たちは多くの悪い友人を持っている。だから、マイナスの方向に引っ張られやすい。

そして、低学歴を余儀なくされた子供たちには、条件の良い仕事はあまりない。

低学歴でもできる収入の良い仕事というのは、極度に体力を使う仕事であったり、極度に危険な仕事であったり、反社会的なものであったりすることが多い。

その仕事に就いていること自体がトラブルの元になり、やがては自分の人生がトラブルによって潰される。しかし、そこから逃れられない。

良い仕事に就きたいと思っても、現実には低収入の仕事しかなく、将来の展望は見えてこない。

貧困家庭に生まれたことから、すべてが始まっている。「経済格差が遺伝する」というのは、こういった現象から言われているものだ。

日本は2000年代に入ってから、極度に格差が広がる社会になった。この「労働者使い捨て時代」に成人して社会に出た人々は今は30代から40代に入ろうとしている。

2017年、厚生労働省は20年間の国民生活基礎調査の家計所得を分析した結果を出した。

これによると「世帯主が40歳代の世帯では、単独世帯やひとり親世帯の増加で総所得が300万円未満の低所得世帯の割合が増加した」と報告している。

今「生活はやや苦しい、大変苦しい」が合わせて62.4%にまで増えた。

将来の展望もなく、低収入を余儀なくされているわけだから、結婚が激減して少子化が加速しても当然だ。しかし、それでも非正規労働のまま結婚し、将来の安定のない中で子供を持つ人たちも、もちろんいる。

重要なのは、こういった貧困を余儀なくされている人たちを社会が救済できなければ、彼らの子供たちもまた貧困層から抜け出せなくなる可能性があるということだ。


貧困層の子供はもう抜け出せない現実を知るべき

「6人に1人の子供が貧困状態にある」とはよく言われるようになっているのだが、この子供たちが助からない。貧困の子供たちを貧困のまま固定化させる現象が日本で生まれている。

2017年9月17日、総務省は65歳以上の高齢者人口が総人口の27.7%になったと報告した。そして90歳以上も初の200万人台に入ったことも合わせて報告している。

少子化も急加速で進んでいるのだが、超高齢化も止まらない。だから人口動態が日本の致命傷になっていくのは、もう結論的に分かっている。

経済大国としての日本は外国に抜かれていき、日本人が豊かになるチャンスも減少していく。内需が消え、社会が萎縮し、イノベーションを生み出す力も衰え、ありつけるパイがどんどん小さくなっていく。

その中で、富の大部分を富裕層がごっそりと持っていき、残りを大勢の貧困層が奪い合うという醜悪な社会になっていく。

いよいよ、そういった社会が見えてきている。

政府も無力になる。財政赤字が膨れ上がり、高齢者を養うために社会保障費の増大に苦しむ政府に余裕などない。余裕がないから、私たちからもっと税金を取り立てて奪ってくる。

隣人が何かしてくれるだろうか。それも期待できない。格差社会は、激烈な競争が生み出したものだからだ。助け合うのではなく、競争し合って他人を蹴落とす。

では、競争に勝つのは誰か。

もちろん最初から恵まれた富裕層の子供たちである。社会はフェアではない。フェアではない競争社会では、最初から何も持たない不利な貧困の子供たちは助からないのだ。

現実を見れば、すでにそんな強烈な社会になっている。そして、この問題は完全に放置されている。

だから、金があるかないかできれいに分離する一種の身分社会になって、ピラミッドの底辺が底辺のまま抜け出せない社会が到来する。

今の社会に甘い希望など持ってはいけない。貧困層の子供はもう抜け出せない現実を見る必要がある。この現実に気付いて危機感を持たないと、すべての日本人が不幸になる。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/09/20170922T1712200900.html




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貧困層が資産を持てない7つの理由とそれを克服する処方箋

世の中は恵まれている人ばかりではない。

知的能力が高くて論理的な思考ができていても、家庭が貧しすぎて学歴を得られなかった人もいるし、学業を途中で放棄せざるを得なかった人たちも数多く存在する。

それが将来的に自分の人生に不利な状況になってしまうことを分かっていても、貧困のために学歴を重ねられなかったという人もいるのである。

現代社会は学歴社会なので、学歴がないというのはそれだけで不利な立場に追いやられていく。

高度な仕事、あるいは正社員の地位の多くは高学歴の人たちのものであり、諸般の事情で学歴が得られなかった人は、それだけで就職の入口から排除されてしまう。そのため、学歴の欠如は貧困に直結しやすい傾向にある。

貧困層が貧困から逃れられないのは、学歴だけが問題なのではない。貧困の世界で生まれ、育ち、そこで生きてきた人たちの多くは「貧困思考」というものを持っている。

貧困思考というのは、貧困から抜け出すことができない思考法を指す。長く貧困で生きたことによって、それが貧困から抜け出せない思考に染まってしまうのである。具体的には、どんなものなのか。


浮かばれない人生の底には「貧困思考」がある

「貧困思考」の中で、最も危険なのは何か。それは「自暴自棄」であると言える。

貧困の中で暮らし、貧困に苦しめられ、貧困の中でもがいて抜け出せない地獄を味わい続けると、やがてその人の心は荒んでいき、その心の荒廃はひとつの傾向を示すようになる。それが自暴自棄だ。

希望を失い、失望を重ねたことによって、「もう自分なんかどうなってもいい」とすべてを投げ出してしまう。

自分に怒りを感じ、あきらめ、「もう何をしても無駄だ」と思って向上心をも捨て去り、流されて生き、まわりからの救済があっても「余計なことをするな」と拒絶する。

自暴自棄が自分の心に定着すると、もはや貧困から抜け出すどころではなくなってしまう。長く生きるということすらもできなくなってしまうのである。資産を形成するどころではないのは確かだ。

「貧困思考」は合理的思考の欠如をも含む。たとえば、いくつかの選択肢があった時、自分がどの選択肢を選べば利益を得られるのかを冷静に考えられない。あえて、選んではいけない方を選んだりする。

たとえば、意味もなく高額なものを買ったり、不必要なものに散財したりする人もいる。合理的に考えれば経済的に苦しい時こそ「貯める」という選択肢が必要なのだが、理由を付けて消費する。

それでいて、必要なところに金を回さないで、自業自得のように自分を追い詰める。こうした行き当たりばったりや衝動的な感情に振り回されて合理的な思考や決断をしないというのも貧困思考の特徴だ。

この衝動性は、ギャンブルに強い関心を持つことにも表れる。ギャンブルは勝てば大金を得られるのだが、一方で「勝つ確率が極度に低い」という見過ごせない一面がある。

勝つ確率が低いものに賭け続けていると、負けが込んですべてを失うのは目に見えている。しかし、貧困思考にとらわれていると、その最も重要な一面が見えないのである。

それだけではない……。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2017/12/20171210T1639280900.html




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貧困家庭の子供が成長してもお金を稼げない本当の理由
http://diamond.jp/articles/-/162585

2018.3.8 松原麻依:清談社  ダイヤモンド・オンライン

『文化資本』とは金銭以外の個人的資本を指す言葉で、経済資本とは異なる意味を持つ。そして貧困の連鎖や子どもの貧困といった問題とも無関係ではない。そんな文化資本の側面から見た、日本の格差の構造とは?(清談社 松原麻依)

裕福になれるかどうかを決める
「文化資本」とは何か


幼い頃から読書や音楽、美術などに親しむ環境に身を置いていれば、「文化資本」は自然と身に付く。そしてこの文化資本は、大人になってからの「金を稼ぐ能力」とも密接に結びついている

 文化資本とは、金銭以外の個人的資本を指す言葉だ。フランスの社会学者、ピエール・ブルデューは「身体化された文化資本」「客体化された文化資本」「制度化された文化資本」の3つの形態に分類している。

「身体化された文化資本」とは、さりげない仕草や立ちふるまいから知識・技能にいたるまで、文字通りその人の身体に染み付いているものを指す。「客体化された文化資本」は、美術品や書籍といった物として獲得されるもの、「制度化された文化資本」は学歴などのように、目には見えないが社会的に「意味がある」と認められているものをいう。
 
 そして、これらの文化資本は、「金を稼ぐ能力」とも密接に結びついている。理屈上は、金持ちでない家に生まれた子どもであっても、ハイレベルの文化資本を身につけられれば、自分でしっかりと稼ぐことができるということになる。
 
 しかし、現実は残酷である。ブルデューは文化資本も経済資本同様、「主に親から子へと『再生産」されていく』と述べている。つまり、お金や土地などの資産同様、文化資本も親から子へ受け継がれていく性質が色濃いというのだ。

 しかし、たとえば本ひとつをとっても大衆小説から古典文学まで様々なジャンルが存在する中、なにをもってして「文化資本」と言えるのか。ライター、コラムニストの北条かや氏は、「ブルデューが活躍した1990年代のフランスと現代の日本では、文化資本の内容もやや異なってくるのかもしれません。ただし、両者とも基本的には『より中央に近い文化』を価値の高い文化とみなす点では同じです。すなわち、この社会を支配している層が有する文化が、文化資本として評価されるわけです」と話す。

金があるだけではダメ
文化資本を持てる家庭環境とは

 日本の場合だと、マンガよりも古典文学、仲間内でしか分からない方言よりも就職活動などで論理的に共通語を話す能力、ジャンクフードを早食いする能力よりも綺麗なテーブルマナー…といった要素が「文化資本」となりえる。

「文化資本を有する人が社会的な階層を上げやすくなっていることは確かで、それがいわゆる経済格差や貧困の連鎖に結びついていると考えられます。たとえば、『教科書を座って読む』という行為も身体化された文化資本ですから、学校教育自体が中央の文化を基準にして作られているとも言えます」

 家に本棚があれば、それが読書習慣へとつながる。座って文字を読む行為そのものは学校教育と親和性が高く、学校教育で評価されれば高い学歴を得やすくなる。これらの要素はすべて文化資本であり、それぞれがリンクして増大していくことが分かる。

「文化的再生産」、つまり文化資本が親から子へと受け継がれていくというのは、どのような構造なのだろうか?

「文化的再生産の過程では、地域や学校のコミュニティなど様々な要素と関わりがあります。その中でも、最も大きな役割を果たすのは家庭環境でしょう。文化資本の有無は幼少期の経験の積み重ねによるところも大きく、いつでも本が読める環境を用意したり、コンサートや美術鑑賞の経験などを子に与えるかどうかは、親の嗜好や経済状況に左右されるのです」

 仮に宝くじで3億円が当たったとしても、それだけで高い文化資本を持てるとは限らない。幼少期に親から文化資本を持てるような経験を提供してもらえるかどうかが、非常に大きなカギを握っているのだ。

 また、北条氏は「その人が文化資本的なものに価値を見出すかどうかは、属しているコミュニティに影響を受けやすい」と話す。たとえば、日本なら地方のヤンキーよりも都市部の富裕層のほうが、文化資本的なものに価値を見出しやすいコミュニティといえそうだ。

学校では強者のはずのヤンキーが
社会では通用しない理由

「好きな小説について語り合って交友を深めるコミュニティもあれば、拳で語り合うコミュニティもある。しかし、日本の支配者層が支持するカルチャーを文化資本とするなら、いわゆるヤンキー文化的なものは文化資本の範疇には入りません。地域によってはヤンキーがスクールカーストの頂点になる学校もありますが、社会という枠組みで見たら、彼らのほうが不利な状況に陥りやすくなるのです。もちろんヤンキー的なコミュニティーに属する人たちの全てが不利だと言っているわけではなく、あくまで社会的地位の取得において不利になりやすい人が多くなるという意味です」

 机に座って勉強することを『ダサい』と捉えるコミュニティより、学校教育に馴染みのあるコミュニティの出身者が高い文化資本を有することになり、後者のほうが社会的階層を上げやすくなる。社会的階層が上がれば、当然ながら経済的にも有利になりやすい。

 本来、優等生もいればヤンキーもいるというのは当然のこと。個人の差異はあってしかるべきで、逆に優等生ばかりの社会などというものが成立するはずもない。だが、この差異は単なる「違い」では済まされない。なぜなら、北条氏が指摘するように、その先にある「貧困」が問題だからだ。

「社会学の階層調査では、年代を重ねるごとに親の地位が再生産されやすくなっていることが分かりました。『ブルーカラーの子どもが医者になる』というような事例が極端に少なくなっているわけです。経済が急成長している時期なら、社会全体で賃金も底上げされているため、子は親の稼ぎを上回りやすい。しかし、今の日本は完全にマイナス成長で、身一つで階層を上げていくことが難しくなっているのです。そうなると、親の階層が子の階層に直接影響するようになってくるわけです」

 こうして経済格差が固定化されれば、貧困の問題はより深刻になっていくという。

文化資本を考慮に入れれば
安直な「貧困自己責任論」には陥らない

 このように文化資本の「格差」などというと、地方のマイルドヤンキーよりも都市部に暮らす富裕層の文化のほうがエライ、と言っているように聞こえなくもない。「文化資本」の存在を認めることは、ある種の差別とも感じられるのではないか。

 しかし、北条氏は「文化資本の格差が存在しない前提で貧困問題を語ると、『自己責任論』に陥りやすくなる』と指摘する。

「会社で評価されるようなコミュニケーション能力、マナーや作法、お金の管理能力、机に長時間座っていられるような持久力、それらもすべて文化資本と言えます。どれも今の日本社会で有利となる要素ですが、一昼夜で身につけられるものではなく、ましてや経済的な支援のみで解決できる話でもありません。スタートラインの平等を信じることは、ある意味危険なことだと思います」

 たとえば子どもの貧困対策を考えた時、子ども食堂や無料塾など、目に見える支援を行えば万事解決なのか。それでも将来貧困に陥ったら、その子自身に問題があると言えるのか。あるいは、なけなしの給料を毎月、酒につぎ込んでしまう人がいたとしたら、それは100%、その人の「自己責任」なのか。

 文化資本の有無は、その人の優劣でもなければ、ましてや良し悪しでもない。ただ、文化資本を持っていない人が割を食うような社会システムが存在することは確かなようだ。育ってきたコミュニティの違いで不平等が生じているのなら、「文化資本」の側面から貧困を考えてみることは無駄ではないはずだ。




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知能指数が高ければ、社会がどんなに悪くなっても要領良く生きて豊かになると思われがちだ。

しかし、イギリスのジャーナリストであるマルコム・グラッドウェル氏は知能指数の高い人々を調べた結果、必ずしもそうとは限らないという結論に至っている。
神童と呼ばれていた子供が成人しても、凡人以下の貧困生活に落ちている人たちがいる。彼らは高度な知能を持ちながら、社会では落ちこぼれた。

その理由は、親の貧困を受け継いだり、学歴が得られなかったり、家庭環境が崩壊していたりして、知能を発揮できる環境が最初からなかったからだった。

虐げられ、家庭でも冷遇され、社会からも見捨てられた子供時代を送ると、知能を社会的な成功に向けようとする努力さえなくなってしまうのだ。

社会的な成功に意味を見出せなくなり、場合によっては社会から背を向けて生きるようにもなっていく。成功する素質はあっても、子供時代や自分を取り巻く社会環境が不幸なものであれば知能は生かせない。

インドでは10億人の人口があって、しばしば天才的な知能を持つ人たちが生まれる。しかし、その多くはがんじがらめのカースト制度や根の深い貧困によってその芽が潰されていく。

自分を取り巻く社会環境が悪すぎれば、成功しようという気持ちそのものが早い段階から台無しにされる。
http://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/04/20160414T1644580900.html




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人類の知能指数(IQ)は向上し続けている。
これは現シカゴ大学のジェームズ・フリン氏が1980年代に気付いたもので「フリン効果」と呼ばれている。

「IQの平均は1947年から2002年の間に18上昇している」のである。

なぜ人類の知能は向上し続けているのか。それは遺伝子が変わったからではない。遺伝子はそんなに早く変化するようなことはない。変わったのは「環境」である。

人類は知能を向上させる環境を効率的に作り上げており、多くの人々がその知能向上の環境に接することができるようになっている。だから知能指数は向上し続けているのだ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/04/20180409T1636220900.html






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この知能指数の向上には、人々が抽象的概念をうまく扱えるようになったのと同時に、推論する能力も向上したことが挙げられている。
全世界で就学率が上がった結果、多くの人々が基本的な「読み・書き・計算」ができるようになった。

それによって、誰もが「情報」を自発的に受け取れるようになり、結果として抽象的概念を考える能力も推論する能力も向上することが可能になった。

この抽象概念と推論能力を力強く発達させるのが、他でもなく「情報」である。

人々は多種多様な情報に接することによって様々なことを考えるようになる。抽象概念と推論能力を深めることができるようになり、結果的に知能指数を向上させていく。

知能指数がさらに伸びていくことが約束されているのは、この高度情報化社会という「環境」は終わったのではなく、むしろこれから始まるからだ。



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「努力しても報われない」世界がある
私は「必死で働く人は報われる」と頑なに思い込んでいた。

「怠惰な人が運だけで豊かになって、必死で努力している人が報われないのは、正義ではないし、残酷だ」という考え方が、ずっとこびりついて離れなかったからだ。

私は自覚していなかったが、それは日本の教育の成果だったのだ。「必死に努力すれば道は拓ける」というのは、今も昔も学校教育の基礎だ。

本当は、人間ひとりひとりに能力があって、生まれつき頭の良い子供もいれば、どう努力しても能力の足りない子供もいる。この差は、生まれつきのものなので埋めがたいものがある。

しかし、学校教育は駄目な子供も面倒を見なければならないし、彼らをある程度「向上」させなければならない。そこで、学校は「必死に努力すれば道は拓ける」と教えることになる。

子供たちは、自分が勉強ができないのは「生まれつきではなく努力が足りないから」だと教育される。

自分を客観的に見つめられる子供は「ひょっとして自分は頭が悪いのか?」と冷静に思うのだが、教育はそれを認めず「努力が足りない」と言って「本当にできない子」を勉強に駆り立てていく。

本当は能力は人によってバラバラで、その差は決して埋まることはないのだが、「努力すれば報われる」と思い込まされるのである。

私も日本の教育を受けてきたので、無意識に「努力すれば報われる」という現実的ではない哲学が身についていた。

しかし、東南アジアで必死で生きている人たちを見て、気付いてしまったのである。必死で働き、必死で努力している人が報われるのであれば、なぜ彼らが報われないのか……。

現実を客観的に分析すると、努力など「何ひとつ」していない私の方が彼らよりも経済的余裕があった。日本に生まれて、なおかつ時代がバブルだったという僥倖があったからだ。

私はたまたま日本の良い時代に生まれていた。努力はまったく関係なかったし、私に持って生まれた特別な才能があったわけでもない。

私は愚かではないが天才でもない。本当に普通の人間だった。日本という国は素晴らしかったが、私自身は語るべきものは何もなかった。

それなのに、私は必死で生きようともがいている人たちよりも圧倒的に恵まれていた。

「努力すれば報われる」というのであれば、これは不可解な現実だ。「もしかすると、努力しても報われない」のが現実なのではないか、と私はうっすらと思うようになっていった。


とどめになったのは、カンボジアの売春地帯にいた女性たちと付き合うようになってからだ。

彼女たちは、もう生まれたときから家が貧しく、教育もなく、計算もできず、身体を売るしか生きる方法がなかった。

そんな中で売春宿のオーナーに搾取され、乱暴な客に罵られ、這い上がることなど到底不可能な世界の中でもがいていた。

「努力したら報われる」どころの話ではない。あまりにも極限の底辺に堕ちると、足りないものが多すぎて必死で働いても浮かばれないのである。

借金もある。計算できないから売春宿のオーナーからピンハネされ放題だ。抜け出しても、字も書けず、計算もできないから普通の職業に就けない。教育を受けるにも金が要るが、そんな金もない。今を生きなければならない。

そんな世界で「努力したら報われる」など、きれい事でしかなかった。しかも、途上国で必死で働いても、先進国のアルバイトの時給にも負ける。時間が経てば経つほど差が開いていく。

先進国で生まれるか途上国で生まれるかは、それこそ運でしかない。富裕層で生まれるか貧困層で生まれるかも運だ。いろいろな環境が本人の努力を超えた部分で決まり、人生が左右される。

もし私がカンボジアの底辺で生まれていたら。あるいは、インドの低カーストで生まれていたら……。

私が生まれた国と時代が悪ければ、「一匹狼だ、野良犬だ、ハイエナだ」と斜に構えて生きることなど到底できなかった。必死で働いても何も得られず、社会に押しつぶされながら生きていたはずだ。

「努力しても報われない」世界があるのだ。
https://blackasia.net/?p=7713


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html#c6

コメント [原発・フッ素51] 事故から8年経ってようやく使用済み核燃料の取出しがスタート。溶け落ちた核燃料に到達するには気の遠くなるような時間がかかる 赤かぶ
9. 赤かぶ[9873] kNSCqYLU 2019年4月16日 11:30:21 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[525]



http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/388.html#c9
コメント [政治・選挙・NHK259] 5年半ぶりにとってつけたような福島第一原発視察。ペテン総理の「やってる感」演出がセコすぎる!!&米財務長官の為替条項要求 赤かぶ
22. 2019年4月16日 11:34:45 : Uh6hycg9Iw : RVRSa01DSk1UWDY=[2]
このアホニュースを見て思ったさ、

安倍ぇ、放射能にやられてくんないかなぁ。

まぁ、不謹慎っちゃー不謹慎なんだけどね。

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/656.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK259] 枝野が宮本岳志を激励、街頭演説行わず!   赤かぶ
16. 2019年4月16日 11:37:03 : dZ0iU8JZWs : M1VnWDR3dzJxT2M=[3]
宮本氏は本気度1000%以上!
やはり、安全圏を抜けた人、戻る吊り橋を切って、髪振り乱して奔走する人を真面!な人々は信じようとし、応援する。

枝野おじさんのことは、ま、ポジティブに考えよう。
お尻を持ち上げたのだから。
様子見ってところか。

しかし、此処まで腐臭を放ったアベ自民党公明党を支持していた植民地日本人民衆って?????
その植民地日本人民衆の方が信じられないが。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/674.html#c16

コメント [政治・選挙・NHK259] 改憲派よ選挙で堂々と論陣張れ/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
5. 2019年4月16日 11:38:04 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[569]
ネオリベ政策推進の維新と歴史修正主義推進の自民とでは改憲の論点が異なるので審査会を開いたとしてもいざ本気となると議論は噛み合わないだろう。いい加減な議論で短期に改憲実現というのはやはり無理。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/682.html#c5
記事 [国際26] 仏パリのノートルダム寺院で大規模火災、尖塔倒壊 ユネスコ世界遺産(ニューズウィーク)
仏パリのノートルダム寺院で大規模火災、尖塔倒壊 ユネスコ世界遺産
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/04/post-11977.php
2019年4月16日(火)10時00分 ニューズウィーク


パリ中心部にあるノートルダム寺院で大規模な火災が発生。12世紀に建設が始まった寺院は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に指定されている(2019年 ロイター/BENOIT TESSIER)


パリ中心部にあるノートルダム寺院で15日午後、大規模な火災が発生した。12世紀に建設が始まった寺院は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に指定されており、毎年多くの人が訪れるパリ有数の観光名所。

火事はこの日夕方に発生し、大聖堂の屋根がほぼ全焼したほか、尖塔も倒壊。消防隊がなお消火作業を続けており、目撃者によると、寺院があるシテ島は避難指示が出たという。

建物の骨組みと2つの主要な鐘楼の倒壊は免れた。

消防士1人が重傷を負った。内務省当局者は「出火原因を特定するのは時期尚早だ」と述べた。

検察当局が火事の捜査を開始。地元テレビ局によると、警察は事故とみて調べていると伝えた。

1163年に建設が始まり、ゴシック建築の最高傑作とされる大聖堂では現在改修作業が行われており、一部には足場が組まれている。先週には作業のためブロンズ像が取り外されていた。

マクロン大統領は火事を受け、「多くの国民同様、われわれの一部である建物が燃えるのを見るのは悲しい」とツイッターに投稿した。

大統領は現場の記者団に「最悪の事態は避けられた」と発言。募金活動や、海外の人材に支援を求めるなどして、寺院の再建を進める考えを示した。

大統領は「一緒に建て直そう。それがフランスの運命であり、今後のわれわれのプロジェクトになることは間違いない」と述べた。
















http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/231.html

コメント [国際26] 仏パリのノートルダム寺院で大規模火災、尖塔倒壊 ユネスコ世界遺産(ニューズウィーク) 赤かぶ
1. 赤かぶ[9874] kNSCqYLU 2019年4月16日 11:40:06 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[526]



http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/231.html#c1
コメント [カルト20] ドン・日本は太平洋戦争の前に核実験成功、当時は核を戦闘機に搭載するのは不可能。だそうである。 ポスト米英時代
13. 2019年4月16日 11:40:57 : pxl5Wj2Hlo : a0dvZEJ4Vkd5ajY=[4]

😙😙😙😙😀😀😀😀😀😀😀😀😀
第二次世界大戦は多くの日本人の優秀な男子が招集され死亡した。

生き残ったのが朝鮮人支配のグループ

日本を支配するため第二次世界大戦はCIAによ企画された戦争ではなかったのか?


http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/674.html#c13

コメント [政治・選挙・NHK259] 竹中平蔵の「犯罪」を追及する山本太郎!   赤かぶ
31. 2019年4月16日 11:41:01 : MtrYtEHZzY : aGRleFU5cmVlaVU=[91]
>竹中平蔵の「犯罪」を追及する山本太郎!

竹中氏を逮捕するとかできたんですか?
それとも、追及すると言ってみただけ?

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/655.html#c31

コメント [国際26] 仏パリのノートルダム寺院で大規模火災、尖塔倒壊 ユネスコ世界遺産(ニューズウィーク) 赤かぶ
2. 赤かぶ[9875] kNSCqYLU 2019年4月16日 11:41:13 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[527]



http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/231.html#c2
コメント [国際26] 仏パリのノートルダム寺院で大規模火災、尖塔倒壊 ユネスコ世界遺産(ニューズウィーク) 赤かぶ
3. 赤かぶ[9876] kNSCqYLU 2019年4月16日 11:42:37 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[528]



http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/231.html#c3
コメント [近代史3] 新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由 中川隆
7. 中川隆[-10750] koaQ7Jey 2019年4月16日 11:43:43 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1300]

中間階層が転落すると こういう楽園が待っています:

181 :山師さん:2008/10/11(土) 14:33:21 ID:6hzLlhXv

バブル崩壊時のソープはいまにして思えば信じられないよーな世界だったな。

なにしろ美人でなければソープ嬢になりたくても一次面接で落とされまくった時期だ。

吉原しかしらないが、在籍嬢の容姿が最低レベルでAV女優、 平均レベルでいまのアイドルクラスなんて店もけっこうあった。

素人や新卒が多かったからサービスはぎこちなかったし、そーゆー店はそれでも込みで6マソくらいとったけどな。それでも納得できたものだ。

しかしあれも一瞬の夢だったな・・・世の中の人々が夢を取り戻すと同時に終わる奇妙な夢だよ。
彼女らが一般の社会生活に戻って行くのに合わせて吉原から足が遠のいていった俺だが・・・

いまふたたび聞こえてきたんだよ、夢の足音が! 

そこまで来てる〜♪ よーな気がするんだよ!

20 : VIPがお送りします :2010/05/08(土) 23:20:32.85 ID:NGkmykzt0 (10 回発言)

初めて行ったときは、お嬢さんの質の高さに驚いた。

若くて綺麗で。

多少は化粧とか髪型で騙されてる部分はあると思うんだけど、それでも子供の頃から学年で上位に入る美少女だったんだろうと想像する。

なんでなの?

http://logsoku.com/thread/yutori7.2ch.net/news4vip/1273327589/

110 : ハマグリ(コネチカット州)[]:2008/11/25(火) 20:01:46.85 ID:f9Wqvy/L

今の風俗はマジ可愛い子がいるからびびるぞw
素人と風俗嬢の境なんかほとんどなくなってるからw


342 :聖なる客 :2009/01/27(火) 09:12:38 ID:zO785ZiX0 (3 回発言)

人気風俗嬢モノにするって男の勲章なんだよ。
フードルはネット動画にもでてるアイドルだし。

一流の嬢を恋人・妻にしたいって、成功者なら当然だろ。

今の人気嬢は芸能人以上の美形だし。
真面目な話し、風俗嬢が美人じゃなかったら、妻にしようとは思わない。

でも今の風俗嬢って、凄い美人だらけなんだよね。

http://logsoku.com/thread/qiufen.bbspink.com/nuki/1232543945/

1 :名無しさん@入浴中:2010/10/15(金) 23:28:13 ID:ul/rf1yF0

昔はソープ嬢はプロ意識・職人気質が強く、サービス中にキスをしない者が多く
これは「体を売っても、心までは売らない」という意志を象徴していたそうです。

しかし最近はバイト感覚の素人系ソープ嬢が増え、恋人系サービスが向上して濃厚な接吻をしてくれるのが当たり前のようになりました。

いい時代になりましたね

http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/soap/1287152893/l50


77 :名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 12:25:55 ID:FjuYYyZ60

風俗嬢さんに質問があります。

今彼、元彼にするよりも激しくて長いディープキスやフェラをお客さんに対してしたことがありますか?

また、それはなぜですか?

78 :名無しさん@ピンキー:2010/10/21(木) 12:29:58 ID:TCxqNFJUO
>>77
地雷客以外には、大半のプレイがプライベートより濃厚ですが?
そういう仕事だから、サービス業だから

http://qiufen.bbspink.com/test/read.cgi/club/1284649538/


97 :86 :2010/02/06(土) 22:52:19 ID:kTie03qSi (2 回発言)

行ってきた

サービス満点で感動した。こんなにサービスしてくれるんだね

顔も、可愛くて安心した

てか、あなたモテるよねって何回も言われた。

これが営業トークというやつか

あと、こっちが責めてるときに


「あっ気持ちい。やら、いきそう。上手ー」


等の発言してた。 これか、営業トークってやつねって思いながらプレーした

すんげー興奮したけどw

http://logsoku.com/thread/qiufen.bbspink.com/nuki/1265201734/

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html#c7

コメント [国際26] 仏パリのノートルダム寺院で大規模火災、尖塔倒壊 ユネスコ世界遺産(ニューズウィーク) 赤かぶ
4. 赤かぶ[9877] kNSCqYLU 2019年4月16日 11:44:14 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[529]



http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/231.html#c4
コメント [カルト20] ドン・日本は太平洋戦争の前に核実験成功、当時は核を戦闘機に搭載するのは不可能。だそうである。 ポスト米英時代
14. 2019年4月16日 11:44:46 : pxl5Wj2Hlo : a0dvZEJ4Vkd5ajY=[5]
第二次世界大戦はCIAとその仲間による自作自演

かなり、説得力がある。

日本の縄文時代と昭和史は全くの出鱈目!


http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/674.html#c14

コメント [経世済民132] セブンが24時間営業を見直せない理由は「収益構造」にある(ダイヤモンド・オンライン) 赤かぶ
10. 2019年4月16日 11:44:50 : dyUKltv3oM : RmhJVE50QUxtV2s=[1]
>>6
本部は生産性とかどうでもいいの
深夜に100円でも売れれば本部は儲かるんだから
本部はね寝ててもお金が欲しいの
そのための人件費や光熱費なんて考えてないの
簡単に24時間営業の看板下せるわけないでしょ
効率的に儲けようするとね非効率的な社会になるの

http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/165.html#c10
コメント [近代史3] 新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由 中川隆
8. 中川隆[-10749] koaQ7Jey 2019年4月16日 11:46:08 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1301]

中間階層が転落すると こういう楽園が待っています_ 2 :


フツーの女の子が水商売でなく風俗で働く理由


キャバクラ潜入動画
http://cabaview.jp/movie/sneaking.php


101 :Ms.名無しさん :2010/07/17(土) 16:49:07 0

お水女はまともじゃないよ。 銀座のクラブで働いてた私自身がそうだから。

学生バイトだろうが、本業ホステスだろうが、水で働こうというその思考そのものがもう終わってる。

働き出したら、客は一流・大手企業の役員から社長会長、スポーツ選手、医者、弁護士、議員、などの社会的地位の高いじじい相手だから、自分も地位の高い女だと脳内変換、大勘違いしちゃう。 実際は、そのあほなじじい共にも馬鹿女は簡単にやれると思われているのにね。

枕営業して小銭稼いでる風俗まがいのホステスもいるし、客席で他のホステスと悪口大会してるあほもいるし、
常識や口の聞き方知らない、ある意味世間知らずばかり。学はなく、常識や女性としての品格や慎ましさもなく、ただの公衆便所です。そんな女がまともな結婚なんて出来ると思う?

ありえませんから。 まともな女性は、どんなにお金に困っても水には足を踏み入れませんっ!

人による、とおっしゃる方もいますが、水に限ってはそれはありませんよ。 水してる女は、100パー異常染色体を持っています。 私もです。 劣化も早いです。

http://logsoku.com/thread/yuzuru.2ch.net/wom/1277091460/


814 :可愛い奥様 :2009/04/21(火) gtEBa6VXO (4 回発言)

酒は飲まないとだめだし
夜遅くまでは無理だし アフターとか面倒。

風俗の方が時間は夕方まででもokだし
限られた時間内だけですむから働いてるという人は多いんじゃないかな。

美人でスタイルいいならホステスって、高級クラブでってこと?

クラブじゃないにしてもお水は指名ノルマうるさいし、美容院やドレス、着物、やたら金かかるから
クラブで働いてもなかなかお金たまらない。

風俗の方が気が楽です。

http://logsoku.com/thread/hideyoshi.2ch.net/ms/1232706033/#414


24 :名無しさん@ピンキー:2009/12/12(土) 14:34:36 ID:aFhp9nCU0

(風俗は)昔は知能の低い女のやる仕事だったが、今はそうでもないよ。

ごく普通の子がやっている。

ま、たまに変なのもいるけどね
その割合が一般の会社より多いのは確かだけどね

14 :名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 14:21:32 ID:gv0gOKxQ0

風俗嬢はお水よりは性格が良いよ

15 :名無しさん@ピンキー:2009/12/02(水) 14:33:13 ID:ob3EzqxhO

その通り!

体はって稼いでるんだから
かたやいかに男騙してお金を店に落とさせるかだからね


89 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 04:14:54 ID:19Al9Ha80

キャバクラで成功するには頭がよくないと指名はまず来ない。
顔が良いだけでは全く使い物にならないからね。

695 :名無しさん@十一周年:2010/11/21(日) 23:26:33 ID:FCRC2k0+0

ソープの女が一番マナーが良く女らしい演技に長けててくつろげるな
納得してお金を払える

http://logsoku.com/thread/hideyoshi.2ch.net/ms/1232706033/


● 借金を必死で返してる子もいますから全否定はしませんよ。 でも、それ以外は切ないというよりも哀れです。 ホントに哀れですよ…なぜそんな安易に性を売るかな?ってね。

風俗嬢は無知でも愚かでもないですよ。

変な客から好きになりそうな客までうまくこなすには そりゃあ頭の回転速くないとダメです、客は付きません。 幅広い客層と話をするため、物知りでもあります。 ただラクなほう、簡単なほうに流されちゃってるんですね。 そうして結果的にヨゴれていくんですよ。

過去は絶対に消せないし、背負っていかなければならないんです。 これに気付いている姫は少ないと思います。 気付いていても流されてます、哀れですね。

http://blog.livedoor.jp/zqy1tomr6o/archives/241421.html

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             |:::::i::::`ト::八.、   こ フ   イ::::::::/.:::::ノ:::|
            , '|:::::i:::::八:::::::::> . _ . ≦::::|:::::〃::::::/ }::ノ
     ..|l     /  |:::::i:::(::::::::::::::|     {   |:::/`ヽ:/ ノ'
.     ,. =ミ/   人::::>''^ヽ:::::|       从,′  {∨
     .i{ / \   )/    )'  、_ノ         /   |
     .`7    丶((                  {    |
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.       {     .イ{∠斗、       /        ノ,  |
.      ` -‐  ゙ ,少':´: :心、    {           }  |
           {'i{:_: : 《i i 心   人          ノ  |
           ∨i{_: :《 i i i }=≦  丶  ::rッ:  イ,ィ_ノ  |l
.             ヽ'(: :《i i i i }       `,. =≦爪 i:厂 ̄》
                 ` ー--=≦ニ=‐-=≦i i i 》 : :i{'シ===′
                            ` ‐-==ァ'′    |l


 Q. キャバクラとはどんなことをする場所なんですか?

そして、男の人はどうしてここに行きたがるのでしょうか?
結婚していても、彼女がいても・・・このあたり教えて下さい。

男の人の中でも、結婚したり彼女ができたら、行かなくなる人もいるんですか?
私の周りには行きたがる人ばかりで…


___________


A1. こんばんは。私は元キャバ嬢です。

普通にお酒を飲みながら話すだけですよ。店にもよりますが、特に触れ合ったりとかもありません。話を聞いて、こっちが質問してみたいな感じですね。結婚してる男の人がキャバクラに来ても自分の家族の事を楽しそうに話したりしてますよ。彼女がいても「俺の彼女ね〜」とか相談しに来て女の意見を参考にしてる人もいますし。

でもやっぱり結婚したり彼氏彼女になっちゃうとなかなか自分の話を聞いてもらえたり、褒めてもらえたり、尊敬されたりする事って少なくなっちゃうみたいですね。だからキャバクラにきて自分の話を聞いてもらいたがる男性って多いですよ。お酒入ると打ち解けて話せますしね。しかも、全く自分の素性を知らない女の子だから何でも話せちゃう部分もあるみたいです。まぁ、言わば社会で戦ってる男の人の現実逃避の場ですね。彼女や奥さんに言えない不満とかあるんですよね。

顔とか自分の好みでなおかつお店に行けば自分の話を不満も言わずに聞いてくれるから男性にとってきっと休憩所みたいなもんですね。

_____________

Q2. キャバクラって女の子がたくさんいて、一人の男の人に一人のホステス(キャバ嬢)がついて、お酒を一緒に飲みながら会話を楽しむお店です。

キャバ嬢はお仕事なので、お客さんをちやほやもてなします。
全然似てないのに「○○さん、芸能人の■■に似てるって言われませんか?」
とか

「もてるでしょ〜」

とか

「私、○○さんみたいな人ってタイプです」

とかそんな感じで。冷静な人は

「はいはい。営業、営業。がんばるねー笑」

って苦笑いしてますが、まあ、営業トークとわかっててもまんざらでもないって喜ぶ人もいます。わかりきったお世辞でばかばかしいと感じる人もいます。

キャバ嬢たちは、結婚式にでも呼ばれたみたいなキレイな衣装を着て、髪の毛をばっちりセットして、なんだかアイドルのようなかわいい女の子たちが多いです。馬子にも衣装じゃないけど、あんだけ着飾ればたいていの子はかわいく見えます。

(中には「ん?」と思う子もいますが、人気商売で、女の子は自分が商品であることを自覚してますから、自分にお金かけてる子が多いです)

キャバ嬢の褒め言葉がわかりきったお世辞で、極端に言えば嘘だとします。お客さんのほうも虚勢をはったり見栄はったりします。借金だらけなのに金持ちのふりしたり、平社員なのにできる男のふりをしてみたり。

でも「嘘ついた」ってお互いが責め合うことはまずないです。それが水商売なので「嘘」なんて野暮。嘘で当たりまえ。キャバ嬢は本名ではなく源氏名というお店だけでの名前を使っていますから、そこからしてすでに嘘なので。

そういうかわいいキャバ嬢に「○○欲しい」とかわいくおねだりされたら、男の人も頼られたり甘えられたりするのがうれしくて「しょうがないなあ」とか言いながらお願いを聞いてみたり。とにかく「いい気分」になりたくて、キャバクラに行くと思いますよ。

中には女の子を口説いてなんとかエッチしたいって人もいるかもしれません。自分の男としてのモテ度を試してるというか。

ちっともさっぱりおもしろくない話しも、自慢話や愚痴も、キャバ嬢ならおもしろそうに聞いてくれますからね。それがお仕事なので。勘違いしてしまう男の人もいるかも。たいていは何度か行くうちに

「いい気分にはなるけど金がかかる。何万も使っても何も残らない。別のことにお金使うほうがいいや」って冷めることが多いので、つきあいや気晴らしでたまーに行く程度になる人が多いんじゃないかなあ。

http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa2730605.html


90 :Ms.名無しさん :2010/02/03(水) 00:55:15 0

ホステスなら寝なくていいって間違い
同伴後必ず誘われるよ
もちろん蹴ったら次回指名されない

ホステスは蹴っていい客、逃したくない客と、より分けて寝てんだよ

飲み業界も所詮売春業の一環
飲み屋は置屋
自分の旦那さんにしようと思った太客とは寝てつなぎとめるに決まってんだろう


92 :名無しさん@十一周年:2010/11/21(日) 18:16:17 ID:toiImupGO

いつの時代だよ高いってw高級店なんてどこも閑古鳥だし今は大衆店で値段も安いし
嬢の時給も低いからアフターにすぐ来るしデリヘルより安くエッチ出来るけどなw
昔は違ったけど今は簡単にお持ち帰りする遊びだろ

http://logsoku.com/thread/namidame.2ch.net/wom/1262322714/


東京・歌舞伎町で、キャバクラなどの水商売で働く人たちの労働組合「キャバクラユニオン」が行った「ちゃんとしないと、飛ぶぞデモ」(26日)。140人の参加者は踊りながら「給与未払い問題」などの待遇改善を訴えた。

当日欠勤3万円、無断欠勤5万円のペナルティーを取られる店では

「休めば収入マイナス」、

「枕営業はできるの?と面接で聞かれた」

──など、キャバ嬢の待遇は過酷なものがある。

http://www.tokyo-sports.co.jp/hamidashi.php?hid=7674

キャバクラは水商売であっても風俗ではなく、テレクラも風俗ではない。
知性と才気に溢れた娘でないとキャバクラの仕事は務まらない


212 :名無しさん@十一周年:2010/11/21(日) 18:48:33 ID:toehbdRA0

知ってるめちゃめちゃかわいいデリヘル嬢だってたいして稼げないと嘆いている
くらいだから、キャバじゃよっぽどの何かがないとダメだろうな


236 :名無しさん@十一周年:2010/11/21(日) 18:54:53 ID:vWW8QXlXO

今は風俗やキャバやクラブホスは弱肉強食だよ
稼げる女は稼げて、稼げない客がつかない女は稼げないで、店を転々とする羽目になる
男の営業マンの出来る奴と出来ない奴がいるのの さらに過酷な世界だな。
不細工も当然大変な世の中だよ


455 :名無しさん@十一周年:2010/11/21(日) 19:55:48 ID:EnuotYV40

指名がないと時給が1000円くらいサクっと下がる。

2000円スタートしたとしても速攻1500円>1000円って落ちるうえに勤務日を露骨に減らさせられるのだ。

あげく今日は暇だから21時であがっていいと1時間勤務だったりする。

ドレス、靴、小物、美容院代、化粧品代は自腹だから昼勤ない子や自主的にやめちゃう。あと罰金制度が以外とキツイ。


813 :可愛い奥様@LR申請案公示中 自治スレ見てね :2009/04/20(月) 8QW37ZF20 (1 回発言)


美人でもスタイルと頭良かったら飲み屋でもそこそこ稼げるだろうし、
風俗嬢なんかやるのは色々とかわいそうな人が多いんだろうな。


68 :名無しさん@十一周年 :2010/11/16(火) 18:29:21 ID:93yFCUBt0 (1 回発言)

キャバクラ嬢は接客やトーク、営業が上手くないとノルマを達成出来ない。

精神的に疲れて触られてればいいやとばかりにおっパブに流れたり、おしゃぶり
だけしてればいいやとピンサロに流れたりするのはよくあること。


89 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 04:14:54 ID:19Al9Ha80

お水で成功するには頭がよくないと指名はまず来ない。
顔が良いだけでは全く使い物にならないからね。


90 :名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 04:56:51 ID:ptOJID+IO
>>89
風俗もそうだよ
体や顔だけで指名続く程甘くないし そういうのは飽きられるのが早い

結局指名が続いて、出勤日が予約で埋まるような人は客層広いのは顔やスタイルがいい人でもプレイが巧みな人でもなく
普通の容姿でも話や雰囲気を合わせるのや甘えさせるのが上手く
客の心の隙間を埋められるような包容力ある人ってパターン


因みに自分が見て来た中では結構年齢は高い人が多かったね
若い女の子には出せない安定感というか落ち着き

結局自分の見せ方が上手い頭のいい人の勝ち
そこはお水も風俗も変わらない

http://www.unkar.org/read/qiufen.bbspink.com/club/1267390000


142 :名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中 :2009/02/18(水) ID:9b3gAcPfO (1 回発言)

風俗しなきゃ都会で一人暮らしできないでしょ

ピンサロってフェラするだけだしオススメだよ
キスするセクキャバの方が抵抗あったな
キャバで食べてくには営業して男騙してHもしなきゃいけないし

一番大変なのはキャバだと思うな

そんな私も主婦になったわけで職業に貴賤なしですよ


48 :名無しさん@十一周年:2010/11/21(日) 17:59:40 ID:iI+kPMmK0

最近は風俗のレベルがすごいからな・・・
ヘルスとかめっちゃ若くて良い体してるの多い
抜いてもらっておしゃべりして1万5千円とかだろ

接待でもなけりゃキャバ行く意味ないだろうからなあ
ソープは相変わらず化け物が多いけど、ここにかわいいのが来出したら終わりだろうな


577 :名無しさん@十一周年:2010/11/21(日) 21:09:55 ID:83+07tFq0

今は接待にキャバクラ使う事を認めない会社が増えた。
接待自体が減っている。
これが一番大きいはず。

76 :名無しさん@十一周年:2010/11/21(日) 18:09:13 ID:XcPrulGw0

キャバクラの定義とは

(キャバレー並みの低料金でクラブのようなゴージャスな雰囲気の店) だそうだ。 その質問をキャバ嬢にぶつけたところ以下の回答だった。


キャバ嬢;「え〜と、少しだけオサワリしていいのがクラブで〜、
      たくさんオサワリしていいのがキャバクラで〜す!」

オレ 「確認するが、ここはそのキャバクラで間違いないな・・・」

セクキャバ

セクシーキャバクラの事。

キャバクラであるが、女の子は上半身裸になり胸に客の顔をうずめさせるサービスを行っている。

抜きはなく、胸へのおさわりはある店とない店がある。

大音量でBGMが流れ、セクシータイムなどという時間が設けられ、その時間に密着のサービスがある。

会社などで接待にも良く使われている。
歌舞伎町などでは風俗情報館で割引チケットを置いている店も多い。

http://homepage3.nifty.com/yobatuka/170.html

セクキャバ : オッパプ

その名の通り キャバクラ+オッパイ というハーレムを想像すれば解りやすいであろう。

トップレスの女の子とBOXシートで酒を呑みながら、時折訪れるショータイムと呼ばれる周期CZを待つ 。ショータイムに突入すると、女の子が貴様の上に跨って来るので舐めるなり吸うなり好きにすればよい。中には本番をこなす強者も居るそうだが、揉むわ吸うわ腰の上で動かれた挙げ句こちらはイカせてもらえないという生殺し

エヴァの中間設定で下皿モミ続けて台移動もままならない状況に酷似しているので筆者は営業上の付き合いでしか行かない。

http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/slot/1269765099/

609 :名無しさん@十一周年:2010/11/21(日) 21:50:55 ID:iPteZurU0

キスや乳揉みできるセクキャバの方が安いのは如何なものか
最近は可愛い子も多いし、喋るのがメンドクサイという子はセクキャバにいる


614 :名無しさん@十一周年:2010/11/21(日) 22:00:19 ID:2Ee0QS9X0
>>609
今セクキャバって発射寸前までチンポ擦ってくれるところあるよな
で、発射はトイレで・・・って感じw
ディープキスしながらチンポ手コキされるのは嵌るわ
キャバより安いし

625 :名無しさん@十一周年:2010/11/21(日) 22:16:20 ID:iPteZurU0
>>614
発射するまで擦られた事があるわ
夢精状態だったw

130 :名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中 :2009/02/17(火) tE8y1+JA0 (2 回発言)

整形番組のビフォーアフターで、親の借金の為に水商売やりたいけど

あまりに顔がブスでどこも雇ってくれないからしょうがないから風俗嬢やってる

こんな毎日は嫌だ〜!!
と号泣してた子がいたよ

どんな病気もらうかわからないし怖いしんどい仕事だよね


231 :名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中 :2009/02/26(木) m58e7aVFO (1 回発言)

私の大学時代の友人もホストにハマって大学辞めて

キャバクラ → 風俗

に落ちた。 キャバクラって稼げる子は風俗以上に稼げるけど、素人から始めたらよほどのルックスがなければそこそこになるまでには半年かかるみたいだし、髪やドレス等経費もかかる上に、プライベートでも客とメールやったりでマメじゃなければ勤まらないみたい。

大体キャバ嬢は動機がブランド欲しいとか、OLの給料じゃ少ないから副業にとか気軽に始めるのが多いけど風俗嬢は大半が借金か男が動機だもんね…。

収入の大半もその動機に吸い取られるから風俗嬢はダサいことが多いかも。

http://logsoku.com/thread/hideyoshi.2ch.net/ms/1232706033/

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html#c8

コメント [国際26] 仏パリのノートルダム寺院で大規模火災、尖塔倒壊 ユネスコ世界遺産(ニューズウィーク) 赤かぶ
5. 赤かぶ[9878] kNSCqYLU 2019年4月16日 11:46:15 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[530]



http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/231.html#c5
コメント [近代史3] 新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由 中川隆
9. 中川隆[-10748] koaQ7Jey 2019年4月16日 11:49:16 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1302]

中間階層が転落すると こういう楽園が待っています_ 3 :


この横浜の地は私が青春時代を送った地なのだ。

大学を卒業して会社勤めをしていた。新入社員の俺は部署の新歓飲み会に参加した。 2次会のカラオケを終えて、30台前半の先輩社員に風俗店に連れて行ってもらった。 その時初めての風俗だった。これが社会か!と興奮しきり。

軽く緊張しつつ、風俗嬢のカタログを開く。高校の時好きだった子に似た子をセレクト。待合室にやってきた風俗嬢のAちゃんは好きだったあの子に本当に似ている。

部屋で、シャワーで仕事と飲み会の汗を流す。シャワー中でのフェラで発射。
ベッドの上で絡み合い、手コキに前立腺マッサージ。

来て良かった?と大満足でいると、おもむろにゴムを突き付けてきた。噂に聞いた基盤? と思ったら。


「○○君(俺の名前)だよね…本番するから内緒にしてください」


と土下座された。 いや、俺はそんなつもりじゃ…

無言でゴムを装着するAちゃん。 意志とは裏腹に俺の性器は怒張している。そこに腰を沈めていくAちゃん。 ベッドの軋む音。これってありなの??意外にも冷静な俺。 揺れるおっぱい。俺の腹辺りに視線を落とし浅い呼吸をするAちゃん。


気まずい、がしかし、押し寄せる快感。本日2発目。

ゴムを抜き取り、お掃除フェラをしてくれる。

目が合い、引きつる笑顔のAちゃん。


「絶対言わないでね」

と淡々と処理を済ませていくAちゃん。その後は客と風俗嬢としての定型文のやりとり。 個室を出ると先輩社員は既に事を終えていた。会計も済んでいるようだ。店を後にする。


後日、その石和 風俗嬢店のサイトを見た。Aちゃんの退店イベントが催されているようだ。 右手で顔を隠し、パンツ一丁で女座りのAちゃんはトップ2の人気嬢で、得意技はフェラ。性感帯は全身。 俺が大学に入って初めての彼女ができる少し前まで、一番好きな人だった。


俺はそれから一度もあの店に行っていない。 今では何ともなくセックスを楽しめるのだろうが若かった頃の俺には初恋の相手が風俗嬢になっていてまさか本番までしてしまったという事に耐えられなかったのだ。 若かったのだ。だが間違いなく女性の気持ちよさを最初に教えてくれたのは彼女だった。

http://風俗嬢.autostm.net/ishiwa/Category1/category1_01.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK259] 異次元金融緩和を米が“強制終了” 企業と日銀を円急騰が襲う(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
20. 風の戦士E[-4] lZeCzJDtjm1F 2019年4月16日 11:49:43 : kxk7MnCbWU : d1N5Q0JNaG5NNEk=[-859]
>>17

そうだよね。

https://www.youtube.com/watch?v=lzx4AQ1YtJc&feature=youtu.be

私たちに必要なのは武器なんかじゃない!

私たちに必要なのは軍備なんかじゃない!!

私たちに必要なのは文化(カルチャー)なんだ!!!


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/673.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK259] 「戦争しないと国が滅びる」と天皇に詰め寄った軍人たち 保阪正康 日本史縦横無尽(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
23. 地下爺[5813] km6Jupbq 2019年4月16日 11:51:05 : EvprcEFGVc : NDJuS292Z1UvRHc=[194]

          ↑↑

   やっぱり 馬鹿は 馬鹿 日本語が苦手な安倍晋三といっしょ。

  でも 漢字が 使えるだけましか 感じは 読めないみたいだけど 笑


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/492.html#c23

コメント [近代史3] 新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由 中川隆
10. 中川隆[-10747] koaQ7Jey 2019年4月16日 11:53:51 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1303]

中間階層が転落すると こういう楽園が待っています_ 4 :


母さん。僕、天使を見たんだよ。本当だよ

私の行きつけのソープは岐阜の金津園、総額35000円の店だった。
当時私はスデに常連の部類になっており、店員もなじみになっていた。
あろうことかあるとき私に店がダブルブッキングをぶちかました!
(俺を誰だと思ってるんだ)
当然に店は平謝り、最高の女性を付けるから勘弁してくれとの事。
吹くじゃねぇか。この手のパターンで良い女が付いたためしは無いが、ここは、なじみの店員の顔を立ててやることにした。
貴様の大風呂敷に付き合ってやる。
。。。。。

私は期待薄だった。
ところがその女性は徹底的に違っていた、部屋に入るなり電気を暗くしていきなりディープキス。
いつもと違うぞ。私は面食らった。
彼女は私の口の中を舐め回しながら器用に私の服を1枚づつ脱がして行き、私の全身にキスの嵐を浴びせつつもいつのまにか自分も全裸になっている。

そしてシズシズとひざまづくと唐突に洗っていない私のチンポをフェラし始めたのだ。
チンポは当然ギンギンで破裂しそうになっている。通常の2割増しだ。(当社比)
それはそれはとてもやさしいフェラだった、慈しむようなフェラだ。

僕の亀頭に彼女の舌が微妙なタッチでまとわりつく筆で撫でられているようだ。
声が出そうだった。
これが一生続けばいいのにと思った。
が、彼女はすぐにフェラを止め、私をベッドに横にした。

そして彼女は天を突いた私のチンコを優しくつかむのだ、まさか?

彼女は遠慮がちに私の上に跨ってきた。
ずぶずぶと入っていく、「ナマだ」 うわ、死ぬほど気持ちが良い。
それもそのはず私は当時プライベートを含め生挿入した事がなかったのだ。

彼女はゆっくり動き出した、(ちゅぷっ、ちゅくっ)静けさの中に、お互いの性器同士が生でこすれる音がする。

こんな気持ちが良いSEXは初めてだ。

「もう出ちゃいそっ、いいの?」
「うん、キテ」
彼女は吐息まじりにそう言うと、ほんの少しだけスピードを早めた。

射精が永遠に続きそうなほどの快感に体が包まれた。

(ちなみに彼女の中に入っていたのは多分30秒くらいだけ)まさに秒殺です。
実際はもっと早かったかも。

イク瞬間ケンシロウの声が聞こえてきた。
「天に帰る時が来たのだ」(嘘)

僕がイってしまった後も彼女は僕のチンコが萎えるまで挿入したままだった。

しばらくして、彼女は体を引き上げる。
彼女からチンポが抜けると彼女のアソコからポタポタと僕の体に精液が落ちてきた。
中に出したのだ、という実感がさらに湧いた。

すごい。これが本当のSEXなんだ、
比べれば今までのゴムツキのSEXなんてお遊びではないか!

彼女はベッドで放心状態で寝ている横に添い寝して僕を優しく見つめた。

そして、当然「早いのね」などとは言わず、

「私のお○こ気持ち良かった? 今日は一杯しようね」

と微笑んだ。
(母さん。僕、天使を見たんだよ。本当だよ)
ここまでで、まだ出会って10分足らずだった(ここは100分の店)
そしてその後、マットで一発。ベットで一発。もちろん全部中出しです。

彼女はイスでも風呂でも暇さえあれば挿入してくるし、咥えてくるしとても礼儀正しいし、何も言う事ありませんでした。(アンタにゃ教える事など何もない)
まさか33000円の大衆ソープでこんな高級ソープなみのサービスを受けるとは…。
非常にギモンです。何か病気を含めて心配になってしまう。

聞けば、彼女はあの阪神大震災で住んでいた家を無くし、岐阜へ流れて来たのだという。

彼女は以前神戸の福原にある超高級ソープに在籍し、念願のマンションを購入したばかりだったが、地震によって10階建てのマンションが5階建てくらいの高さに潰れてしまったらしい。
(まったくもって恐ろしい話だ:彼女は笑ってたけど…)

ちなみに彼女は7階に住んでいたので難を逃れたと言うはなしだった。

なお、その店は総額75000円だったそうです。(そりゃ、サービス良い訳だ)

金津園のも6万円以上の高級ソープはあるんですが、なぜあそこに居たんでしょうか?

謎です。 しかし翌月、彼女は店から姿を消していました。
http://www.ippu-do.com/so-pu.htm


149 :名無しさん@入浴中[sage]:2007/01/19(金) 14:25:40 ID:F0YiZrFB0

いままでで思い出に残るのは

ラテンのみゆき
迎賓館の舞咲
プレジの一夜

特にみゆきは絶品だったなあ・・・遠い目・・・
今は伝説となってしまった みゆきさんは出勤すると自分の持ち部屋に行き、毎日食事も取らずに付きっぱなしであとは店の車で帰るだけです。
彼女の技は基本に忠実なだけで、特筆すべき点は何らないのです。

マットにせよイスにせよベッドにせよ・・・どこにでもあるありきたりです。

彼女が今あるのは、類まれなる演技力・記憶力・心配り・顧客管理 だと思われます。
それプラス、2時間限定でお客さんの恋人になりきる努力。
それぞれのお客さんの趣向にあわせるコツ。それを見抜く眼力。
ああ、来て良かった、また来ようと思わせるような最善の努力です。

彼女は普段から装飾品の一切をしていません。ネックレス・ピアス・ネイル等々
爪はいつも綺麗に切り揃えてあるだけです。服装も華美ではありません。
そんなものが無くても、彼女自身があるだけで男性にとっては十分なのです。
彼女が現在の地位になるまで、吉原や他の地域で足掛け4年掛かっています。

それだけの歳月を要して、コツコツと積み上げて今の彼女があるわけです。
まさにローマは一日にしてならずと言ったところでしょうか。
http://okazu.bbspink.com/soap/kako/1030/10304/1030415082.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html#c10

コメント [原発・フッ素51] 福島第一原発から大量の蒸気放出の決定的証拠がまたまた出てきた マッツさんのツイートに注目  魑魅魍魎男
9. 2019年4月16日 11:54:22 : HV5OehK4pk : WC56NXpMUmRGakE=[4]
ピエール瀧が自民党清和会・森を髣髴とさせる「杜」とかいう代議士の役を演じている

「麻雀放浪記2020」という映画

オリンピックを「ゴリンピック(邪推するとご臨終オリンピックの略という捉え方も)」

と称し中止だか辞退だかそういう未来の物語なのだそうだ

学生による集団レイプ犯罪を「若い男はそれくらいの元気があって当たり前」と擁護

してしまった過去を皮肉った内容も盛り込んであるということらしい

まあどちらもCIA御用達売国推進工作組織清和会にとっては腸が煮えくり返る内容

オリンピック中止はもちろん

レイプに関しては同じく清和会の安倍そして女房と昵懇の安倍友がレイプ犯罪を犯し

ながら安倍友故に逮捕も起訴も免れるという国家犯罪も合わせて清和会の正体

「美しい国」の本性が日本国民に広く知れ渡ってしまっている

オリンピックのロゴマークが新国立競技場に並ぶ姿がまさに葬儀会場の花輪そのもの

だという鋭い指摘もされており福島原発放射能汚染の実体が放射能と共に広く世界中に

拡散されオリンピック中止が現実化してしまうことを何より恐れているからこそ

現在必死にその事実隠蔽に原子力マフィアが血道を上げているという状況なのだろう
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/378.html#c9

コメント [政治・選挙・NHK259] <参院選岩手>野党統一候補再協議へ 階氏粘り腰で存在感 小沢氏に再考認めさせる(河北新報) 完璧帰趙
7. 2019年4月16日 11:56:00 : 8anAnBVgXI : ZC93bTdUOHVvOG8=[1]
河野の顔を見れば判るとおり、悪党になると
顔が醜い悪党顔になっていくのさ。
名は体を現すというが「顔は体を現す」だ。

耳など貸さずともそいつの「眼と顔」を見
れば、そいつが善人かクズか一発で判るの
さ。人間を見抜くコツだ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/648.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK259] 改憲派よ選挙で堂々と論陣張れ/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
6. 新共産主義クラブ[-10868] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2019年4月16日 11:56:54 : 7EH2zvHU2H : YjdmSkpOcEkuWk0=[1]

>>5さん

憲法改正についての、自民と維新への、依頼主は同じだから、直ぐにでも、まとまる。

依頼主が日本に最も求めているものは、「緊急事態条項」だろう。

依頼主と一緒に日本が戦争している間に、日本で反戦を訴える政権へと政権交代が起こり、自衛隊が戦地から撤収してしまうことを、依頼主は恐れている。


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/682.html#c6
コメント [カルト20] AERA・国場・キスしたい、パイズリしたい。安倍サックスは辞職させるか総辞職すべきである。 ポスト米英時代
5. 2019年4月16日 11:59:02 : 9eqLvrEFjU : ai5lM1pOR0VjRHc=[1]
プーちんはなぜ安倍を敵視しない?

もしかしてプーちんもあちら側か?

隠れシオニストか?
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/677.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK259] 外国人労働移民は「不良外国人」の掃き溜めになりかねない。(日々雑感) 笑坊
3. 2019年4月16日 12:01:29 : q4HLyru6DY : S3M4WHJ5WHg0LmM=[14]
偉そうに書いているがこいつは何年やっても外国語は話せないだろう。フィリピン人の女はそれこそ見ている間に日本語を話すようになる。学歴の話をしても始まらない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/658.html#c3
コメント [国際26] フェースブック、率直な物言いの前エクアドル大統領ラファエル・コレアのページを閉鎖(マスコミに載らない海外記事) 赤かぶ
3. 2019年4月16日 12:03:17 : dZ0iU8JZWs : M1VnWDR3dzJxT2M=[4]
これだから、Greedyでサクセスストーリー大好物な奴は信じれらない。
自己利益の為なら、理念や信念なぞ、クソくらえって訳だ。

2氏
Face Book内部で個人情報を書かない人間にコイツはこの程度の学歴?だろうとか、何歳?だろうとか推測して勝手に書き込んでいた。
Face Book内部で何度、拒否!を掛けても、Face Bookセクシュアルなエロい動画画面だけを凄い長い帯にして流してきた。
直ぐにやめた。

Face BookはKookyなたまり場。
日本人も最近、多くなったが、アメリカ人は性的倒錯者が多いのも事実。

集団ストーカー被害者の投稿を何故か?消防が読んでいる。(笑)
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/227.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK259] 維新に追い風、苦戦自民は20日に安倍が大阪入り!   赤かぶ
6. 2019年4月16日 12:04:21 : LY52bYZiZQ : aXZHNXJYTVV4YVE=[570]
安倍晋三は馬鹿である Prime Minister Of Japan Shinzo Abe The Legend Of Stupidity
.
Hs No
2019/04/02 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=7x4HMT-HBoE
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/679.html#c6
コメント [政治・選挙・NHK259] オール与党の地方政治に一石 自由党・松本候補「高円寺の再開発反対」 山本太郎議員が応援!  赤かぶ
20. MO[24] gmyCbg 2019年4月16日 12:04:45 : oHXM0XcOfE : alpYL2gvNnhCR3c=[1]
>>19
>親のコネで国会議員、県会議員、市会議員になった自公党議員も数多いですけど?

自由民主党でも自由党でも、どっちもダメでしょ。
親の会社にコネ入社して、いきなり取締役になったような人間に、
国民生活の実情が理解できると思いませんがね。

まあ、理解できない人は勝手に松本浩一を応援すればよいですが、
わたしゃご免こうむります。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/672.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK259] 改憲派よ選挙で堂々と論陣張れ/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
7. 日高見連邦共和国[13289] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年4月16日 12:04:51 : 0nvyZmqwOI : OG1uRFQxbDR3M0k=[377]
>>03>>06 クラゲ

『太字』と『赤字』がウザいから。(笑)

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/682.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK259] 維新に追い風、苦戦自民は20日に安倍が大阪入り!   赤かぶ
7. 日高見連邦共和国[13290] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年4月16日 12:06:11 : 0nvyZmqwOI : OG1uRFQxbDR3M0k=[378]
いや、安倍、行かね〜んじゃね?特に沖縄。(嘲笑)

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/679.html#c7
コメント [政治・選挙・NHK259] 6月30日衆参ダブル選実施シナリオが浮上(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
1. 2019年4月16日 12:06:24 : 32gaobLF6I : WlBpTm96Rmw1dnM=[159]
>非安倍陣営は、消費税減税を明確に掲げるべきだ。

●安部が掲げるかも知れない。

無恥の安部が、「令和新選組」の政策を取り入れて"消費税減税"を言い出すかも知れないよ。

「私が消費税を8%にしたのは、旧民主党の働きかけによるものであり、本意ではありませんでした」ってね。

悲願の「戦争ができる国造り」の一丁目一番地である「憲法改悪」、そして「無期限総理大臣」の神の位置に上り詰めるため、衆参同時選挙の目玉政策とする。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/659.html#c1

コメント [経世済民132] 様変わり!棺桶をタテに並べたような家が現れた!   赤かぶ
2. 2019年4月16日 12:08:38 : q4HLyru6DY : S3M4WHJ5WHg0LmM=[15]
こいつ半歩前の頭の方がめでたいのではないか。それこそ4千万円の金が勤労者にとってどれだけ重いかも知らない。賃貸の家賃にしてもバカ高い上に部屋は分譲よりも落ちる。何を偉そうに。

早く別世界へ行かれたら。
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/167.html#c2

コメント [政治・選挙・NHK259] 安倍総理『桜の会』芸能人続々のウラに「招待状8万円」の闇ルート(FRIDAY)-単なる政治資金集めパーティーだった JAXVN
1. 地下爺[5814] km6Jupbq 2019年4月16日 12:10:13 : EvprcEFGVc : NDJuS292Z1UvRHc=[195]

   えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 払うの?!


   えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー くれるのかと思った!!


 
   
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/680.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK259] (点描・永田町)野党総結集に見る剛腕の落日(時事)政権交代に執念を燃やす小沢一郎に「悲願達成は見果てぬ夢」との声が支配的 完璧帰趙
3. 日高見連邦共和国[13291] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年4月16日 12:11:39 : 0nvyZmqwOI : OG1uRFQxbDR3M0k=[379]
>中央政界を振り回し続けた「剛腕神話」も、落日を迎えつつあるように見える。

02氏の言う通り、同音異句のセリフを、この20年、どれだけ聞かされてきたことか。(笑)

まあ、『真相の道』スレッドだから。(笑)

>(首相経験者)との声が支配的だ。

菅か?野田か?『首相経験者』がその発言に実名を出せないって、ドーいう事サ!(笑)

>現状では「悲願達成は見果てぬ夢」

うん、見果てぬ夢、結構じゃね?“怨念化”した小沢一郎が後進にその夢を託す。

それもまたヨシ!
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/677.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK259] 事故から8年経ってようやく使用済み核燃料の取出しがスタート。溶け落ちた核燃料に到達するには気の遠くなる… :原発板リンク 赤かぶ
1. 2019年4月16日 12:11:44 : q4HLyru6DY : S3M4WHJ5WHg0LmM=[16]
核燃料の取り出しを行っているのではない。すぐ横の新しい場所へ移しているだけ。持って行く場所もない。処理する方法もない。

新聞もテレビもことの本質を伝えない。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/683.html#c1

コメント [近代史3] 新自由主義を放置すると中間階層が転落してマルクスの預言した階級社会になる理由 中川隆
11. 中川隆[-10746] koaQ7Jey 2019年4月16日 12:12:46 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[1304]

【投資】する上で最も重要な事は短期売買を止めて長期売買に徹すると言う事が言えます。


短期売買では手数料・税金と言った経費がばかにならない金額になる事があるからです。
【株式】・【投信】・【商品先物】でも短期で売買する投資家がいますが長い目で見た場合、殆ど損失を出しています。

手数料ばかりかさむからです。

これは【現物】でも言えます。

最もポピュラーな現物である『純金』売買でも売り買いの゛差゛はばかにならない金額となっており、短期で利益をあげる事は至難の業とも言えます。

それに為替変動が絡んできます。


稀少金貨・銀貨、美術品も同じであり、最低でも5年以上保有する意志がないと現物は購入するべきではないといえるのです。

資産家と言われる一流の投資家は最低でも10年間は保有しており、もし状況に変化がなければ更に5年、10年と保有し続けます。そして莫大な利益を確保して資産を増やし続けているのです。

短気(短期)は損気 と昔から言われていますがこれは今でも勝ち組投資家の座右の銘にもなっています。

http://blog.livedoor.jp/nevada_report/

現物資産投資(資産家・資産家になる人・消える人)


日本人が今まで現物投資をしてこなかったとよく言われますが、実際には物凄い投資を行ってきています。

その典型例が【大昭和製紙会長コレクション】です。

ゴッホ(医師ガシェの肖像) $82.5 Million(125億円)
ルノワール(ムーラン・ド・ラ・ギャレット) $78.1 Million(119億円)

世界最高の傑作と言われるこれら2点を200億円を超える金額で買った斉藤氏でしたが、日本で一回も公開せずに海外の本当のコレクターの元に戻って行ってしまったのです。

ではその価格は?

【ゴッホ】は半値以下で銀行の担保として処分され、それが$90 Million で個人画商に買い取られ、その後$120 Millionでオークション会社が引き受けそれがスイスの富豪に買い取られたと言われています。
(現在市場に登場すれば$200 Millionは下回らないと言われています)


【ルノワール】は銀行の担保処分として50億円で売却されたと言われており、その後転売が繰り返され、今や200億円以上は妥当とさえ言われています。

そのほかにも三越をはじめ貸しビル業者、不動産会社等が【ピカソ・セザンヌ・モネ】等そうそうたる作品を購入していますが、それらは今や殆どが海外に戻され、海外の本当の富豪や美術館等に買い取られています。

日本人は昔から書画骨董に慣れ親しんできた民族であり、素晴らしい現物を身近においてきた民族であり、本来なら現物投資は欧米人より歴史が深い筈なのです。

ところが、今や【現物投資】は欧米人の専売特許みたいになってきており逆転してきています。

なぜでしょうか?


金融界の戦略に見事にはまったということがあります。


資産運用は昔は本当の資産家だけのものでしたが、日本経済が発展するに従って本当の資産家ではない、『にわか資産家』が登場するようになり、この『にわか資産家』はお金は握ったものの、そのお金の本当の価値がわからず、不安にさいなまれ、とにかく増やしたい、守りたいとしてバランスを崩すことになるのです。

本当の資産家は昔から代々伝わってきた法則にのっとり、資産=忘れた資産、としてそれらの時価や運用には目もくれず、ひたすら新しい収益を求めて前に進みます。
中には何十億円という資産を完全に忘れてしまっている方も多くいますが、日々生活するには必要ないものであり時価など知る必要もないといわれる方が殆どです。

ところが『にわか資産家』は違います。

日々動きをチェックし、自分の資産が今日はこれだけ増えた、今日はこれだけ減ったと一喜一憂しています。

結果、資産が減り続けると不安になり『何か良い運用法はないかな』と動き回ります。
金融界からすれば『かも』が登場することになります。

素晴らしい宣伝文句を掲げてこれら『かも』が登場するのを待っているからです。


日本ではよく『プライベートバンク』といわれますが、本当の『プライベートバンク』とは預け入れ資産が1,000万ドル(10億円)以上の方を対象にしており、即ち、一箇所に10億円預けるということは総金融資産は100億円以上ないとできません。

これら100億円以上の金融資産を持っている方にはそれは最高の運用手法を教えてくれますが、100億円以下で数年単位であちらこちらと動き回っていることをヒアリングで掌握すれば、これら小額運用者はいずれ消えていく顧客として、銀行側に有利な金融商品を『あてがい』、収益確保に動きます。

結果、数年もしない間に資産は激減することになります。

そして更に動き回り最後には殆どの資産を失い『消えていく』ことになります。

【現物資産】をじっと保有し続けることが出来る方は資産家と同じ道を歩んでいるわけであり、金額の多寡はありますが、資産家の仲間入りをする可能性を持っていると言えます。

http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/


今後、世界的に政治の安定は終わり、激動する時期に入ります。

今までは、日銀が世界に資金を供給することで、世界的に過剰流動性を作り上げ、今の株高を演じ、これが経済の安定=政治の安定とされてきましたが、株高を煽れば煽るほど、実態が変わらない大多数の国民からすれば、不満が溜まります。

米国でもそうですし、イギリスでもそうです。
唯一日本だけが、怒る事を忘れて、平穏になっていますが・・・。

株が上がれば、株を推奨する人も多くなり、ゴールドが上がればゴールドを推奨する人が多くなり、ユーロが上がればユーロを推奨する人が多くなります。

これで、多くの投資家が右往左往する事になり、結果気がつけば、膨大な損を抱えて身動きが取れない事態に陥ることになるのは、今までの相場上昇期・下降期に見られた事です。


相場で利益をあげようと思えば、一年に一度の売買で良いと言われる程であり、いわば、勝ち逃げですが、これが出来る投資家は、100人に1人か2人しかいません。


お客様の中に、この1人がいますが、私がお奨めした銘柄をそのままじっと保有されている方がいます。

下がったら、買い増しを行い、相場が天井をつける段階で売り逃げるそうですが、この方は、そろそろ、ポートフォリオ銘柄以外は、全て売却すると言われています。

既に、持ち株の収益は、2倍以上になっているようですが、見事という他ありません。

一切雑音に耳を貸さず、大局を見て買い続け、今、最後の<売り>場を探しているようです。

そして、当分は株には手を出さないと言われています。
個人が動いてきたために、もう終わりという判断をされています。

投資とはこのようにつまらないものです。
じっとして動かないのが最も収益力が高いのですから
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_qa_fr.html


http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/350.html#c11

コメント [政治・選挙・NHK259] 安倍総理『桜の会』芸能人続々のウラに「招待状8万円」の闇ルート(FRIDAY)-単なる政治資金集めパーティーだった JAXVN
2. 2019年4月16日 12:13:42 : MK1FPtTJWY : dDRvMDRweDZrWGM=[12]
自民党は終わるであろう。
恥である。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/680.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK259] オール与党の地方政治に一石 自由党・松本候補「高円寺の再開発反対」 山本太郎議員が応援!  赤かぶ
21. 日高見連邦共和国[13292] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年4月16日 12:15:26 : 0nvyZmqwOI : OG1uRFQxbDR3M0k=[380]
>>20

松本氏の為人も知らないで、よくそう断言できるな。(笑)

そういうオマエ、この前の国政選挙で誰に投票した?

そヤツの経歴、調べてみるから、言ってみろ!(笑)

あ、選挙になんか行ってなかったりして。そりゃ、失礼!

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/672.html#c21

記事 [国際26] アサンジを米国に連行し民主党と戦わせるトランプ〜民主党や軍産との交渉でトランプの優勢が強まる/田中宇
アサンジを米国に連行し民主党と戦わせるトランプ/田中宇
 http://tanakanews.com/
 【2019年4月15日】
 米国に連行されるアサンジは、誰がDNC(民主党本部)のメールの束をウィキリークスに持ち込んできたかを知っている。
 持ち込み者がロシア当局でないことは米諜報界も認めている。
 ロシアでないなら、残るは米国側しかいない。義憤に駆られたDNCの内部者、トランプを潰したい軍産・諜報界とかだ。
 アサンジがDNCメール事件の真相を語ることで、この件でトランプの無実が確定するとともに、トランプに濡れ衣をかけようとしてきた軍産・民主党側の謀略が露呈していく。
 民主党や軍産との交渉でトランプの優勢が強まる。トランプは、アサンジを政争のエージェントとして使う気だ。

 (詳細)
http://tanakanews.com/190415assange.htm
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/232.html

コメント [政治・選挙・NHK259] 日本政府が介入、昨年春にルノー・日産の統合阻止で−仏紙 政府内で「ジョブ型雇用」の議論スタート、IT化遅れに危機感Reu うまき
1. 2019年4月16日 12:18:53 : Uh6hycg9Iw : RVRSa01DSk1UWDY=[3]

ゴーンのことは兎も角、日産は終わってる。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/657.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK259] <枝野立つ!>あの感動をもう一度!立憲・枝野代表が大阪12区宮本氏の応援に入る意向を固める!  赤かぶ
52. 日高見連邦共和国[13293] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年4月16日 12:19:56 : 0nvyZmqwOI : OG1uRFQxbDR3M0k=[381]
>>45 糞尿一郎

『糞尿』に限って、『美しい国』とか、『美しい調和』って言いたがる。

自分の醜さ・汚さ・臭さ、を自覚しているからであろか?(笑)

でも、まあ『うんこ』も出なきゃ生き物は死んじまう。

安倍などそろそろ“排便”しちゃおうゼ、日本国民!!

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/642.html#c52

コメント [経世済民132] 国の債務を7割カットする大前研一流「年金改革」私案(NEWS ポストセブン) 赤かぶ
5. 2019年4月16日 12:21:23 : q4HLyru6DY : S3M4WHJ5WHg0LmM=[17]
詐欺、詐欺師のやり口である。

新自由主義という名の詐欺である。しかしこの大前なにがしという名のおじいさんにも寿命がある。一生、金、金と騒ぎたて金儲けだけを価値としてやってきたがしょせん金をあの世には持っていけない。
http://www.asyura2.com/19/hasan132/msg/176.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK259] 6月30日衆参ダブル選実施シナリオが浮上(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
2. 2019年4月16日 12:25:37 : Uh6hycg9Iw : RVRSa01DSk1UWDY=[4]

野党勢が、これに勝つには、消費税撤廃か5%に低減くらいしかないよねー。

早急に対応せにゃならんところだけど、動きが鈍すぎだし、なーんにも発信してないよねー。

国民、立憲はー。発信と言う点では、基地外 維新 にも劣っているw



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/659.html#c2

コメント [原発・フッ素51] 福島第一原発から大量の蒸気放出の決定的証拠がまたまた出てきた マッツさんのツイートに注目  魑魅魍魎男
10. 2019年4月16日 12:31:42 : ikbCrOBQLM : c1p0M2QvU0w4Q1k=[9]
火消しに躍起になっても無駄な話だ。
こういった衛星画像を見ている海外は
WTOの件でも判るように日本の食品を
心底危険と感じるだろう。

しかしながら、火消人は安心してくれ
殆んどの国民は、そもそもWTOはなんだ
福島が何だと言っても、7割は完全に忘れ
てしまっている。
既にオワコンであり自ら病に罹りたがる
国民である。

こういった板にアクセスしない限り
フェイクでありトゥルーであり
この手の情報は世間一般に見えるところに
はない。

これが問題だか、国民が必要としていない
としか思えないし、そんなに家族ぐるみで
死を急ぎたがるのか私には理解できない。
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/378.html#c10

コメント [政治・選挙・NHK259] 立憲民主党・枝野にどんな未来があるのか/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
112. 日高見連邦共和国[13294] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年4月16日 12:33:01 : 0nvyZmqwOI : OG1uRFQxbDR3M0k=[382]
>>103 『日高見“大好き”ストーカー』

そろそろ交代勤務の前直の昼、或いは変則2交代勤務の午後休憩の時間で
過去のケースから見ると、『アホコメント』が投下される頃合いと思う。

>>78
>>国語力の足りないのは、お前に言霊の共鳴がないからだ。

国語力とはあくまで“テクニカル”な話しであり、『言霊の働き』とは極めて“スピリチュアル”な話しである。

『言霊の共鳴』なんて言っちゃうのも、『言霊の働き』をなんにも理解できていない証拠であるのだが
オマエのその文章を読むと、国語力の担保として『言霊(の共鳴)』が存在するってご主張か?(笑)

もう、あまりにもバカバカしい言いぐさなので、改めて言い返すのも難儀だが(笑)、
『言霊』とは言葉に宿る力であり、然るべきとき、然るべき所(人)に降りてく(宿る)るもの。

それは優れて、その個人の“霊性”に依るものであり、『国語力』とは一切関係ない。

・・・ああ、これぞ、豚の耳に念仏ってか。(笑)

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/595.html#c112

コメント [政治・選挙・NHK259] 異次元金融緩和を米が“強制終了” 企業と日銀を円急騰が襲う(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
21. 風の戦士OB[1] lZeCzJDtjm2CboJh 2019年4月16日 12:34:39 : kxk7MnCbWU : d1N5Q0JNaG5NNEk=[-861]
>>20

この初代?ツバサさんの「中の人」がストラトス4の主人公(の中の人)だったんだよね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC

http://kenchi555.hatenablog.com/entry/20150125/1422137198

やっと下地島も自衛隊も表に出られるようになった。

平成30年間のおかげ。

DECISION HEIGHT!

http://h0nekk0.blog130.fc2.com/blog-entry-109.html

第3話での観光スポット紹介など下地島の皆さんの協力が懐かしい。

ストラトス4

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/673.html#c21

記事 [原発・フッ素51] 茹でカエル

茹でカエル 東海アマブログ




 グレゴリー・ベイトソンが提唱した寓話「茹でカエル」では、湯に入れられたカエルは、ただちに逃げ出すが、冷水から煮られたカエルは、温度が上がることにも気づかないまま煮られて死んでしまう。
 もちろん、これは現状維持バイアスに閉じ込められた=「ぬくぬくとした座布団の上で生活している」サラリーマンに対する寓話的警告であった。


 安定した恵まれた生活に埋没していると、いつのまにか忍び寄る危機に気づかないまま殺されてしまうぞ、というわけだ。


 昔から公務員=社会主義圏では、すべての職種が公務だった=というものは、規則を守ってさえいれば権力・組織に忠誠を示すことになり、民衆にではなく国家権力に忠誠を示すことが、自分の温かい座布団を逃がさないための大切な基本であった。
 だから、あらゆる職種で、客=大衆に対しては、無愛想で、仕方なく消極的に対応するという姿勢を通し、監督者=上級機関に対しては媚びを売り、へつらう卑屈な姿勢を通すのが共通するパターンであった。


 こうした事なかれ発想によって、人々は閉ざされた価値観のなかで創意、熱意、活気を失い、仕事に対する責任感も失い、やがて収穫した作物を腐敗させても心も痛まないほど官僚制に慣らされ、国家そのものを崩壊させていったのである。


 日本でも例外ではなく、官僚・役人というものは、規則ばかりうるさく、親身になって民衆の問題を解決してくれる者は稀少であった。
 今、安倍政権で、役人たちが、官邸指示や統計など犯罪的な情報隠蔽操作を行っている事情も、必死になって、自分の暖かい座布団を守ろうとしている現れに他ならない。


 ただ日本では、1980年頃から、故船井幸雄などが「お客様は神様です」という発想がなければ商売はうまくいかない、とする一種の民間思想運動を提唱し、トイレや道路など生活環境をきれいにすることや、サービス優先思想による「接客第一」の業務思想が、民間レベルで30年以上かけて定着したことにより、旅館ホテル、飲食業などのサービスのレベルが大きく上がり、それが現在の観光業の隆盛を招いていると私は考える。
 ちなみに、国や自治体に、こんな運動を実現する能力はない。あくまでも民間から出てきた思想運動である。


 三波春夫が示し、船井幸雄によって日本全体に広められた「客を大切にする」=利他主義の思想は、2019年の今になって、世界的な観光客の支持を受けることで日本を救っているともいえよう。
 それは、日本社会に定着した「現状維持バイアス」=事なかれ主義に対する革命であり、「客に奉仕する」という思想を共有しながら、受け身ではなく積極的に人生に切り込んでゆくという生き様が、新しい豊かな人生観を生み出しているように思える。


 しかし、こと福島第一原発事故に関しては、現状維持バイアスを打開する発想は見られず、冒頭に紹介した「茹でカエル」そのものの事なかれ主義による自滅の道を人々は歩んでいるとしか思えない。


 安定した豊かな生活を享受してきた福島の人々が、原発を受け入れることに何の疑問も感ぜずに、補助金、地元への還付金などで生活が充実したことを喜んでいたのはいいが、311のような事態で、原発が崩壊して大量の放射能を放出し、生活基盤を破壊されたとき、まるで茹でカエルのような恐ろしい現実を自覚させられた。


 それなのに、とてつもなく恐ろしい放射能汚染の現実を受け入れられない人々が大量にいる。放射能汚染など存在しない。福島で作られた作物を食べてもらえないのは、風評被害にすぎない。本当は安全なのだと信じこまされているのだ。


 サービス業に関しては、ずいぶん世界の先端を歩んでいる人々が、なぜ、放射能になると及び腰で、事なかれ主義、隠蔽体質に向かうのであろう?


 理由の第一は、放射能が得体の知れない「見えない害毒」であって、どう対処したらいいか分からず途方にくれてしまい、あまりにも巨大な敵に対し、いっそ見ないことにしようとする現状維持バイアスが働くこと。
 しかし何よりも、事故の当初から、被曝に関する安全デマが権力筋から大量に流され、事態の深刻性、危険性を隠蔽し、人々を洗脳し、混乱させているという問題がある。


 この種の安全デマは、巨大な資金力と権力を持った原子力産業が背後にいて、例えば東大や福島医大などに巨額の援助金を垂れ流しながら、放射能被曝による危険性を矮小化し、隠蔽する情報を垂れ流させていて、被曝させられた人々を洗脳することで「何が真実か分からない」混乱を拡大している。
 福島の生産物が安全で汚染されていないという情報はウソであり、本当は福島県などによる放射能検査が、汚染の実態を隠蔽し、ウソの結果を示しているのだが、正常化バイアスがかかっていると作為を疑うよりも、安全という結果に飛びついてしまうのである。


 こうした威力の前に、「自分たちの故郷が放射能で汚染されて取り返しがつかない」という現実を直視できない風潮が蔓延し、「もしかしたら、放射能は何の被害ももたらさないかもしれない」という勝手な妄想に取り込まれた人々を大量に生んだ。
 こういう発想は「正常性バイアス」と名付けられていて、国や原子力産業は、こうした大衆の正常性バイアスを最大限に利用してきたといえよう。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%B8%B8%E6%80%A7%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9


 それどころか、自分の思い込みを揺り動かされることを嫌う人たちが、「被曝の危険は、すべてデマだ」と決めつけて、被害を訴える住民や警告する我々を敵視するという現象が起きている
 2011年の事故から、ツイッターなどSNSを通じて、一貫して被曝被害の深刻さを訴え続けている私は、ネット上でデマ屋とかペテン師とか、たくさんの下劣そのものの誹謗中傷ラベルが貼り付けられ、私を糾弾するサイトまで、いくつもできている。


 内容を見ると、ただ、「私の主張がデマだ」と決めつけるばかりで、具体的には何一つ説得力のある指摘がない場合が多く、批判者の知的レベルが著しく低いと感じるしかない。
 何よりも、チェルノブイリ事故やスリーマイル事故などの具体例をまるで学んでいなくて、批判に必要な情報を得ないまま、勝手な思い込みだけで私をデマと決めつけているが、結局、彼らは、自民党や極右あたりの程度の低い支持者なのだろう。


 こうした攻撃の背後には、もちろん核武装を推進する自民党政権や、原子力産業がいるのだが、一番の理由が、自民党・保守勢力に蔓延している核武装への憧れであり、「強い日本」を核武装によって作り出すだめには原発が必要だし、少々の被曝被害もやむをえないという発想である。


 そもそも、ICRPによる年間1ミリシーベルトという規制値も、市民大衆の安全を守るための規制値ではない。
 ICRP=国際放射線防護委員会は、1年1ミリという被曝が、致命的発がん(普通は死に至るガン)と重篤な遺伝的影響(生まれてくる子どもに大きな影響)は、それぞれ5×10-5と1.3×10-5と、もう30年以上も前に定めた。


 日本人口の1.3億人に当てはめると、6.3×10^-5 =8190 つまり、年間8200名の致死的発癌と重度遺伝障害が起きるとしている。
 これは交通事故死と同等であり、つまり、原子力産業を運営する上で、「年間交通事故死と同等の被害が出ても我慢させよう」と取り決めたものなのである。


 安倍政権は、これを年間20ミリシーベルトで運用することを決めたので、被曝と被害は単純な一次関数であることから、日本国民に年間16万人の被曝死者・重度障害者が出ても我慢させようと定めたわけである。
 ここまで来ると、もはやジェノサイド=大量殺人と言っても過言ではない。
 過去に、水俣病など公害訴訟、石綿汚染問題など、たくさんの訴訟で国側が敗訴しており、この問題も、いずれ裁判に持ち込まれて国側の敗訴になるのだろうが、そのときは、すでに莫大な被曝死者が出ていて、安倍晋三は、その責任を負わねばならない。


 それもこれも、自民党による核武装=強い日本への妄想から、始まった日本国民に対する人権侵害であるが、日本国民の大半が、自民党の核武装への陰謀によって、自分たちの生活や命そのものが、根底から脅かされている現実を理解できない茹でカエルなのである。


 「核兵器で他国を脅し合えば、平和が保たれる」という発想は、極めて陳腐であり軽薄であり、下劣である。とても高度な思惟の結果とは思えない。
 「いつでもおまえを殺せるぞ」と恫喝すれば戦争がなくなるという、人間の恐怖心を土台にした戦略は、ちょうど死刑制度と同じで、報復・制裁という下劣な感情だけに依存した、人間としては最低の、原始的で愚かな発想にすぎない。


 こんな低俗下劣な思想を土台にした自民党の国家戦略は、いってみれば保育園児レベルであり、ちょうど日本が、世界の先進国のなかで唯一、アメリカとともに死刑制度を残しているのと同じで、人間性のレベルとしては最低、恥というしかない。
 自分の友人に、同じ発想の人がいて、いつでもポケットの中に武器を忍ばせていて、「いつでもお前を殺してやる」と恫喝しながら付き合っていることを想像してもらいたい。
 そんな人間を相手にしていては、気が休まるヒマもなく、お付き合いは御免被りたいのである。


 人類が、2019年、21世紀の核心部に入ろうとする時代、こうした前世紀の遺物というか、下劣な思想性に囲まれているというのは実に悲惨である。
 これほど程度が低いからこそ、福島の人々を地獄に置いてけぼりにするような残酷な施政が行われているのだ。


 何度も何度も語っているように、放射能の被害は、1年や2年で出てくるものではない。10年20年あるいは50年という長期を経て、人々を殺戮し、発癌地獄に陥れ、生まれてくる子供には先天性の障害が増えてゆき、知的障害を持った子供が大量に生まれてくる。
 そのとき、社会を支える若者はいない。自民党が消費増税で、子供を育てられなくしてしまったからだ。日本社会には、認知症の始まった老人と、知的障害者、癌患者ばかりになってしまう。
 これが自民党がもたらす日本なのだ。


 茹でカエルのままでいいのか?



http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/389.html
コメント [政治・選挙・NHK259] 安倍総理『桜の会』芸能人続々のウラに「招待状8万円」の闇ルート(FRIDAY)-単なる政治資金集めパーティーだった JAXVN
3. 2019年4月16日 12:35:58 : 98fZ9Iili2 : d0Y2RndRZ0dDVGM=[1]
クズの主催するイベントに参加した者は、白い目で見られる。

まあ、電通の奴隷のこいつらには、それがわかりゃしないだろうし、一生一般人とてめえ達との世界観、論理観の違いに気づくことも無い。

アホ!バカ!ドジ!マヌケー! それしかいえんわ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/680.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK259] 立憲・枝野代表が宮本たけし事務所に表敬訪問。がんばれ。(かっちの言い分) 一平民
17. 2019年4月16日 12:36:10 : Uh6hycg9Iw : RVRSa01DSk1UWDY=[5]

>>12さんに同意。

お高く止まりすぎ。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/669.html#c17

コメント [原発・フッ素51] 青森県沖に墜落したステルス戦闘機F35A 運が悪ければ六ヶ所村に墜落し、日本が終了していた可能性も  魑魅魍魎男
7. 2019年4月16日 12:36:44 : ikbCrOBQLM : c1p0M2QvU0w4Q1k=[10]
レーダーの映らないからステルス。
ブラックボックスからの電波だけが頼りなのか…

その後見つかったのか見つかっていないのか不明。

なかなか核施設に激突は意図的に操作されるか
それとも特攻隊でない限り確立は低いけどね。
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/370.html#c7

コメント [政治・選挙・NHK259] 改憲派よ選挙で堂々と論陣張れ/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
8. 新共産主義クラブ[-10867] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2019年4月16日 12:37:10 : E5Rc5lJg5E : YlNYZUYyaEVGWlU=[8]

>では一体、憲法議論を進めたがっている政党はどこなのか。今分かっているのは維新だけだということだ。(日刊スポーツ 政界地獄耳)


それは事実ではない。

自由党と国民民主党も、憲法議論を進めたがっている政党だ。

政界地獄耳のライターは、世論誘導のために、故意に事実と異なることを書いているように思う。

自由党と国民民主党は合流後に、まずは当面の目標として今年7月の参院選挙と同日に憲法改正の国民投票が実施できることを目指して、憲法審開催で自民党に協力するだろう。


◆ 憲法審開催に前向き=国民・玉木代表

(時事通信,2019年03月27日)

国民民主党の玉木雄一郎代表は27日の記者会見で、衆院憲法審査会の開催に前向きな姿勢を示した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019032700856&g=pol

◆ 橋下・小沢・安倍が改元直後に「新政権」サプライズ(2)実は一致していた政治信条

(アサ芸プラス,2019年2月25日)

小沢さんも玉木さんも、信条の詳細では差異もあるが、改憲派という点では、安倍総理と同じです。

https://www.asagei.com/excerpt/122071


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/682.html#c8
コメント [政治・選挙・NHK259] 維新に追い風、苦戦自民は20日に安倍が大阪入り!   赤かぶ
8. 2019年4月16日 12:38:04 : 98fZ9Iili2 : d0Y2RndRZ0dDVGM=[2]
大阪の番組に出演して現実逃避したいんじゃねーのか?

維新とグルのくせに、維新が力を持ちすぎたと思ってマズイと思ったかどうかしらんが。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/679.html#c8

コメント [政治・選挙・NHK259] 枝野が宮本岳志を激励、街頭演説行わず!   赤かぶ
17. 2019年4月16日 12:38:27 : q5UHoxXe2M : UnJwejRac3QzU0k=[16]
正月に伊勢神宮参拝の写真をみて本当にがっかりした。枝野代表蓮舫はじめ伊勢神宮で満面の笑みである。前原の国民裏切り希望騒動で排除の辱めをうけ、政治家としての生き残りが難しいとされたあのごたごたを乗り切って、自分たちは生き残ったという喜びに満ち溢れているかのようだった。これはだめだなあ、自分たちのことが第一なのだなあ、と心底がっかりした。しかも頓珍漢な伊勢神宮である。安倍氏がサミットにフル活用した伊勢神宮である。日本会議の支持でも得るつもりか。ヘイト公認候補は複数いただろう。全員公認を取り消して党籍をはく奪したか。していないだろう。しかし、かといって、枝野ばかりを責めるのは酷すぎる。そもそも、小池百合子と組んで立憲の面々をつぶしておきながら、いざ自分達の支持率がゼロに近いとみるや、立憲に共闘をせまる国民の面々はもっと悪い。小池百合子との騒動で立憲を辱めたことをまずは詫びるこが第一だろう。調子が良すぎるのだ。総括もしないで、野党合同などおこがましい。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/674.html#c17
コメント [政治・選挙・NHK259] 立憲民主党・枝野にどんな未来があるのか/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
113. 日高見連邦共和国[13295] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年4月16日 12:39:19 : 0nvyZmqwOI : OG1uRFQxbDR3M0k=[383]
>>103 『日高見“大嫌い”ストーカー』

さあ、オマエに問いただしたい点はまだまだある!

>>27
>隣接語としてもイミフな用法とか

これは私の、>>21 のコメントを受けての“戯言”だが、オマエがいうにはどうも
『隣接後とは専門用語』(>>45)らしいので、ぜひその辺の解説をお願いしたい。

あ、ちなみに、上のコメントの末行、『豚』はわざとそう書いたんだが、ツッコミOK!(笑)

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/595.html#c113

コメント [政治・選挙・NHK259] (点描・永田町)野党総結集に見る剛腕の落日(時事)政権交代に執念を燃やす小沢一郎に「悲願達成は見果てぬ夢」との声が支配的 完璧帰趙
4. 2019年4月16日 12:39:53 : 98fZ9Iili2 : d0Y2RndRZ0dDVGM=[3]
見果てぬ夢はアベの大日本帝國復活だろうがよ。

アホの塊の田崎のジジイ通信なんぞマトモに見られるか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/677.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK259] 山本太郎が安倍政治を終わらせる一手に出た!   赤かぶ
44. 地下爺[5815] km6Jupbq 2019年4月16日 12:40:00 : EvprcEFGVc : NDJuS292Z1UvRHc=[196]

        ↑↑


  手厳しい 表現だけど あたりまえのことだと思う。

  たとえば ベーシックインカムの実現・実行には必要であると言うのであれば

  現行の税収と使い方 を見直した上での話だと思う。


 
  


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/618.html#c44

コメント [カルト20] 点描・豪腕の落日、時事・見果てぬ夢。早雲・チャー・孫文然り、小沢再生工場は三回目もあるのである。 ポスト米英時代
1. 2019年4月16日 12:40:47 : 98fZ9Iili2 : d0Y2RndRZ0dDVGM=[4]
ノートルダムサックスはどう考えてるんでっか?ポストセンセ。
http://www.asyura2.com/18/cult20/msg/681.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK259] 異次元金融緩和を米が“強制終了” 企業と日銀を円急騰が襲う(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
22. ら寺スク水忍者パンツ[1] gueOm4NYg06QhZRFjtKDcIOTg2M 2019年4月16日 12:41:26 : kxk7MnCbWU : d1N5Q0JNaG5NNEk=[-863]
>>21

一回だけなら無料視聴できます。

https://www.b-ch.com/titles/147/?ttl_c=147

下地島でダイビングするシーンで萌えたファンも多いよ。

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/673.html#c22

コメント [政治・選挙・NHK259] 上野千鶴子「東大祝辞」でワイドショーコメントが酷い! 東国原英夫、坂上忍、玉川徹、東大卒元官僚の山口真由も(リテラ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[9879] kNSCqYLU 2019年4月16日 12:41:57 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[531]



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/685.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK259] 上野千鶴子「東大祝辞」でワイドショーコメントが酷い! 東国原英夫、坂上忍、玉川徹、東大卒元官僚の山口真由も(リテラ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[9880] kNSCqYLU 2019年4月16日 12:42:36 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[532]



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/685.html#c2
コメント [政治・選挙・NHK259] 枝野が宮本岳志を激励、街頭演説行わず!   赤かぶ
18. 2019年4月16日 12:42:38 : Uh6hycg9Iw : RVRSa01DSk1UWDY=[6]

これでは人心は掴めないだろう。



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/674.html#c18

コメント [政治・選挙・NHK259] 上野千鶴子「東大祝辞」でワイドショーコメントが酷い! 東国原英夫、坂上忍、玉川徹、東大卒元官僚の山口真由も(リテラ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[9881] kNSCqYLU 2019年4月16日 12:43:55 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[533]



http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/685.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK259] 世界一「幸福」な国フィンランドで反・移民政権が誕生する。(日々雑感) 笑坊
2. 2019年4月16日 12:45:08 : 98fZ9Iili2 : d0Y2RndRZ0dDVGM=[5]
あの〜世界で一番幸せな国ってブータンじゃなかったっけか?

日本人だって、アジア全般の血や、中にはユダヤや、アングロサクソンの血も混じっている場合もあるので、純血なんていねーんだよ。

雑感ジジイの思慮と想像力、分析力の無さは長州キムチ特有だ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/681.html#c2

コメント [原発・フッ素51] 多重がんも増えてきた 舌がんの堀ちえみさん、食道がんも見つかる  魑魅魍魎男
4. 2019年4月16日 12:45:52 : ikbCrOBQLM : c1p0M2QvU0w4Q1k=[11]
そうなる生活をしてきたんでしょ!
同情している人も自分はどうであったかをよく見なおしてごらん
「次はあなたの番よ…」
放射能由来の病は不可逆的で不治は日本では内部被曝さえない
ことになっているから禁句だが。
世界的に見れば当たり前のこととして論じられる。

彼女本人はもう次々と希林さんのように全がん状態になるだろうし
余生をどうするかを考えていただいて
心配なのはこの親に育てられた子供たちの方だ。
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/385.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK259] 立憲民主党・枝野にどんな未来があるのか/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
114. 日高見連邦共和国[13296] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年4月16日 12:46:07 : 0nvyZmqwOI : OG1uRFQxbDR3M0k=[384]
>>103 『日高見“大好き”ストーカー』

私は言うの及ばず、平井和正の愛読者。故に『言霊』って言葉には敏感で、拘りが有るのは許してくれ。

私の言葉(文章)には『言霊』が乗っているので、その清冽な“波動”に思わず共鳴しちゃうのは悪くない。

だが、オマエの場合は“拒否反応”というものなので、自ずとオマエの霊的順カテゴリが白日の下に晒される。

こうやって私と出合ったのも何かの縁だ。その低級な動物霊、早く祓ってもらった方がいいゾ?(笑)
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/595.html#c114

コメント [政治・選挙・NHK259] 枝野が宮本岳志を激励、街頭演説行わず!   赤かぶ
19. 2019年4月16日 12:49:21 : ABPExKQ6Vk : REhURHl6ZS52bm8=[38]
枝野はダメだよ

野田豚も切れないし
菅直人も切れないし

この両人を切ろうとすると 自分を切らなければならないからなー

自分は野党をまとめる適任者ではないと悟って
裏方に回らないと浮ぶ瀬は永劫こないからなー

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/674.html#c19

コメント [政治・選挙・NHK259] 立憲民主党・枝野にどんな未来があるのか/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
115. 日高見連邦共和国[13297] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2019年4月16日 12:49:30 : 0nvyZmqwOI : OG1uRFQxbDR3M0k=[385]
114です。誤記訂正。

正しくは、『私は言うに及ばず』(1行目前)、『オマエの霊的カテゴリ』(3行め後ろ)、です。

ちなみに、『霊的なもの』に拒否反応がある方は、4行目は無視してくださっていいですし、
3行目の『霊的カテゴリ』は『精神的カテゴリ』と置き換えて読んで頂ければ幸いです。

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/595.html#c115

コメント [政治・選挙・NHK259] 野党議員をデマ攻撃するサイト「政治知新」に菅官房長官に近い自民党県議の弟が関与、安倍首相「桜を見る会」にも招待(リテラ) 赤かぶ
16. 2019年4月16日 12:50:34 : t1vsOy8Yhc : U1guL2RHUzNQdWM=[1]
ネトウヨのサイトが強いのは、そのせいか。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/671.html#c16
コメント [政治・選挙・NHK259] オール与党の地方政治に一石 自由党・松本候補「高円寺の再開発反対」 山本太郎議員が応援!  赤かぶ
22. 地下爺[5816] km6Jupbq 2019年4月16日 12:51:01 : EvprcEFGVc : NDJuS292Z1UvRHc=[197]
 

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/672.html#c22
コメント [国際26] 仏パリのノートルダム寺院で大規模火災、尖塔倒壊 ユネスコ世界遺産(ニューズウィーク) 赤かぶ
6. 2019年4月16日 12:51:28 : 98fZ9Iili2 : d0Y2RndRZ0dDVGM=[6]
改修工事が原因で出火?それってあり得るのだろうか?

金閣寺の放火も今となってみると、サックスっぽい匂いも感じる。寄り切られそうなマクロンや偽ユダヤのあがきで燃やしたんじゃないか?と疑ってかかってしまう。

まあ、キリスト教が世界に利用され、戦争や貧困をばらまくきっかけになったことで考えると、キリストの神通力や洗脳力の衰退を象徴しているのかもしれない。
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/231.html#c6

コメント [政治・選挙・NHK259] 安倍、大阪補選ピンチで現地入りか。維新リードで悩む公明+沖縄は野党共闘で自民候補に圧勝を(日本がアブナイ!) 笑坊
1. 2019年4月16日 12:52:20 : 9N0ISlM5ug : MVBUN0dRUW1td00=[8]

宮本が勝つだろう。


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/676.html#c1

コメント [政治・選挙・NHK259] オール与党の地方政治に一石 自由党・松本候補「高円寺の再開発反対」 山本太郎議員が応援!  赤かぶ
23. 地下爺[5817] km6Jupbq 2019年4月16日 12:56:35 : EvprcEFGVc : NDJuS292Z1UvRHc=[198]

  Wiki で 松本浩一 としったかったけど データは ありませんでした。


      https://www.facebook.com/search/top/?q=松本浩一


  は 見つかりました。

  はたして ビルにして 誰が 儲かるのでしょう?!

  自前の 土地を 失った 小売業者が 生き残ることが できるに街に

  なるのでしょうか!!


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/672.html#c23

記事 [国際26] 国際秩序を脅かすアサンジは法で裁かれるべきだ(ニューズウィーク)
国際秩序を脅かすアサンジは法で裁かれるべきだ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/04/post-11974.php
2019年4月15日(月)18時00分 トッド・ローゼンブルーム(米アトランティック・カウンシル上級研究員) ニューズウィーク


アサンジは法より自分が正しいと信じ込んできた(ロンドンの在英エクアドル大使館のバルコニーで。2017年5月19日) Peter Nicholls-REUTERS


<「透明性」の名目の下に、法を無視し、ロシアの協力者となったアサンジは民主的秩序の敵として法で裁かれるべきだ>

4月11日にロンドンで「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジが逮捕されたことは、「法の支配」の勝利だ。誰かが、気に入らない政府や個人を「崇高な」イデオロギーと「透明性」の名の下にさらそうとするとき、アサンジもその同類たちも、恩恵よりはるかに大きな災厄をもたらしてきた。

個人、企業、そして政府には、デジタル時代のルールと法律の範囲内で活動を営む権利がある。それ以外の活動は犯罪か、スパイ活動、または情報戦争だ。個人であろうと国家であろうと、保護されるべき機密情報を尊重することは、社会を機能させる上で不可欠だ。誰のデータが尊重に値するか否かを決めるのが自分の使命と思い込んだ人間は、誰にとっても危険な存在となる。次に誰が標的になるか、わかったものではない。

国際的な情報の暴露によって不正が明るみに出る。だから目的は手段を正当化する、とアサンジは信じ始めていたかもしれない。彼がどこから始めたにせよ、彼は、ロシア政府と共謀して2016年の米大統領選挙で不正を行った容疑者として裁判官の前に立たされる身だ。

■ロシアの手先として法廷に

アメリカのイラク介入とアフガニスタンでのタリバンの追放に反対する多くの人々の仲間としてアサンジは活動を開始したのかもしれない。だが、彼が法廷に引き出されるのは、米軍人を危険にさらす試みに手を貸し、アメリカの最も高性能な情報通信収集ツールを暴露し(だがロシアには同じことはやらず)、世界中からアメリカの外交的地位を損なうために活動する人間とみられているからだ。

彼は、西側、ヨーロッパ、民主主義、法の支配、そしてアメリカの敵対者として、またロシアの仲間で手先だという疑いの下、裁判官の前に立つ。

エクアドル政府がなぜ、アサンジに与えた外交特権を剥奪しイギリスの法執行機関に引き渡すことに同意したのか、国際社会が具体的にどんな動きをしたのか、詳しいことはまだわかっていない。

わかっているのは、アサンジをロンドンのエクアドル大使館に匿うという2012年の決定をエクアドルが覆したがっていたこと、複数の国がアサンジを裁判にかけるために正式な引き渡し要求を提出し、国際法執行および外交面での協力を進めたことが、この結末を可能にしたということだ(アサンジがやった一方的な行為を考えれば、イギリス政府は軍隊の力でエクアドル大使館を制圧することもできたのだが)。

アサンジは、イギリスの法執行機関の行動は「違法」だと主張している。これは、ルールを適用するとき、しないときを自分の都合で身勝手に決めてきたアサンジのやり方からすると、皮肉中の皮肉といえるだろう。

アメリカ、スウェーデン、およびイギリス政府は7年以上に渡って国際的な法制度への忍耐と尊重を示したことを称賛されるべきだ。アサンジの行為が2016年の米大統領選挙をゆがめたこと、そしてドナルド・トランプ大統領がウィキリークスに対して「愛」を告白したことを考えると、アメリカの法執行機関にとって米政府との連携はやりにくいものだったに違いない。

アサンジの行為は、個人の力で、デジタルセキュリティの多くの隙間を悪用することができることを実証している。現代史において、危害を引き起こす能力を有する個人や比較的力の弱い国家、非政府犯罪組織(NGO)などからの攻撃に対して、今ほど国家が弱い存在になったことはない。

これまで国家は、総合的な力を持っていた。技術的な進歩を導き、船舶や戦車、航空機を生産したのは産業界でも、それらを所有し、運営し、総力を結集させるのは政府だった。そして権力をいつ、どのように使うかを決めたのも政府だった。

■金で動くサイバー戦士の脅威

今日、個人やテック企業は、その能力と総合的な技術的手腕において、政府をはるかに凌いでいる。真っ先に適応しているのは犯罪者だ。そしてテック企業はサイバーセキュリティにおいて、政府と協力するにせよ、敵対するにせよ、対等の立場にある。

ニューヨーク・タイムズが3月21日に掲載した「新時代の戦争:インターネットの傭兵はいかにして権威主義的な政府と戦うか」によれば、世界で最も優れたサイバー戦士の一部がみずからのスキルを自由市場で合法的に民間企業に売却している。そのおかげで、強国とはいえない国々が世界の舞台できわめて高度なサイバー国家として振る舞うことが可能になっているという。

こうしたサイバー戦士のなかには、次のジュリアン・アサンジのような人々と手を組み、デジタルの「暴露屋」に協力する連中もいるはずだ。

国内外のいかなる法制度によってアサンジが裁かれるにせよ、これまでの彼の行動は法の支配と民主的な統治システムの対極にあるものだった。アサンジは自分が逆らい、無視した法の保護を与えられる。これはきわめて重要なことだ。

望みうる最善の結末は、裁判の過程でアサンジの居場所は法廷に他ならない、と彼の崇拝者が悟ることだ。それ以外の結末では、アサンジを崇拝し、国際的なシステムは不正だらけで、アサンジのやり方が抵抗の唯一の方法だと思い込む者がなくならないだろう。

(翻訳:栗原紀子)

The article first appeared on the Atlantic Council site.










http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/233.html

コメント [国際26] 国際秩序を脅かすアサンジは法で裁かれるべきだ(ニューズウィーク) 赤かぶ
1. 赤かぶ[9882] kNSCqYLU 2019年4月16日 12:57:51 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[534]



http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/233.html#c1
コメント [政治・選挙・NHK259] 安倍総理『桜の会』芸能人続々のウラに「招待状8万円」の闇ルート(FRIDAY)-単なる政治資金集めパーティーだった JAXVN
4. 空虚[2016] i_OLlQ 2019年4月16日 13:03:46 : ugcyiWblAU : RG5Fc1AyZjVJWEU=[1]
さすが【 893報酬ケチって火炎瓶 】だな。

ダフ屋も抱き込んで使ってんか。

「おーーーーい晋三、今度報酬ケチったら

火炎瓶どころじゃすまねぇ〜んじゃねぇのぉ〜?」


・・・などという、893業界からの声が聞こえそうでんな。


あ!そっか!テキヤも抱き込んどるわな。

極東●もか・・・。

手広くやってるわ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/680.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK259] 枝野が宮本岳志を激励、街頭演説行わず!   赤かぶ
20. 地下爺[5818] km6Jupbq 2019年4月16日 13:06:57 : EvprcEFGVc : NDJuS292Z1UvRHc=[199]

 ほんま そのとおりや !!


 >【 野 党 は 野 合 す れ ば え え ね ん て! 】


                 by 影響を受けやすい。地下爺
 


http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/674.html#c20

コメント [政治・選挙・NHK259] 上野千鶴子「東大祝辞」でワイドショーコメントが酷い! 東国原英夫、坂上忍、玉川徹、東大卒元官僚の山口真由も(リテラ) 赤かぶ
4. 2019年4月16日 13:07:12 : BpzhY7qFk6 : WW9HMHFYNXdVOW8=[54]

 愛は 「多産系」を 価値観の中心に置いている
 東大卒の女性が どれだけ多くの仕事をしたとしても 多産系でなければ 価値はない

 ===

 男だって 女を愛することが出来なければ そこで終わってる

 ===

 人類が 急いで(一生懸命働いて) どこかに到達したからと言って そこに意味があるのではない
 エベレストに 登頂することよりも 愛の息子の嫁が 「かわいい男の子」を主産したことを誉める!!
 
 ===

 私の母は 無学で 働き者で 正直ものだが 一つだけ 誰にも負けない能力があって
 それは「多産系」であるということだ
 
 子供 孫 ひ孫と その多産系は DNAとして 受け継がれている
 
 ===

 多産系は 人類にたいして 「優しい」ということだ
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/685.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK259] 世界一「幸福」な国フィンランドで反・移民政権が誕生する。(日々雑感) 笑坊
3. 2019年4月16日 13:07:30 : geRwETNWEE : dU41LmpNNHVIblk=[1]
タイトル自体フェイク。社会民主党が中道と連立を組む予想で極右のフィン党と連立を組むことはない。引用元の毎日新聞にもそう書いてあるだろう。認知症が進んで読解力もなくなったのか。極右がそれほど好きなのか。家族は包括センターに相談したほうがいいのでは。事故をおこす前に運転免許証も返納したほうがいい。

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/681.html#c3
コメント [政治・選挙・NHK259] 世界一「幸福」な国フィンランドで反・移民政権が誕生する。(日々雑感) 笑坊
4. 2019年4月16日 13:08:10 : oLQ7dtYooM : YWtQNGc4VDd2TzY=[1]
1>そうした「移民」先進諸国の実例があるにも拘らず、向こう五年で34万5千人も外国人労働移民を受け容れると決議した安倍自公政権を多くの国民が支持している「日本国民の能天気」ぶりには呆れる。
2>テレビにハーフが大量登場して、若い日本女性の多くが白人男性との婚姻を望んでいるかのような「風潮」の拡散に余念のないマスメディアの陰謀をどこまでも黙認する日本の世論は一体何だろうか。
3>日本から純粋な日本人を消滅させて、日本そのものを別の国にしようとする「陰謀」を強く感じるのは私だけだろうか。____

安倍政権の政策は、紛れもなく1%のために99%を犠牲にする新自由主義政策であり、軍産の利益拡大のための政策である。そして度重なる徴税と社会負担費増額の一方で、弱者のために使われることはない。そして、そのような安倍政権を「多くの国民が支持している」と報道しているのは、マスメディアである。しかし、西欧であれば首になるはずの人間、例えば腐敗権力と癒着するNHKの島田寿司、時事を追放された田崎スシローが「首になった、メディア界から追放された」という話は聞こえてこない。

畢竟、この国にマスメディアはあるが、ジャーナリズムは無いのだ。似非ジャーナリストはいるが、ホンモノのジャーナリストは発言の機会を奪われているのだ。御用評論家はいるが、ホンモノの評論家は追放されたのだ。それが報道の自由度72位の現実であり、偽装民主主義国家=日本の現状である。だからマスメディアが垂れ流す内閣支持率を信じること、それを前提に議論することは愚であると断言する。

そして現実は、捏造された支持率に沿って選挙結果が改竄されており、再開票を求める裁判が門前払いされ続け、マスメディアは決してそれらの裁判を報道しないという事実である。つまるところ、ジャーナリズムも公正な選挙も有名無実なのです。だから、この国の民主主義は贋作に過ぎません。それが安倍自民党5連勝の秘密なのです。

__日本から純粋な日本人を消滅させて、日本そのものを別の国にしようとする「陰謀」___
という見方には同意する。それは、国境をなくし、その国の民族と歴史が育んできた独自の価値観や文化(例えば、国民主権・基本的人権・民主主義・共存・共栄など)を破壊し、意図的に多民族国家に変え、国家として形成されてきた文化・制度・価値観を崩壊させ、意図的に混乱を生み出し、大資本・多国籍企業が混乱の中で暴利を手にするシステムを完成させる__という新自由主義の思惑に沿っているのでしょう。それが安倍自公政権に与えられたアジェンダ(課題)です。そして何故に安倍自公政権が際限なく国を売り、国家・国民を裏切るような政策を強行するのか、また強行できるのかについては、理由があるのです。それが、血筋であり、岸信介と文鮮明の勝共連合であると言えるでしょう。詳細は、以下を参照していただきたい。

>反日活動家 文鮮明教祖の日本乗っ取り計画(1)
https://ameblo.jp/chanu1/entry-11751201354.html
■統一教会から日本の国会議員に秘書や選挙応援人材を送り込んでいるのは、統一信者なら常識・・・しかし一般市民はその事実をあまり知らない。韓国人である文鮮明教祖は反日活動家です。文教祖は生前、竹島にも上陸し『独島(竹島)も対馬も韓国のもの』であるという反日主張を日本人信者に吹き込み洗脳し続けました。その反日工作は単に教会内の信者だけにとどまらず、日本の国会議員にも触手を伸ばしていました。狙いは日本の韓国化(統一教会化)、つまり日本を韓国の植民地にすることです。・・・

>安倍晋三は 李晋三である http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/595.html#c1
>小泉と安倍のルーツは朝鮮人である 重複コメントリンク認定

>経団連と東レは朝鮮人 崔定征 通名 榊原定征に乗っ取られた! 消費税増税と法人税減税 血税泥棒 國賊 パソナ竹中平蔵 ハニートラップの舘 仁風林 小野寺五典 米倉弘昌とモンサント
http://blog.livedoor.jp/matrix_zero1/archives/2115315.html

>李明博の負の遺産:「日本は在日のもの、経団連は在日支配完了」李明博、刑務所で語る!?   
2017年 10月 20日 https://quasimoto2.exblog.jp/237901097/
>気が付けば、日本中が朝鮮人に背乗りされていた!
http://kenbounoblog.blog.fc2.com/blog-entry-923.html
______________________________________________

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/681.html#c4

コメント [政治・選挙・NHK259] 上野千鶴子「東大祝辞」でワイドショーコメントが酷い! 東国原英夫、坂上忍、玉川徹、東大卒元官僚の山口真由も(リテラ) 赤かぶ
5. 2019年4月16日 13:09:01 : ufrEL4tJhV : QWVzb09pMFcxZ2c=[11]
さすが、安定の低品質・産経クォリティです。
どのコメンテーターの言葉も、上野千鶴子氏ほど説得力を持っていませんでした。
印象論、一般論、感想、「思いますよ」論ばかり…
上野千鶴子氏の圧勝。束になってかかっても、上野千鶴子氏の圧勝。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/685.html#c5
コメント [国際26] 独裁者トランプ:大統領は代理がお好き政権の内外からもれる「もはや民主主義は死んだ」の声  うまき
3. 2019年4月16日 13:09:40 : 98fZ9Iili2 : d0Y2RndRZ0dDVGM=[7]
誰かと思ったら、元日テレ社員の堀田かよ。

それでトランプ叩き、ご苦労だねえ。
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/219.html#c3

コメント [政治・選挙・NHK259] 上野千鶴子「東大祝辞」でワイドショーコメントが酷い! 東国原英夫、坂上忍、玉川徹、東大卒元官僚の山口真由も(リテラ) 赤かぶ
6. 2019年4月16日 13:10:59 : BpzhY7qFk6 : WW9HMHFYNXdVOW8=[55]

 人類という「生命」は 多産系によって 受け継がれる

 多産系を否定することは 人類の生命を否定することで それでは 人類が滅亡するだけだ
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/685.html#c6

コメント [原発・フッ素51] 韓国の輸入禁止は当たり前 「日本の食品は安全」への疑問 世界が規制している食品を食べている衝撃(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
23. 2019年4月16日 13:13:24 : ognRDQzdSk : Sm5VTThLbEhIUnM=[9]
大体、統計数値誤魔化して自分の空しい満足感だけを考えるような内閣の国の食品なんか危なっかしくてくえないよ!!!これ世界の常識!!よその国が「毒を輸出しないでくれ!!!」つて当然のことを言っているのにいきり立つんだからもう、ホントどうかしている!!!
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/384.html#c23
コメント [原発・フッ素51] 韓国の輸入禁止は当たり前 「日本の食品は安全」への疑問 世界が規制している食品を食べている衝撃(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
24. 2019年4月16日 13:13:38 : VqomQMzYdM : d0dOYVA0STVwTjY=[6]
阿修羅掲示板の赤株や魑魅魍魎
小出はまだしも河野を礼賛した罪は重いぞ
偽装反原発の腐れ政治家のアシストをしたわけだからな
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/384.html#c24
コメント [政治・選挙・NHK259] 外国人労働移民は「不良外国人」の掃き溜めになりかねない。(日々雑感) 笑坊
4. 2019年4月16日 13:14:29 : 98fZ9Iili2 : d0Y2RndRZ0dDVGM=[8]
このブログ主の思考は20世紀で止まってるんだよ。
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/658.html#c4
コメント [政治・選挙・NHK259] 上野千鶴子「東大祝辞」でワイドショーコメントが酷い! 東国原英夫、坂上忍、玉川徹、東大卒元官僚の山口真由も(リテラ) 赤かぶ
7. 2019年4月16日 13:17:14 : BpzhY7qFk6 : WW9HMHFYNXdVOW8=[56]

 考え違いをしないでほしい

 愛とは 「与える」ことで 「搾取する」「征服する」ことではない
 
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/685.html#c7

コメント [原発・フッ素51] 福島第一原発から大量の蒸気放出の決定的証拠がまたまた出てきた マッツさんのツイートに注目  魑魅魍魎男
11. 2019年4月16日 13:18:00 : VqomQMzYdM : d0dOYVA0STVwTjY=[7]
河野を礼賛して出世のアシストした阿修羅掲示板の赤かぶと魑魅魍魎
ガチの推進派じゃないか
ごまめの歯ぎしりはなんだったのか
http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/378.html#c11
コメント [原発・フッ素51] 韓国の輸入禁止は当たり前 「日本の食品は安全」への疑問 世界が規制している食品を食べている衝撃(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
25. 赤かぶ[9883] kNSCqYLU 2019年4月16日 13:20:09 : tmhbWkbvnI : aEhEY2IuWjZOSzI=[535]

日本が韓国に“逆転敗訴”WTOで何が?!しかし、KG当たり100ベクレル食品基準が高すぎる 
そりゃ心配が当たり前だと思うが・・・ 20190412 NEWS23







http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/384.html#c25
コメント [政治・選挙・NHK259] 世界一「幸福」な国フィンランドで反・移民政権が誕生する。(日々雑感) 笑坊
5. 2019年4月16日 13:20:50 : FxhG1Vvojy : c0xkRXNCNVdCZy4=[1]
ただ、大半の政党指導者はポピュリズム政党のフィン人党と協力する可能性を否定しているため、社会民主党のアンティ・リンネ党首が連立協議を主導するとみられる。
https://jp.reuters.com/article/finland-election-idJPKCN1RR013

ナルホド…
フィン人党とは誰も組まないと…
http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/681.html#c5

コメント [政治・選挙・NHK259] はっきり言う。安倍内閣は、おバカの見本市か?/倉山満( 日刊SPA!) 赤かぶ
14. 2019年4月16日 13:21:14 : 9Gqb5g2dvk : WGM1b2FRM3Q5ZTY=[70]
国民がバカだから、それに合わせた「安倍内閣総理大臣」ってこと。

国民レベルにあってるんじゃないの!安倍晋三

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/664.html#c14

コメント [原発・フッ素51] 韓国の輸入禁止は当たり前 「日本の食品は安全」への疑問 世界が規制している食品を食べている衝撃(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
26. 2019年4月16日 13:28:45 : 9Gqb5g2dvk : WGM1b2FRM3Q5ZTY=[71]
福一から燃料棒を取り出すのを見ていたら、どこが安全?
と思うねぇ!
移し替えるのに2年かかる。
取り出して近くに移し替えるだけ。
移し替えていつまでそこに?さぁ!
次はどこへ持ってくの?さぁ!

今後の予定は何も決まっていない。

出っぱなしの汚染水!
そしてどこにも知らせずに、台風の時に海へ流す!
そんなことを10年間やってきた。
どこが「風評被害」か?????

http://www.asyura2.com/19/genpatu51/msg/384.html#c26

コメント [政治・選挙・NHK259] 古賀茂明「安倍総理に言いたい。『天皇陛下の政治利用は止めてくれ!』」〈週刊朝日〉 赤かぶ
10. 2019年4月16日 13:32:17 : 9Gqb5g2dvk : WGM1b2FRM3Q5ZTY=[72]
安倍晋三や安倍一派「日本会議」が一番、天皇家を利用している。
そして天皇家に一番嫌われているのも「安倍と安倍一派の日本会議」

嫌われ者こそが周りをうろつくんですよねぇ。

http://www.asyura2.com/19/senkyo259/msg/667.html#c10

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