東京外為市場ニュース2019年1月28日 / 09:48 / 8分前更新
19年度実質成長率は1.3%へ加速=政府経済見通し閣議決定
Reuters Staff
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[東京 28日 ロイター] - 政府は28日の臨時閣議で昨年12月に閣議了解した2019年度政府経済見通しを閣議決定した。世界経済は減速懸念が広がりつつあるが、19年度の実質経済成長率は1.3%と18年度の0.9%から加速することを想定している。消費税率引き上げが予定される中、軽減税率や教育無償化、ポイント還元、自動車・住宅減税、国土強靭化といった一連の施策を講じることで内需を中心に景気回復を見込む。
18年度実績見込み、19年度見通し(%程度) 実質GDP 0.9 1.3 民間消費 0.7 1.2 民間企業設備 3.6 2.7 内需寄与度 (0.9) (1.4) 民需寄与度 (0.9) (1.1) 公需寄与度 (0.0) (0.2) 外需寄与度 (0.0) (-0.0) 名目GDP 0.9 2.4 GDPデフレータ 0.0 1.1 消費者物価(総合) 1.0 1.1 (竹本能文
https://jp.reuters.com/article/19%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E5%AE%9F%E8%B3%AA%E6%88%90%E9%95%B7%E7%8E%87%E3%81%AF1.3%EF%BC%85%E3%81%B8%E5%8A%A0%E9%80%9F%EF%BC%9D%E6%94%BF%E5%BA%9C%E7%B5%8C%E6%B8%88%E8%A6%8B%E9%80%9A%E3%81%97%E9%96%A3%E8%AD%B0%E6%B1%BA%E5%AE%9A-idJPL3N1ZP3BS?il=0
統計「信用できず」79% 本社世論調査 内閣支持53%、6ポイント上昇
2019/1/28付日本経済新聞 朝刊
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日本経済新聞社とテレビ東京による25〜27日の世論調査で、安倍内閣の支持率は53%と昨年12月の前回調査から6ポイント上昇した。不支持率は7ポイント低下し37%だった。厚生労働省による毎月勤労統計の不適切調査問題を受け、政府統計の信頼性を聞いたところ「信用できない」が79%で「信用できる」は14%だった。(関連記事総合・政治面に)
政府統計を「信用できない」と答えたのは男女別、各世代でみても8割…
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO40537280X20C19A1MM8000/
世界経済の健全性診断へ−FOMCや雇用統計、重要イベント目白押し
Brendan Murray
2019年1月28日 2:53 JST
米中が貿易交渉を再開、FOMCは今年初の会合
ユーロ圏GDP速報値、中国製造業PMI、日本の鉱工業生産
世界経済を率いる米・欧・アジアに疲れが見え、先行き不透明感が増す中、こうした経済の拡大ペースが持ちこたえられるかどうか、今週は多数のヒントが与えられる。
米国
Chinese Premier Li Keqiang And Vice Premiers Holds News Conference Following the Closing of the National People's Congress
劉鶴副首相撮影: Qilai Shen/Bloomberg
水曜日、1月30日は重要イベントが3つ重なる。まずは米財務省が発表する四半期定例入札の詳細発表。拡大する財政赤字を背景に、米国債の入札計画は重要性を増している。同日には中国の劉鶴副首相がライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と2日間の日程で貿易交渉に臨む。今回の交渉で両国の貿易問題が決着することはないにせよ、妥結期限を3月1日に控えて投資家は強気なサイン、あるいは弱気なサインを見逃さないよう目を光らせることになる。
Fed Chair Jerome Powell Speaks At Economic Club Of Washington Event
パウエルFRB議長撮影: Al Drago/Bloomberg
同日の午後には今年最初の米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定が発表される。金利を動かす確率はほぼゼロに等しいとみられているものの、追加利上げまでどこまで「辛抱」できるのか、あるいは4兆ドル(約438兆円)規模のバランスシート縮小計画を修正するのか、今年から政策発表後は毎回定例となるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見に注目が集まる。
2月1日に明らかになる1月の米雇用統計は、米経済の健全性を見極める上で最も明白な指標の一つとなるだろう。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値では、非農業部門雇用者数は前月比16万人増。失業率は3.9%で変わらずと予想されている。
ユーロ圏
ECB President Mario Draghi Announces Rates Decision
ドラギECB総裁撮影: Jasper Juinen/Bloomberg
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は先週、成長へのリスクは「下方向に転じた」と発言。最近続いた予想より弱い経済統計が反映された。今週はフランスやイタリア、スペインから昨年第4四半期の国内総生産(GDP)統計が発表されるほか、ユーロ圏GDPの速報値も明らかになる。中でもイタリアはリセッション(景気後退)に陥った可能性があるとして、注目される。
アジア
最大のイベントは31日に発表される1月の中国製造業購買担当者指数(PMI)だ。エコノミストらは同指数が活動拡大と縮小の境目である50をさらに割り込むと予想している。このほか、31日には日本の12月鉱工業生産、日銀金融政策決定会合(1月22、23日開催分)における「主な意見」の発表がある。
原題:The World Economy Faces Some Pivotal Health Checkups This Week(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-01-27/PLZZNR6KLVRE01
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/754.html