米軍 シリア撤退に向けて装備品の撤収に着手 米メディア/nhk
2019年1月12日 11時40分トランプ大統領
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190112/k10011775881000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_001
アメリカのトランプ大統領がシリアからのアメリカ軍の撤退を決めたことを受け、アメリカのメディアは、軍が撤退に向けて装備品の撤収などの具体的な動きに着手したと伝えました。
アメリカのトランプ大統領は先月、シリアからアメリカ軍を撤退させる方針を当時のマティス国防長官の反対を押し切って決めました。
これについてアメリカの主要メディアは11日、国防総省当局者の話として、アメリカ軍が撤退に向け装備品の一部の撤収などの具体的な動きに着手したと伝えました。
ただ、シリアに駐留するおよそ2000人のアメリカ軍兵士の人員の撤退はまだ始まっていないとしています。
一方、シリア内部の情報を集めている「シリア人権監視団」によりますと、10日夜、アメリカ軍の10台前後の車両が、シリア北東部のハサカにある基地から隣国のイラクへ向かったということです。
シリアからの撤退をめぐっては先月、ホワイトハウスの報道官が撤退の開始を公表しましたが、国内外からの「時期尚早だ」という懸念を受けて、ボルトン大統領補佐官が撤退の条件を示すなど対応が二転三転していて、今後の撤退の見通しは不透明な情勢です。
http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/504.html