これが韓国民主主義の原点だ!「1987 ある闘いの真実」!
https://85280384.at.webry.info/201809/article_296.html
2018/09/30 05:40 半歩前へ
▼これが韓国民主主義の原点だ!「1987 ある闘いの真実」!
今話題の韓国映画「1987 ある闘いの真実」を観た。全斗煥政権下で実際に起きた話をドラマ化した。
前回観た「タクシー運転手」もそうだったが、2作とも観ている者の胸に食い込んでくる。訴えるものがあった。
韓国民主主義の「原点を観た」思いだった。まだ、見ていない人はぜひ観てほしい。
映画の詳細はこちらでみてもらいたい。
https://re-korea.com/2018/01/16/movie-1987/
映画「1987 ある闘いの真実」を見て感じ取ったことが2つある。一つは「韓国大衆と民主主義」、残る一つは「安倍晋三と全斗煥」である。
オトモダチを優遇した朴槿恵大統領は市民パワーによって辞任に追い込まれたが、韓国民のこうした「市民パワー」は、長い歴史の中で培ったものだと改めて確信した。軍事政権との文字通り「命を懸けた闘い」によって自ら勝ち得たものだった。
1980年クーデターによって政権をもぎ取った全斗煥が戒厳軍を動員。民主化を求める学生や市民を襲い、多数の死者や重傷者を出した光州事件が起きた。
この事件を扱った韓国映画が「タクシー運転手〜約束は海を越えて〜」だった。今回の「1987 ある闘いの真実」とともに、韓国の民主化を求めて軍事政権と対峙する勇気ある民衆の姿を描いたものである。
韓国の人々は軍事生管下の弾圧にさらされ、民主主義の大事さが骨身にしみている。彼らは体を張って民主化を勝ち取った。そうした歴史の「実体験」が市民パワーとなって朴槿恵打倒へとつながった、と私は考える。
そして、今、安倍晋三がやっていることが全斗煥の手口と似ていることだ。さすがに戒厳令を敷き、軍隊を動員して市民を弾圧するには至っていない。
が、沖縄で安倍政権がやっていることは何か?全国から警察機動隊を動員して沖縄の民を連日痛めつけている。県民の大多数が米軍基地建設に反対している。
「基地移転、移転」と叫んでも、移転する先は同じ沖縄。こんなことを沖縄県民が納得するはずがない。
県内にクモの糸のように無数に張り巡らされた基地とその関連施設のせいで沖縄は鉄道が施設できない。日本全国で沖縄だけが唯一、鉄道網がない。戦前には鉄道があった。
それが大戦の後、進駐軍である米軍が銃剣とブルドーザーで民間の所有地を「有無を言わせず強奪」した。好きな場所に、勝手に基地を開設した。
そして今、安倍政権は米軍普天間の移転と称して辺野古での新基地建設を強行。反対する住民を力づくで排除している。映画「1987 ある闘いの真実」を見ていて、私の頭の中で戒厳軍の暴力と、沖縄の機動隊の実力行使が二重写しになった。
日本は今は機動隊だが、これが自衛隊、たぶんそのころは「軍隊」と名前を変えているかもしれないが、日本の民衆に襲い掛かって来るのではないかと、悪夢を想起した。
「1987 ある闘いの真実」予告編はここをクリック
http://1987arutatakai-movie.com/
上映館はここをクリック
http://1987arutatakai-movie.com/theaters.html
『1987、ある闘いの真実』特報
1987 trl web re
役者ぞろいの群像劇『1987、ある闘いの真実』が見せる韓国民主化の痛み
— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) 2018年9月20日
朴政権退陣にも重なる骨太サスペンス『1987、ある闘いの真実』https://t.co/UOBobP8gpZ#韓国 #映画 #民主主義
役者ぞろいの群像劇『1987、ある闘いの真実』が見せる韓国民主化の痛み
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/09/post-10983.php
2018年9月20日(木)16時00分 大橋希(本誌記者) ニューズウィーク
ハ・ジョンウ演じる検事(右)は圧力に屈せず、大学生の検死解剖を命じる (c)2017 CJ E&M CORPORATION, WOOJEUNG FILM ALL RIGHTS RESERVED
<朴政権退陣にも重なる骨太サスペンス『1987、ある闘いの真実』>
韓国の現代史を語る上で欠かせない1980年代の民主化運動。その厳しさを象徴するのが民衆蜂起を軍が弾圧し、多数の死傷者が出た80年5月の光州事件だろう。たびたび小説や映画の題材になり、ヒット作『タクシー運転手 約束は海を越えて』が記憶に新しい。
民主化運動のもう1つの転換点が、軍事独裁の終焉につながった87年の6月民主抗争。その導火線となる実話を初めて本格的に描いたのが、チャン・ジュナン監督の『1987、ある闘いの真実』だ。
物語の始まりは87年1月、警察に連行されたソウル大学の学生が拷問で殺された事件。死の真相を隠そうとする全斗煥(チョン・ドゥファン)政権と、それを明らかにしようとする人々の闘いが描かれる。警察幹部役のキム・ユンソクと隠蔽を見抜く検事役のハ・ジョンウを中心に、役者ぞろいの骨太な群像サスペンスに仕上がった。
製作の開始は朴槿恵(パク・クネ)政権時代で、それゆえ困難が伴ったという。政権に批判的な文化人のブラックリストのせいだ。「リストの存在は朴政権崩壊後に明らかになったが、当時から『何かあるな』と感じていた。民主化について語ったり、政権に反する発言をした人が圧力を受けることが私の周囲でもよく起きていた」と、自身もリスト入りしていたジュナンは本誌に語る。
■衝撃的なビデオの記憶
製作中断の事態を恐れて事件関係者への取材は控え、脚本も秘密裏に執筆した。ところが16年10月、朴が友人の崔順実(チェ・スンシル)を国政に介入させた疑惑が明るみになり、政権は窮地に。状況が急変して製作は軌道に乗り、出資も受けられるようになった。
やがて何十万もの市民が明かりを手に、朴の退陣を求めるデモに繰り出す。「1987年がなければ、2017年のろうそく集会があっただろうかと言う人もいる」とジュナン。「30年前の記憶ゆえ、不正に憤りを感じた人々が道に出てきたのではないか」。結局、朴は弾劾訴追によって昨年3月に罷免された。
87年当時、ジュナンは高校3年生だった。地元の全州地域でもよくデモが起き、催涙弾の煙を防ぐため暑い中でも教室の窓を閉めて勉強をした記憶があると話す。もう1つ彼が忘れられないのは、友人に誘われて行ったカトリック聖堂で不思議なビデオを見せられたこと。まさに『タクシー運転手』に出てくる、ドイツ人ジャーナリストが撮影した光州事件の映像だった。
厳しい報道統制により事件は国内で報じられておらず、「こんなにおぞましいことが韓国で起きていて、語られていないことに衝撃を受けた。たぶんあれがこの作品を撮る種になった」。
キム・テリ演じる女子大生ヨニの淡い恋が物語から少し浮いて見えるのは、彼女だけ架空の人物だからか? しかしジュナンはそんな見方を否定する。
「歴史に記録されなくても、当時たくさんのヨニがいたはず。独裁政権下で何かが違うと感じ、葛藤していた多くの人の心情を代弁するのがヨニだ。彼女は映画の大切なテーマを伝える存在でもある。人が人を信じたとき、それぞれの人が最低限の良心を守ったとき、大きな力を発揮できるということだ」
「広場に集う民衆を見た観客に、自分もこうした歴史の主人公になれると思ってほしい」とジュナンは言う。権力は都合の悪いことは隠したがる。でも普通の人々が諦めず真実を求めることが大切――どんな時代や社会にも通じるメッセージだ。
<本誌2018年9月18日号掲載>
『1987、ある闘いの真実』。87年の韓国の民主化運動を、そのきっかけとなった警察によるソウル大生拷問虐殺事件を中心に描く。徹底的な隠蔽を図る権力と、権力の「内部」にありながら権力に抗して真実を明かそうとする検事や解剖医。そしてメディア。真実を知った人々の怒りと闘い。すごい映画だった。 pic.twitter.com/X53ejlCNPw
— 小池翔一 (@libertad0101) 2018年9月27日
韓国は市民の手で、国を変える事ができた。
— 陣内和宏 (@JinKazLT) 2018年9月22日
日本にできない理由はない。
だが気をつけろ。日本会議も、自分達の手で国を変えると本気で思って活動していることを。
ヤツラに対抗するためには、普通の人々の連帯がもっと必要だ。#安倍晋三は独裁者https://t.co/85RhmYawPD
話題の韓国映画
— Jun Inukai / 犬飼淳 (@jun21101016) 2018年9月23日
「1987、ある闘いの真実」
ただ頑固なだけに見える者、職務に忠実な者、反旗を翻した者、政治に無関心だった者。
一人一人が受け継いだ「真実」が大団円に繋がっていくさまは圧巻。
『1987 ある闘いの真実』をシネマート新宿で観る。『沸点』読了の為新しい話では無かったが「過去と向き合う」と言うのは汚点も直視することだと再認識。無論歴史は勝者が紡いできた。デモなど行かず平穏を望む者もいただろう。ただ、結果として韓国が民主を勝ち取ったことは寿ぐべきだと思う。
— ぱの人 (@pananananaq) 2018年9月24日
『1987ある闘いの真実』酷いとか悲しいと思わせる隙がない凄まじい前半。中盤から若干見る方にも余裕が出てくるけれど民主化運動の為に紛争したり翻弄された人々の苦難を 見てきたしんどさや悔しさを思いやれる余地であって濃密で圧倒的な事実を見守るしかなかった。韓国観客動員720万 pic.twitter.com/Y8JSQOSFZV
— むさ(musA) (@ymusa2) 2018年9月22日
知人が絶賛していたので『1987、ある闘いの真実』を観た。日本は韓国を見習ったほうがいい、というのが感想。
— 織田 朝日 (@freeasahi) 2018年9月24日
昨日 1987、ある闘いの真実 を川越スカラ座で見た。胸があつくなった。ほんとにとってもすごく良かった!!
— おおやゆうこ (@yuppe19) 2018年9月22日
それに比べ韓国映画「1987 ある闘いの真実」は凄すぎ。日本と比較にならぬ軍事独裁の全斗煥政権に挑む民主化闘争のハンパない根性。体制側の検察や役人であってでさえ忖度買収密告に屈せず。こちらは変化球なしの直球豪速球勝負。こんな国民だったら安倍政権などとうの昔に粉砕されているだろう。 pic.twitter.com/9Vc9DUQVIN
— 渋谷文化猫 (@i8LK4pghk6Youdn) 2018年9月24日