安倍政権が進める原発30基体制 伊方の次に再稼働するのは
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/238247
2018/09/27 日刊ゲンダイ
伊方原発(C)共同通信社
四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の運転差し止めを命じた広島高裁の仮処分決定について、25日、同じ広島高裁の別の裁判長が四国電の異議を認め、再稼働を容認する決定を出した。またしても、原発再稼働に積極的な国の姿勢を追認する司法判断が下された形だ。
安倍首相は23日の英紙フィナンシャル・タイムズへの寄稿で「経済成長の確保と化石燃料の削減は、共に重要な課題だ。それは再生可能エネルギーのコスト削減と再生可能エネルギーの信頼性向上を意味する」と再生可能エネルギー推進に前向きな発言をしているが、疑わしい。
というのも、今年7月に閣議決定された「第5次エネルギー基本計画」では、原発は「重要なベースロード電源」と位置づけられ、経産省は2030年度の電源構成に占める原発比率を20〜22%と明記。この数値は原発約30基の稼働を意味している。現在日本で稼働中の原発は5基だが、停止している原発の再稼働や、新しい原発の増設を想定しているということだ。
気になるのは、次にどの原発が再稼働するのかということ。「原子力規制を監視する市民の会」の阪上武氏はこう言う。
「可能性が高いのは、日本原子力発電の東海第2原発(茨城県)です。原子力規制委員会から原子炉設置許可と工事計画認可が下りると、運転期間延長認可が取得できるので、早ければ2年後に再稼働する可能性もあります。もうひとつは東京電力の柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)で、昨年12月に規制委員会の審査に合格し、地元の検証委員会の判断を待つ段階となっています」
全国の原発で運転差し止めの仮処分が係争中だが、国民の不安をよそにこのまま再稼働がどんどん進んでしまうのか。
今年7月に閣議決定された「第5次エネルギー基本計画」では、2030年度の電源構成に占める原発比率を20〜22%と明記。この数値は原発約30基の稼働を意味しています。広島高裁が伊方原発の再稼働を容認する決定を出しましたが、次に再稼働する原発は? https://t.co/4awmqc8Tv7 #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年9月26日
安倍政権が進める原発30基体制 伊方の次に再稼働するのは https://t.co/udcHKnVsaE #日刊ゲンダイDIGITAL
— いたにのりお (@je3gnu) 2018年9月26日
あの深刻な事故を起こした福島原発のことは完全に頭にないのか、裁判所も電力会社も気がおかしくなったのだ、再稼働ありきで次々安全、安心が脅かされてゆく
💢《25日、同じ広島高裁の別の裁判長が四国電の異議を認め、再稼働を容認する決定を出した。またしても、原発再稼働に積極的な国の姿勢を追認する司法判断が下された》💢
— ⛵️motty⛵️ (@novtnerico) 2018年9月26日
⚠️安倍政権が進める原発30基体制 伊方の次に再稼働するのは|日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/Kerukz4rFW
安倍政権が進める原発30基体制 伊方の次に再稼働するのは 全国の原発で運転差し止めの仮処分が係争中だが、国民の不安をよそにこのまま再稼働がどんどん進んでしまうのか。国民の命を第一に考えるのが国だろうが - 北海道は素敵です!! - Yahoo!ブログ https://t.co/6OCozIy611
— 松本 美紀子 (@yuuta24mikiko) 2018年9月26日