在韓米軍も在日米軍も撤退に向かう/田中宇
http://www.tanakanews.com/
【2018年6月9日】
6月12日の首脳会談で米朝が和解し、在韓米軍の撤退が決まったら、在日米軍も撤退ないし大幅縮小するのだろうか。日本にとって最重要な問題はそれだ。
私の分析では、在韓米軍だけでなく、在日米軍も全撤退に向かっている。もし米国が今後も日本に米軍を駐留させ続けるなら、日米は東シナ海に関して中国の脅威の扇動を加速せねばならない。だが実際には、米国も日本も最近、東シナ海における中国の脅威を扇動しなくなっている。 日本と中国は、軍事対立を避けるためのホットラインを6月8日に開設した。在日米軍が今後も駐留するシナリオに沿うなら、こんなもの作ってはダメだ。
(詳細)
・http://www.tanakanews.com/180609korea.htm
(仁王像)
会談後の両者の表情がにこやかだから、今後もうまく行くという見通しを持っているのだろう。当然北爆はない。
田中の大局観に比して野人・副島は未だ血迷っている。
「北朝鮮爆撃は、先に延びたようだ」(2018.6.7)などと寝ぼけたことを言っている。
「9月ぐらい(に)、50カ所ぐらい、核施設を叩いて破壊して」などとも言てっているが、ど素人そのもの。核施設への軍事攻撃など容易に出来る代物ではないことが、全く念頭にない。
ジョン・ボルトンに大きな期待をかけているのも常軌を逸している。
形を変えた「敗北思想」の持ち主だろう。(つまり世界は、米強硬派にやられっ放しで来たから今後もそうに違いないとの思想で最初から敗北しているのである。櫻井ジャと同類項)
こんな言論を吐いて後始末はどうするのか。筆を折るぐらいの酷い言論であった。、
(「核施設の空爆」など容易に実施出来るものではない)
・http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/192.html#c7
http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/242.html