ついに潜水艦輸出!覇権を狙う中国の深い読み!
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2018/01/16 18:43 半歩前へ
▼ついに潜水艦輸出!覇権を狙う中国の深い読み!
海洋進出を図る中国は空母や潜水艦を増強し、軍事大国化を急ぐ。ついには潜水艦の輸出まで始めた。すでにバングラデシュ、パキスタン、タイのインド洋沿岸3カ国が購入。
中国の狙いは海洋データの収集とともに南シナ海での覇権の確立である。インド洋での中国の軍事的影響力をめぐり、インドやオーストラリアなどとの対立が強まるのは必至だ。
●バングラデシュは2013年に中国から中古潜水艦2隻の購入。
●タイも昨年4月、新造艦1隻の購入を決定。さらに2隻購入する計画。
●パキスタンは8隻購入。このうち4隻はパキスタンで建造。
これらの潜水艦の購入国は、中国製潜水艦が停泊可能な港湾を建設する。これはとりもなおさず、中国海軍の補給基地が出来るのと同じだ。中国艦船が修理や兵器調達のために自由に寄港できる拠点が増えるわけだ。
同時にパキスタンなどの購入国は潜水艦の運用のために中国軍教官や技術者の指導を受けることになる。そうなれば中国が購入国を通じて海域のデータ収集も可能になる。中国の影響力は増すばかりだ。
習近平中国は、「世界の警察官」を自称した米国の影響力の後退の間隙をぬって、世界制覇を目論んでいる。経済力を身に着けた中国は「中華思想」に自信を深めており、それが各国との摩擦要因となろう。
一党独裁国家の暴走に要注意である。