HUFFPOSTに、この9月に29歳で乳がんで亡くなったデザイナー・広林依子さんの記事が
掲載されている。
広林依子さんは3年前の26歳のときにステージ4の乳がんが見つかり治療を続けていた。
すでにがんと闘っている人も、そうでない人も非常に参考になる内容なので、ぜひ御一読を。
「広林依子」 (HUFFPOST BLOG)
http://www.huffingtonpost.jp/author/yoriko-hirobayashi/
今年7月にTV出演、亡くなる10日ほど前にも取材も受けている。
「ニュースHORIc「余命2ヵ月と宣告された広林依子さんが現在伝えたいこと」(2017年7月)
[モーニングCROSS]」 (CUT CROSS 2017/9/25)
https://www.youtube.com/watch?v=aZZYX9bI4kI
「広林依子さん(享年29) 乳がん患者に勇気 死と向き合う行き方(2017年9月)
[モーニングCROSS]」 (CUT CROSS 2017/9/25)
https://www.youtube.com/watch?v=b-ZvmOmijhM
広林さんは、乳がんが見つかったときの経緯をこんなふうに話している。
「26歳でステージ4の乳がん発覚、私が決めたライフデザイン ー強く美しくー」 (HUFFPOST 2017/3/14)
http://www.huffingtonpost.jp/yoriko-hirobayashi/26_4_b_15324530.html
-------(引用ここから)-----------------
私は乳がんになる前、デザイナーとして働いていました。憧れの仕事につき、やりがいのある毎日で終電帰りもザラでした。そんな日々の忙しさにかまけて病気の発見が遅れ、26歳にして、ステージ4の乳がんを患ってしまったのです。
キャリアアップを見据えて転職活動に専念し始めたころに、ふと胸のしこりに気づきました。乳腺症で同じ場所を手術した経験があり若いこともあって、最初は医師もエコーのみで「石灰化してるだけでしょう」との見解でした。しかし、3カ月後に手術痕からかさぶたが出てき始め、「絶対におかしい」と思い、もう一度検査したところ乳がんが発覚しました。そして精密検査の結果、骨への転移も2箇所見つかりました。
-------(引用ここまで)-----------------
一度は乳がんではないと否定され、再度検査するとすでに手遅れ。
あの小林麻央さんのケースを彷彿とさせる。
やはり広林さんの場合も、内部被ばくで静かに速く進行するタイプのがんだったのではないだろうか。
放射能汚染と乳がんの発病には強い相関があることはすでに判明している。
これから彼女にように若くして命を落す人が激増するのではないか。
事態は非常に、非常に深刻である。
検診も大切だが、何よりもまず、できるだけ放射性物質を体内に取り込まないよう、
食事と空気に注意することが大切だ。
それにしても、余命2ヶ月と宣告されても決して自暴自棄になったり落ち込んだりせず、
好きなデザインの仕事に打ち込み、明るく前向きに生きようとする広林さんの姿に心を打たれる。
広林さんのご冥福をお祈りいたします。
(関連情報)
「被ばくで隠れたタイプのがんが激増か 小林麻央さんは再検査で複数の医師から乳がんを否定された」
(拙稿 2016/9/15)
http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/472.html
「乳がん関連のツイートから -- 若くして乳がんになり、あっという間に亡くなる人が多い」
(拙稿 2016/6/18)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/863.html
「乳がんの最大の原因は放射能被ばくである 検査よりもまず被ばく回避を」
(拙稿 2016/6/14)
http://www.asyura2.com/16/genpatu45/msg/841.html
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/189.html