米ロ朝交渉が急展開 浮上するトランプとプーチン電撃訪朝
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214843
2017年10月5日 日刊ゲンダイ
安倍首相は蚊帳の外(トランプ米大統領=左とプーチン露大統領)/(C)AP
北朝鮮危機を大義に解散・総選挙に突っ走った安倍首相だが、完全に蚊帳の外だ。米ロ朝の水面下交渉が急展開。トランプ、プーチン両大統領の電撃訪朝プランまでが浮上している。
北朝鮮外務省の崔善姫北米局長は中国を避け、利便性で劣るウラジオストク経由でモスクワ入り。1週間の滞在中、朝鮮半島問題担当のブルミストロフ特任大使やモルグロフ外務次官との長時間会談に臨んだ。
筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)は言う。
「北朝鮮問題のキーパーソンは崔局長、ブルミストロフ大使、米国務省のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表です。連邦保安庁所属のブルミストロフ氏は旧KGB出身でプーチン大統領の側近。かなりの権限を与えられています。米ロ朝は今年5月から断続的に接触し、北朝鮮の核・ミサイル開発凍結に向けた対話再開の糸口を探っている。ところが前提条件で米朝が折り合わず、膠着状態なのです。手詰まりで訪ロした崔氏の最大使命は、プーチン大統領の訪朝打診だと伝わっています」
この間、米国も動きを見せた。親ロ派のティラーソン国務長官が訪中先で「北朝鮮当局に通じる独自の直接経路が複数あり、対話したいか問いかけている」と発言。トランプ政権として初めて直接交渉を公言した。APECとASEANに参加予定のトランプは11月3日からアジアを歴訪し、日中韓訪問も調整中。北朝鮮は目と鼻の先だ。
上智大教授の前嶋和弘氏(現代米国政治)はこう言う。
「ティラーソン発言に反応したトランプ大統領が〈リトル・ロケットマンとの交渉は時間のムダ〉とツイートして物議を醸していますが、トランプ外交の基本は“マッドマン・アプローチ”。つまり、キチガイのように振る舞って相手を委縮させ、譲歩を引き出す方針です。米朝双方とも軍事衝突を望んでいない。そこで、局面打開を図るためアジア歴訪中に電撃訪朝し、トップ交渉に乗り出す可能性が囁かれています」
米朝は今月半ばにノルウェー・オスロで非公式協議を計画。一方のプーチンは来年3月に控える大統領選までに決着させる腹積もりだという。カタをつけるのは米国か、ロシアか。あるいは3者が握るのか。
米ロ朝交渉が急展開 浮上するトランプとプーチン電撃訪朝
— uresy (I'm not ABE) (@uresy1st) 2017年10月4日
北朝鮮危機を大義に解散・総選挙に突っ走った安倍首相だが、完全に蚊帳の外https://t.co/qdSG8KYSOO #日刊ゲンダイDIGITAL#17衆院選
#日刊ゲンダイDIGITAL|米ロ朝交渉が急展開 浮上するトランプとプーチン電撃訪朝https://t.co/OvMXo0SvHA
— 吉川 幸男 (@FP_Yoshikawa) 2017年10月5日
『…米朝は今月半ばにノルウェー・オスロで非公式協議を計画。一方のプーチンは来年3月に控える大統領選までに決着させる腹積もりだという…』
安倍は蚊帳の外。一人で深刻ぶってるだけ。よって北朝鮮解散は120%失敗するだろう。@米ロ朝交渉が急展開 浮上するトランプとプーチン電撃訪朝|ニフティニュース https://t.co/UgULVIcGyS
— 中村一郎 (@nakamura_ichi) 2017年10月5日
『米ロ朝交渉』が急展開浮上する!トランプとプーチン電撃訪朝!安倍首相は蚊帳の外!安倍政権と日本メディアは北朝鮮危機の茶番劇で戦争、憲法改正を煽る! https://t.co/UamxKqsblI
— 復活マッジクアワー (@sohnandae) 2017年10月5日