首都直下地震は近い。それもM7やM8が連続で関東平野付近を何度も襲うだろう。
地震本部による長期評価は破たんしている。それを政府自体が認めているが、新しいモデルの構築はまだだ。
政府の被害見積もりでもM7で100兆円程度、M8なら300兆円程度となっている。しかし、これは直接的な被害の見積もりで、銀行保有の担保物件の価値下落や通貨安などは考慮していない。もちろん債券安も考慮してない。
政府も自治体も、税収減に見舞われ、かつ公債発行の必要に迫られるため、財政は一気に緊迫する。というよりも破たんするだろう。つまり、年金や給与の遅配。事業のストップなどだ。
最も困るのが通貨安による輸入物価高だ。
エネルギーと食糧がまず問題になる。
だから、輸入に頼る品目の自給率を高める必要があるが、そのような動きは全くと言っていいほどない。