「もんじゅ」技術的に廃炉のめどは全く立っていない テレ朝ニュース
福井県の高速増殖炉「もんじゅ」について、政府は今月中に廃炉を正式決定しますが、その一方で、技術的にもんじゅを廃炉にするめどは全く立っていないことが分かりました。
もんじゅは普通の原発とは異なり、冷却に水ではなく、ナトリウムを使っています。原子力機構などによりますと、原子炉を直接、冷やすナトリウムは放射線量が高いことなどから、取り除くめどは全く立っていないということです。また、廃炉の前提になる燃料の取り出しも最短で6年かかるとしています。政府は廃炉に向けた研究拠点を福井県内に作るとしていますが、廃炉にする方策がないため、研究せざるを得ない実態が浮かび上がります。一方、廃炉には巨額の税金が投入される見込みですが、政府は費用の見積もりを公表していません。
おい、ちょっと待て、あなたがたは、それが核燃料サイクルの主眼であり、この技術は、核燃料再処理とあわせて、その両輪のひとつであったはず。
しかもこれは、当初、夢のエネルギーサイクルなどといって、主要電力源の半永久的な使いまし可能なものとしてはじめた技術だったのではないか。
放射能を浴びた冷却材の取扱いすらできない、単独金属として、扱いの極めて困難であったナトリウムを、冷却材に選ぶ事の論理的妥当性が崩壊していると、当局によってアナウンスされたことに関する、研究に値する議題ですらなかったようなテーマを実践した事で問われる法的犯罪行為も問われる可能性のあるもんじゅ問題の解決は、全容が、全くの机上の空論であったことが暴露された今からが、その始まりでしょう。
そして、言うまでもなく、こんなものに関わった科学者は科学者ではなく、非現実的な絵空事の実現を夢見る空想家に過ぎません。
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