京大教授ら新型地震予測を公開へ!電離圏の異常検知、1時間前に大地震が予知可能?GPS連続観測網を活用
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2016.10.02 06:00 情報速報ドットコム
京都大情報学研究科の梅野健教授らが電離層の変化を観測する地震予測について発表しました。報道記事によると、この地震予測は震源域の上空の電離圏の異常を、国土地理院のGPS連続観測網のデータを用いて検知する手法を使っているとのことです。
東日本大震災前に電離層が異常に強く変化したことは有名で、巨大なスロースリップ現象等が発生したことから岩盤が割れて電磁波やラドンガス等が一気に放出されたことが原因と見られています。
大昔から指摘されている生物の異常行動も科学的に説明できる部分が多く、電離層の異常を含めて大地震と繋がりがあることは前から指摘されていました。
この研究報告は米国地球物理学連合の学会誌に掲載され、今後も電離層を観測して地震予測を続けるとしています。
M7地震、1時間前に予知可能? 京大教授ら電離圏異常検知で印刷用画面を開く
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20160930000092
マグニチュード(M)7以上の大地震の発生を、1時間〜20分前に予測できる可能性のある手法を、京都大情報学研究科の梅野健教授や大学院生の岩田卓也さんのグループが開発した。震源域の上空の電離圏の異常を、国土地理院のGPS連続観測網「ジオネット」のデータを用いて検知する手法で、米国地球物理学連合の学会誌で30日発表する。
国土地理院 GPS観測網
http://terras.gsi.go.jp/geo_info/geonet_top.html
行徳地震前兆観測プロジェクト リアルタイムグラフ by SC
http://earthq.system-canvas.com/
↓ネットでは震災前から電離層や電磁波を調査する動きがありました。
地震予知は可能か? その3 - 潜熱、ラドンガス
地震予知は可能か? その2 - GPS計測、電離層の異変
サイエンスZERO - 巨大地震 “次なる災害”をとらえろ