ロシア・トルコ首脳会談 エネルギー協力前進を確認
9月4日 8時00分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160904/k10010668451000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_001
ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領がG20サミットを前に中国で会談し、去年11月のロシア軍機の撃墜で事実上停止していたエネルギー協力を前進させることを確認し、両国の急速な関係修復を印象づけています。
ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は、先月、ロシアのサンクトペテルブルクで会談したのに続いて、3日、G20サミットが開かれる中国の杭州で会談しました。
会談の冒頭、エルドアン大統領は、去年11月のトルコ軍によるロシア軍機の撃墜のあと、ロシアが対抗措置として停止していたトルコ行きのチャーター便の運航が前日に再開されたことについて言及し、プーチン大統領に感謝の言葉を伝えました。そのうえで、撃墜以降、事実上停止していたロシア産のガスをトルコ経由でヨーロッパに輸送するパイプライン計画などを念頭に「エネルギー分野の協力について話し合おう」と呼びかけました。
これに対し、プーチン大統領は「協力を元に戻すにはたくさんのことをしなくてはならない」と応じ、エネルギー協力を前進させることを確認するなど、両国の急速な関係修復を印象づけています。
また両首脳は、過激派組織IS=イスラミックステートなどのテロ対策についても意見を交わし、立場の異なるシリア情勢でも突っ込んだやり取りがあったものと見られます。
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