ミサイル破壊命令位、いい加減なものはない。
北朝鮮のミサイルを破壊することはありえない。
落下速度は秒速2千メーターから3千M。
迎える迎撃ミサイル速度マッハ5=1700M。
飛行距離15KM.迎え討つ方が遅い。
之だけ見てもいかに迎撃馬鹿馬鹿しいか。ー(孫崎享氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp0a78
1th Aug 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks
A事実関係:NHK 8月8日
政府は、北朝鮮による弾道ミサイル発射の兆候が事前につかみにくくなっているとして、
警戒・監視を一層強めるため、8日夜、自衛隊に対し、「破壊措置命令」を発令しました。
政府としては、不測の事態に備えて、「破壊措置命令」を、常に発令された状態とするため、
当面3か月ごとに更新し、万全の態勢を取ることにしています。
北朝鮮による弾道ミサイルの発射に警戒・監視を強めるため、
政府が破壊措置命令を出したのを受け、自衛隊は迎撃ミサイル・PAC3を防衛省に設置するとともに、
高性能レーダーを備えたイージス艦を日本海に向け出港させました。
これを受けて航空自衛隊は8日夜、
地上配備型の迎撃ミサイル・PAC3の部隊を防衛省の敷地内に展開し、
午後10時ごろまでに発射機などの設置作業が完了しました。
B:評価
・政府は、「破壊措置命令」を発令し、多くの国民は、
こうした措置で北朝鮮のミサイル打ち落とせる錯覚に落ちっているが、そんなことはありえない。
・ノドン等中距離弾道ミサイルが地上に落ちてくるときの速度は、
秒速2000メートルから3000メートルと言われている。
迎え撃つパトリオットの速度はマッハ5(出典http://military.wikia.com/wiki/MIM 104_Patriot)、
つまり秒速1700メートルである。
落ちてくる大陸間弾道弾より遅い速度のミサイルでどうして撃墜できるか
(注、相手がこちらに配備してある大陸間弾道弾を狙ってくるときは別。その時は一応意味が生ずる)
更に飛行距離は15キロメートル(ソース同上)、これを上方に向けて撃つのだから、
地上の面で考えれば、カバーする地域は極わずか。
防衛省の敷地内に展開したものでは首相官邸すら守れないだろう。
仮に北朝鮮のノドンが新宿に向かって飛んできたとしよう。
これを迎撃するとめにパトリオットが発射されたとしよう。多分命中はしない。
その時は北朝鮮のノドンに加えパトリオットがどこかに落下する。
ミサイル1つの代わりに2つが落下する。
迎撃したとして、各々の破片はどういう形であっても地上に落下するのだ。
さらに、迎撃するにはノドンが発射されるのを把握しなければならない。
ノドンは山中などに配備され、さらに移動式を考えれば、発射時を知ることは不可能だ。
発射時が解らなければ軌道の計算のしようがない。
・ミサイル防衛はない。「破壊措置命令」が有効に機能することもない。