old Mark Levinson
MARK LEVINSON 製品一覧 マーク・レヴィンソン
http://audio-heritage.jp/MARK_LEVINSON/index.html
マークレビンソン プリアンプ評価一覧 | 禁断のKRELL 2015年02月08日
※CPや使い勝手は一切考慮していない。
※下線ありは実際に所有経験あり
※MLシリーズまではレビンソン氏のサウンドは忠実に守られている。
最初のLNP2Lだけ毛色が違うが、あとはどれも同じ音がするように統一されている。
MLAS ジャズ向き CELLO クラシック向き
評価高 ☆ > ◎ > ○ > △ > × 評価低
LNP-2L ☆☆ 業務用 無色透明 エンスージャスト向け 繊細 ナイーヴ アナログ推奨
JC-2 ☆ ジョン・カール設計 不朽の銘機 レビンソンの狂気 超マニア推薦 アナログ推奨
ML-1L ◎ JC-2物理特性進化 レビンソンの狂気 低音△ ※後期型は細身 アナログ推奨
ML-6L ☆☆ 究極のオールドレビンソン 超マニア推薦 アナログ推奨
―――――――――――――something "なにか" 消失――――――――――――――
ML-7L ◎ 低音増大 Fレンジ向上 オーディオマニア向け デジタル適正
ML-7AL ◎ ML-7Lをブラッシュアップ デジタル適正
ML-10 ○ ML-7Lの内容を一体化、若干スリムなサウンド デジタル適正
ML-12 △ 廉価版 コランジェロの手を離れる。※ 要 ML-11パワー
ML-10A ◎ ML-10Lをブラッシュアップ デジタル適正
ML-6AL ☆ ML-7Lをモノ化 マニア向け デジタル適正
ML-6BL ☆☆ 究極のオールドレビンソン② ML-7ALをモノ化 マニア向け デジタル適正
――――――――――――――クールなサウンド――――――――――――――――
№26L ○ ダークトーン 冷たい音色 妖しい色彩感 中期レビンソンの傑作機
―――――――――――――――完全に別物―――――――――――――――――
№38SL × 基本性能は高いが、音質が暗く地味で無機的すぎる
№32L ☆☆☆ 二十世紀世界最高性能プリアンプ 無色透明 エンスージャスト向け
CELLO
Audio Palette ☆☆☆ レビンソン氏最高峰 無色透明 業務用 エンスー向け 繊細 ナイーヴ
Audio Suite ☆☆☆ 一般向けテイストのレビンソン氏最高峰 天地創造 雄大な世界観
Encore1MΩL ◎ ライン専用 一般向けテイスト ハイファイ性能向上 低音△
Encore1MΩGOLD ☆ ライン専用 一般向けテイスト L型から部品選別 低音△
Encore1MΩLⅡ ☆☆ ライン専用 一般向けテイスト ハイファイ性能頂点 低音△
LNP-2L ML-6L Audio Palette の三機種中からレビンソン氏制作の
最高峰モデルを認定される方が多い。
筆者個人としてはML-6BL Audio Suite がMLAS と Celloの最高峰モデルだと思う。
(ML-6BLはレビンソン氏は関わっていないが)
http://ameblo.jp/507576/
筆者が思う、もっとも良かったプリアンプ
やはりジャズならオールド(マーク)レビンソンでしょう。
最近のレビンソンは良し悪しは別として全くの別物です。
具体的には ML-6L と ML-6BL を双璧として頂点に君臨していますが、それらは高価ですから、JC-2 ML-1L前期でジョン・カールとレビンソンの狂気に迫るのも良いし
ML-7L や ML-10A でコストを下げ、トップクオリティのモデルとほとんど差がないサウンドを楽しんで頂くのも良い。
LNP-2Lは自家用ミキサーアンプを出自としているので基本的にはプロ用です。
つまり正確に音楽モニターしなければならないので脚色が有ると困る。
したがって色付けをしない面白みのないサウンドと取られるかも知れない、
このプリの長所は実はフルハンドメイドと厳選パーツ、MI規格の特殊パーツと徹底的なヒアリングによって生み出された非常に高い性能のよさにある。
他のプリと比較すると位相精度が飛躍的に高く、ドライヴァビリティに優れている。
1974年に登場した、最初の現代の音がするプリアンプです。
JC-2 ML-1L前期モデルでジャズを聴く、
MM2 か CELLO SUITE、カウンターポイント SA-3000 か SA-5000 でクラシックと声楽を聴く
というのがぼくの経験でもっともお勧めだと思います。
http://ameblo.jp/507576/entry-12138965721.html
ワイドレンジ化すると中音域が薄くなるのは常識であって、ナローレンジな真空管アンプの多くが、音が前に出るし、中音域の厚みのあるふくよかな音像を形作っている理由である。
また、半導体アンプであまり分解能を重視しすぎると、音が冷たくなりソッけない音になってしまう。
(真空管アンプはオーディオのベテランや、音楽が好きな人ほど人気がフォーカスする)
ミッドレンジとは、音楽のファンダメンタル帯域の事であって、ようするに肝心要、これは大事である。
MLAS時代のレビンソンのプリやパワーは誰が聴いても極端にナローレンジだったが、同じ時代のクレルや国産製品はそれとは比較にならないくらいワイドレンジである。
当時トップクラスの、最高級グレード品だった軍需用パーツからの転用や、NASA から引っ張ってくるほど素子の最先端性、最高性能に強くこだわっていたレビンソンとしては、なんとも不自然に感じる事である。
これはつまり意図してこうした極端なナローレンジな音作りをしているとしか考えられないのだ。
その結果、現代アンプとは比較にならないほど音が太く濃厚なサウンドが実現できた。
この時代のマークレビンソンはどうだったか?
世界の頂点に立つ音を実現し、ハイエンドオーディオという概念を生み出し、誰が聴いても疑う余地のない世界最高のハイファイサウンドを生み出した。
最初のコントロールアンプ、LNP-2 そして最初のパワーアンプ、ML-2L
この二つは"最初の現代の音がするアンプ"として広く知られている。
二つ目の会社である Cello 社の Audio Palette 発売年が1985年である。
この記事を見てからでもいい、実際に音を聴けば驚くだろう。
間違いなく当時世界最高のハイフィディリティ性能と、そしてハイクオリティを誇っていた。こんな音が1985年からあるなんて驚異的だ。
http://ameblo.jp/507576/entry-12006081587.html
お薦めのシステム アンプ | 禁断のKRELL 2015年02月06日
GOLDMUND、KRELL、JEFF ROWRAND、COUNTER POINT、CELLO
どれも素晴らしいのだけど、一機種だけ、比較的低価格なモデルの中から選ぶならこれしかない。
プリアンプ Mark Levinson ML-10A 1984年 アメリカ
http://ameblo.jp/507576/image-11986360530-13194973941.html
MLAS最後の輝き Mark Levinson ML-10A
http://ameblo.jp/507576/entry-11979617495.html
なぜ、マークレビンソンが王者なのか分かります。
JC-2 の存在もあるが自分はこちらをお薦めする。
JC-2の保守の問題だけに限らず、音質的にもこちらの方が好ましいと思う。
http://ameblo.jp/507576/entry-11986360530.html
ブランド別音楽ジャンル|禁断のKRELL 2016年06月12日
クレル ジャズ◎ クラシック△
FMアコースティックス レゾリューションシリーズ ジャズ◎ クラシック◎
FMアコースティックス クラシックシリーズ クラシック○ ジャズ△
オールドマークレビンソン ジャズ◎ クラシック○
チェロ クラシック◎ ジャズ○
チェロ パレット パレットプリ クラシック◎ ジャズ×
カウンターポイント クラシック◎ ジャズ×
エアー ジャズ○ クラシック○
ゴールドムンド クラシック◎ ジャズ×
EAR クラシック◎ ジャズ×
GAS ジャズ◎ クラシック×
http://ameblo.jp/507576/entry-12170059070.html
初期レビンソンの音は20年前と変わらずに僕を魅了する。
レビンソンが発売された当時、JBLのアンプや管球マランツ、管球マッキンなどまだまだ元気だった。そのオーディオ黄金時代を知る人は少ない
Mark Levinson ML-1L
初期のプリアンプ JC-2 の後継機種だとか LNP2 の廉価版だとか LNP2 や ML-6 にはさまれて案外軽く見られ評価もそれほど高くないが、その実力は LNP や ML-6 と十分肩を並べられると感じている。
独特の陰影がある LNP2、その柔らかな表現力が素晴らしい ML6。
両方のプリアンプも完璧ではなく、フォノ部が弱い LNPと機能的にコントロールアンプとして弱い ML-6。
しかし LNP と ML-6 の良いところを持ったのが ML-1L であり、さすがに LNP や ML-6 までの表現力は持っていないが、その歯切れの良さ、力強さなどは LNP や ML-6 など遠く及ばない。
プリアンプとしての機能も十分で特にフォノ部の素晴らしさはこのアンプをいっそう際立てている。
初期のレヴィンソンを知れば知るほどこのアンプの実力が解る。
レビンソンの中では安価だが決して廉価版の手抜きのアンプではない。
LNP、ML6、ML1の中では一番元気のあるプリアンプだ。
発売当時よくレビンソンの音は冷たい音と評価されていたが現代アンプと比べると結構熱く聞こえる。
ジャズを表現するに JC2 の音質は?と思うことがあるが ML-1L には LNP, ML-6 以上ということが多々ある。
(比較するのは無理があるかもしれないが)発売当時定価が60前後、今現在同価格で20年以上魅力を放てるアンプはあるだろうか?
http://more.main.jp/zakkichou01.html
LNP-2(L)
愛用の最初期モデル、
マークレビンソンLNP2(L)発表後、熱狂的なオーディオ評論家により一躍有名になり、以来日本中のオーディオファンに愛され続けて30年近く経っている。
その魅力は依然衰えることなく、インターネットが普及するにつれ LNP の魅力について書かれると、ますます人気が出てきた感がある。リアルタイムで LNP を経験した人、憧れていた人、LNP を知らない人まで巻き込んで最近ではLNPが中古店で出ると殆ど同時に無くなってしまうらしい。
LNP だが20年以上経つと意外と個体差が出てきている。しかし独特の透明感、研ぎ澄まされた若きレビンソンの感性はどのLNPを聞いても健在である。
LNP はレコーディングのミキサー的な目的で開発されたと聞くが、なるほどテープ入力を使うと若干音の立ち上がりが良くなる気がする。以来フォノイコも CD もテープ入力を使っている。LNPの最大の魅力はトーンコントローラー(イコライザー)にあると感じている。
しかしJC2、ML1 や ML6 などでシンプルさが音質を良くしていると当時喧伝されたために LNP を使用している方でもoffにしている人が殆どではないか?
しかし使用してみると音質の劣化を感じることなくレコードやスピーカーが補正でき、個々の魅力を最大限に生かせる素晴らしい機能で後日チェロのオーディオパレットに受け継がれたものと確信している。
この小さなプリアンプの LNP の最大の魅力はこのトーン(EQ)を使い繋がれている機器の最大の魅力を100%引き出せるというもので、コレを使わない LNP所有者はじつに勿体ないことをしていると気づくべきだ。
しかし LNP でも欠点がある。LNPフォノイコは ML6 に比べるとその表現力に劣りLNP のトーンをうまく使おうが、おいそれとは追い抜けない。(間違って貰っては困るがLNPのフォノイコは優秀で当時から現在まで LNPフォノイコで描かれた世界を抜かせるものは僅かであろう。)
仕方なくフォノだけは ML-6 を使っているがコントロールアンプとしては、ほぼ完璧でLNPで描かれた世界はレビンソンの天才的な若い感性のまま詰め込まれ、その魅力は現在のハイエンドの音に慣れた人々も魅了する事は事実。
しかしレビンソンの世界を過信することは禁物である。繋がれる機器(パワーアンプなど)によってはレビンソンの世界を描ききれないことがあるからだ。よく店頭で一聴して「良い悪い」を判断するオーディオマニアがあるが僕はその人たちの言葉は信じない。レビンソンの世界は自分の部屋に持ってきて初めて知ることになるだろう。
25年前ちょうどオーディオと言えばレビンソン一色だった頃、待ちに待った LNP2L が届いた(こんな感じかもしれない)
ちょうどSS誌で瀬川氏が LNP、ML6 について熱くその魅力を語っているとき当時196万もした LNP2L を使えた人は一握りのお金持ちで、僕らは ML-1L や中古 JC-2 を長期月賦で購入しその音質にビックリ!
そして LNP、ML6 はさぞかし素晴らしいと憧れた。
LNP は日本でよく売れ、生産台数約1600台のうち半分以上は日本にあるのでは?
LD2、LD3、バウエン・・・LNPのことなど
侮れないのが LNP でこのプリアンプを自分のものにするのには一筋縄ではいかない。
手放す人の多くはその魅力を発揮できずに諦めた人が殆どであろうが、その潜在能力は無限で ML-1L、JC-2、ML-6 などとは扱い方が全く違うプリアンプである。
生かすも殺すも所有者の腕次第で、僕も未熟でまだまだ可能性を秘めていると感じている恐ろしいプリアンプである。
LNP といえば普通の人たちが出会うのは LD-2 搭載の LNP であろうが、初期には有名なバウエン・モジュール、さらに最後期には LD-3 が搭載されていてこの2種のモジュールは極端に少なく、音を経験した人もそんなに多くはないはずだ。
初期バウエンに関しても日本のコレクターに言わせると1036まで正規出荷とされているが7、80番前後まで飛び飛びに搭載されていた可能性が否定できない。ふたを開けたらバウエンだった。という話も多く、確かに正規代理店のものはバウエンは無かったかもしれないが、アメリカより個人輸入されたものに多く搭載されているみたいだ。僕のバウエンモデルも一台は3×番でもう一台は7×番に搭載されていたものを1400番の LNP2 にハーマンで移し替えてもらったものであるが、モジュールは3×番と同じようにキチンと揃っていた。
LD-3 はバウエンと同じように出荷台数が非常に少なく、こちらもおそらく聴いた人が少ないモデルであろう。製造は最終出荷までの1年数ヶ月間で100台に満たないのかもしれない。
しかし何故?レビンソンが初段にしか LD-3 を使わなかったのか疑問が残る。
LD-2搭載の LNP では初段に特にローノイズな LD-2 を選別して挿していたと言うが、それをより優秀な LD-3 に換えるのは解るが終段までは LD-2 のまま使われている・・・ここら辺に若きレビンソンの最終的な答えがありそうだ。
1400番台に移植した7×番のバウエン・モジュール。初期モジュールには色別の丸いシールが貼ってあることが多いが、これは選別などの意味があるらしく移植しても配置を動かしてはいけない。別項「レコード再生の機器たち」でのLNP・3×番の基盤とかなり変わっている。正規出荷と米ショップが差し替えたバウエンの音質の差はモジュールの選別にあるのかもしれない
http://more.main.jp/zakkichou02.html
2004/11/23
ネット掲示板で「LNP はただの伝説で評判だけが先走りしている」などと書かれていると寂しく思うが、LNP は ML-1 や ML-6 のように繋いだとたん、その世界が分かるというものでは無いと思う。じつは僕も最初は「これが評判高い LNP?」と思ったほどだ。
しかし LNP が他のレビンソンと違う100通りの顔を持つということを知ったのは購入から1年以上経ったころ。よほど感性の優れた人でないと LNP の奥の深さをすぐには理解できないと思われる。まして店頭や貸出機などで聞き「あれは駄目だ」と感じる人も多かったことだろう。けれども使い方次第では、LNP は高音質そのままで多彩な音質を得ることが出来る。
その人にあった最適ポイントを探し出せば、自分の感性に近づけることが出来る唯一のプリアンプ。 LNP、現代機と比べても劣らないばかりか、未だに LNP 以上の魅力あふれた現代機器が見つからない。LNP は必ず豹変する。それが1年後か5年後かは分からないが、あるレベルに達すると突然キバをむく!
面白いことに豹変することはオールドJBLも同じで、僕が LNP、JBLから離れられない理由である。
予想通り LNP で聞く BBC5/1 は ML-6 よりも締まった音だが正確な音のように感じられる。イコライザーを少し弄るとちょっとエロティックな音となった。BBCモニターの反応の良さに驚いた
評判以前の問題かもしれないが、最近のLNPの高値は異常だ。リスクがありすぎる。
殆どが現状渡しで故障するとモジュール交換が30万!!
もっと冷静に考えるべきだと思う。
2004/12/6
LNP の奥の深さは長年使った人じゃないと分からないと思う。触った時間だけ発見がある
BBC5/1 を LNP と EAR で駆動すると素晴らしく色鮮やかな世界が・・・
レビンソンとの組み合わせは絶妙だと感じている。
ML-2L に換えると恐ろしく静かになる。初期レビンソンの音量を上げれば上げるほど静かになると言う表現は経験してみないと分からないだろう。
2004/1/2
LNPの比較
オールドレビンソンに興味のある人で一番多い質問は、バウエンモジュールの音質について。しかしSS誌で故岡氏が語っていたとおりレビンソンモジュールとは異質のアンプで比較する対象では無いのかもしれない。僕も LNP とは別物のアンプであると思うが、レビンソンの音には違いないという感想を持っている。
さて、BBCモニターに使用するための LNP をあれこれ繋ぎ換え選ぶ作業をしたついでに個人的に感じた音質を比較してみた。さて、レビンソンに関する評価は全てに於いて優秀な音質で評価が悪いからと言って決して悪いわけではなくレベルが全然違う物と判断して欲しい
音質的に大まかには LNP(バウエン)、LNP(LD2)、LNP(LD3)と大きく分けられる。細かく分けると LNP(LD2) は RCA(LNP-2)、レモ(LNP-2L)よりもシリアルで分けた方がハッキリと音質が変わるかもしれない。
1400~1600、2000~2200前後をピークにして少し音質が変化するようだ
バウエン:色が濃く一見普通のアンプのように聞こえるが見通しの良さや音場感はLD2 と比較しても劣らないだろう。LD2 と同時に比較してしまうと LD2 が「トランジスタっぽい」音に聞こえてしまうくらい自然に聞こえる。自然に聞こえるから普通のアンプっぽく聞こえるのだと思う
1400~1600:透明度が上がるが決してやせている音ではない。それなりに太く音場感もバウエンと比較にならないくらい出てくる。しかし色が薄くなり高域がきつく感じるかもしれないが、妖艶なレビンソンの響きと言う点ではレビンソン中、一番濃いように感じる
2000~2200:レビンソンが一番レビンソンらしい音である。透明感、音場感ともにグ~ンと上がりピンポイントで音が出てくる感じ。しかし長時間聞いていて疲れる人が出てきてもおかしくないくらい身構えてしまうほどの緊張感がある。LNP を比較して選んだ場合1400~1600、2000~2200と選択する人が半分に分かれるのではないだろうか?
LD3:LD3 が使用されているのはフォノモジュールだけなのに LD2 とは違う音。不思議だ。各部分見直されている可能性があるがどちらかといえば ML-6L のような「柔らかさ」が入った音質で LNP 独特の堅さが無くなり完成度という点では一番高いと感じる
BBC5/1 に使用する LNP はバウエン以外無かったが、ロジャース510では最後までバウエンかLD3か迷った。ふと気づくと LD3 の色を少し濃く、太くするとバウエンに近くなる。この表現が一番合っているし最後まで迷った理由であり、結果、音場感よりも色の濃さ、太さを取った形でBBCスピーカー2台ともバウエンモジュールでドライブすることになったが、この比較の差はとんでもなく狭い範囲での差。
またLNPは個体差もあるので参考になるかどうかわからないが、(あくまでも私的感覚である)バウエンの音質が少しは文章でわかって頂ければ幸いである。
もちろん、(BBCモニターでは)ソフトによって選択するLNPが違うのは当然で、
ロック、ソウル系だと迷わずに後期のLD2かな?
クラシックだとスピーカーにもよるがLD3。
ジャズボーカル系だと前記のLD2と言うような僕的には感覚かな?
http://more.main.jp/zakkichou03.html
LNPについてもう少し・・・
RFが LNP のアクセサリーとして付けた(日本製の)ウッドケースについて
本体保護の目的で使うのだったら、そのままでよいと思うが、このウッドケース音質的にはあまりお奨めできない。マランツ7の場合はそれほど気にはならないが、LNPはなぜ?と言うほど音像がぼやけるように感じる。移動移動で仕方なくケースに入れていた僕も、ようやく位置が決まったので早速ケースを外した。LNPの付属の足は最初はプラスティック、後にゴム足になるがプラスティックの方が音質がよいようだ。高価なインシュレーターも試したがどれもイマイチで結局は初期プラスティックの足に戻ってしまった。
もしもウッドケースに入れてLNPを聞いている人がいれば、ケースから出して聞くだけの価値はあると思う
LNPについてもう少し・・・2
LNP の入力ゲインだが抵抗が少ない方が好ましいとする人が意外に多く、最大で使う人がいる。しかしこの入力ゲインでも音質が微妙に異なってくる。個体差もあるが入力ゲインを最小から最大の場合に音質は次のように変わるようだ。
最大では輪郭・力強さ・透明感は濃くなるが繊細さ・陰影感は薄れる。
つまり【最小→最大ゲイン】で【繊細さ・陰影感→輪郭・力強さ・透明感】の関係。
ちょうど良いポイントを見つけなければLNPの本領発揮とはなかなかいかない。
コツは独特の透明感の中にいかに陰影感を取り込むかであるが簡単にはポイントが定まらない。セッティングを変えるだけで微妙にポイントがずれるからだ。
LNP は評判通りじゃなくどうしようもないアンプだといっている人はショップなどでただ置いてある LNP を聞いてるか、憧れだけで購入し使い方がわからぬまま LNP の絶妙な陰影感を感じるセッティングで聞いたことが無いからだと思う。使い方次第では高価なオモチャにもなる LNP まだまだ奥が深い。
http://more.main.jp/zakkichou04.html
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私のコントロール・アンプの遍歴は割合と少なくて
1代目は Accuphase C200V
2代目は SME SPL-ⅡHE
3代目は Mark Levinson №26SL
そして最後は,今使っている Mark Levinson LNP-2 ということになります。
それ以前はプリメイン・アンプを使っていました。
ミソは【LNP-2L】ではなくて【LNP-2】というところです。
要は入出力端子が Lemo端子ではなくて,通常のRCA端子であるというところです。
いくら信頼性が高くても,使用するケーブルが限定される Lemo端子は私としてはあまり使いたくはありません。汎用性があり,どんなケーブルも接続することができるRCA端子のものの方がやっぱり良いですね。
3代目の【Mark Levinson №26SL】もモデル名に“L”がついていますが,私の使用していたものは最後期のもので RCA端子のものでした。
【LNP-2】や【LNP-2L】には昔から憧れていました。
あのウッドケース(木枠)に収められた勇姿を雑誌で見る度にカッコよさにシビレていました。(実物はあまり見る機会がなかったですね。)音を聴くことができる機会となると全くといっていいくらいありませんでした。
ですから,ウッドケースに収められていない【LNP-2】や【LNP-2L】ではちょっと物足りない・・・。
ウッドケースなしでは考えられないものなのです。
ウッドケースを外した【LNP-2】や【LNP-2L】の音のほうが良いという話も聞くことがありますが,それでは私の憧れの【LNP-2】や【LNP-2L】ではありません。
私のLNPは特に望んだ訳ではありませんが,アンプ・モジュールには全て【バウエン】製(UM201)が使われています。
インプット・ポテンショメーターとアウトプット・ポテンショメーターは【ウォータズ】製の100kΩのコンダクティブ型です。
両方とも最初期の【LNP-2】にしか使われていないものです。
この組み合わせの【LNP-2】は希少で日本に数台しかないものと思います。
大部分の【LNP-2】と【LNP-2L】にはマーク・レヴィンソン製のモジュール(LD-2,LD-3)とスペクトロール製のポテンショメーター(35kΩ,10kΩ)が使われています。
両者ではやはり根本的に音の違いがあるようで,バウエン・モジュールのものは中・低音域の厚み(豊さ)が特徴的であり,マーク・レヴィンソンのモジュールのものは音の細密表現とSN比の点で優れているということが定説になっています。
私はこの両者を真剣に聴き比べたことがありませんので判りませんが,今となってはこの定説を信じるより外はありません。
今は本当に音の良いコントロール・アンプが不作の時代だと言われています。
その反面,値段が高くて大規模なものは少なからず存在します。
ですがコントロール・アンプはそんなに大規模であってはならないように思います。
音楽を楽しむための操作感を追及するならば,ボリュームは左右連動で筐体も一つ(電源は別筐体)という規模が丁度よろしいかと思います。
この LNPを発表した頃のマーク・レヴィンソン氏はやはり只者ではありません。
デザイン面および音質面の両方において,これだけ素晴らしいものは今後なかなか現れないでしょう。
後世に伝えていかなければならない逸品だと思っています。
ですから,私はこの私の【LNP-2】を大切に大切に守っていかなければなりません。
一過的な音質改善のために,改造や内部配線の交換などを安易に行うことは慎まなければなりません。私のような素人が手を出せる次元を超えているような気がします。それだけ気高い存在なのです。
マーク・レヴィンソン氏に敬意を払って,できるだけオリジナルの状態を保つ努力が必要であり,本質を見極める目を養う修行も大切なものだと思います。
http://homepage2.nifty.com/jazz_audio/audio-7.html
さらば,【LNP-2】さん・・・。
お疲れさま・・・。
僕には君の能力を全て出し切ることができなかった,そして君が故障しても大丈夫という財力も何もなかった。
ごめんね・・・。
レヴィンソンの狂気と言われる音を聴きたくて随分と背伸びをして手に入れたけれど,それを聴くことができたのかどうか・・・。
まだまだ聴くことができなかったような気がします。
また新しい人の下で素晴らしい「音楽」を奏でてください。
ようこそ,【FM155】さん。
どうぞよろしく!
あなたは素晴らしい能力(音)を持っています。
そして家に連れて帰って,ポンと置くだけで素晴らしい「音楽」を奏でてくれました。
“For Music and Acoustics”という社名そのままに,私の大好きなアコースティック・ジャズを何の調整も必要としないで聴かせてくれる,レヴィンソンが狂気ならばあなたは天才です。
ということでコントロールアンプを入れ替えてしまいました。それも突然に・・・。
FMアコースティックスの【FM155】,超シンプルなコントロールアンプ。
この音にはCFRP(ドライカーボン)のインシュや天板は必要ありません!
そんな素人考えの対策をしてしまうのは設計者に対して失礼の極みです。
何でこんな音がするのだろう?そしてどうしてこんなに高価なの?(笑)
でも【LNP-2】を随分と高く下取りしていただいたおかげで,手に入れることができました。
この音には参ってしまいました。
ピチピチなんです。
それにウエスタンのパワーアンプと相性バッチリなんです。
今までは「音像」のみ聴いてきたような気がします。
でもこのアンプ,楽器の周りの空気感も綺麗に提示してくれます。
ふんわりとした「音場感」もジムランから出てくるとは思いませんでした。
http://homepage2.nifty.com/jazz_audio/audio-63.html
749 : ディラン 2016/03/29(火) 00:26:31
ML-6Lは気になるプリです
使い勝手は良くなさそうですが慣れればそれ程でもない。
フォノは LNP2L よりも良いとも聞きますが守備範囲を考えると LNP なんでしょうね。
750 : 薬漬け 2016/03/29(火) 09:17:28
>>749
ML-6L は、仰せの通り使い勝手は慣れですね。
最近は適当に回したつもりでもほぼ同じレベルを指し示しています。
音は6L は妖艶ですね。鋭さより艶めかしい。
LNP は鋭さの方がやや勝ちます。
ちなみに 1L はよりバーサタイルで、こちらも立派なフォノイコです。
音が熱いですね。
今般、悪友がボロボロのクレル:PAM-2 をくれて修理中ですので、これと 6L のガチンコも興味があるところです。
何れがオートグラフをよく鳴らしてくれるか…。
(ミンスターでは 6L と ML-2L が別次元の音を聴かせてくれました。)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/music/11602/1423704997/
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修理
オールドレビンソンの保守について
http://ameblo.jp/507576/image-11979874852-11228062268.html
ML-10Aは音質がなにより素晴らしいし、相場が比較的安価なのも良い。
初期のモジュール化されたタイプには問題があって、音質的にも影響力がもっとも大きいこのモジュールがクセ者なのだ。
まずモジュールが壊れると樹脂を溶かして解体修理する特殊修理が必要になる。
業者も選択肢が少なくなるし、費用も一個修理するだけで54000円と高価だ。
コニシス研究所のモジュールは社外品でもっとも出来が良いと評価されており、実用に耐えられる。
価格は二個で64000円ほどで購入でき、取り付けもして貰える。
モジュールタイプはオーバーホールすると15万~くらいかかる。
他にブレーカースイッチの土台が樹脂製で耐久性が低く、物理的に壊れやすかったり、特殊なDCケーブルが断線しやすかったり、意外と問題が多い。
ML-1や JC-2 ならば、安く済ませるならモジュールだけ修理してあとのメンテナンスはエイブルさんに依頼し直すことで10万切るくらいの総額に抑えられるでしょう。
ML7L ~ ML-10A は修理代が大体3~4万円台なので保守の点でもお勧めです。
コンパクトな上に一層基盤のプリアンプなので、エンジニアの方の単価は時間当たりで費用が決まってきますから、修理がとてもやりやすく時間も早く出来上がるので、
ML-7 ML-7A ML-6AL ML-6BL ML-10 ML-10A
は維持費の点でもお薦めです。
最新のハイエンド機器は複数基盤層で構成された大規模かつ複雑なコストラクションで、故障個所に辿り着くまでバラすだけでも非常に時間と手間が掛かったりしますし、
現行品であっても、基盤交換しか修理手段がなかったり、国内に直せる人が居ないとか、
またはスペクトラルのように本社の厳格な基準を満たせなかったりで、本国送りとなって長期間待たされるとか、
最悪購入一年目過ぎた途端に壊れて高額請求というのもありえますからね。
ハイファイ堂特殊修理
http://www.hifido.co.jp/merumaga/osu/100402/
今回も熊本のエイブルさんで修理してもらいましたが、21点のパーツを交換していただいて総額4万6千円でした。
今回は他の作業もあったので、恐らく3万少しで行けると思います。
エイブルはメンテ費用を安くしてくださる優良業者ですが、オールドレビンソンのプリはシンプルな構造のお蔭でとくに安いのです。
ML-10A の電源トランスは壊れても代替品で修理可能です。
トランス部品代も8千円だと社長さんが言っておられました。
ですから、ボリューム以外で直せないものは無い感じですよ。
(ボリューム解体研磨は可能だが、完全にNGだと難しい。)
エイブルさんでは三人の修理エンジニアの方と一人の電話応対の方がいらっしゃって、みなさん各自手が空いた人が順番に依頼に取り掛かられるようですが、経験上 CELLO や MLAS製品 は社長の塩田さんが担当されることが多いようです。
筆者はエンジニアの松本さんという方にほとんどやってもらっています。
もう一人の方は多分デジタルセクション専任の方ではないでしょうか、筆者は一度も当たったことがありません。今回の ML-10A は社長さん直々に修理して頂いて恐縮でございました。もちろん音質的にも言うことなしです!
http://ameblo.jp/507576/
オールドレビンソンの保守について 2014年09月03日(水)
http://ameblo.jp/507576/entry-11919601828.html
SISの営業のSさんに教えて頂きましたが、オールドマークレビンソン用の社外品モジュールはコニシス研究所の制作したものが優秀だそうです。
conisis lab.inc. コニシス研究所
http://www.conisis.com/
Sさんはレビンソンファンの間では高名なオールドレビンソンディーラーですね。
SISというお店自体が、26年前という古くからの息の長い営業を続けていますが、他店にはないコンシェルジュ級の接客対応がオーディオファイルの信頼を得てきた
のではと思います。
オールドレビンソンのモジュールは昔は壊れたらそこで終わりでしたが、現在は複数の所でモジュールの樹脂を溶かして内部修理(一個5万円)が可能になっているのですが、新規作成したモジュールの出来はオリジナルと遜色ないそうです。
両方の値段を考慮すると、新しく制作した方が良いかも知れませんね。
新規制作なら二十年は壊れないでしょう。加えて特性も向上しています。
ちなみに新規電源も出来が良く、新しいソースを重視するならオリジナルより部分的に上回っているそうです。もちろんオリジナルにも価値があります。
ただし、JC-2の初期型についているような極端に小さいマッチ箱のようなオリジナル電源は後期型オリジナルや新規電源に大分劣るようです。
コニシス研究所の小西さんに価格を問い合わせしましたところ、以下のように回答を頂きました。
http://ameblo.jp/507576/image-11919601828-13055710060.html
オールドレビンソン用電源は93,333円(税抜き)
弊社レビンソン用電源専用電源ケーブル代金は機種によって換わりますが、LXR4PのJC2、LNP2初期は18,000円(税抜き)です。
ハーフムーンレモのML1、LNP2用は25,000円(税抜き)
フィッシャーのML6、ML1、LNP2用は35,000円(税抜き)
それ以降の電源ケーブルも作りますが、コネクターが高い為かなり高くなります。
オリジナル電源用はML1、LNP2ハーフムーンレモ用タイプで35,000円(税抜
き)
ML6、ML1、LNP2フィッシャー用タイプで 45,000円(税抜き)
ケーブルの長さは基本は1Mのベルデンを使用してます。
現在製造してるモジュールはML6、ML1、JC2(ラインドライバー)用のDOA016と
LNP2(LD2)用のDOA018です。両方とも2個1組で64,000円(税抜き)になります。
http://ameblo.jp/507576/entry-11919601828.html
CELLOのアンプではオープンモジュールが採用されている。
モジュールは Audio Suite や Encoe pre に採用されているのだけど、パワーアンプには存在し無い。
トム・コランジェロは後年になって Audio Suite 用に新規制作されたモジュールを提供していた。
MLAS 時代のレビンソンのプリアンプもそうだなのだが、ピッチで固められモジュール化された回路は音質上でもっとも影響力がある部分である。
したがってそのモジュールを換装する事で容易なアップ・トゥ・デートが可能となっている。
モジュール換装後に出てきた音はより広帯域化、洗練された現代的なサウンドである。
MLAS 時代の樹脂で固められ、ブラックボックス化されたモジュールは、デタラメな修理をされてとんでない特性で使用されないようにするため。ようするにクオリティ・コントロールがしたかった。
Cello 時代のオープンモジュール化された回路は、実際に後年のサポートの内容からしても、アンプが開発年代によって基本性能が支配されている、そうしたエレクトロニクスの常識的な見識から採用された設計だと思う。数百万もの機器がわずか十年程度で時代遅れの産物になってしまうという事実を心苦しく思い、エンジニアがユーザーに対しての配慮した結果だと考えられる。
もう一つは新規モジュールを高額設定することでもう一度商売ができる事か・・・・・・
プリアンプはモジュール化されていて、新規制作されたモジュールでアップ・トゥ・デートされたが、パワーアンプにはモジュールの話は聞かない。
(ただムンドはパワーにもプリと同様にモジュールが投入されていて、VUで交換すると40万、故障修理でも10万近く)
http://ameblo.jp/507576/entry-12002501786.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/653.html