木村太郎が教えてくれるヒラリー・クリントンのさらなる逆風ー(天木直人氏)
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22nd May 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks
トランプ候補が共和党候補を確実にした事により、
次の米国大統領はヒラリー・クリントンとトランプの一騎打ちとなることが当然視されている。
そんな中で、一貫してヒラリー・クリントン候補のアキレス腱を
東京新聞のコラムで指摘し続けているのがジャーナリストの木村太郎氏だ。
木村氏はかつて東京新聞の連載コラム「木村太郎の国際通信」で指摘した。
私用メールで米国務省の機密情報を流したヒラリー・クリントン氏は弾劾されるかも知れない。
そうなれば民主党候補に選ばれないかもしれないし、たとえ選ばれたとしても、
大統領選に出られなくなるかもしれないと。
その予言通り、FBIが動き出した。
今度はヒラリー夫妻の資金集め疑惑だ。
きょう5月22日の産経新聞の「太郎の国際通信」が教えてくれている。
南仏カンヌで開かれている映画祭で5月16日に初公開された「クリントン・キャッシュ」
というドキュメンタリー映画が話題をさらったという。
この映画は、ブッシュ前大統領のスピーチライターでジャーナリストの
ピーター・シュバイツアー氏による同名の本を映画化したもので、
ヒラリーとビル・クリントンが大統領や国務長官という地位を利用して
巨万の富を築いた事を糾弾するものだという。
その本が出た当初、ヒラリー側は「根拠のない中傷」と批判したが、
その後ニューヨークタイムズ紙なども疑惑を裏付ける報道をして、いまでは「公然の秘密」になっているという。
木村太郎氏は、「この映画は民主党全国党大会が開かれる前日の7月24日に封切り予定だが、
すでにトランプ氏と激しい中傷合戦をはじめているヒラリーさん側には
厳しい逆風になることは容易に想像できる」と締めくくっている。
面白くなってきた。
私はヒラリー大統領の誕生は望まないからだ。
それよりもなによりも、トランプとバーニーの一騎打ちのほうがはるかに面白いからだ。
トランプとバーニーのどっちが勝っても、日米関係は面白くなる。