画像のソース http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/decommissioning/committee/osensuitaisakuteam/2015/pdf/1224_3_2c.pdf#page=2
最近、3号機プールの「燃料取出し器が完成。プール内には燃料566体残ってる」
と報道されたことに対し、twitterに、
「取出し対象の燃料がそこに残ってることはすでに目視確認されている」
と勘違いしてるとしか思えないツィートが、あまりにも多いので、
気になっています。
実際には、これまで公開された画像を全部合わせても、
燃料は10〜15本くらいしか写っていません。
しかも写ってるとは言っても取っ手部分しか写っておらず、
燃料本体が写ってるものは1本もありません
(上図は最新の公開画像。最新以外の公開画像も似たようなもの)。
つまり、燃料のほとんどについて、
そこに残ってるのか飛散して消えたのかの確認さえできていないのです。
ほとんどについて、残ってるのかの確認さえできていないのに、
「燃料取出し器を設置さえすれば、すぐにでも燃料が取り出せる」
かのような報道をするわけがないと思うかもしれませんが、
つまり、取出し対象の燃料が見えもしないのに、
取出し器の話を先行させて大袈裟に報道するわけがないと思うかもしれませんが、
あの連中は、そういう常識外れのことを、平気でやるのです。
その報道のせいで、国民のほとんどが、
取出し対象の燃料がそこに残ってることはすでに目視確認されている
と思い込んでしまったようです
(取出し器のツィートのすべてが、燃料が本当に全部残ってるかひと言も触れていない)。
こんなことで、
「燃料置いてた場所に今も残ってるか飛散して消えたのか見せろ!」
と要求する人が居なくなってしまうのは
(取出し対象の燃料がそこに残ってることはすでに目視確認されている
と思い込んでしまうとそうなる)、
非常にまずい状況です。
もし、燃料が膨大な本数,飛散していた場合、
見せろと要求する人がクーデターに発展しそうなほどの数になれば、
飛散していたことが発覚し、
犠牲者の数を少しでも減らすことができますが、
見せろと要求する人がほとんど居なければ、
瓦礫は永久に残されて永久に発覚せず、
政府に、自国民の大量虐殺(毒を吸わせる)を好き勝手にやらせることに
なってしまいます。非常にまずい状況です。
燃料取出し器を設置すると瓦礫撤去できる状況になりますが、
その時期が来たら、東電は、また、
瓦礫撤去せずに済ますための口実を捻り出して
瓦礫撤去を先延ばしすると思います。
東電は、これまでもそうやって先延ばしし続けて来たのです。
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/584.html
これからもずっとそうし続けると思います。
この先延ばしの手口を阻止するには、
燃料置いてた場所が
細かい瓦礫で埋もれて見えないままであっても、
ありのまま写して定期的に公開させるようにすればいいのです。
瓦礫撤去の進展具合いを画像で公開させるようにすればいいのです。
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/629.html
細かい瓦礫が埋もれて見えない状況がいつまで経っても改善されないことが
画像で一目瞭然でわかるようになれば、
国民1億人が、いくら無関心とは言え、
東電が撤去作業をわざとしないようにしてると気づくと思います。
それにより、
見せろと要求する人がクーデターに発展しそうなほどの数になって、
燃料置いてた場所に今も残ってるのか飛散して消えたのかが見える程度に
瓦礫が撤去されさえすればいいのです。
そうなれば、たとえ公開されなくても真実が発覚します。
現場でモニターごしに作業していた作業員やモニターを見ていた作業員達が、
膨大な本数の燃料が飛散して消えた場面を目撃して
200km圏内に住んでいた自分が10年後に肺癌になって死ぬ身体にされたと悟り
(家族を福島市内に住まわせていたら、家族もそういう身体にされたと悟り)、
黙っていないからです。
自分や自分の家族が死ぬ身体にされて、金や脅迫で平伏すと思いますか?
1人や2人平伏したとしても全員が平伏すことはないので、必ず発覚します。
口封じのために全員を殺したら殺したで、なぜ死んだのかが問題になり発覚します。
発覚させないためには、
燃料置いてた場所を誰にも見せない、作業員にも見せない、自分も見ない
ようにするしかなく、東電はずっとそれをやっているのです。
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/733.html