【ニューデリー時事】パキスタン南西部バルチスタン州クエッタで13日、爆弾テロがあり、ポリオ撲滅センターの警備に当たっていた警官ら少なくとも15人が死亡、10人以上が負傷した。犯行声明は出ていないが、ポリオ撲滅運動の妨害を狙ったとみられる。
地元当局によると、クエッタ市内では数日前からポリオの予防接種キャンペーンが行われており、同センター付近には医療チームを警護するために多数の警官が集まっていた。爆発の原因は不明だが、州政府高官は地元メディアに「自爆テロとみられる」と語った。
パキスタンはいまだポリオ感染が終息しておらず、全国で予防接種運動が行われている。だが、イスラム過激派は、ポリオの予防接種に対し「イスラム教徒を不妊化するための陰謀だ」と主張、医療チームを狙ったテロを続けている。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2016011300644
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