「福島甲状腺ガンは多発見だろ!」の自称?反原発な「裸の俺様2号」と
福島甲状腺ガンを語ろう。
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/486.html#c33
から福島の甲状腺ガンは多発見である!と自称?反原発な「裸の俺様2号」さんが
語っています。
折角なのでこちらで新規にあげてこの件を
多発見(過剰診断)・多発生(異常事態)・過剰手術(医療判断ミス)・適正手術
を軸に語ってみたいと思います。
https://www.facebook.com/notes/植野-映/一家言-甲状腺癌と超音波-日本甲状腺学会雑誌-october-2015/903052903106871
しきりに韓国の例で多発見であると言ってる側は基本この流れだよね。
でな、それを避ける為にわざわざ日本に於いては1巡目でスクリーニングを実施
したと、この先生が申している。
そのやり方のど真ん中に福島医大の鈴木教授が立っていると公言されているね。
この方のこの2015/11/11の記事を覚えていないと駄目だよ。
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その二つの経験から福島の原発事故が発生したときに、今後、甲状腺がんのスクリ
ーニング問題がおこるだろうと予測した。チェルノブイリの二の舞はさすがに防が
なければならない。このままでは5年後に超音波がスクリーニングに導入され、多
くの甲状腺癌が検出される。原発事故による被曝の影響と解釈され、国策を誤ると
考えた。
乳腺甲状腺超音波診断会議が2011年7月に自治医大で開催され、その理事会で放射
線による影響が出る前にスクリーニングを行う必要があることを提案した。福島県立
医大の鈴木教授にはすぐに快諾をいただきJABTSの総意を挙げて全面的に協力するこ
とが決まった。
その後は、各学会の応援をも得て今の体制が鈴木教授を中心として構築されていった。 小児甲状腺癌の超音波によるスクリーニングの成績はそれまでにはなかったために現行
のスクリーニングの施行は致し方のないところではあったが、第1順目の結果は、わたく
しからすれば想定内でもあった。ところが、甲状腺専門家であっても想像以上とコメン
トしてしまう医師もいたことがはなはだ残念であった。おそらくは甲状腺癌に対する超
音波の検出率の高さを理解していなかったのであろう。ましてや一般の医師の反応は致
し方ないでしょうか。それにしても評論家が甲状腺癌の特殊性、超音波の検出能力につ
いて理解もせずに間違ったコメントをしたり、TVが事前調査もせずに報道したのには
閉口した。
この誤謬はまだまだ続くであろうが、第2順目では甲状腺癌の検出率は低下すると
わたくしは睨んでいる。それは第1順目で潜在的な甲状腺癌が検出されているからで
ある。その結果が出て、初めて原発事故の影響がなかったといえるであろう。
少しでも高値を示したのであれば原発事故の影響は否定できないことになる。
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この先生はほとんどすべてスクリーニング(潜在ガンを掘り起こしてしまった)のせいだとの考えなので一巡目ですべてその目は摘み取ったとの考えだね。
では現実はどうか?
よくネットやTV報道では
2順目の進捗状況を完全に無視した甲状腺ガンの数39名が強調されるが、、、、
コレって実は1巡目の途中経過の数値と同質のものでしか無いんだよね。
例えば1巡目の例であげると、こんな感じ。
11回目は全体の27%で28名でた 11回目の27%は 5.9万人でしかない
14回目は全体の56%で75名でた 14回目の56%は18.6万人でしかない
20回目は全体の72%で113名でた 20回目の72%は26.5万人でしかない
じゃー11回目と14回目の20回目の確定値とされる26.5万あたりでの
発症数を予測してみようか?
(20回目を基準とし26.5万で何人でるか)で
換算し治すと
11回目(28×26.5)/5.9=126名(予想値)
14回目(75×26.5)/18.6=107名(予想値)
20回目(113×26.5)/26.5=113名(確定値)
同じ考えを2順目の(32015/9/末)の数値を当てはめると
全体37.9万人
受信者20.0万人(52.6%)
確定者18.3万人(91.4%)
内2次対象者
1483人
受信者1023人(69.0%)
確定者879人(85.9%)
0.526×0.914×0.69×0.859=0.2849535≒0.285
全体の28.5%で39名
37.9×0.285=10.8万人で39名
(39×26.5)/10.8≒96名(予想値)
おそらく2巡目の最終報告書にはこのぐらいの数値が立つことが予想される。
そして要手術が80名以上になる。 平成29年頃に確定版とかで出るだろうね。
さて、、、、、
>第2順目では甲状腺癌の検出率は低下するとわたくしは睨んでいる
1巡目でこの上野 映先生が危惧するスクリーニングによる。多発見は全部を刈り取った
出るはずの無い甲状腺ガンが、、、、何故か2巡目も100人近く出て、
ありえない筈の手術で摘出しなければならない程成長する。
>それは第1順目で潜在的な甲状腺癌が検出されているからである。その結果が出
>て、初めて原発事故の影響がなかったといえるであろう。少しでも高値を示した
>のであれば原発事故の影響は否定できないことになる。
もう自分で考える事を放棄しない人々には「原発事故の影響は否定できないことになる」
のサインが確実に見えている。
よって「知る大切さ」は「多発生」の「適正手術」の結果であると判断している。
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/556.html