太陽光発電システム会社の破たん
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4982131.html
2015年12月17日 NEVADAブログ
岡山に本社があります(株)ジャパンエネルギーグループ(資本金6000万円)は15日付けで60名の全従業員を解雇し事業を停止したと報じられています。
2013年に太陽光発電システムのブームに乗り設立され、2014年度は11億円余り、2015年度は52億円余りの売り上げがあったとされていますが、ここにきて経営破たんしたもので負債総額は28億円余りとされています。
2期で急成長をし経営破たんするのは通常はあり得ませんので裏で何かがあったのかも知れませんが、
今や太陽光発電システム事業はもうからない事業になりつつあると言われており、今後赤字が出る前に逃げる
企業が続出するかも知れません。
特に個人が投資した案件については、会社が消滅してしまえば個人はどうしようもない事態に追い込まれます。
太陽光発電システムはメーカー品でも耐用年数は10年と言われており、中には中国製の粗悪品も多くあると言われており、当初のスペック通り発電できないパネルも多いと言われ、かつパネルのメンテナンスをしっかりしておきませんと破損等が起こり発電できない状態になるとも言われており、素人が手を出す分野ではないのかも
知れません。
また耐用年数が来たパネルはごみとなりますが、処分の際に猛毒を出すとも言われており、今後この点が問題になるかも知れません。
新しい技術には「バグ」がつきものですが、その「バグ」の責任が個人に及べば個人レベルでは到底対応できないのも事実です。
今後、太陽光発電バブルが終わってその後始末が始まるかも知れません。