2日、国際航空運送協会はこのほど、中国が2029年に世界最大の航空市場に成長するとの見通しを示した。写真は北京首都国際空港。
中国、2029年に世界最大の航空市場に―国際航空運送協会
http://www.recordchina.co.jp/a124331.html
2015年12月5日(土) 19時20分
2015年12月2日、環球網によると、国際航空運送協会(IATA)はこのほど、中国が2029年に世界最大の航空市場に成長するとの見通しを示した。露スプートニクが伝えた。
IATAの最新のリポートによると、中国の年平均成長率が5.5%を確保した場合、航空旅客数は2014年の7億5800万人から34年に11億9000万人へ膨らむ。米国の成長率が年平均3.1%で推移した場合、航空旅客数は11万6000人に達するが、同協会は29年に中国が世界一になるとみている。
リポートでは、世界の航空旅客数が34年に74億人に達すると予測しているが、この数字は14年に出されたリポートより4億人少ない。その原因として、世界経済の勢いを減速させる経済・政治事件がこの1年間に起きたこと、中国経済が長期的に成長するとの見通しが弱まったことの2点を指摘している。(翻訳・編集/柳川)