記事入力 : 2015/11/12 10:15
中国高官「金正恩氏、南北の円滑な関係を希望」
先月訪朝の中国・劉雲山氏が語る
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記が、先月訪朝した劉雲山・中国共産党政治局常務委員に会った際、「南北関係の緊張緩和と円滑な関係を望んでいる」と述べていたことが分かった。劉雲山氏が11日、明らかにした。
訪中している韓国超党派国会議員団の団長で、与党セヌリ党の徐清源(ソ・チョンウォン)最高委員は同日、劉雲山氏が北京人民大会堂で行われた会談で上の通り語ったと述べた。中国で序列5位の劉雲山氏は、先月9日から12日まで朝鮮労働党創建70年記念式典に出席するため訪朝し、金正恩氏と会談した。
劉雲山氏自身も南北関係は今後非常に明るいと見通した上で、「ただし、時間は少し必要だと思う。中国は南北平和統一を希望している。これは中国にとっても有益だ」と語った。
また、徐清源氏によると、劉雲山氏は外信各社が「金正恩氏が来年訪中する可能性がある」と報道したことについて、「外信は外信に過ぎない。北朝鮮に関する報道は、中国と北朝鮮の報道機関だけを信じるべきだ」と述べたとのことだ。
鄭始幸(チョン・シヘン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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