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2・ポーランドの写真家 Arkadiusz Podniesinski氏が、フクシマ現地の写真を撮影し、公開している。
・映画でしか見たことのないような、とても信じられないうち捨てられたフクシマの状況がありありと伝わってくる
・首相が避難地域の鮭や米を食べて安全をアピールするようなくだらないパフォーマンスをする前に、まずフクシマの実情を報道するべきではないのか。なぜ、この写真がポーランドの写真家しか発表できないのだろうか。
政府は、もう原発事故が4年も前のことであり、気にする方が「科学を知らないバカ」といった説明をしている。わざわざ、汚染地の鮭と米をほおばる首相を報道
毎日新聞 11月9日(月)19時0分配信
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コメは、安全性確認のために同町が3年前から行っている実証栽培で収穫された。サケは、同町の木戸川での伝統的な合わせ網によって捕獲。今秋、震災前以来5年ぶりに再開した。松本町長は記者団に「楢葉が元気になってきていると全国に発信したい」と語った。【前田洋平】
ご苦労様である。しかし、このような国民を小馬鹿にしたパフォーマンスなど、「真実」の前には何の迫力もない。
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Mail Online の記事Devastated by man... reclaimed by nature: Amazing images reveal how the exclusion zone around Fukushima has been abandoned to become an overgrown wildernessのトップの写真をみて、たまげた。
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これは、まさしくチェルノブイリにもある車の墓場そのもの。日本では放射能汚染した車も流通していたのに、それなりに大規模に放棄されていたことに私自身としてはかなり驚いた。
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蜘蛛の巣が張ってしまったスーパー店内。こんなシーンは、映画でしか見たことがない
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放棄されたパソコンが小動物の糞でめちゃくちゃになっている
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宴会中に地震、津波が起き、そのまま放棄されている
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いくら首相が鮭をほおばったところで、実際はこのありさま。この写真のどこが「風評」というのだろうか。まさしく、日本もチェルノブイリなのである。
著者のサイトをみて、自分の目で、「フクシマの真実」を確かめてほしい
(参考先)
ポーランド人の写真家が撮影したフクシマの「今」が再び世界に衝撃を与える
Rassorvaの放射能汚染された廃車両群
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