いやあ、完全にはまった。
宣伝みたいになっちゃうが、Finale Notepad という楽譜作成ソフト、思いのほか親切ね。休符が自動的に出てくるし(これ、素人には計算が大変なのよ)、歌詞を音符に位置的に照合させる機能もついている。マニュアルを読み込めば、さらに効率的に楽譜の作成ができるようになるだろう。
収穫だったのは、試行錯誤の過程で、名古屋大学の歌声合成サイト「Sinsy」の存在を知ったこと。歌詞つきの楽譜を送付すれば、きれいな女の人の声が歌ってくれる。歌手並みとまではいかないが、オレなぞは大満足。少なくとも、恥をしのんで自分で歌うよりは百倍ましね。
Sinsyの詳細は以下。
http://www.dtmstation.com/archives/51793743.html
http://www.dtmstation.com/archives/51703052.html
Sinsyの公式サイト
http://www.dtmstation.com/archives/51703052.html
FinaleとSinsyの組み合わせは、いろいろ使えるて楽しめると想いますね。
オレ個人の当面の目標は、カラワンの「満月(故郷を思う)」に日本語の訳詞をつけ、Sinsyに歌わせること(しつこいようですが・・・http://www.asyura2.com/13/music12/msg/509.html 笑)
これ、一年前から言っていて、なかなかできないのは、好きな歌なので、いいものを作ろうと硬くなってるからかな。楽しんでやろうという闊達な気分になれない。あと、豊田さんという本職の歌手がカラワンにとりついていて、ほぼ確実に「満月」を日本語で歌っているだろうから、「いまさらオレが作ってもな・・・」という気分もある。でも作りたいのだが・・・。
他にもいろいろ遊べるね。例えば、「聖母の御子」のメロディに「ふるさと」の歌詞をつけて、Sinsyに歌わせるとか。リズムがほぼ同じだから、そのままで曲にのるのよ。これは、キーボードで確認した・・・(笑)自分で歌ってみて、なかなかによい。
あと、「浪花恋しぐれ」の大阪イントネーションバージョンとか。これ、大阪の、しかもコテコテの落語家の歌なのに、なぜか、東京風の発音の歌になっているのだな。(歌詞そのものも標準語風だし・・・)
冒頭からおかしい。「芸のタメな〜ら」ミドーレミソミーレ、これは東京式の発音。大阪発音の芸(げい)は上から下がるのではなく、低いところから少しあがる。大阪弁ならドレードミレドード・・・となるはずだろう・・・みたいな。イメージとしては故松鶴が歌う「浪花こいしぐれ」ね。
あるいは、森高千里の「雨」を完全な標準語のアクセントになおして謡子さんに歌ってもらうとか。「ひとつ、ひとーつ、消えていくあめのなーか」、を ドレド ドレード ミミミミード ミレードレド、みたいにしちゃう。これは、抑揚のない、岩手弁の「雨」になるんじゃないか。
などなど、アイデアはいろいろあるのですが、あんまりこんをつめてやると、体を壊しそうなので、ぼちぼちやることにします(笑)
はじゃぎすぎ、失礼。
ではでは