鳥取県中部地震、10月19日正午現在で、2004年以来17回震度を観測する地震があり、その内12回がこの数日で起こっています。
2004年以来の震度を観測した地震のデータベースがhttp://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/?e=562
にあります。2004年以来17回の震度を観測する地震が起こっています。
マグニチュード別、年別に集計すると次のようになります。
-------M1---M2---M3---M4---M5---合計
2004:---0----0----0----0----0------0
2005:---0----1----0----0----0------1
2006:---0----0----0----0----0------0
2007:---0----1----0----0----0------1
2008:---0----2----1----0----0------3
2009:---0----0----0----0----0------0
2010:---0----0----0----0----0------0
2011:---0----0----0----0----0------0
2012:---0----0----0----0----0------0
2013:---0----0----0----0----0------0
2014:---0----0----0----0----0------0
2015:---1----6----3----2----0-----12
合計:---1----10----4----2----0-----17
気が付いた点:
1.2007年と2008年とで、合計4階の地震が発生していますが、これは2011年の地震の前震活動である可能性があること。
2.2008年以来、今年の10月中旬まで7年間程度地震が起こっていず、この数日で過去10年間で起こった地震の2倍以上の地震が発生していること。
3.M4以上の地震は今年のこの10月になってから起こっていること。つまり、地震の規模が大きくなっていること。
4.震源深さは17回全部で約10キロとなっています。
全体的に、中部から近畿圏での地震の前震現象である可能性が高いと思います。群発が起こると、半径1000キロ程度の範囲で、1年以内程度の期間でかなり大きな地震が起こる傾向があると思います。
2015年10月19日12時30分 武田信弘
http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/894.html