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スポーツ飲料について
夏本番となり脱水に注意ばかりCMされる時期となりました。しかしこのウォールを見ている方なら、スポーツ飲料が危険な飲み物であることはご存知でしょう。その理由は砂糖の含有量が多いこと、異性化液糖が使われていること、人工甘味料がさらに上乗せされていること、によります。異性化液糖とは、”isomerized sugar”もしくは、”HFCS(high-fructose corn syrup、高フルクトース・コーン・シロップ)といいます。
この異性化液糖はたとえば清涼飲料水やスポーツドリンクの中にかなり入っています。異性化液糖にはもう一つ別の問題があります。現在、HFCS(高フルクトース・コーン・シロップ)は、その名称の通り、大半がトウモロコシを原料として製造されていますが、このトウモロコシがほとんど遺伝子組み換え食品なのです。遺伝子組み換えの毒はデトックスすることが非常に難しいともいえます。
悪いのはスポーツドリンクだけでなく、OS-1などのインチキ飲料水も同様です。では何を飲めばいいのという話になりますが、一番は自分で作ることです。ということでここでは自分で作れる簡単な飲料水を書いてみます。実は糖はエネルギーになると言いながら、スポーツ飲料の糖度が高いと水分の吸収さえ悪くなるのがわかっています。そしてスポーツ飲料で摂取したいのは水だけでなく塩分なのです。これに浸透圧が絡んできます。
またクエン酸やアミノ酸が入ることは悪いことではないのですが、薬品会社が作るこれらの栄養素には作り方の問題があります。とするとどうすればいいかですが、塩素などの毒物を除去した良い水に天日の塩を入れます。この場合どれくらい塩分量を入れるのかですが、正解はないと思います。通常生理食塩水であれば1リットルに9gの塩を入れます。500mlだと4.5gくらいを入れればよいでしょう。
糖分は全くなくてもいいかというと私はそうは思いません。ただ昨今は糖分をエネルギーにばかりしようとするから、スポーツ選手のパフォーマンスが下がっているのでしょう。糖分以外もエネルギーにできる人が持続力がありますし、その観点でいえば糖分を飲料で摂りすぎるのは避けねばなりません。天然の無農薬のレモンやゆずや紫蘇、梅干しやリンゴなどをうまく活用すればよいでしょう。甘さを感じるようではすでに入れ過ぎです。
昔の真のスポーツ選手は自前でスポーツ飲料を作っていました。今の日本人が脱水に弱いのは、日々の微小ミネラル摂取や栄養摂取が少ないからでもあります。昔はスポ根で飲まなくても平気だったわけですが、その理由の一つは昔の子どもたちの方が栄養状態がいいからなのです。ま、とはいえ私はスポ根で飲むなと言っているわけではありません。本当の補給液は自分で作ってくださいということです。
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