交渉決裂か!?EU首脳会議が急遽中止!ギリシャ支援についてはユーロ圏だけで議論へ!「12日合意の可能性低い」
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2015.07.12 19:47 真実を探すブログ
11日からヨーロッパで行われているユーロの政府会合ですが、ギリシャ支援の結論が未だに出ていません。ギリシャ側はEUの要求を軒並み受け入れると表明していますが、これに対してEU各国は「本当に約束を守ってくれるのか?」と疑心暗鬼になっています。
ドイツからは「ギリシャを一時的にEUから離脱させる」という案も浮上しており、当初の楽観論から一変して交渉は難航中です。
EU(欧州連合)のトゥスク大統領は7月12日に予定していたEU首脳会議を中止したと発表し、ギリシャへの金融支援問題はユーロ圏各国のみで協議することが決まりました。
ただ、今日中の合意は絶望視されている状況で、関係者は「ギリシャ救済で12日合意の可能性低い」とコメントしています。
☆EU首脳会議を中止=ギリシャ支援、ユーロ圏で議論
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150712-00000048-jij-eurp
引用:
時事通信 7月12日(日)17時32分配信
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)のトゥスク大統領は12日、同日予定していたEU首脳会議を中止したと発表した。ユーロ圏首脳会議は予定通り開催し、ギリシャへの金融支援問題は、ユーロ圏各国のみで協議する。
:引用終了
☆ユーロ圏財務相:ギリシャ救済で12日合意の可能性低い
URL http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NRDDR16K525M01.html
引用:
(ブルームバーグ):ユーロ圏の一部の財務相は12日、ユーログループ会合前に、ギリシャへの新たな救済融資の概略で合意に達する可能性は低いとの見解を明らかにした。
ドイツなど強硬派は新たな救済供与に抵抗しているが、最悪のシナリオが現実となることはとりあえずなくなった。12日にブリュッセルで予定されていた欧州連合(EU)28カ国による首脳会議が中止されたためだ。ギリシャをユーロ圏から離脱させる手続きの大半は全会一致の同意が必要。ユーロ圏首脳会議は予定通り開催される見通し。
:引用終了
☆ギリシャ問題大詰め協議、ユーロ圏首脳会議で決着なるか
金曜日の時点では「ギリシャが譲歩案!」という感じで11日にも合意という感じでしたが、ここに来て空気感がひっくり返りました。
ドイツの立場に立ってみれば分かりますが、ただですら借金を踏み倒したばかりなのに、国民とのマニフェストをチプラス首相が破ったということで不信感がピークになっているのでしょう。
貸す金額も7兆円以上と莫大ですし、ドイツとしては妥協案以上に信頼性の方が重要なのだと思われます。13日の金融市場は反動で大暴落となる恐れもあるので、今後もギリシャ動向には注意が必要です。