「総選挙と国民投票で金融資本の緊縮命令を拒否したギリシャ国民を裏切ったチプラス政権の背景 」
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201507110000/
その報道以上に注目されているのがアメリカのビクトリア・ヌランド国務次官補。シリザの勝利を受け、3月17日にギリシャを訪問してチプラス首相と会談したのだが、友好目的ではないだろう。
ヌランドとは何者なのか・・・
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さて、今年3月、ヌランドはチプラス首相に対し、ロシアと戦っているNATOの結束を乱したり、ドイツやトロイカに対して債務不履行を宣言するなと警告、さらにクーデターや暗殺を示唆したとも言われている。
この情報が正しいなら、自分の警告を無視して7月5日に国民投票を実施、その直前にはロシアのウラジミル・プーチン大統領と会って天然ガス輸送用のパイプライン、トルコ・ストリーム建設の話をしたチプラス首相にヌランドが激怒したことは間違いないだろう。
アメリカの支配層に逆らう国では指導者が暗殺されたり、クーデターで体制が倒されたりしてきたのだが、NATO加盟国であるギリシャには政府がコントロールできない秘密部隊が存在している。イタリアではグラディオ、ギリシャでは特殊部隊のLOKだ。
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