大噴火中の西之島、新たな火口から噴火が観測される!山頂ではなく斜面から噴煙!依然として活動が収まらず!
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2015.07.08 20:00 真実を探すブログ
1年半以上も噴火を続けている東京都小笠原村諸島の西之島ですが、海上保安庁の調査で火口の位置が変化していることが分かりました。
今までは高さ150メートルほどの丘の頂上付近から噴火していましたが、それが7月5日から丘の斜面の部分に移動したのが観測されています。斜面から噴火が発生した後は、頂上付近の火口は活動が収まりました。
海上保安庁はマグマが上昇する経路が変化し、新たな火口からの噴火が発生したと見ています。
☆海上保安庁 西之島
URL http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/h27/k20150706/k150706-2.pdf
☆西之島 新たな火口から噴火始まる
URL http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150707/k10010141341000.html
引用:
海上保安庁は先月下旬から測量船を使って周辺からの観測を行っていて、引き続き、島の中央部の火山灰などが堆積した、高さおよそ150メートルの「火砕丘」の頂上部の火口から活発な噴火が確認されていました。
ところが5日の朝になって、頂上部の火口から噴煙が確認できなくなり、そのおよそ4時間後に火砕丘の北東側の斜面にできた新たな火口から噴煙が上がり、噴火が確認されたということです。
:引用終了
☆真っ赤なマグマが・・・無人調査艇で西之島“超接近”(15/07/02)
☆西之島の最新映像 斜面の新しい火口から噴煙(15/07/06)
僕のような素人でもわかるけど
「西之島」の海底火山が噴火し、今も島が拡大し世界中の学者が注目。5月初旬から「箱根」の火山が活発になり800年ぶりの噴火。5月30日に、この火山帯付近でマグニチュード8.5巨大地震。 全てが火山帯の影響。 pic.twitter.com/4ZckWvzOIV
— T. HIRANO (@TOHRU_HIRANO) 2015, 6月 30
16時5分の父島近海:マグニチュード5.3(気象庁:http://t.co/bAypXSMPiM)
5月30日にM8.5の巨大地震があったエリア。 近くには今も噴火し、島が拡大してる「西之島」もある。このラインは箱根に通じる火山帯 pic.twitter.com/1rDyyE6le2
— T. HIRANO (@TOHRU_HIRANO) 2015, 6月 30
西之島はいま太平洋に溶岩原を広げているが、噴火口の周りには円錐形のスコリア丘ができている。火口から噴き出したスコリア(黒い軽石)が積み上がったものだ。いまは阿蘇の米塚と同じ大きさだ。太平洋に広がる溶岩はスコリア丘の山頂火口から流れ出ているのではない。破けた裾野から広がっている。
— 早川由紀夫 (@HayakawaYukio) 2015, 7月 6
小笠原諸島・西之島 海上保安庁の噴火後初の海底調査に密着 http://t.co/Sy23SBrjFJ #FNN
— Fuji News Network (@FNN_News) 2015, 7月 2
当初、西之島で噴火が観測された時に多くの専門家たちは「長くても数カ月程度で収まるでしょう」と言っていましたが、未だに収まる気配は無いです。流石に島が劇的に拡大することは無いと思いますが、それでも数週間〜数ヶ月の予測は全くズレていたと言えます。
これが今の火山予測の限界で、西之島以外の場所でも実際に噴火が発生すれば、明確な長さや規模を的中させるのは非常に難しいです。何故か政府や原子力村などは予測に絶対的な自信があるようですが、このような結果を見るとそれも信用することは出来ません。
昨年の御嶽山も事前の予測は出来ていなかったわけで、常に災害に巻き込まれる前提で対策をしておくべきだと私は思います。