激減した自動車生産台数
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4898397.html
2015年06月29日 NEVADAブログ
5月の日本国内の自動車生産台数が一年前より17.1%も減少したと発表されています。
生産台数 603,5745台
また輸出は11.0%減少の264,318台となり、こちらも二桁の減少を記録しています。
これで日本国内の自動車生産が11ケ月連続減少したことになり、日本の自動車産業が縮小しているのが明白となっています。
自動車メーカーは円安で莫大な利益を計上していますが、これは一種の数字のマジックであり、海外生産が増えたことによる数字の《かさ上げ》とも言えるだけなのです。
日本国内での生産も輸出も減少してどうして円安メリットを受ける事ができるのかを少し考えれば分かることです。
もし今後円高が襲ってくれば、自動車産業は今度は膨大な赤字を計上するはめに陥るかも知れません。
日本の自動車産業は生産・輸出を減少させているというじり貧状態にあるということを認識しておくべきだと言え、今後円高が襲ってきた際にはトヨタは2兆円の赤字を計上するはめになるかも知れません。