【4月11日 AFP】米国のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領とキューバのラウル・カストロ(Raul Castro)国家評議会議長は10日、パナマで開催された米州首脳会議(Summit of the Americas)に参加した。両首脳は握手を交わして互いに近い席に座り、数十年にわたって対立してきた両国関係は新たな段階を迎えた。
会場となった首都パナマ市(Panama City)のコンベンションセンターにパナマ国歌が流れる中、オバマ大統領とカストロ議長は3列の前から2列目に、エクアドルとエルサルバドルの大統領を挟んで立っていた。1961年に断絶した米国とキューバの国交の回復に向けた両首脳の取り組みを力強く象徴する場面となった。キューバの首脳が米州首脳会議に参加するのは、同首脳会議の21年の歴史の中で今回が初めて。(c)AFP/Laurent THOMET/Andrew BEATTY
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