威嚇(ロシア実弾演習)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4855311.html
2015年04月11日 NEVADAブログ
ロシア軍の東部軍管区は、最新鋭戦闘機【スホイ35】が極東・沿海地方沖の日本海の上空でミサイル実射演習を行ったと発表していますが、¨仮想敵国¨の爆撃機や戦闘機を想定した空中の目標に《空対空ミサイル》を発射し、約20発を命中させたとしています。
ロシア軍はこのような演習は日常的に行っていますが、最新鋭戦闘機である【スホイ35】を使った軍事演習の模様をあえて報じている背景を考えるべきだと言えます。
まず仮想敵国とはどこでしょうか?
アメリカと日本になります。
日本は爆撃機を所有していませんので今回の演習は対アメリカ・日本連合向けとなります。
今日のCNNでもロシアルーブルの急騰につき特集を組んで報じていましたが、ロシアは今や復活しつつあり、絵画のオークションでもその存在感を増して来ており、制裁をした西側の国がバカだったとなりつつあります。
ただ、それは表向きの話であり、裏はまた違ったシナリオがあります。
ロシア・中国が子供でもわかるような戦略を堂々とやってくる時には裏ではとんでもない戦略を考えているものだからです。
以前、ロシアの外交官と以下のような話をしたことがあります。
『ロシアを信用する?賢明な人間だね。ところでその者の気は確かか?ウオッカとプチトマトのピクルスを一緒に何杯飲んだのか?』と。
『プチトマトのピクルスはロシア人の家庭でそれぞれ味が違っていてそれぞれ美味しいけど、クレムリン産のピクルスは毒でも入っているのか?』
『毒の話なら¨ミッキーマウス¨のリンゴぐらいにしておいてくれ。ロシア人はわかるような毒はもらないものだ。君もその水は飲まないだろう?』と。
彼らは平気でこのような会話が出来るのです。
『毒はもらない』と言っておきながら、出してきたコップの水には気を付けろと言っているのです。
今回のスホイ35を使った実弾演習公表の裏を読みとく必要があります。