米軍三沢基地戦闘部隊のイスラム国空爆参加で狙われる日本国内テロ
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週刊実話 2015年4月9日 特大号
チュニジアで3人の日本人を含む20人以上の観光客らが、イスラム過激派の銃撃テロで死亡し、その最中に行われた報道が、我が国に衝撃をもたらしている。
青森県の米軍三沢基地所属のF16戦闘機部隊が、イラクやシリアで有志連合軍が行うイスラム国への空爆に、参加していたことが発覚。日本を狙ったテロが、再び懸念され始めたのだ。
政治部記者がこう語る。
「これをスクープしたのは、3月9日付の『赤旗』です。同紙によれば、問題の部隊は『第13戦闘飛行中隊』。中東へ派遣されたのは昨年5月〜10月の間で、昨年8月から行われた米軍の空爆に参加していたというのです。作戦機数は不明だが、『24機のF16が中東に行った』との情報もあり、政府筋も慌てている。後藤健二さんらが殺害された今では、これが原因で日本国内にテロが続発する可能性が指摘されているのです」
こうした見解が広がる裏には、チュニジアで起きたテロ事件が大きな影響を及ぼしているという。実は発生当時、同事件には不気味な情報が錯綜していたからなのだ。
公安関係者が言う。
「一報の段階では『最大ターゲットは邦人だったらしい』との情報がもたらされた。つまり外国人は巻き添えを食ったとの見方が強かったのです。真相は不明だが、その最中に三沢基地が空爆機の供給拠点だったことが発覚した。イスラム国支援者の中には『後方支援国を叩け!』と主張する者がいるだけに、日本へのテロ実行の可能性は確実にアップしたといえるのです」
もっとも、気になるのは仮に日本が狙われた場合、どんな凄惨テロが展開するのかという点だ。
防衛省関係者がこう語る。
「イスラム国は昨秋から塩素ガスを使用している疑いが強い。現地のイラク軍やクルド人部隊が、嘔吐や呼吸困難を訴える事態が続発しているからです。日本を狙ったテロでも、まず使われるのはこの塩素ガスだと見られているのです」
地下鉄サリン事件が起きた日本では、その効果は絶大。国家機能が麻痺する可能性も否めないのだ。