「双葉町「原発看板」撤去へ 『記憶消す』反対も」 (東京新聞 2015/3/10)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2015031002100026.html
東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く福島県双葉町は、町の帰還困難区域内の道路に設置されている原子力 推進に関する広報看板二枚の撤去を決めた。看板には「原子力明るい未来のエネルギー」=写真、2014年11月撮影=などと書かれ、第一原発の立地町を象 徴していた。
老朽化が進んでいる上、避難が続き安全点検ができないことが撤去の理由。九日開催の町議会に提出した二〇一五年度予算案に撤去費用約四百十万円が盛り込まれた。可決されれば、八月ごろから撤去の工事が始まる。
町によると、看板は原発の理解促進のため、町民からの公募で標語が選ばれ、一九八八年三月に設置。
町体育館近くの看板には表と裏に「原子力明るい未来のエネルギー」「原子力正しい理解で豊かなくらし」と表記。役場近くのもう一枚は、九一年三月に設置され「原子力豊かな社会とまちづくり」「原子力郷土の発展豊かな未来」と書かれている。
小学六年の時に「原子力明るい未来のエネルギー」の標語が選ばれた自営業大沼勇治さん(39)=茨城県古河市在住=は「撤去には反対。原発を推進してきた町の歴史や、事故の記憶を消すことになる。修繕して、原発を考えるきっかけとして残してほしい」と話した。
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やましいことをしている人間に限って、美辞麗句を掲げて己の悪行を隠すのです。
看板を下ろしたところで、双葉町に何百年も住めないことには変わりありません。
次のように言葉を変更して、ずっと掲げておくことを提案します。
「原子力地獄未来のエネルギー」
「原子力偽りだらけで悲惨なくらし」
(関連情報)
「福島県双葉町の道路横断標語 〜 原子力明るい未来のエネルギー」 (阿修羅・JPLAW 2011/4/5)
http://www.asyura2.com/11/genpatu8/msg/629.html
「26年目の訂正 「原発はいらない」 双葉町の標語考えた少年後悔 (東京新聞)」
(BRIAN ENO 2012/7/18)
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/694.html
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/239.html